butasuさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

1.5

途中ギブアップ。展開が唐突すぎてついていけないのだが、BLってなんかいつもそんな感じな気がする。

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

リアリティは無いので、ホームコメディとして楽しむべき作品。この映画をきっかけに「もし電気が止まったら」という思考実験をするには良いかも。

常に主人公一家の目線でのみ状況が語られるので、「うちのマンシ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.0

実際に起こった事件で英雄的な活躍をした若者たちを描いた映画。事件自体は短時間の話なので、結局映画は事件以外の彼らの生い立ちや日常に大半の時間を割くことになる。それが本当に退屈なのだ。実在の人物、しかし>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

リアリティゼロで突っ込みどころのオンパレードだったのだが、それでもじわじわと心に来るものがあって、結果的には「良い映画だったなぁ」という感想になってしまった。悔しい。

もう、鶴瓶の存在感がズルい。ま
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

"舐めてた相手が殺人マシン"もの。いまやありふれたジャンルであり、本作にはそこまで目新しさを感じられなかった。主人公が無敵すぎるところも含め劣化版ジョン・ウィックといった感じだが、どうやら製作や脚本が>>続きを読む

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

あまりに登場人物たちが無能で自分勝手でイライラしかしなかった。パージ当日に、開始時間ギリギリまで皆が普通に外出して働いているという冒頭がまず理解不能。少なくとも昼から、普通の感覚ならその日は朝から、家>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

2.5

惜しいなぁという印象。

1年に1晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる"パージ"という設定は面白い。この制度によりアメリカが経済や治安が極端に安定した国家になっている、という前提だけで、思考実験とし
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ものすごく丁寧で繊細な恋愛映画。別れから出会いまでを時系列を遡って見せていくことで、人と人との関わりの美しさと儚さを見事に描き出している。また一つ一つのシーンは良い意味で"ありきたり"であり、この構成>>続きを読む

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!90分にキュッと纏まった、超ハラハラドキドキするサスペンス。

必死に少女を救おうとする緊急通報室の主人公に、ものすごく肩入れしながら観てしまう作り。プロローグに彼女の失敗で少女が死んでし
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん微妙。そこまで酷くもないが、褒められたものでもないという印象。

視覚障害者の主人公が誘拐事件を調査していくというプロット自体は面白い。ただせっかくの視覚障害者設定をそこまで活かしきれていない、
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ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

コンパクトに纏まっていて、サクッと楽しめるグロエンタメ。死のピタゴラスイッチも、外し要素含め結構面白い。余計なストーリーはほぼ無いと言って良く、ひたすら前フリと死を堪能(?)できる。こういうので良いん>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

1.5

やっぱりフランス映画は苦手だ…。

薄っぺらい恋愛映画にしか思えなかった。180分もかける必要はまるで感じない。主人公は何だかぼんやりとしていてだらしない感じ。食べ方にも品が無い。相手の少女はいかにも
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

長い。こんなに長くする必要は全く無い、中身ペラペラの映画。もう全体的に見せ方が下手くそすぎる。

みんなが血眼になって探している人間とレプリカントとの間に生まれた子とは、実は主人公なのではないか、とい
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

演出はとても良かった。主人公エリーの現実とエリーが見る過去のサンディの幻影が絶妙に混ざり合う映像表現は圧巻で、美術や照明の使い方も素晴らしく、うっとりしてしまう映像美があった。

ただ、脚本がちっとも
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

シン・ゴジラのせいで相当ハードルが上がってしまっていたので、それを超えてはくれなかった。特撮ファンにはたまらないのかもしれないが、一般人である自分にはまるで刺さるものがなかった。

科特隊改め禍特対の
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

悔しいが面白かった。何が悔しいって、本作、正直映画として良く出来ているとは言い難い出来なのだ。役者も台詞回しも演出も設定もセットも何もかもが不自然で、観始めたときは「これはキツい」と感じた。実際今思い>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

1.5

苦手な人達で構成された苦手な物語だった。登場人物にも彼らのコミュニティにも不快感が強く、まるで感情移入が出来ずに置いてけぼりをくらったままだった。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

格闘ガンアクションに全振りのこのシリーズ。本作もしっかりとシリーズの良さを踏襲しており、すべての意味で相変わらずで楽しかった。以下好きなシーンを雑に箇条書き。

・本を的確に使った格闘。
・恩人の闇医
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博士と狂人(2018年製作の映画)

2.0

悪くはないのだが、どうにも感情移入がしにくかった。ショーン・ペン演じるマイナーは統合失調症であり、幻覚の末に無関係の男を殺害してしまうのたが、この映画は殺された男の妻がマイナーと心を通わせていくという>>続きを読む

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーが中々凝っていて面白かった。父親が姉にしか話しかけないので、妹が姉の妄想なのだろうと予想はできる。しかし継母が姉妹両方に話しかけること、妹のみのシーンが多いことから、その予想にも自信がなくな>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

布陣から真面目な恋愛映画かと思ったのだが、ガッツリBLだったのでちょっと面食らった。ただ、丁寧に作ってあり、そこまでキツくはない。と言うか正直、成田凌が良すぎるので全然観ていられる。完全に成田凌を堪能>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

2.5

話自体は普通に面白かった。グリコ事件をほぼそのままモデルにし、新聞記者と当時犯人に利用された子供だった青年が真相を解き明かすストーリー。登場人物が多く入り組んだ作りでありながら、わかりやすくまとまって>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

完全に萌えキャラとなったヴェノムを愛でる映画。ストーリーは非常にシンプルで、各登場人物もしっかり立っており、普通に楽しめる。やっぱりこの設定でゴア描写ゼロなのは不自然なのだが、まぁこの辺りは前作に引き>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

2.0

主人公のキャラは立っており、彼を見ているだけでそこそこは面白い。彼らが演奏するリズムのみの音楽もとても良い響き。

ただ、脚本がそんなに上手くないので、後半に進むに連れてどんどん映画としてのテンション
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

非常に評価がしづらい。雰囲気は悪くないし、シャーロット・ランプリングは素晴らしい。唐突すぎる展開の連続に「何じゃこりゃ」と観ていると、「実は今までのは全部彼女の嘘かもしれないし、妄想かもしれないし、小>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からオシャレっぽい映像が続くが、「何を見せたいのか」というメッセージがちっとも感じられず浅く見える。特に横にスライドしてグルグルするカメラが上手くない。のに終盤まで延々と多発される。こればっかりの>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

1.5

スタイリッシュに見せようとしているものの、特に目新しさも感じられずつまらなかった。ゾンビものとしてもコメディとしても、悪い意味で緩くて退屈。キャストは良かったが、キャラクターも話の展開も一切何の裏切り>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.5

原作は未読。蜷川実花は映画監督として結構叩かれている方だと思うのだが、自分は割と彼女の映画が好きである。ということで本作もそこそこ楽しみにして鑑賞したのだが、残念ながらこれは中々アレな映画だった。>>続きを読む

サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

終盤までは割と楽しんで観ていた。地下鉄ジャック犯のトラボルタと交渉する鉄道会社の主人公デンゼル・ワシントン、というある程度の安定感が保証された組み合わせなので、二人の会話シーンを観ているだけでもそれな>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

2.5

いつもの感じのイーストウッドが脱獄する話。しっかりとした作りではあると思うが、正直ハラハラ感が薄く、そこまでは楽しめなかった。必要な道具などは、どれもいとも簡単に手に入る。信じていた仲間が裏切ることも>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

2分後と会話ができる「タイムテレビ」という発想は面白いし、見せ方にも工夫があったと思う。70分にまとまっていたからなんとか持ちこたえた感じ。

ただとにかく演技がきつい。全員知らない役者だが、"舞台感
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

おっさんが美少年にメロメロになった挙げ句にコレラで死ぬ映画。本当にストーリーがこれだけなのだが、さすがに130分はちょっと長すぎやしないか。確かに映像は美しいし音楽も良いのだが、やっぱり長い。おっさん>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

1.5

オードリー・ヘップバーン主演作はいくつか観たが、どれも微妙だった。オードリーの魅力に頼りきりで、演出も脚本も非常につまらない。本作も男女の三角関係を描いた退屈な映画で、キャラクターに深みがないし、話に>>続きを読む

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

鬱映画だと聞いていたので瀕死で済んだが、前情報無しで観ていたら死んでいたかもしれない。ゲッソリする悪夢のような薬物禁止啓発映画。

主人公は4人だが、圧倒的にキツいのはエレン・バースティンが演じる母親
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

1.5

登場人物の誰も好きになれなかったからしんどかった。どいつもこいつもどうにも利己的。物語も展開が遅くて退屈。140分近くかけるような内容じゃない。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大した出来事は一切起こらないのにも関わらず、ドスンと胸に来る重い映画。

何はともあれ趣里が素晴らしすぎる。躁鬱の主人公、寧子を完全に演じきっている。このような精神疾患を持つキャラクターは、ともすれば
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