とりそぼろさんの映画レビュー・感想・評価

とりそぼろ

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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

ある学校の2年6組をありのまま切り取ったドキュメンタリー映画。EDが最高すぎて涙出た。

多感な時期の14歳たちの一クラスには、クラスの中心でムードメーカーとなる者やストイックに部活に向き合う者、もっ
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ザ・ワン・アイ・ラブ(2014年製作の映画)

2.8

うーん、序盤はコミカルにシナリオが綴られていたのに後半があまりにも読め読めすぎる。usの方が100倍上手く伏線回収してる気がするなぁ。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.8

原作未読のまま視聴。

幾田りら、あのちゃんの声優も違和感なく視聴できた。というか、あのちゃんは浅野いにお作品にハマり役かもしれん。と言っても、プンプンぐらいしかまともに読んだことないけど。

本作に
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

視聴前に思っていたよりも一癖も二癖もある映画だった。

秩序だった社会がヒトをヒトたらしめるのか、はたまた感情そのままの欲望がヒトをヒトたらしめるのか、そのどちらに振り切っても見ていて苦痛を覚えるもの
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ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもので、本作のカギとなる女性の足跡はフィクションよりも複雑極まるものであった。

幼少期に誘拐され、度重なる性的虐待、望まぬ出産という壮絶な人生を送りながらも多くの
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スリーピング ビューティー 禁断の悦び(2011年製作の映画)

1.8

端的に言うと、学費のためにパパ活バイトをする女のお話。ただ、そのパパ活というのが、睡眠薬を飲んで金持ちジジイと一夜を共にするというもの。

原作を読んだことはないが、おそらく川端の名作のうわべを触った
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モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.0

前作までと比べてゴジラの登場やら扱いが少し雑になってきたような気がする本作。その一方で人類のゴジラ対策も進化?しており、ネットやら電撃やら駆使してなんやかんやできてはいそうな感じ。

人間のエゴが本作
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

山崎貴の山崎貴による山崎貴のための見え見え感動押し付けオナニー映画。感動のためのガチガチのフォーマット多数取り揃えて映画の形になる様にガチャガチャにパズル嵌め込んだせいで矛盾点やら明らかに異常な描写が>>続きを読む

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.4

かなりコメディタッチで、怪獣vs怪獣の構図が本作からくっきりと意識されている気がする。

カラーになった分、表現の幅が増えた一方で、モノクロであったからこその迫力の様なものが薄れて少し寂しいかも。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

設定や込められたメッセージは非常に好き。ただ、それだけに少し矛盾やアラが目立つのがなんとも勿体無い感じ。今までに同様の手法を試した者はいないのか。そもそも設計の段階でこの問題が起きることは予想できなか>>続きを読む

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.0

本作は前作に比べて風刺やメッセージ性が弱まり、ゴジラが怪獣モノとして歩むこととなったその第一歩である。

前作の人気を受けて急遽作られた2作目ということで、やはり前作の方が出来、人気ともに良いような印
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.5

反核・反水爆というメッセージを込め、当時の技術の粋を結集した日本の誇る名作。

戦後9年、モノクロであるにも関わらず、モノクロであるからこその迫力。誰もが一度は聞いたことのあるものものしい音楽。現代ほ
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エグザム(2009年製作の映画)

2.5

見ていて退屈ではなかったが、読め読めな展開で想定外が一切なかった。何から何まで想定の枠を出ず、特筆することもなし。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

半年経ってもやってるんだなぁと思いながら鑑賞。

何かしら伝えたいメッセージあるんやろなぁと思いつつも、なんか難しくてよく分からんかった。
ただ、これが今のジブリの力じゃいと言わんばかりの圧巻の映像美
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

両親を亡くした姉弟妹が、ジムキャリー演じる後見人「オラフ伯爵」に引き取られることになる。しかし、お金目当てのオラフ伯爵は三人の命を狙ってきたので姉弟妹でなんとか逃げ切ろうというのが大筋。

海外の児童
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

タイトル通り、うっかりヴィーガンの肉をハムにして販売したら爆売れしちゃったお話。

グロゴア描写もあっさりめで殺人もサクサク進むためスナック感覚で軽く見れる面白い映画。

そもそも思いついたとしてもこ
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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.5

この歳になると、上下に挟まれてもなお自分を貫き通す芯のある室井さんの渋さに痺れた。管轄や部署が違うからこそのいざこざや、思ったように動けないところもどこかリアリティを感じられ、小泉今日子の演技や発言、>>続きを読む

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