りんごチャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

りんごチャン

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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.6

数ヶ月前に鑑賞。
誰が主演なのかわからないくらいキャストが豪華過ぎ作品。不謹慎かも知れないけど何故かデニーロを応援しちゃってる。存在感あり過ぎ。ブライアンデパルマ監督この次にカジュアリティーズ撮ったん
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パットン大戦車軍団(1970年製作の映画)

3.5

戦争しなければ死んでしまうというアメリカ陸軍パットン将軍の伝記もの。

オープニングの星条旗をバックに演説するシーンから自信家の超めんどくさい鬼軍曹の片鱗を覗かせる。序盤は戦況の芳しくない兵団へ赴任さ
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.6

再見。

今時の季節、黒いアイツに殺虫スプレーかける時はこの音楽。私はサメより黒いアイツが世界でいちばん怖い。

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.0

ドキドキハラハラゾクゾク感は◎

大腿の出血多いのに動いたり泳いだりしてるな…大出血後のショック症状はなさそうだな…炎天下に全身晒されてるけど脱水症状なさそうだな…いろいろ気になったがそんな状態のなか
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.7

ギャップもので実話ネタときたら良くないわけない。オープニングと破壊力のある面接シーンが好き。EW&Fの有名どころの曲もいいけどラストで流れるピアノの曲がとっても美しい。でも何故か全体的に普通の印象。

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.5

ソフィアコッポラらしい。退屈しそうで退屈しなかった。

表向きは何不自由ないように見えたジョニー。でもユラユラ浮き草のよう。普段離れて暮らす娘との関わりによる彼の心の機微が上手く表現されていた。エルフ
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

4.2

これは問題作。悪だ。

カトリック系寄宿学校に通うアンヌとロールはサタンを崇拝する15歳。背筋も凍るほどの悪事を笑い声と共に次々にやってのける。悪の行いと屈託の無い笑い声との整合性が取れずこちらがおか
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点子ちゃんとアントン(2000年製作の映画)

3.9

点子ちゃんに惚れ惚れ。

原作はドイツの児童文学。裕福だが両親と触れ合う時間が少ないルイーゼ(点子ちゃん)と病気の母親と二人暮らしのアントンは親友。アントンの身の上を気にかける点子ちゃんが奔走する姿、
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雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)

4.0

画質も音質も良くなかったけど劇場の雰囲気がタイムスリップさせてくれたよう…

バンクーバーで立派な家に住むフランセスは母を亡くしたあと独りで暮らしている。ある日窓の外に目をやると雨の中ずぶ濡れのままず
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ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

4.0

昔同じタイトルのレコードが姉のレコードコレクションにあった。イギリスのJAPANという短命バンドのアルバムで調べてみるとどうやらこの映画からインスパイアされて付けたタイトルらしい。知らなかった。少年に>>続きを読む

早春(1970年製作の映画)

4.5

やっと鑑賞!下駄履きで乗れるという庶民の足:阪神電車に揺られ下町の劇場に。

15歳童貞君の奇行っぷり。ぶっ飛んでる展開と目にこびり付く映像美。あぁ‘70年の作品って未だ信じられない(°_°)

性に
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キッツ先生の子供たち(2016年製作の映画)

3.5

EUフィルムデーズ2018

かねてからオランダの教育に興味あり。生まれ変わるならオランダの学校に是非行きたい。イスラム語を母語とする移民の子どもたちに忍耐強く寄り添うキッツ先生。入学したての子たちは
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私は二歳(1962年製作の映画)

5.0

大映男優祭でいちばん観たかった作品。スケジュールが合わずスクリーン鑑賞は断念(泣)

何この風変わりで味わい深いステキな作品は!太古の昔から今まで赤ん坊の気持ちは推測で知るしかなかったけれど、これを観
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眺めのいい部屋(1986年製作の映画)

3.6

イタリアでの恋。池で戯れる男たち。あれっ、何かとカブるな…と思い出したのが「君の名前で僕を呼んで」。「君の〜」の脚本と今作の監督が同じジェームズ・アイヴォリーだった。

イギリス貴族のお嬢様ルーシーと
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

アンセルくんやっと鑑賞。カーチェイスシーンと音楽は劇場で心酔したかった。アンセルくんのお顔も劇場で拝みたかった♡

その時を待つご機嫌ベイビー。奴らが乗り込むやいなや終始涼しい顔で燃えるようなスマート
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キカ(1993年製作の映画)

2.5

数日前に観たのにもう忘れ気味。この監督頭オカシイ。

登場人物も変。レイプ後も平然としてる主人公キカはじめ下半身暴走男、脇毛ボーボーゴルチエ女、顔のゴツいメイド…。すんごい変。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.6

独特な世界観。
ジャケットに引き寄せられ裏面のあらすじを読んで「これは借りなければ!」と。赤いセロファン紙を通して観てるような明るめの映像のせいで物語が始まった途端期待してた路線じゃないことに薄々気付
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.2

過去鑑賞。
空いてる席が無くて通路に座って観た記憶。通路組だけでなく立見組もいた記憶。

韓国のろうあ学校で実際にあった性的虐待事件。あまりの惨たらしさに私の顔はずっと歪んでたと思う。韓国の子役にはい
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楢山節考(1958年製作の映画)

3.5

緒形拳好きだし今村昌平版と迷ったがこちらに。

有名な姥捨山の親子情愛物語。開始早々口上が始まり学芸会みたいな演出に戸惑いを隠せず。それはすぐに慣れたが途中で挟まれる長唄?が聞こえづらくちょっとしたス
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懲戒免職(2006年製作の映画)

2.5

無気力・不真面目・不謹慎な美術教師を演じるオダギリジョーは謎めいていて確かにカッコいい。超ハマり役。授業中はタバコ吸いながらエロ本閲覧。チョークを滑らせ裸体の峰不二子。生徒に手を出し懲戒免職。このどう>>続きを読む

青の炎(2003年製作の映画)

3.5

過去鑑賞。

ニノ扮する主人公の部屋が当時羨ましかった。養父役が山本寛斎だったことと彼の殺られる工程が衝撃的だった。あややの演技が話にならない程度なのに主役みたいなこのジャケットは何だ?こんなんじゃな
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ウイラード(1971年製作の映画)

3.3

神戸新開地はお気に入りの映画館が点在する街。その商店街に古びた(失礼)古書店があり古い映画のパンフもたくさん。その店のショーウィンドウ(て言うほどオシャレじゃない。これまた失礼)にこの映画のフライヤー>>続きを読む

木靴の樹(1978年製作の映画)

5.0

これは眼福だった。ずっと観ていられる。

オルミ監督が祖母から聞かされた昔の農民の話を再現。自然光だけでの撮影、すべて素人の農民で構成された作品。こだわってますね。小作農4家族が営む貧しいながらも助け
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.3

ジャケットそのまんまのカラフルな世界。黒やグレーなんて色は使ってないのではと思わせるぐらいカラフル!来場者がほぼ女性だったことに驚き。

子は親の鏡を証明するが如く逞しいチビっこ達。その最たる逞しさを
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スクワーム(1976年製作の映画)

2.7

再鑑賞。観たことすら忘却の彼方へ消えていた。懐かしいジャケットをたまたまレンタル屋さんで見つけて即借り!

大嵐で送電線が切れ大量の電流が地中に流れ込む。それがきっかけで土中に居たゴカイがウジャウジャ
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.0

久しぶりに観ました。リュックベッソンはこのニキータとレオンしか知りません。ニキータよりジャンヌモローおば様の方が綺麗です。ストーリーは正直ハマりません。

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.1

有名だし心躍らせて観たけど…結構早い段階で我慢して観てる状態に。グレースケリー出てるし頑張って観ようみたいな。グレースケリーが猛スピードで運転するシーンは彼女の悲劇が思い起こされて悲しくなった。

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.6

同性だけどクリステン・スチュワートかっこいい。髪型のせいか「アンダー・ハー・マウス」のエリカ・リンダーとカブる。

なかなかの難解さ。おびただしい数のクエスチョンマークを抱えながらの鑑賞で体中のブドウ
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羅生門(1950年製作の映画)

3.8

いきなり画がカッコいい。セリフもかき消すほどの大雨に打たれる朽ちた羅生門。その下に途方もなく佇むちっぽけな男ふたり。

「わかんねぇ、さっぱりわかんねぇ」から始まる物語。どうした何があったと煽られる音
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

額縁の絵を見ているようなモノクロの映像が素敵だった。

その昔姉がレンタル(まだビデオの時)してきて恐る恐る観たのに頭巾を被ったジョンメリックの不気味な印象しか残っていなかった。

周囲から低劣な生き
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アニンガ(2013年製作の映画)

3.5

「ゼログラビティ」スピンオフ作品。

本編でライアンがAM無線で交信した時の地球側の物語。過酷な環境下同士の交信。たった7分の物語の中に生と死が交錯。

厚い雲が画面いっぱいに映されるラスト。微かに光
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ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

3.5

バックトゥーザフューチャーを思い出した。

ある事がきっかけでこれまでの経験値はそのままでティーンエイジャーに戻ってしまったペギー・スー。彼女の気持ちがめちゃくちゃわかるー!過去修正のためジタバタする
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.8

考えさせられますね。

仕事柄高齢の方と接することが多くふと気付くとあの人暫く見ないな、なんて事が時々あります。実際孤独な状態で亡くなられた方も。でも立場は違えどジョンメイのようにあんなに深く踏み込ん
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花様年華(2000年製作の映画)

3.1

ウォンカーワァイ4作品目。

60年代の香港がいい感じ。チャイナドレスがほんとうに美しいんだけど当時の女性は普通に着ていたのかな。ハンドバッグとか魔法瓶みたいなランチジャー?も相当かわいかった。ところ
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.7

ウォンカーワァイ3作目。4作品鑑賞予定での暫定首位。

のっけから白ブリーフで絡み合うファイとウィン。「やり直そう」で繋がってきたふたりは異国の街ブエノスアイレスでも同じだった。勝手気ままなウィンに振
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猛獣大脱走(1983年製作の映画)

3.4

80年代かぁ。今では撮れないであろう映像が逆に新鮮。

オープニングから異様オーラが漂ってる。北イタリアのどこかの街。川を流れるブクブクあぶくが立った水。街に捨てられた大量の注射器。しつこいぐらい出て
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