kanae花七絵さんの映画レビュー・感想・評価

kanae花七絵

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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.7

バーニーの「愛してる」に毎回涙してしまった。
ジェイミーベルのくしゃっとした笑顔がエルトンとバーニーの信頼関係を表現しすぎてて。。。!!
Your Song誕生のシーンが一番好き。

エルトンご本人監
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.8

後半ずっと泣いてた。
ベタな展開だけどとてもいい。

父、母、それぞれの気持ちをあんなにダイレクトに感じてしまったら泣かざるをえない。。

大泉洋、劇団ひとり、柴咲コウの魅力が素朴に引き立つ役作りと演
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砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.4

セリフがいい。
グッとくるというか、、なるほどね人生ってそんなものだよね、と勇気付けられる言葉がちらほら。

シャイフかっこいい!
夢を持つのってワクワクするし、たとえ叶わなくても叶えようとしていく過
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イルカと少年(2011年製作の映画)

3.5

イルカが大好きで鑑賞。
ウインターもほかのイルカも可愛すぎる。。
実話というのがまた良い。

子役の子たちがいい味出してて、周りを固める大人たちもみんないい人!!
小津安二郎映画の登場人物たち並みにい
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.0

乗り込んでからの描写がリアル。
ネジのところが気になったり。。どきどき。

大きなスクリーンで観て良かった、映画と言うよりは宇宙飛行の疑似体験を楽しむ映像。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

十代のときにちらりとみて強烈な印象を受けた記憶があり、改めて鑑賞。

ライアン・ゴズリングのこういう役、好きすぎる。。
細かい細かい大事な一瞬の、哀愁深く漂う切ない目。
ライアン・ゴズリングにしかでき
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.6

夫婦の関係にすごく憧れた。
あんな夫婦が理想。恋愛の始まりかたも素敵。。

主人公の性格、人との接しかた、仕事への姿勢が好き。
鑑賞後感が良く、テーマと時代設定の良さ、俳優陣の演技の素晴らしさもそれを
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.0

「“ばかうけ”に影響を受けた」
という監督のインタビュー。すき。

主人公含め、登場人物がみんな強い…!
自分だったら確実にうろたえる。
SF映画を観るといつも、みんなの順応性に感服してしまう。

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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

岩井俊二のウォーレスの人魚という小説に、かなり重ねてしまった。

映像綺麗で世界観はすき。
主人公の恋に浮かれる感じが可愛い。友人も皆いい人でほっこり。

物足りないのは、なぜ二人が惹かれあったのか描
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サヨナライツカ(2009年製作の映画)

2.0

映像は綺麗。
中山美穂に感情移入できなくて好みじゃなかった。。

光子の詩には気づかされる部分があり、胸が苦しくなった。
西島秀俊ソロのラスト10分が良かった。

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.8

伊坂幸太郎原作作品の、現実にはありえないんだけど現実っぽい、ふわっとした独特のファンタジー感が映画でも表現されていて良かった。

濱田岳、瑛太、松田龍平が伊坂キャラクターを自分の個性と溶け込ませつつみ
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フル・モンティ(1997年製作の映画)

3.6

タイトルのインパクトに、10代の頃から気になっていていつか観ようと思ってました。笑
トレインスポッティングを観てロバートカーライルの虜になり、満を持して鑑賞!

無職。だが息子を愛するパパが、離婚した
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.5

色鮮やかで瑞々しい映像をゆったり104分間眺めて楽しむ映画。
ベトナムを舞台に、使用人の少女が無垢な子どもから官能的な女性となっていく様をドキュメンタリータッチで描く。

カメラ回しと光の使い方が独特
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.4

前作観る前にこっちを観てしまいましたが…期待を遥かに超えて良かった!!!
アクション映画をここまで気に入ったのは初めて。
セクシーな俳優、クールな映像、ポップな音楽、風刺も効いてる!

女子に多いので
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.1

インド映画らしく、カラフルでPOPで心に響く台詞がたくさんでハッピーエンド!
登場人物たちの笑顔をたっぷり観れる映画。

英語ができないことで夫や娘にどこか軽く見られていた主人公が、内に秘めた情熱と好
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

アランカミングの表情、しぐさ、熱のこもった眼差しがよかった。

世の中にはいろんな星の元に産まれた人が強く強く生きてるんだな、愛はどこにでも生まれうるんだな、という希望が持てる映画。

前評判がよくて
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.4

エディレッドメインの熱演!!
が、見どころの映画。
モデル出身でスタイリッシュな彼の、俳優としてのプロ意識を垣間見ることができます。

難しい役柄にどんどん挑戦していくエディにこれからも期待。

ルーム(2015年製作の映画)

3.8

ルームにまだ2人がいた頃の幸せそうな描写にグッときた。
いろんなかたちの幸せがあるんだなと。
ルームから外の世界へ解放されたことで、母親のバランスが崩れていく様子と戸惑いながらも柔軟に世界に順応してい
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.6

主演のジョセフゴードンレヴィットが好きで鑑賞。
実話がもとになっています。

親友がいい味出してる!
ストーリーに大きな展開はなく、ラストも特に。。な感じだけど主人公と親友の掛け合いが良い。

もし自
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.6

大好きなクリントイーストウッドの若かりし頃を堪能できたのが一番の幸せでした。

ストーリーはよくある脱獄もので、大きな事件もないのだけど実話。それはすごい。

イーストウッド主演らしく、眉をひそめなが
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.7

展開が君の名はっぽいけど、終わり方はこちらの方がよかった。
音楽の使いどころが上手くてぐっとくる。

カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

3.8

映画全体を通して暗い雰囲気。
そして最高の音楽。

目覚めの悪い夢のような幻想的な映像と、登場人物たちの置かれた微妙に苛酷な状況に、ピンクフロイドとシガーロスの音楽が融けあう。
時空、現世来世を超えた
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.0

ビートルズのNorwegian Woodの旋律が心地良い。
早稲田大学の3号館取り壊し前に撮影があり、学生運動の歴史ある3号館を映像として残したことに価値を感じる。

ストーリーは微妙で、感情移入でき
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.8

日本政府の描き方がかなり好き。
諷刺映画として良作!

演技は、、、うーん。
豪華キャストなだけあり上手い人は多いけど、微妙な人が混じると一気に全体が崩れるんだなと。。

東京を舞台にした大寸劇だと思
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メメント(2000年製作の映画)

3.8

一回観てからすぐにもう一回観た。

クリストファーノーラン監督の基本の方程式!な映画。
登場人物みんな謎すぎて魅力的すぎてたまらない。。
ある意味ファンタジーだけど、銃、モーテル、裁判などアメリカの生
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

5.0

邦画で一番好き。

北野監督の画の切り出し方、音の使い方、新人の魅力を引き出し輝かせる能力が最高に発揮された傑作。
セリフのない静かな映像のなかに、久石譲の音楽が溶け込む。
アドリブの多さもまた、映画
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

2.6

映像は綺麗だけど、観ていて辛い映画。
戦闘シーンが多く、人がバタバタ亡くなっていく描写に疲弊した。

ブラッドリークーパーの肉体改造に脱帽。最初から最後までそればかり考えてた。
映画の内容自体にはあま
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出来ごころ(1933年製作の映画)

4.6

小津監督作品の中で1番好き!!
この作品を観て小津の世界に引き込まれました。

まずストーリーが最高。やるせなくて最高。終わり方も最高。
予想外すぎる、ある意味泣けるハッピーエンド。
武者小路実篤の"
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.4

クリントイーストウッド監督らしい戦争がテーマの洋画でありながら、ほぼ全キャスト日本人、日本語オンリーという新鮮な映画。

監督の視点には常に家族愛があり、人ひとりひとりが生きてきた人生の重みやドラマを
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御法度(1999年製作の映画)

3.8

俳優陣が豪華。
松田龍平、北野武、浅野忠信、田口トモロヲ。。最高。

幕末って時代設定として魅力ありすぎる。画が綺麗。
ラストシーンが好み。

君の名は。(2016年製作の映画)

2.8

映像が綺麗で音楽がすごく合っているのが良い。
事前情報なしで行ったのでストーリーのどんでん返しは楽しめた。

アニメだからしょうがないのかもしれないけど、ところどころに出てくる萌え要素で感情移入してて
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

2.0

ペネロペクルスの可愛さと、主人公たちの訪れる先々の景色が美しかった印象。
主役のハビエルバルデムが正統派のかっこよさじゃないのに妙に色気があって存在感が強烈で良かった!
話自体は感情移入ができず、ひと
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ヒミズ(2011年製作の映画)

2.2

主演2人の演技が素晴らしかった。
原作が好きなため評価は厳しめです。。原作のメッセージや強く残る余韻は映像で表現するのは難しい。

ただ原作ファンでもある程度納得できる世界観になっていると思う。映像は
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晩春(1949年製作の映画)

4.0

笠智衆はいつみてもかっこいい。昭和の理想の男性像。
原節子の何を考えているかわからない感はいつみても健在。
その上品さと存在感は素晴らしい。
小津監督の間合いのとりかた、のびのびとした独特のスピード感
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.5

大好き。ドヌーヴ姉妹がとにかく可愛い!!!それぞれが全く異なる魅力を放っていて最高。
これがお姉さんの遺作なのは大変残念だけど、その運命もまた素晴らしいと思う。

音楽もいいし、人物の設定もいいし、俳
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アーティスト(2011年製作の映画)

2.1

無声映画好きなのと、評判の良さに期待しすぎてしまった。
あまり印象に残らず。。
映画に詳しい人は楽しめる要素が盛りだくさんらしいので、10年後にもう一度みてみたい。

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