オダヤカさんの映画レビュー・感想・評価

オダヤカ

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天気の子(2019年製作の映画)

5.0

アニメなら、創作なら既存の常識なんて簡単に沈めちまえるんだ。エンタメにできることはまだあるんだ。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

5.0

前作より更に好き。
母が必要だったのは息子よりむしろ父だったんだよな。

Wake Up, Girls! Beyond the Bottom(2015年製作の映画)

5.0

東日本大震災がプロジェクトのきっかけである「Wake Up, Girls!」は主に東北や地方や自分たちのために歌ってきたんだと思う。弱者の反撃というのはwugにおける一大テーマだったと思います。
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Wake Up, Girls! 青春の影(2015年製作の映画)

5.0

「七人のアイドル」やアニメ一期では先鋭的表現が目立ち、伝わりづらかったwugちゃんたちの魅力や楽曲の良さが一番伝わりやすい(と思う)のがこの続・劇場版「Wake Up, Girls!」前後編だという話>>続きを読む

君が君で君だ(2018年製作の映画)

5.0

これは本質的にオタク映画でありアイドルファン(偶像崇拝)のための映画だと思いました

好きに理由はいらないけれど、好きでい続けるには情熱に見合う何かを求めてしまうんだと思うよ

帝一の國(2017年製作の映画)

4.5

去年良い評判聞いてたもののスルーしちゃったけどめっさ面白い!
監督の最新作「恋雨」の映像がめちゃくちゃ良かったので期待していたが映像カロリーがまさに映画的でめちゃくちゃ良い
「恋雨」が小松菜奈無双だっ
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きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

4.0

ラジオって好き
この物語は言霊を主軸に展開する訳であるが言葉の意味そのものより言葉から放たれた印象や空気感こそ言霊となるし、それこそがラジオの醍醐味だと思うんですよね
この映画に対して映像に詳しい方が
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半分の月がのぼる空(2009年製作の映画)

4.5

何となく食わず嫌いしてたら数年経っていた原作ファンですがとても良い映画だと思いました

地方都市、病院、太陽に照らされない閉塞的な青春のあり方
「銀河鉄道の夜」に引用を絞ることによって自然的で力強い青
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

-

この感情に名前はつかないから僕たちはただ互いの名を呼んだ

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

「君は何で行く?」
オタク賛歌でありながら爺さんからの手厳しいラスト

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

-

この長さで退屈しないのはスゴイよ
銀河万丈の吹替はちょっとアホっぽい方に振りすぎてたね

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

5.0

小松菜奈のお顔がありえん良い、満点









映画を撮るぞ!という熱意が伝わる良い映画だった
説明台詞なし映像と音楽、物の視点、映画版ならではの解釈、小松菜奈のお顔の良さを限界まで引き出すため
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

5.0

山田尚子「すべてのものが傍観者。風も木も空も2人を見守っている。そんな作品です」

二人の世界に焦点を絞りきった作品
唯一、より完璧な音楽を志向しないことを許せない高坂麗奈だけが当事者になれた

おれ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.6

肥大しすぎた自己顕示欲の醜悪さ
しかし認められたいと願わずにいられない魂は救われてほしい

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.8

タイトルすらうろ覚えの中観に行きましたがとても完成度が高かった。
近年日本の劇場版アニオリ映画の中でトップレベルの構成力を持った傑作だと思う。

後半ネタバレっぽいことも書くので気にする人は戻ってね。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

自分は作家性を重視するタイプの人間でありキャラクターの内面に迫る様な映画が好きなので映像至上主義的で都合よくキャラクターを動かしている様に見えるチャゼル映画が嫌いなんですけど、いや、グレイテスト・ショ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.6

オタク/寓話/リア充
水の形
聲の形

日々の生活において居場所の無さや生きづらさを感じている人ほどここは本当の自分の居場所ではないんじゃないか?ここじゃない何処かへ行きたいという思いを抱いているもの
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.8

とにかく正しい、映画批評として厭らしい書き方になるがとても正しいリメイクでした。

昨今CG技術は進歩する余りで本作も正直フルCGでいいじゃんていう映像水準だったわけ。CGはいよいよアニメーション演出
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.5

映像を面白いと思えなくてノレませんでしした。
勿論物語外の文脈も汲み取るべきだろうけど僕にとって響くモチーフや映像にはならなかったのでこの評価となります。

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(2017年製作の映画)

-

すげー面白い
もはや集金のためのビッグコンテンツと化していないだろうかという思いがあったので多少手抜きがあっても仕方ないかなという懸念があったが製作陣はかなり本気で作っている。
やはりアクタスはこれく
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

4.0

人と車と日本の未来とは…?
予告からは予想つかなかったけど蓋を開ければ車社会日本の寓話である。
"心羽一つで人は空も飛べるはず"

『打ち上げ花火、下から見るか〜』なんかと同じで話が理解出来なかったみ
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.5

この映画(音楽)のジャンルは?
-futuresだ

これは大好きですよー、下半期ベストかも

大筋は70年代イギリスのパンクカルチャームービーでありボーイミーツガールなんだけど彼女がエイリアンである
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

-

極めて倫理的で善い映画なんだと思う。
人に薦めていきたい。

証明完了出来ない教育や愛という命題に対し自分では判断がつかない、別の何かに委ねたいという気持ちも尊重されるべきものであって、
それでもフラ
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エコール(2004年製作の映画)

-

どうしようもなく脱力させられてしまう胸糞な類の映画である。

美しい自然と無垢な少女たち…
自然的な世界観に見えてその実遊具や壁、水路など人工物の中で管理されている。

バレエ、蝶、剥製、籠の中の鳥…
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.5

物語るための物語
好きです、こういうの‼︎

確かに脚本が若干雑で伏線の張り方や主要人物の去り際が雑だと思わなくもないけど日本文化とそれに留まらぬサンプリングを詰め込んだ、次世代へと受け継がれるための
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

好きですね〜
12(13)歳の感情を扱う映画が本当に好き
自転車を停める時間すら惜しむくらい瞬間瞬間に真剣なんだよ!
あとキャストの顔が皆良すぎる

惜しむらくはホラーとしての出来
A級の映像と極上の
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

-

大概の事には驚かないからさぁあああああ!!!!!!

カルト作品にも文法ってあるのかしら?

楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

5.0

劇場振りに観た、めちゃくちゃ好きな映画

AIと人類の文化的遺伝子の共有と継承の物語

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

一映画として評価したとき冗長に感じる部分がいくつかありダルさを感じてしまったので採点するならこんな感じになったがそんなの割とどうでもいいと思う。

単純にストーリーが面白かった。
「ブレードランナー」
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コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)(2017年製作の映画)

-

いち映画としては新規の方がみたとき特別面白いものではないと思う。
あくまで総集編、構成の都合上この一章では大きな見せ場(エモ)が来ないのは仕方ないか。
でもシリーズへの間口になり得る総集編には収まって
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

-

さくらかわいいよさくら🌸

既存ファン向けダイジェスト総集編的だか画と文脈で語ってる部分も多いし見せ場はちゃんと注力してあり納得の映像化。

藤ねえの良さが沁み入るのは歳をとったからか?

ただTVシ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

-

リバイバル上映にて…

4、5年くらい前『虐殺器官』や『アンドロイドは電気羊の〜』の小説を読んでた流れで見た記憶。その頃はストーリーを追うことしか能がなかったのであまりピンとこなかったんだけど今になっ
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