どこまで太宰治の作なのか分からない国策映画。
四姉妹の入江たか子、山田五十鈴、山根寿子は瓜実顔で似てるけど、四女のデコちゃんだけ異質な感じがした。自転車好きとしては、回転するチェーンホイールで躍動感を>>続きを読む
何かから逃げ回るというのが如何にもポランスキーらしい。彼の実体験もそうとう入っている筈。
結局、大尉を助けられず、恩返しが出来なかったのが悲しい。
戸籍を持てない女の壮絶な生き様。
戸籍がないのだから結婚出来ない。
辛く悲しいけどもう逃げるしかないよね。
何も知らないで市子に関わる男は不幸になる。
結局、何人殺した?
でも誰も市子を責められない。>>続きを読む
いま問題になっているホストクラブの話かと思ったら、もっと高尚な(?)サークルだった 笑
女性に癒やしを与える若い男性と相対するクライアントの女性、三組のストーリー。
中川龍太郎監督だからセックスは抜き>>続きを読む
塚本晋也監督の戦争を考える第三部。さすが塚本作品、まるでホラー映画のような雰囲気。
「野火」のような戦場の場面はひとつもないのに、戦争の悲惨さ残酷さがヒシヒシと伝わってくる。原爆による被曝を思わせるセ>>続きを読む
侍ではない。子供の頃はバタヤと呼んでいた。
今となっては差別用語だろう、廃品回収業者のこと。
キャラクター的には、川地民夫と赤木圭一郎は役が逆のような気がする。当時は川地の方が上だったか。俳優陣が滴役で、皆さん上手い。
特に二本柳寛の悪徳弁護士ぶりがハマっている。
男色映画、大島渚の「御法度」の戦国版。
忍びあがりの曽呂利新左衛門が間者として活躍。
しかし下の者は容赦なく死んでゆく。
たけしの秀吉のパートはやはりコメディ。
もっとデフォルメされているかと思ったが>>続きを読む
原作の漫画の予備知識はほとんどナシ
「悪魔くん」とごっちゃになっている 笑
田舎の因習に絡んだ横溝正史的ドロドロ感は苦手でしたが、これは面白く観れました。原作者の水木しげるの戦争体験が、作品の根底>>続きを読む
登場人物があまりミュージシャンらしくなかったので、次作「よみがえるブルース」では、その反省があったか。
1%でも黒人の血が混ざっていると有色人種扱いされてしまうようだ。ケンカの後の音楽はいかにもミンガ>>続きを読む
ペキンパーの「わらの犬」が引き合いに出されているが、即物的な暴力映画ではなく、心理的にジワジワ来るやつ。言葉の暴力。
補助金目当ての地方の村と、環境破壊と景観悪化を危惧する環境保護派の対立は、どの国に>>続きを読む
被害者がいないのだから、この裁判は必要ない。
1960年代、イタリアで実際にあった事件を元にしたジャンニ・アメリオ監督作品。
主役の二人が何故か、パゾリーニとピエール・クレマンティに似ている、と思って>>続きを読む
エラそうなこと語るくせに、初っ端からミスしてる殺し屋。その主人公の考えだと、金にもならない復讐は、自分の主張に反する最も無駄な行為のように思えるが。
自分が理解できないものを排除しがちですが、
普通の人もフツーじゃないひとも、他者を侵害しないで認めあえる社会であって欲しいですね。