cafesebergさんの映画レビュー・感想・評価

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

観客のちっぽけな予測を全て打ち砕く、圧倒的な展開。
映画の楽しさが集約されている。
笑いと厳しい現実の絶妙なバランス。
これを観ないと2020年は始まらない!

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

5.0

スターウォーズシリーズは細かいツッコミ処は沢山ありますが
42年前からの重みを感じて欲しいです。私にとって人生の一部だから。

メランコリック(2018年製作の映画)

4.7

短期間でこの作品を仕上げた才能に舌を巻く。役者の演技・存在感に魅了される。当店にご来店された皆川氏と蒲池氏とメラコリ号に感謝してます。

ニノチカ(1939年製作の映画)

4.3

粋なコメディ
ガルボが笑う
それだけで嬉しい!
笑うガルボ。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

私は
この映画にひれ伏し
ホアキンの演技に傅く(かしずく)
貴方は?

ある船頭の話(2019年製作の映画)

5.0

映画作りと内容も、時代の流れに抗してる。
一生、忘れられない作品。
撮影、音楽、衣装、そして演者
素晴らしい。
映画館で観る作品。
映画館でしか観たら駄目な作品。オダギリ 恐るべし!

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.8

世界観、宇宙観、人生観、
そして映画熱、素晴らしい。
眠くなる人の気持ちが分からない。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

タランティーノ監督のハリウッド愛が炸裂!完璧だ!
2時間41分が10分ぐらいにしか感じられない。本年度暫定1位。
シャロン・テート事件は復習しておこう。
エンドロールが最後まで観ましょう。損します

モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

4.5

傑作、抱腹絶倒、1952年の作品なのに完成度が高いぞ!現在の映画、負けるぞ!

乱れる(1964年製作の映画)

5.0

全てが完璧だ。
高峰秀子の表情が女に変わる時!

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.8

「絶句」と言う言葉がぴったりだ。文句なく今年度の最高の作品になるだろう。
この映画を観て「映画が好き」と言ってほしい。
映画の構築度が素晴らしい!

田園の守り人たち(2017年製作の映画)

4.3

久しぶりのフランスらしい傑作。
男は戦場に、田園を守る女、ナタリー・バイ。その強さと弱さを上手く表現している。演者、監督、撮影監督、音楽、全てが揃っている。

よこがお(2019年製作の映画)

4.4

普通から奈落の底に落ちる女。
巧みな展開、ゆっくりと疾走する先々に、現れるシーンの数々。
脱帽です。
抑えた演技。素晴らしい!

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.2

ベルイマン監督の「冬の光」への熱いオマージュを感じる。
二人の体が重なりながらの浮遊シーンが大好きだ。
また、観たい!

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.7

映画の中の空気密度、圧縮度が異常に高い。その中で密度の高い演技が放たれる!
ギャスパー・ウリエル、ナタリー・バイ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥ。ラスト、その演技に圧倒され
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立ち去った女(2016年製作の映画)

5.0

完璧にノックアウトされる。
定点カメラの長回し
圧倒するモノクームの世界
怪物的映像
3時間48分が短く感じる
なんだ、これ!
この映画を観るか?
観ないか?
あなたの映画人生を左右する!

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.5

息ができないほど、完成度の高い作品。男は服を仕立て、女は所有欲で男を絡める。
危ない世界は、谷崎潤一郎のよう。
これも音楽はジョニー・グリーンウッド。流石である。

アリー/スター誕生:アンコール・バージョン(2018年製作の映画)

4.3

ブラッドリー・クーパー初監督作。レディ・ガガがこんなにも凄い歌手だとは、知らなかった。
音楽映画が多い年だったが、これが一番。
何故なら彼らは実際に歌っているからね。無敵!

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.1

あまりにも美しいカニバル(食人)映画。衝撃的なシーンが多数。
新鋭フランス女性監督の才気。
主人公のギャランス・マリリエは超可愛い!

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.9

行方不明の少女を探してほしいと男に依頼が、しかし、その仕事は!
究極のバイオレンス!
レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドの音楽は卓越していて、この映画の最大の魅力でもあるり

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.3

レバノンを舞台に些細な事でいがみあう二人の男。宗教、民族が絡み、それが国を二分する裁判に発展するとは。判決は?
監督はレバノン出身だがタランティーノ監督の元で仕事していたので、展開、構成がハリウッド的
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それから(2017年製作の映画)

4.2

ホン・サンス監督が、公然と不倫してる女優キム・ミニ。先輩の監督たちがミューズに触発され映画を製作するように、傑作である。
タクシーの中から雪を眺め「世界は美しい」と呟くキム・ミニは絶句するほど、美しい
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

声を失くした孤独な女性と半漁人との想像を超えるラブロマンス。
完成度は極めて高く、納得のアカデミー受賞。特に音楽は秀逸。
店でサントラをかけてます。

運命は踊る(2017年製作の映画)

4.1

戦場の検問所で銃を抱きながら踊る兵士のシーンは素晴らしい。
そのステップの意味が死という運命とは知らずに。

心と体と(2017年製作の映画)

4.4

食肉加工場で働く中年男と肉の検査技師の若い女性。
全く社会適合性のない二人。
しかし、不思議と同じ夢をみることが分かる。
夢の中で雄鹿と雌鹿となって現れる。
素敵な大人のラブストーリー。

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.9

30年前のベトナム戦争の戦友3人が集まる。それはイラク戦争で息子を亡くした男のために、その遺体を運ぶのを手伝うロードムービーです。悲しみと下ネタの先にあるラストは?

ラッキー(2017年製作の映画)

4.2

年老いたバリー・ディーン・スタントンが、死を前に演じ、歌う。
あゝ こんな風に枯れたい。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.2

最初から最後までムカムカする。
流石ヘネケ監督。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

2018年の一番好きな映画。
生と死と時間を超越した物語。
予想を裏切る展開、映像、演技、
音楽、余韻 全てが素晴らしい。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.7

カンヌ史上初のパルムドールの
主演女優賞を二人が受賞。
同性愛の出会いと別れを激しく描く。この二人の女優の奇跡的、一期一会的な演技が異様に輝く。
これで
レア・セドゥに惚れた!

町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

この映画のツボは
二人の新人を配した処。
すごく新鮮味があり、この話に
ピッタリです。
そして脇をベテランが固めて点。

さよならくちびる(2019年製作の映画)

4.2

68歳の私が観ても、大好き。
演技も展開も音楽も全部好き。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

この作品は戯曲がベースですが、
こんなにも危ない、魂を揺さぶられる映画は、初めて、観る覚悟が必要です。
1+1=1 の訳は?驚愕の事実。

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