みきさんの映画レビュー・感想・評価

みき

みき

映画(46)
ドラマ(0)
アニメ(0)

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

観た。凄い。

まだ言語化できない。
家事の中を進む真人?眞人?のシーン
ゆらぎ表現にくらくらくる。
キリコ婆はどうしてお守りになったのか。キリコがいたからなのか。キリコはヒミと一緒に帰ったのに歳くい
>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

-

ただ只管面白くなかった。怖いのは最初だけ。自撮りモキュメンタリーでやるなら貫けよと思うし、監視カメラの映像なんなん?誰がどこで見てる設定?

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

-

クソすぎる。

原作へのリスペクトもないから理解もない。
デカい役者使ってBLっぽく撮れば当たるなり〜映画。こういう客を馬鹿にした企画が当たるわけがないのである。

原作モノを撮りたいならば、主幹のテ
>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

5.0

期待外れだと言ってる人の何割がエンドロールを最後まで観てるのか疑問。
多分観てないのでしょう。さっさと席を立ったはず。
そして冒頭でトーマス・アンダーソンが何て言われたかを忘れている。

原作モノと過
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

朝早く起きたので。

平行世界に行ってしまったミュージシャンの話。
ポップで軽く観られる映画として良作。

ちょっとエド・シーラン可愛そうだけど。こんなオファー受けるんだから良い人なんだろうな。
キャ
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ようやく、ようやく終わった。
庵野と私達の呪縛が昇華された。

Qで完全に置いて行かれた私は、コロナで公開延期の報が出た時にはなんだかほっとした気持ちであった。
「ついに」という気持ちと「また分からな
>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

三池崇史やりたい放題!最高!

やりたいことのためにどんな仕事でも受けて映画を撮り続ける三池さんの姿勢が大好きです。
ヤクザと半グレ上がりのチンピラと、本物の極道。巻き込まれた情熱を知らないボクサーと
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ホラー観に行ったらコメディだった。
ポップでペラペラのラースフォントリアは笑えるという感想。

どの辺の抽斗にしまうかと考えると『めがね』『かもめ食堂』と一緒のところかな。

書割りの狂気。どうしても
>>続きを読む

サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

-

なんか思ってたのと違った。
急にハイジャックにあった若者3人が乗客にいてってやつだと思ってたけどどうも違った。
交渉シーンはなかなか白熱したけと、それ以外はうー???

NY 心霊捜査官(2014年製作の映画)

-

心霊とつけられるとそっちを期待するが
本編は悪魔払い。
なかなかびっくりする円周率のはあった。
悪魔は主人公に入りたくても入れなかったのか。
追放シーンがあっけなかったからラストシーンのこれは悪魔入っ
>>続きを読む

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

丁寧で美しいアニメーション
色彩が豊かで紋様が細かいとこまで入ってて魅入ってしまう。
驚いたのはお母さんの声だけあててるのがEGO-WRAPPINだったこと。上手じゃないけど、人間離れしたふわふわした
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

-

ノロイもそうだけど、CGが無かったら完璧!
土着信仰は無意識に刷り込まれてる恐怖だから、題材としては本当に怖い。小説で読んだら破茶滅茶に怖いんだろうなあ。
黒煤怨霊のCG全カットで音だけ、もしくは床に
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初めから最後までずっと涙ぐみながら観た。
オギーの悲しみパパママの悲しみお姉ちゃんの悲しみ。それぞれ本当に個人的な半径1mの出来事で悲しい。
オギーはずっと俯いて足元を見ている。ママはオギーを見てる。
>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

-

蘇を煮詰めながら鑑賞。

映画化する意味が全く無い。ただただ原作漫画をなぞるだけ。しかも一本の映画として結末を用意できているとは思えない。
漫画のきりのいいところまで平手友梨奈ちゃんがやりましたってだ
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

月曜日イオンシネマ。
映画館から出て、興奮覚めやらぬままTwitterを開いたらアカデミー賞獲ってて笑う。

死ぬほど面白かった。
冒頭、半地下の窓でもう面白いものが観れると分かる。
薄暗い部屋。汚れ
>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

-

物語なんてどうでもよくなる強さを持ってるのがリュックベッソン。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

兎にも角にも最高。
タランティーノでブラピでディカプリオとか観に行かないかん。
タイトルしか知らん状態で観たけど、幸運なことにマインドハンターs2を観終わった直後だったのでチャールズマンソンの事件を思
>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

幼少期の暗闇で指揮棒を振りオーケストラにスポットが当たるシーン、初ライブで観客と共に飛び上がるシーンはわくわく感があって美しい。
your songがああいう状況で生まれたのも感動的。
途中のなんやか
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

オペラをロックするシーン、ブライアンメイがwe will rock youを発案するシーンは良かった。

スターの伝記モノは大体この大筋になってしまうのでQueenに思い入れのない人間としては手放しに
>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

-

説教くさいのは原作がそうだから仕方ないものの、物語として面白くなるまでが物凄く長く冗長すぎると思う。ぬいぐるみたちもリアルガチで薄汚いのがなんか悲しい。

予告編で流れたくるみ割り人形には大きな期待。
>>続きを読む

くちびるに歌を(2015年製作の映画)

-

シルプルに王道で、でも丁寧な脚本と演出の積み重ねで泣いた。

恒松さんは、瑞々しいのにどこか昭和感があって往年の映画スターを彷彿とさせる清廉潔白さがあって素敵。芝居も上手い。

離島の少年少女だからこ
>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

-

やはり西川監督の作品は好き。

原作脚本監督の強み。
派手さはないけど、日本映画ならではの湿度と面白みがある。
本木さんが上手い。色気とダメさ。
黒木華ちゃんのおっぱいをくるくる指でなぞるとこすごい好
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

疲れた。3回同じものを見せられたようなもの。
いつ面白くなるかなと思って我慢すること1時間半。1300円だったからまあいいや。

裏側を知ってる人でも面白いと感じるドラマがあるはずだと期待したけども、
>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アイドルはアイドルとしての圧倒的存在感があるから、役者は難しい。
スターであればあるほど難しい。
木村拓哉をあれだけ料理した原田監督は凄い。溢れ出る木村拓哉を抑えて抑えて役者にした。
純粋に良かった。
>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

事前情報なしで観に行く。
なんとなく、子供向け映画かなと思っていたらそうじゃなかった。いや、そうなんだけど。
これは、子供が観てうわーとかきゃーとか楽しむ映画でなくてトラウマを刻むのが目的だ。
リトル
>>続きを読む

8月のクリスマス(2005年製作の映画)

-

山崎まさよしの相手役はなぜいつも芝居が下手なのか。
まあ、それもよし。
穏やかな恋愛映画でとても良かった。死に直面した人物としてテンプレ的な演出が無いのがいい。

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後、エクスマキナの監督だったと知る。
淡々と物事を描くカラーを感じていたので納得。
終盤、灯台に着いてから長いなあと再生位置を確認してしまう。
オチへの展開はノイズを彷彿とさせるもので、やっ
>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

4.0

伊藤英明、キャスティングが素晴らしかった。
黒目がちの瞳とガタイの良さが相まって本当にサイコパス。

清々しいほどぶっ殺す伊藤英明。
散弾銃で3mも4mもふっとぶ高校生。

誰が監督か知らずに見終わっ
>>続きを読む

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

綺麗な映画であった。
日本人が描くセックスは湿っぽくて悦に入ってて非常にダサいと感じてしまうけど
こいつぁすげえ。

カメラの位置もドキュメント的で非常にかっこいい。
マイケルファスベンダーの芝居がま
>>続きを読む

白河夜船(2015年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

たまたまこの間、小説を読んだところだった。
悪い意味で原作映画。

短編だから尺は原作通り過不足無し。
小説の印象そのままで、これでは映画にする意味がどこにあるのか分からない。
安藤サクラか。それだけ
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

観てよかった。
元気になる。
オープニングの足踏みで鷲掴みにされる。アンディフグが好きだから。
ストーリーは王道で、思った通りに進んでいくので安心。
とにかく曲が良くて、中でもThis is meは最
>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

白い肌の異常な夜をリメイクではなく女性視点で。
クリントイーストウッド版を観たいけど、近くのTSUTAYAにあらず残念。

思ったよりあっさりしてたな、と感じるのは日本の配給会社が作る予告編のせい。
>>続きを読む

Virginia/ヴァージニア(2011年製作の映画)

-

コッポラ。
1番最初の夢に入るショットが絵画的に美し過ぎて、他を全部許せる。
ごりごりのゴシック。ベタは強し。巨匠には誰も逆らえない。
ラストは潔く、下手な推論をバッサリ切り捨てていてかっこいい。

>|