ジェーン・オースティン原作。学生の頃文庫本で読んだはずだが、ストーリーはすっかり忘れていた。舞台は、19世紀初頭のイギリスの田舎。キーラ・ナイトレイが美しい。景色も美しい。邦題、「高慢と偏見」じゃだめ>>続きを読む
30年前!のラブコメ。ラブコメ中のラブコメ。当時はみんながビデオを借りて見ていた。古いけど、さすがはロブ・ライナー監督。メグ・ライアンもかわいいよ。
トルーマン・カポーティ原作。高級娼婦と若いツバメのカップル。と言うと身も蓋もないけれど、ニューヨークでオードリー・ヘップバーンでムーン・リバーでジヴァンシーとなると、あれあれ、おしゃれな映画のできあが>>続きを読む
園子温監督。これは長すぎる。そして身も蓋もない。変態、暴力、宗教、そして(それが)愛。満島ひかりが好きだから、最後まで見られたけどね。「むきだし」ってありのまま、あからさまって意味もあるけど、洗練され>>続きを読む
テレビでやるたびに見ています。分かっているのにノンストップ感を味わえる。とくに、バス車内の映像を細工してループに流すところ、そしてそれが見破られるところ、デニス・ホッパーとのチェイス、キアヌ・リーヴス>>続きを読む
アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ。名優二人による、いわゆる男同士の話。銃撃戦も凄まじい。
クリント・イーストウッド監督。「硫黄島からの手紙」と表裏をなす作品。一つの出来事を敵味方の両方の視点からそれぞれ映画化する、そんな野心的な試み。勝ったアメリカ万歳ではなく、アメリカもこんなに脳天気でア>>続きを読む
クリント・イーストウッド監督。渡辺謙、二宮和也。アメリカ人のイーストウッドが撮ったとはいっても、変な日本語や日本趣味などなく違和感はなかった。ただ、二宮くんは、痩せすぎなのか背が低いのか、着物が全然似>>続きを読む
クエンティン・タランティーノ監督。デビュー作。すでにめちゃくちゃスタイリッシュで、かつ面白い。タランティーノ、映画が大好きって感じ。そして、ここにもスティーヴ・ブシェミ。
さすがにいささか古いかな。でもそんなのお構いなしに、デミ・ムーアはかわいい。
ヨーロッパでベストセラーと聞いてまず原作を読んでいた。色調を抑えて物静かな印象。花がない、その分リアリティは増す、そんな感じ。
グロすぎるし、ラストもひどすぎる。でもこの展開、目が離せない。ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン。デヴィッド・フィンチャー監督。
デヴィッド・フィンチャー監督。なんか、見た当時は面白く見たが、いま考えると途轍もない億万長者の話だよね。天才なんだろうけど、いくらなんでも儲けすぎだろ。還元せよ。
トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ。ダン・ブラウン原作。原作は読んでいたが、よく分からないといけないから、慌てて写真入りの本を買って読んでから見た。たしかに、映画だけだとついて行くのは大変だと思う。
スティーヴン・スピルバーグ監督。子どもと一緒に見に行った。楽しかったなあ。その後もテレビでやっていると見てしまう。引きの画面で恐竜たちがのんびりしているシーンが好き。
いわゆる終末論的、英雄的。ブルース・ウィリス、ベン・アフレック。個人的には、スティーヴ・ブシェミがいつもどおりいい感じ。ちょっとご都合主義的か。
いろんな見方、解釈を許してくれる映画。その意味でもめちゃくちゃ楽しい。個人的には、冒頭の車の中のシーン、トンネルを抜けていくシーン、親たちが変身!して食べ物にがっついているシーンが好き。全体としては、>>続きを読む
windows95が出てから3年後の公開。ウィル・スミス、ジーン・ハックマン、ジョン・ヴォイト。国家はここまでやるか。ここまでできてしまうのか。その後の監視社会モノ(?)の走りかな。恐ろしいのは、この>>続きを読む
ウィル・スミス。筋は全部分かっているのに何回も見てしまう。いろんな映画が混じったような、輪郭がぼけていくような、それらの映画も一緒くたにして見ているような気持ちになる。当たり前だけど、「エリア51」は>>続きを読む
もはやよくある話なのだが、それでも何回も見てしまう。その瞬間を目前にして、彼女をバイクの後ろに乗せて山を駆け上がるリオもいいが、懐かしい海岸を訪れ父と和解するジェニーがいい。そうそう、このシーンが見た>>続きを読む
スティーヴン・スピルバーグ監督。トム・クルーズ。SFなんだろうにSFになりきれていないようなお話。
これも設定だけで持たせる映画。でもちょっと無理はないか。
設定だけでこれだけ見せるのは見事。でも、歳を取ると、記憶が10分しか持たないというのが特別のことではなくなってくるよ。
周防正行監督。竹中直人もいいが、とにかく草刈民代が美しい。彼女をずっとカメラで見ていたら、周防監督でなくても恋に落ちるね、きっと。
スティーヴン・キング原作。原作の毒も穢れも減じている。映像化により、プラスになったところとマイナスだったところがある。オレはどちらかと言えば、原作派。スティーヴン・キング、恐るべし。
スティーヴン・スピルバーグ監督。世代的に、子どもの頃毎週テレビで「コンバット」を見て育ったこともあり、戦争物は結構見てきた。実際、街角には傷痍軍人がいて戦争の実態を少しは垣間見ていた。というか、ちょっ>>続きを読む
原題は「DEAD POETS SOCIETY」。大昔のテレビの青春ドラマ、いやもっと前の青春映画にあったような、ある種の清潔感、あるいは居心地の悪さを感じる。あとは、ロビン・ウィリアムズになにがしかの>>続きを読む
一人で見て、そのあと娘(10歳頃)と見たりした。その昔、10代で見た「ポセイドン・アドベンチャー」や「タワーリング・インフェルノ」を思い出したが、そこに無くてここにあるのは何か。ずばり、燃え上がる恋。>>続きを読む
ガガーリン、テレシコワは歴史で学んだが、アームストロング、オルドリンあたりからは生でテレビで見ていた。同時通訳は西山千! アポロ8号で初めて月を周回し、11号で初めて月面着陸。冷戦時代の宇宙開発競争の>>続きを読む
舞台は、1958年(昭和33年)東京。戦後10数年。堤真一もたしか兵隊帰りの設定。まだそういう人がたくさんいて、街角には白い軍服を着た傷痍軍人が施しを受けていた、そんな時代。でも明るい明日があって、社>>続きを読む
デ・パルマ監督、オリヴァー・ストーン脚本。アル・パチーノ。「この世をばわが世とぞ思ふ望月の虧(かけ)たることもなしと思へば」。しかしそれも束の間…。あるギャングの栄光と悲惨、衰亡、破滅。パワフル。
原題は「Intouchables」。マイノリティ(黒人)がマイノリティ(障害者)の面倒を見る話。ただ同時に、資産や文化程度という点から見れば、マジョリティの中の上層階級(富豪)がマイノリティ(貧者)に>>続きを読む