ASAさんの映画レビュー・感想・評価

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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

約3時間という上映時間を見て一時は映画館に行く予定をキャンセルした。あのアクションが凄いのはわかるけど、前作では少し食傷気味になり飽きが来る瞬間があったからである。が、今作はBGMや多様な武器を使った>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.7

どっかのコミックサイトの広告でこの原作漫画が取り扱われていて興味を持って鑑賞。
周囲の人間に翻弄されて心を閉ざし、復活を遂げるまでの主人公がよく描写されている。過去の行いが呪いとなって社会生活に適応で
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バービー(2023年製作の映画)

3.7

色彩が素敵すぎる。真面目なシーンでもバシバシ飛んでくるギャグの質も高い。テーマは時代に合わせたもの。マーゴットロビーの魅力全開。彼女のための映画。ケンが超良いキャラ。EDのニッキーミナージュの曲最高。

エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.7

ずっと観たかった作品の一つでWOWOWの無料期間のおかげでようやく観られた。7000ドルという超低予算にも関わらず、噂に違わず超面白い伝説の作品。後のロバートロドリゲスを感じられるエンタメ度高めなスト>>続きを読む

アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.2

ヒトラーと東條英機がアフリカに亡命して空手と謎の呪術の力でガーナを征服。現地人のカンフー青年が新生ナチスを打倒する馬鹿なストーリー。
吹き替えも字幕も謎の関西弁仕様。作品に余計なフィルターはかけたくな
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悪霊島(1981年製作の映画)

-

なんとなく観てしまい理解できず...。それにしても複雑な人間模様だった。殺人シーンは怖かった。個人的に鹿賀丈史は金田一のイメージとちょっと違った。
面白くなかったから流し見してしまったのかもしれないが
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キラーコンドーム ディレクターズカット完全版(2023年製作の映画)

2.5

ずっと観たかったこの作品。映画館で鑑賞できたことに喜びを感じるが、内容自体は残念ながらつまらない。キラートマトばりにチープな映像とコンドームのアクション、ゴムがあそこを食らうアホな展開が続く。が、それ>>続きを読む

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.8

タランティーノ作品に出演したゾーイベルやマイケルマドセンをメインにタランティーノの人柄などを語るドキュメンタリー。レザボアドッグス からヘイトフルエイトまで順を追い、亡くした編集助手についてやスタント>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.9

母への強烈な想いが眞人の動きに反映された冒頭のシーンでいきなり心を鷲掴みにされた。幼くして大きなトラウマを抱え悪夢に苛まれる姿に共感を抱き、心を動かされた。だが、本作で一番感動したのは序盤のそこだった>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.1

世間の評価ほど酷くはない印象。CGの若いハリソンフォードも気にならなかったし宝を求めて冒険するのはやっぱり楽しい。ただ、全体通して強く感じたことは尺の長さ。各シーンが本当に長くて間延びしてる感が強い。>>続きを読む

デモンズ2(1986年製作の映画)

3.7

1の方が面白かったけど2も十分おもしろい。パンデミックが広がる展開は前作とだいたい一緒で、今回の舞台はタワマン。電気の落ちたマンション内の一室とエレベーターと地下駐車場の3つのエリアでストーリーが広が>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.7

豊島園のハリポタツアーに参加した影響で賢者の石を鑑賞。めっちゃ面白くて翌日には秘密の部屋も観てしまった。ハリポタは1と3をちゃんと観て、あとは4を適当に観たことがある。秘密の部屋は原作小説を読んだけど>>続きを読む

デモンズ(1985年製作の映画)

4.0

ザ・80年代ホラーテイストの作品で眺めてるだけで最高の作品。人々が悪魔化する設定だが実際はゾンビもの。攻撃を受けると緑のゲロを撒き散らしながら目ん玉が赤化して凶暴になる。そのビジュアルが最高すぎる。や>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

軽いノリで観たら個人的にウルトラメガヒットだった作品。間違いなく今年ベスト映画。フィルムのようなザラついた映像と色味が内容のエモさを爆増させている。なんて事のないある夏の日の親子がこんなにも輝かしく描>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.4

ボクシングシーンは磨きがかかってたけど内容は平凡な作品。ロッキーの過去作みたいに主人公が全てを失うわけでもなく、恵まれた状態で戦いに臨むので特に感情移入もせず、感動も生まれなかった。まあそうなるよね、>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.7

ストーリーテリングのテンプレートを貼り付けたかのような王道ストーリー。笑ってしまうほど鉄板だが、めっちゃ面白い。若いトム・クルーズと作品の随所に溢れる熱量のおかげで超爽やか。クールな戦闘機がインパクト>>続きを読む

クロムスカル(2009年製作の映画)

3.6

品性のかけらもない作品だが、そんなもん関係ないぜ!と言わんばかりの圧倒的ゴアで見応えあった。頭が真っ二つになったり吹っ飛んだりして驚異の映像で思わず口が開いた。それほどやばい。
ヒロインの行動がけっこ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

ミステリー色が強くて驚いた。シリアスな作品でリドラーはかなり出しにくいと思ってたけど作風にうまくハマってた。ペンギンもめちゃよかった。
普通に面白かったけどダークナイトを超えるのはやっぱきつい。という
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名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

3.0

んー特に面白くない。唯一褒められる点として作画は良かった。こだま監督の後のコナン映画はやたら特大スペクタルで複雑なストーリーばかりだけど本作も例に漏れず。これ子どもたちは理解できるのか?蘭とのドキドキ>>続きを読む

火の鳥 鳳凰編(1986年製作の映画)

3.2

60分という限られた時間だからしょうがないけど、原作の最も大事なテーマが端折られてるのは寂しい。我王と茜丸の絶望からの再生を見たかった。原作を読んだのは小学生の時だが、今だに内容や作品の持つ奥深いテー>>続きを読む

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.6

『フェイブルマンズ』を観て、スピルバーグ作品を観たくなり鑑賞。スピルバーグ初の劇場映画で、『激突!』とは何の関係もない。この作品の後にジョーズが作られる。
刑務所から脱走して夫婦2人で里親に出された我
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

自身のトラウマにケリをつけるために、スピルバーグが自分のために作った映画のように感じた。
彼の作品で登場する家庭は大体崩壊している。それは、スピルバーグの両親の離婚が起因していることは有名な話。大人に
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

新・仮面ライダーを鑑賞後、本作のドキュメンタリーをU-NEXTで観た。すると、劇中に感じた歪な違和感の正体が掴めた。
冒頭の血生臭いアクションは最高で、これから起こるであろう大人向けダークヒーロースト
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.9

軽いノリで観はじめたらどっぷりハマってしまった。でんでんの変貌ぶりはマジで怖かった。なんかちょっと胡散臭いオジサンが徐々に正体を露わにしてくる流れが秀逸だった。本性を見せて58人殺しの告白をしたあたり>>続きを読む

ディメンシャ13(1963年製作の映画)

3.2

コッポラの長編デビュー作。不気味な洋館と幼女が沈んだ湖が舞台のストーリーはめっちゃ惹かれるし、ゴシックな内装とモノクロが超かっこいい。まさかの展開だったものの、ラストシーンの弱さは否めず満足度は低い。>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.4

知り合いの監督さんの人生ベスト映画とのことで阿佐ヶ谷morcにて鑑賞。ザ・ニューシネマらしい内容で、体制(看守)に抗う一人の囚人の話。ポールニューマンの輝きが半端なく、どこか爽快感のあるラストは印象に>>続きを読む

クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち(2015年製作の映画)

3.7

モンスターファンだから公開当時から気になってた作品。キングコングやフランケンシュタインからアバターまで、クリーチャー造形の歴史を辿るドキュメンタリー。特殊メイクや人形・コマ撮りの流行と廃り、アニマトロ>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.3

序章は良かったが拍手喝采のシーンから陳腐に成り果てた。現代では見慣れた展開・設定だから予想もつきやすくしょうがないのかも。演出だけ派手で中身は空っぽに思えてしまった。性格診断ってそんなに正確か?予定調>>続きを読む

VS狂犬(2019年製作の映画)

3.6

一軒家でのワンシチュエーションもの。主人公の女の子の手足が不自由で電動車椅子を使っている。そこに狂犬病に罹った飼い犬が襲ってくる動物パニックもの。さらに車椅子のバッテリーも尽きかけ絶体絶命の状況になる>>続きを読む

RED/レッド(2010年製作の映画)

3.3

アメコミらしいジャケ絵のカッコ良さが公開当時から気になっててようやく今日鑑賞。実際、DC映画だった。コメディ色が強いアクションだがストーリーは反面ちょっとだけややこしくてシリアス。軽いノリでテンポはい>>続きを読む

喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)

3.6

ヨハン・ヨハンソンに興味を持ってその繋がりで鑑賞。世界一周ヨットレースに出場する男とその家族の実話。トラブル続きで予定より大幅に航行が遅れた主人公はマスコミや家族に虚偽の現在位置を報告する。男は孤独で>>続きを読む

恐怖城/ホワイト・ゾンビ/ベラ・ルゴシのホワイト・ゾンビ(1932年製作の映画)

3.6

ロメロが構築した現代ゾンビ以前のゾンビ映画。ブードゥー教とは言われてないけどベラルゴシの秘術で死者を復活させて砂糖工場の奴隷として働かせている。人妻の美女を毒殺してゾンビ化させ、自分のものにするベラル>>続きを読む

地獄の謝肉祭(1980年製作の映画)

3.8

ゾンビと一線を画す食人病の作品。ベトナム戦争で謎の病に感染した米兵が帰国してとある町でウイルスが徐々に広まる。噛まれたら感染するし食人欲もあるが、ゾンビものと違って理性があり、撃たれたら普通に死ぬ。感>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.1

安室奈美恵ブームに女子高生活を送ったアラフォーたちが仲間の重篤を機に再び集うストーリー。現在と過去を回想する形で話が進み、JK時代のキラキラ感はみずみずしくて憧れるような眩しさがあった。仲間と馬鹿なこ>>続きを読む

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