工藤蘭丸さんの映画レビュー・感想・評価

工藤蘭丸

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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.3

これはかなり日本のアニメの影響を受けていそうな作品で、ドラえもんのどこでもドアや、鬼太郎の目玉親父を思い出してしまいましたね。

なかなかユニークな話ではあったけど、子供を怖がるモンスターという設定が
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心中天網島(1969年製作の映画)

-

これは、近松門左衛門の人形浄瑠璃を映画化した異色作だったけど、私は高校生の時に名画座で観て、こんな映画もあるんだと思ってびっくりしたものでした。

日本の古典芸能というのは、生で観ても難解で、なかなか
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.0

独居老人の冒険ファンタジーだけど、私もおそらく10年後には独居老人になっていると思われるし、我が身に照らし合わせながら楽しく観ることが出来ました。

主人公の子供の頃からのヒストリーを見せることで、普
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陰陽師0(2024年製作の映画)

2.6

この映画にはほとんど興味はなかったんだけど、私は20年ぐらい前に占い師&心理セラピストをやっていたこともあるので、一応同業者(?)として、陰陽師というのはどんな占いをやっていたのかに興味があって、見に>>続きを読む

荒野の七人/真昼の決闘(1972年製作の映画)

-

これは『荒野の七人』シリーズの4作目ということになるんだけど、ストーリーの繋がりもなく出演者も違う詐欺タイトルの作品でしたかね。😅

まあ、内容は全然覚えてないけど、あまり面白くなかったような覚えがあ
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華麗なる大泥棒(1971年製作の映画)

-

どうやら『パリの大泥棒』と本作を間違えていたようで、私が観たことがあるのはこっちでしたね。

ストーリーはほとんど覚えてないけど、泥棒役のジャン=ポール・ベルモンドがかっこ良かったようなイメージは残っ
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クリスマス・ツリー(1968年製作の映画)

-

これは高校の時に名画座で観た、反核お涙頂戴映画でしたね。1968年のテレンス・ヤング監督作品だけど、事故で被爆して白血病になってしまう少年の話。

やはり東西冷戦下で米ソが軍拡競争を行っていた時代には
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.5

『猿の惑星』のオリジナルシリーズは、高校生ぐらいの時に全作品観ているはずだけど、2作目の本作はほとんど覚えてなかったなあ。ノバが言葉を発するシーンが、微かに記憶にあった程度でした。

でも、おかげで結
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.0

『猿の惑星』シリーズは、ティム・バートン監督のリメイク版を除いて全作品観ていると思うけど、このシリーズは結構好きだし、来月新作が公開されるようなので、この機会にDisney+でもう一度全部見てみようか>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.4

シリーズ4作目。前作には登場しなかったボーを後づけ説明で主役級に据えて、いかにも作ったような話になっていましたね。

準主役のフォーキーにも魅力が感じられなかったし、おもちゃと持ち主の関係で話を引っ張
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

3.7

シリーズ3作目。前作のテーマを踏まえて、飼い主(?)が成長した後の物語だけど、そうなるとほぼ必然的なストーリーになってしまうし、ギャグやアクションもマンネリ化して、前2作ほどの面白さはなかったかな。>>続きを読む

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.2

これも前作と遜色のない面白さ。バズの行動などは、前作を観ていないと意味不明という欠点はあったけど、続けて観ればむしろ本作の方が面白いと言っても過言ではなかったと思う。

『スター・ウォーズ』や『200
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.2

これは評判通りの面白いアニメでしたね。童謡の『おもちゃのチャチャチャ』を思い出すような夢のある話だったし、文字通りおもちゃ箱をひっくり返したような多彩なキャラクターが魅力的で、終始楽しく観ることが出来>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

-

これも高校の時にリアルタイムで観たホラー映画だったけど、その残酷さが印象的だった覚えはありますね。

でも、当時はホラー映画は苦手で、本作で完全に懲りたかな。私はこれ以降の30年間ぐらい、ホラー映画は
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悪魔の追跡(1975年製作の映画)

-

ピーター・フォンダ主演のアクション・ホラーで、これは高校の時にリアルタイムで観た作品だったけど、内容はほとんど覚えてませんね。

どうやら昨年リバイバル公開されたようだけど、仙台では上映もされませんで
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

-

1970年のキネ旬ベストワン。アメリカン・ニュー・シネマの傑作と言われている作品で、バイク好きの友達の間では、中学の頃から結構話題になっていた映画でしたね。

だけど、私はバイクなどにはほとんど興味が
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ウォーリー(2008年製作の映画)

3.5

私は、CGアニメは人間が人形にしか思えなくてあまり好きじゃないんだけど、これはロボットが主役ということで、予告編を観たときからちょっと気になっていた作品ではありましたね。

でも、本作もビデオの中の人
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

私が子供の頃は、ジャイアント馬場やアントニオ猪木の活躍で、プロレスがゴールデンタイムに放送されていたもので、私も好きでよく観ていたものだったし、友だち同志でプロレスごっこなどもやっていたものでした。>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

-

これは大好きな作品でしたね。1969年のジョージ・ロイ・ヒル監督作品だけど、私は高3の時にリバイバルで観たのを皮切りに、4~5回は観てるかな。

バート・バカラックのヒット曲に乗せてポール・ニューマン
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続ラブ・バッグ(1973年製作の映画)

-

『ラブ・バック』の続編で、これも高校の時に観たような気がするけど、ストーリーは全然覚えてないし、第1作との区別もついていません。

このシリーズは全部で6作まで作られていて、Disney+でも配信され
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ラブ・バッグ(1969年製作の映画)

-

これは高校の時に何かとの併映で観たディズニーの実写映画でしたね。

フォルクスワーゲンのビートルが、人間のような感情を持ってレーサーの手助けをするみたいな、マンガチックなコメディだったと思うけど、それ
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ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.7

アニメは、なかなか映画館に見に行く気にはならないんだけど、せっかくDisney+に加入したので、この機会に一応有名どころのアニメも観てみようかなと思っています。

本作は1994年の作品だけど、当時は
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ブレイブハート(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞5部門を受賞した1995年のメル・ギブソン監督、主演作品。私は、アカデミー作品賞を受賞した作品は9割方は観ていると思うけど、本作は未見でしたね。

13~14世紀に、スコットランドの独立の
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.3

エルヴィス・プレスリーとその妻プリシラの、出逢いから別れまでを描いたラブストーリーですね。

プリシラの自伝に基づいた作品のようだけど、わりあい平凡というか、超人気スターと結婚すれば、このぐらいの苦労
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屋根の上のバイオリン弾き(1971年製作の映画)

-

1971年のノーマン・ジュイスン監督作品。高校の時に名画座で観たミュージカルだったけど、音楽よりもトポルの演技や映像の美しさなどが印象に残っている作品ですね。

トポルは、この後の『フォロー・ミー』で
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生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

-

1932年の小津安二郎監督作品。けれどシリーズの3作目で、これもフィルムセンターで観たサイレント映画だったけど、子供たちが主役ということもあって、結構好きな作品でしたね。

私は本作を観て、やはりサラ
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落第はしたけれど(1930年製作の映画)

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1930年の小津安二郎監督作品。これもフィルムセンターで観たサイレント映画でした。

学生がカンニングをしようとするコメディだったと思うけど、詳しくは覚えてないかな。

大学は出たけれど(1929年製作の映画)

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小津安二郎監督1929年のサイレント映画ですね。これは20才前後の頃にフィルムセンターの小津安二郎特集で観た作品で、日本のサイレント映画を観るのはこれが初めてだったかもね。

現存しているフィルムは1
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東京物語(1953年製作の映画)

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1953年の小津安二郎監督作品。私は本作は2~3回観ていると思うけど、一番最初に観たのは京橋のフィルムセンターでの小津安二郎特集だったかも知れませんね。

小津作品は今でこそ人気だけど、私が若い頃は名
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ハリーとトント(1974年製作の映画)

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1975年度のキネ旬ベストワン。アート・カーニーが映画初主演にして、アカデミー主演男優賞を受賞した作品でしたね。

老人が愛猫と一緒に、子供たちの家を訪ね歩くロードムービーだったけど、今にして思うと、
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サテリコン(1969年製作の映画)

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1969年のフェデリコ・フェリーニ監督作品。高校の時に名画座で観たけど、当時はあんまりよく分からなかったかな。こういう古典文学の映画化作品を楽しむには、ある程度の教養が必要だったのかも知れませんね。>>続きを読む

狼の挽歌(1970年製作の映画)

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これは高校時代にテレビでも映画館でも観ている好きな作品でしたね。

チャールズ・ブロンソンとジル・アイアランドは、『雨の訪問者』『夜の訪問者』に続く夫婦共演だったようだけど、本作は2回観ているせいもあ
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おもいでの夏(1970年製作の映画)

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70年代は青年が年上の女性に恋をする映画が数多く作られたけど、その決定版は本作かな。ミシェル・ルグランのテーマ曲も有名で、私は映画館で3回ぐらいは観ていると思う好きな作品でした。

中年男性が若き日々
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個人教授(1968年製作の映画)

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ナタリー・ドロンと言えば、やはり本作ですかね。私は『新・個人教授』の方を先に観たんだけど、そっちはあんまり面白くなくて、これはまあまあだったような覚えはありますね。

でも、高校生が年上の女性に恋をす
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プッシー・トーク(1975年製作の映画)

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これは結構話題になったポルノ映画でしたね。プッシーという単語の意味が日本人に知れ渡ったのは、本作の公開がきっかけだったんじゃないのかな。

私が生まれて初めて観た成人映画でもあり、18歳になったばかり
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続エマニエル夫人(1975年製作の映画)

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続編も高校の時に観たと思うけど、前作以上にファックシーンが増えて、ほとんどポルノ映画でしたね。それでも成人指定ではなく一般映画として公開されたものだった。まあ、例によってボカシが酷くて観れたものではな>>続きを読む

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