siloさんの映画レビュー・感想・評価

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

宮崎駿がどこからきて、なにをして、どこへいくのか。そんなことが少しわかる作品だと思った。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.5


「キーがなければ前の父さんに戻ると思って」

ロンドンに住んでいた頃、Sorry we missed youの不在連絡票を自分もよく受け取っていたのだが、掛け言葉でユーモアの効いたタイトルがなんとも
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.0


時を経ても褪せない美学と衝撃を与えた「シャイニング」の世界観とキャラクター設定を改めて凄いなと思う一方で、初めて見た小学生の時に見えてこなかった「拘りと粗さ」を「ドクター・スリープ」を通して色々と考
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アートのお値段(2018年製作の映画)

2.4


展覧会のストーリー構成、テーマを楽しみにしてる一般人にとっては、「美術館の倉庫は墓場」という発言は、若干理解しつつも、戸惑いを覚えた。

どんな作品も不特定多数に語り、語られて初めて公的な価値を得る
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.0


久しぶりにレビューを再開。
「モールス」原作者の短編を基にしたファンタジー映画。

開始早々主人公ティナのそのメイクに度肝を抜かれかけるも、ドキュメントテイストを意識しつつも、不穏さを維持したカラー
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0


オリエント急行に乗ってみたいけれど、既に存在しないのが非常に残念。

トレーラーではスタイリッシュさが先行しているが、本編自体は極めて丁寧でスムーズな印象。

また小説や映画別作品に対して、キャラク
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.1


アマネットがセクシー
基本曇天か暗めのシーンで、トムクルーズの輝く目は抑え目に感じた。

各映画を股にかけるアベンジャーズの機関みたいに描きたいかもしれないけど、ジキルとハイドの設定と演出がかなり薄
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.2


こういう設定に超弱い。
亡き姉が残した一人娘とそれを育てる弟。

ストーリーは女の子が秀でた才能を持つことで、主人公の母が英才教育を主張し、法廷が開かれ、、といったもので、これといって特殊といったわ
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.0


「葉巻よりクールなことは?」

「嘘をついた方が楽な時に真実を述べることだ」

ぶつかって、考えて、成長していく、という単純なことが一夏の森での仲間との時間の中で眩いくらい輝いてみえる。

自他共に
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

2.9


撮り方のアイデアが兎に角面白かった。

最後の雪が印象的。

山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

2.8


未来編のCGとかメイクは若干チープさが隠せないけど全体的に好きだった。

冒頭の方の画角の狭さが好みで画面外の人物の会話にリアルさが増しているとことか印象的。
ジャジャンクーがチャオタオをミューズに
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.2


DAY DREAM BELIEVER とかの頃の福島聡が短編漫画で描いたら面白そうなストーリーだなぁと思いながら見てた。

新海誠の初期のSFほどではないけど、宇宙で流れる時間との違いを痛感する

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.0


究極の匂いフェチの変態が人間香水造りに邁進する話


ブライトスターがベンウィショーを初めて見た映画だったからその表現の違いと幅にぞっとした。
顔に作る陰影がキャラクターにぴったりで、限りなく透き通
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.0


事前知識皆無で行ったら良い意味で主人公の思惑を辿れて良いと思う。
自分はフランツという原題だけを見て、お!カフカかなぁという途方も無い馬鹿丸出しの勘違いをしたまま映画館に行ったのが逆に良かった。
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

2.3


子供の頃を思い出して懐かしい。
敵も砂鉄ってとこが厨二心くすぐる。

でも大どんでん返しってパッケージワードにあって楽しみにしてたけど、分かんなかった。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

2.3


パメラランディの吹き替え版の声が懐かしい。

アリシアヴィキャンデルが個人的にかなり嵌ってて、ジュリアスタイルズは恋のからさわぎの印象があるけど良かった。

老害は去れ的なCIAの内部の思惑も良かっ
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

2.0


船に乗った後、突然パーティミュージックっぽいサウンドが流れ、イケイケどんどんのリア充逃避行が始まって笑う。

敵のラークス?のエージェントのぽっと出感が凄い。

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.8


素敵な話。

気づいたら主人公を応援して、一緒になって喜んだり、最後にはしてやったぜ感を味わい、そして彼がちょっぴり自信を持てたことに心が震える。

007 スペクター(2015年製作の映画)

2.6


最初のメキシコでテンションが上がって以後、それ以上になることはなくずっと淡々としてた。

それでも面白かった!!
レアセドゥも綺麗でマティーニも飲みたくなる。
けれど正直なところ、Cの扱いがぞんざい
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リピーテッド(2014年製作の映画)

1.5


読める人は直ぐ読めてつまらなくなってしまうと思う。

主要登場人物が3人以下程度で場所もかなり限定されるとこんなにもひねりが効きにくくなるのだと勉強になった。

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

2.0


別に秘密ではないけど、こんなことあったんだという驚き。

オレンジイズニューブラックのエロヒゲが良い役してる。

若干物足りないのは、非常事態に際して、アメリカ本国とのやり取りやその過程の描き方がそ
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ウッドストックがやってくる!(2009年製作の映画)

3.0


あれ?ポールダノに似たヒッピーいるなぁと思ったらやっぱりポールダノだった。しかも、ヒッピーがポールダノってくらいポールダノがヒッピーだった。

ウッドストックフェスティバルの裏側を主人公の悩みと成長
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

1.5


テニスの王子様とか弱虫ペダルの舞台を見る様なつもりでみたら、意外と良かった。

レイトショーにて

初恋(1997年製作の映画)

4.7


全体的に評価が其処までではないのが意外。

かなり強引な部分もあるけど、苦さよりもやや甘めな「天使の涙」に好き勝手やるラジオDJのナレーションが入って、もっとファンタジックに香港をぶらつく様な作品。
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コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(2016年製作の映画)

1.3


500億パーセント原題の方がいい。
というか原題じゃないと何でいきなりヨガが?ってなる。
そして日本のパッケージ、海外のオリジナルのやつはスターウォーズのオマージュなんかしてなかったのに勝手に邦題を
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.5


スリープオーバーを数人の視点から一夜の幻想の如く切り取っている綺麗な映画。

観ている時、これは映画だから、という諦観に似た感情が自分の頭をよぎった。
けれど、ふと考えると自分にも中学生か高校生、則
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劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-(2013年製作の映画)

2.5


テレビ版に比べると若干虎徹の渋いかっこよさが薄れる感じがあるけど、ちゃんと多くのキャラクターに焦点を当てて、全体的なバランスを保ちつつ満足出来る程に纏めている所が凄いなと思った。

最後の市民の皆さ
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劇場版 TIGER & BUNNY The Beginning(2012年製作の映画)

2.4


ニューヨークとロサンゼルスとラスベガスを足して、ファンタジックにした架空の都市で、元人気ヒーローの中年男性が、同じ能力を持った頭が堅いが有能で若い青年とヒーローコンビを組まされるという設定がよくよく
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

1.9


一部の衣装と全体的なヘアのデザインが素敵。
ストーリーは別段特別というわけもなくシンプルで、ヴィランにもヴィランなりの理念やポリシー、プライドがあるという部分を核にしたコメディ織り混ぜたアクション。
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

2.8


映画館で見れば良かった。
アメコミ関連の密教への憧れは嫌いではない。またそれを実写で見る際に表出するチープ感が個人的には大好きなので楽しめたが、コスチュームの完成度とかは少々微妙に感じた。

音楽ぐ
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.4

アニメーションと比べてみるか映画単体で評価するかによって考える箇所が変わるとは思うけど自分にとっては大きく期待を上回ることはないが総じて良かった。

勿論不自然に感じる部分や、ん〜と思う部分はある。
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君の名は。(2016年製作の映画)

2.7


作画の綺麗さやキャラクターの表情が活き活きしてて見惚れる。

正直に言うと、新海作品はキャラクターがまじかよと思う程にセンシティブで全然共感出来なくて、いや声掛ければいいじゃんって思う点が多いストー
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.5


鮮やかな個性、豊かな知性、そしてサバイバルスキルMAXの子供達が母の葬式の為にツァラトゥストラの如く山から降りて父の駆るトレーラーで旅をする話。

あくまで中心は子供達の思想の体現者である父のヴィゴ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0


Someone in the crowdの突き抜けたロマンス感

まず初めにJ.K シモンズのキャラの前作とのギャップに笑う

そして泣いた。

期待し過ぎると微妙、最後が微妙と言う声を聞いてから見
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.8


久しぶりの投稿

60年代今よりも恐らくもっと人間関係が煌びやかな交流や会話に彩られていたハリウッドを、そこに叔父のツテで飛び込んだ青年の栄転と共に垣間見れる。

個人的には最近のウディアレン作品で
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