自分も囚人だったら一度くらい脱獄を試みるのかな。
コンセプトが良くても社会的意味の薄い映画は埋もれやすくなってしまうのかもしれない?
1:3くらいの横長な画面は新鮮だった。
気づいていないけど>>続きを読む
あまりに目が慣れてない世界だ。
安い国となってしまったこの日本で生きる大学生にとっては遥か遠い世界の話だった。
生産と消費で成り立つ社会構造を垣間見る。男が作った社会とはこういうことかなと思う。>>続きを読む
「私が守る。」
アマゾネスたちファリックガールの戦い。
戦闘美少女の精神分析という本を読み、海外のファイティングウーマンの原型とも言える本作が気になった。(1941年ドラマが初作。)
戦闘とセクシュア>>続きを読む
「荒野の用心棒」セルジオ・レオーネ監督作品。
初の西部劇鑑賞。
十分に含んだ間と圧倒的に弱肉強食な社会。
広大な土地と銃。
さすが、長いので2泊で観切れず一度中断。後日リベンジ予定。
かっこよさ>>続きを読む
感情のデフレスパイラル。
少女の世界は誰にも侵されないからこそ、清くだだっ広い。
「人生って冷たいのね。」
自分も13,14歳の頃は生きた中で一番どうかしていたと思う。常に自分の中の世界と戦って>>続きを読む
結局いろんなものを掻き立ててくれるのってこう言う映画だな、と思う。
フィルターはあえて重ねていないのか、映画っぽさに欠ける映像ではあった。
独特な空気感。必要な無駄。
濱口監督、今泉監督の気ありま>>続きを読む
観客はスクリーンの映像を現実のものと見間違えて大騒ぎしたという。
現実は虚構?虚構は現実?
【400本目】
アートとメタファー。一瞬の隙もない。
最新の映像とは真逆の価値観。
逆立ちしても敵わないと同時に、なんと誇らしい作品だろう。概念の破壊と永遠のロマンをたたえる全ての原始。映画は一>>続きを読む
制作が角川春樹。
夕陽に染まった街の画と、最高の曲から始まる・・・。猫目線と夏、は天才。
「ねえ、どうして私のこと拾ったの?」
関係のないものから関係のあるものへ。
固定からのパーンやライティ>>続きを読む
カット割が神すぎる。
不思議と一つひとつの画が絵画のよう。
ここしかあり得ない画角が緻密。
男は男、女は女、という昭和色の強さが映像に滲み出る。
まさかと思ったが、苫小牧の煙突の風景、サッポロの文>>続きを読む
学生×セックス×80年代
3人の男女と夜桜。少年の背中にはBAD BOYの文字。
さすがいやらしく撮るの上手いなぁ。
「埋めても埋めても埋まらない穴が開いてる気がする。」
初の若松作品。吹き出しの>>続きを読む
NOPE ありえない。
私たちは何を"見て"いたのだろう。
ジョーダン・ピールの新作、観に行こかぁ!
何の前情報も入れずに鑑賞した結果、混乱を極める。え、これでいいの?伏線回収は?
…と口をポカ>>続きを読む
キングコングをさっぱり知らないまま興味の赴くままに鑑賞。
戦後vs野生vs未来人
香港の街に対する心配が勝つ。
マクロからミクロへ
アメリカにとってゴジラは粘土遊び?
"コングの優雅な朝"は笑>>続きを読む
いつまでここにいられるか。神のみぞ知る。
1930年代とは思えないほど滑らかで配色の整った映像。計算高い構造。
群像劇のお手本として鑑賞。
しかし想像以上の映像美に魅せられる。
先代の技術にお手>>続きを読む
理性ほど人間に厄介なものはないわ。
サンドイッチを頼む。
「いいわ。常識をはさんどいてあげる。」
ディズニーでは珍しい東洋を舞台にした物語。
ミュージカルに映し出される女の胸中。
「無口従順働き者、みんなの誉れです。」
「女の分際で男のことに口を挟むとは。」
今では問題になる台詞。
「自分>>続きを読む
「何だかおかしな夏でした。」
冴え渡る青にふくらむ入道雲が美しい八月の空。
夏が伝わるのような鮮やかな色彩と蝉の合唱。簾と爽やかな緑が何とも涼しい。
お婆さんと四人の孫という特殊な登場人物たちと、物>>続きを読む
"自分でも怖い。"
若さ故の揺るぎない正義が自らを犠牲にすると、知った夜にこの映画を観ていた。
ジェームズディーン主演。
怯えたような目。必死に"何か"を追い続ける切迫した表情。時に猛々しい目。>>続きを読む
「ナナゲイはいつもメッセージのある映画を上映してるからね。」
と言った近所の喫茶店のお母さんの言葉を背に、十三の第七芸術劇場にて鑑賞。
国と教科書執筆側のせめぎ合い。
子供たちが空に向かって日本国>>続きを読む
猛々しい呻き声とともに始まるオープニング。恐ろしくて背筋が伸びる思いだ。
元祖ゴジラを観れて至福。
「どうもこうもねえ。いきなり海が爆発したんだ。」
シン・ゴジラファンなら一度は観ておくべき名作>>続きを読む
哲学がある、と思った。
白黒でも十分に鮮やかな画とスクリーンから離さない求心力。
初黒沢映画。
冒頭から最高。
主題が一番に示されているのが分かりやすい。手書きのクレジットも良き。
汗に艶めく肌>>続きを読む
宇宙は生きている。
私の中で宇宙戦艦ヤマトといえば、小学生のときに学年の合奏で演奏した曲だった。
冒頭の音楽に、目を閉じて当時を思い返す。
ソラソファソ ミファミレミド…
初めて音を奏でる感動を知っ>>続きを読む
'77映画。橋によじ登ったりカーセックスしたり。何でもアリな空気感がいいね。
パルプフィクションぶりに見る若々しいジョントラボルタ。
ディスコミュージックと赤青黄の華やかなライティングがなんとも似>>続きを読む
「私が新時代を作ってあげる。」
スーパーポジティブ歌姫、ウタ。
…あぁ、まただ。
いつもアニメの力に全身で圧倒される。
ウタのもたらそうとした平和な世界。
「みんなで幸せになろうねっ☆」
しかしそ>>続きを読む
行定勲×宮藤官九郎作品。
"名前ってなに?バラと呼ばれる花の名前を変えても美しい香りはそのまま。"
ここに全て集約されているのだろうと思った。
あらゆるものへの反骨。
良くも悪くも日本的。時>>続きを読む
才能の塊。色んな意味で衝撃的。私たちはアニメーションの力を過小評価し過ぎかもしれない。
このシュールさに耐えられる人しか前に進めませんとでも言うかのようなオープニング。
擦れる音やヒトの動きが妙に>>続きを読む
好きなものも夢も否定される世界で。
"人は二度死ぬ"を具現化したアニメ。
見方や捉え方は境遇によって違うのかな〜と思いつつ、最後にはグッとくるものがあった。
動物との愛もかなり涙腺にくる。
唯>>続きを読む
没入感だなぁ。
こちらも砂の惑星に取り込まれていきそう。
砂漠の貴公子シャラメの美貌にも注目。
SFの古典と呼ばれるほどに有名な原作。そこまでいろんな作品に影響を与えてきたなら小説の方も気になる。>>続きを読む
前作のベイビー・ドライバーが大好きなエドガー・ライト。これは劇場鑑賞案件だったなあ〜と後悔しつつ、サブスクで即レンタル。
見せ方の鬼。
不安な要素をチラつかせつつ、安定なカメラワークの中で印象的なカ>>続きを読む
静かに、ジリジリと回る毒のように。
言葉も出ない。
ああ、この衝撃、劇場で受けたかったなあ。
ビートたけしはバラエティー番組でのイメージ(肩を上下させてバカヤロー、コノヤローと言っている)しかなか>>続きを読む
思った以上のかつての邦画のクオリティーに感動した。
50年代の日本映画はこれほどに素晴らしかったのか。
ローポジションと引きのアングルが特徴的な名作。
島で生まれた子供たちと先生の絆の話という、>>続きを読む
カフェイン中毒。煙草中毒。アルコール中毒。セックス中毒。恋愛中毒。
この生ぬるい湿度がゆるせない。手持ちカメラな撮り方がセクシー。
アニメーションのようなフレーム数の少ない逃走劇は夢を見ているよう>>続きを読む
授業で習った、アメリカの向上心の高い国民性がひしひしと感じられる。
おじいさん、ってなんだか歳をとって尖りがいい感じにヤスリにかけられて滲み出る哀愁や親しみやすさがある気がする。
話の性質上わから>>続きを読む