終末の世界を描いたサイエンス・フィクション作品です。VFX要素はあまりなく、サスペンスと人間ドラマが中心……とほぼ『終わらない週末』と同じ出だし。同じ時期に同じ終末を描くふたつの配信映画。なんか、最近>>続きを読む
韓国の同名映画の日本でのリメイク。藤井道人監督作品。
韓国のオリジナルから少しアレンジされています。特に後半は大きくアレンジされているため、それが好みに合うかどうかで評価が大きく分かれると思います。>>続きを読む
アニメシリーズ『エスタブライフ』の外伝的な劇場版です。谷口悟朗が世界観を作ってる。ポリゴン・ピクチュアズ制作。
世界観の前提となる『エスタブライフ』が好きかどうかで評価は大きく分かれる、かなり敷居の>>続きを読む
原田眞人監督によるノワール作品です。その世界観にハマるかどうかで評価は大きく分かれると思います。
今回は字幕付きで観ました。セリフが邦画特有のボソボソ声で聞き取りにくかったためです。劇場ではなく字幕>>続きを読む
新進の映像作家ディーン・フライシャー・キャンプ監督によるストップモーションアニメーションと実写映像を組み合わせたモキュメンタリー作品です。
2023年はストップモーションアニメーションにとって豊作の>>続きを読む
ユダヤ人問題の最終的解決、別名「ホロコースト」について国家保安部が指揮することが決められた会議を描いた(ほぼ)密室劇です。
まず、会議がすっごくドイツ人っぽいと思いました。以前にドイツ企業と関わるこ>>続きを読む
ポール・シュレイダー監督によるハードボイルド作品です。ギャンブルと拷問を題材としています。共通するのは心の読み合い。
これは相性の問題なのですがポール・シュレイダー監督の前作『魂のゆくえ』はいまいち>>続きを読む
戸田彬弘監督によるサスペンス作品です。これを社会派ドラマとみるか、人間ドラマとみるかによって、評価は分かれると思います。
主人公の市子(杉咲花)は恋人の義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に失>>続きを読む
なんとも評価に困る作品。
一般的な評価はとてもよく、それはそれで理解できます。ジーンとしてしまう場面はあるし、作画もとてもキレイ。しっかりとしたテーマもあり、キャラクター造形もよくできている。いいと>>続きを読む
ジェームズ・グレイ監督による1980年のニューヨークを舞台とした人間ドラマであり自伝映画です。
おそらく子供を持った方なら色々と考えさせられると思います。ボクはそうでした。程度の差こそあれ、子供の本>>続きを読む
久しぶりのヴィム・ヴェンダース監督作品。短編小説を長編映画にしたような作品。
初期のロードムービー三部作が大好きなのと、『パリ・テキサス』が生涯ベスト並みにすきなので、どうしても最近の作品からは遠の>>続きを読む
今年の映画初めはイーライ・ロス監督作品。正月から縁起がいい😂
安定のスプラッタだけどストーリーもちゃんとあって、サスペンス仕上げになっている。サンクスギビングでスーパーでセールを開催したものの、警備>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督が引退を撤回して作った作品はいつもながらのアキ・カウリスマキ監督作品でした。
もう、永遠のワンパターンと言っていい。男女が出会い、結婚したいほど恋をして、でも苦難がありつつ、最>>続きを読む
ケリー・ライカート監督がオレゴンのアートスクールを舞台とした人とのコミュニケーションの難しさを描いた作品です。
本作の目玉は主人公リジーを演じるミシェル・ウィリアムズですね。普段は芯がありつつも優し>>続きを読む
ケリー・ライカート監督の現時点での最高傑作。主人公はパン職人。そして、やはりお得意の「動かないロードムービー」です。
これはあまり詳しくレビューを書いちゃいけない映画な気がします。そして、本作がどん>>続きを読む
ケリー・ライカート監督による西部劇でありお得意の「動かないロードムービー」でもある。
移民団を離れて西に向かう三家族の話。スティーブン・ミーク(ブルース・グリーンウッド)に道案内を頼むが、二週間の予>>続きを読む
ケリー・ライカート監督の「どこにも行かないロードムービー」です。
初監督作品『リバー・オブ・グラス』を自ら「路のないロードムービー、愛のない恋愛映画」と評したケリー・ライカート監督ですが、本作はなん>>続きを読む
ポール・キング監督による『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚です。「パディントン」シリーズの監督らしくハートウォーミングな仕上がり。
ロアルド・ダールの小説は映画では『チャーリーとチョコレート工>>続きを読む
ザック・スナイダー監督のスペースオペラです。世界観は『スターウォーズ』なんだけど、ジェダイはいない。『七人の侍』にもインスパイアされたとのことだけど、言われてみればなるほど。
「ザック・スナイダー監>>続きを読む
LDHのプロモーション映画です。LDHが好きかどうかで評価は大きく変わると思います。ボクは全く興味がないので、単純に映画としての評価となります。
まず、登場人物が多くて、誰が誰だかよく分かりません。>>続きを読む
チャールズ・ブロンソンの代表的な「デス・ウィッシュ」シリーズの二作目です。
一作目の『狼よさらば』の舞台はニューヨークでしたが、今回はロスアンゼルス。一作目でレイプのトラウマで精神病院に通うことにな>>続きを読む
ティム・ストーリー監督によるブラックコメディーホラーです。ちょっと日本人には分かりにくい。
奴隷解放記念日ジューンティーンスに大学時代の友人たちが集まりゲーム大会を過ごす。そこにはゲームに負けると殺>>続きを読む
一言で言えばイギリス版『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』です。舞台がアメリカではなくイギリス、中国移民家族ではなく、パキスタン移民家族。カンフーは共通点。
いろんな要素を突っ込む>>続きを読む
フランソワ・オゾン監督によるキュートなクライムコメディーです。
ある殺人事件が起きる。容疑者として浮かび上がってきたのが売れない女優マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)、その弁護を引き受けるのが>>続きを読む
パク・チャヌク監督による「復讐三部作」の二作目です。原作は狩撫麻礼による同名漫画。「復讐三部作」の中では一番有名。
普通のおじさんオ・デスが突然誘拐され15年間監禁されたあと、その理由を探るミステリ>>続きを読む
リドリー・スコット監督による皇帝ナポレオン・ボナパルトと皇妃ジョセフィーヌの関係性を題材とした歴史ドラマです。IMAXで鑑賞。
タイトルは『ナポレオン』なのですが、実際は『ナポレオンとジョセフィーヌ>>続きを読む
パク・チャヌク監督による「復讐三部作」の一作目です。復讐の連鎖による悲劇を描いた作品です。
本作には「悪人」は出てきません。それぞれの環境で必死に生きている。必死が故に他人を巻き込んでしまうこともあ>>続きを読む
グレッグ・モットーラ監督による青春コメディの金字塔です。クラシックといってもいい。
ボクにとって「笑える」は5段階あります。
レベル1:笑ってほしいポイントと理解できる
レベル2:面白い(声には出さ>>続きを読む
劇場版ルパン三世の四作目。日本を舞台とした五右衛門中心の『カリオストロの城』的な作品。大塚康生が監修したテレコム・アニメーションフィルム制作作品。ズバリ、大塚康生とテレコム・アニメーションフィルムの作>>続きを読む
初めての北野武監督作品が本作になりました。これでよかったのか、他の作品を観ていないのでなんとも言えない……
正直な感想を言えば「可もなく不可もなく」でした。首を切って血がブシャーっと出るのはよかった>>続きを読む
チャールズ・ブロンソンの代表的な「デス・ウィッシュ」シリーズの最初の作品です。このシリーズ、なんと「ダーティー・ハリー」シリーズと並ぶ5作品も出てる。ただし、ダーティー・ハリーは警官ですが、ポール・カ>>続きを読む
クリストファー・ノーラン監督が原子爆弾の生みの親と呼ばれるロバート・オッペンハイマーを描いた作品です。
まず一言。とてもいい映画です。クリストファー・ノーラン監督といえば「時間」を独創的な発想で使っ>>続きを読む
朝井リョウの同名小説を映画化した「フェチとフォビア」を題材とした群像劇です。
まず褒めます。キャストの演技はとてもよかったです。オーラを消したガッキー。黙ってても美人が溢れ出るのに、そこを演技で消す>>続きを読む
ゲゲゲの鬼太郎の映画。『墓場鬼太郎』の前日譚。水木しげる生誕100年記念作品。
大人をターゲットにしつつ、子供も楽しめるエンターテイメント性もある。「ゲゲゲの鬼太郎」ほどポップじゃないけど、「墓場鬼>>続きを読む
漂流する火星移住用の宇宙船を舞台としたドラマです。
まるで巨大モールのような何でも揃う宇宙船の中。レストランに遊戯施設に何でもある。しかし、アクシデントで軌道を外れてしまう。戻れるのぞみは……ない。>>続きを読む
坂元裕二脚本のサスペンスドラマです。
豪華客船で起きる殺人事件が主軸となって、それぞれの登場人物の人間模様を描きます。ただ、群像劇というよりは主人公二人の恋愛関係がメイン。群像劇だったらもっと面白か>>続きを読む