ヨルゴスランティモスが描いた耽美な童話だった。
表面をテリーギリアムに乗っ取られたヨルゴスランティモスみがある。
終始女性へのポジティブなメッセージを感じた一方で、そのポジティブな女性像そのものに無>>続きを読む
夢と現実がわからなくなる。鑑賞している側もその感覚を体験させられるその手法は面白かった。
一方で90年代サブカル日本っぽい露悪な価値観が受け入れ難かった。当然のように女性が消費される性的描写は必要性>>続きを読む
エセ拗らせ人間の描写がそもそもきつい上、現代っぽいエモ恋愛のテンプレを見せつけられて寒い。一ミリも共感出来ないししたくないしそちら側の人間でなくてよかったねという映画。花束みたいな恋なんかすんなよ。
ハネケの映画を現代っぽくしてカフカと割ってみました、みたいな印象を受けた。
アリアスター、肌に合わない。
“薄い“
これに尽きる。
見応えがあるのは美術と斬新な演出。それだけで、いくら緻密に伏線を張ろうが中身が無いのだから仕方ない。
胸糞映画としても評価出来ない。
この>>続きを読む
映画オタクからの評判が良かったから観たのだが、集中して観てなかったからかなんか印象薄くて引き込まれなくて駄目だった。
デヴィッドフィンチャーの中では個人的に印象薄めかな。
ルーニーマーラかわいい。
レイプシーンが生々しい。
俺達のファイトクラブをマークしていなかった。
デヴィッドフィンチャー監督は前半飛ばして後半失速しがちな印象。
資本主義と消費社会へのアンチテーゼ。
鑑賞時に刺さったセリフの和訳と同じものが見つから>>続きを読む
わりと雰囲気映画
デビッドフィンチャーは嫌いじゃない
どこぞかのブログで
七つの大罪にわざわざ準える必要はあるのか的に言われていて確かにと思った
子供でも観れるくらいキャッチーでありながら、なかなかテーマ深いし、よくよく考えると怖い
虚構から脱出し、自由を手に入れる覚悟はあるのか
最後の挨拶に勇気づけられて感動した
「おはよう!そして会えない>>続きを読む
面白かった。
パルムドールにしてはエンタメ色が強めと評されているのをどこかで見たが納得。
ホラーが映したかったのか、青春を映したかったのか、はっきりしてほしい。
特に衝撃の真相とかもない。中途半端で見る価値なし。
愛になり損ねた愛を生かすために生きるが、その目的のために自分は死んでいく。運命は使命になり、絡まった糸のようにもう解けることはないが、進み続ける。
パッケージいまいち過ぎて期待してなかったが案外面白い。前半と後半では全く印象が変わってくるところなど好み。
オーストリアは鬼畜な作品生み出す傾向でもあるのか?終盤は、同じくオーストリアであるミヒャエル>>続きを読む
イザベルユペール美しいし変態女演じさせるとピカイチだと思う。変態ぶりはハネケの「ピアニスト」のほうに軍配が上がる。
ハネケ映画、映画としての水準が常に高過ぎる。
「愛、アムール」がハネケなりの王道ラブストーリーだとしたら、こっちは邪道なほう。
あの結末が呪いに彩られた運命かもしれない。その運命への決別があの表情かも>>続きを読む
ネオホラー。
テンプレ化したホラーと違った要素もあって良かった。
青春映画でもあったと思うのでネオエモホラー映画とでも言おうか。
本作は「性病のメタファー」だの「死のメタファー」だの言われているよう>>続きを読む
こんなに美しいゲロシーンは今までにあっただろうか?
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチのジョンキャメロンミッチェル監督作品。
独自のカルチャーありきの映画を撮る人なので観る人を選びがちだが、彼の真>>続きを読む
意味深だけどそれほど意味は無いように感じる。
中盤以降の展開がかなり想像の斜め上を行っていて意表を突かれたので良かった。
抽象的な映画だった。
静かな音楽を聴き終えたみたいな感覚ある。
おばけかわい>>続きを読む
続編微妙かと思ったが余裕で面白いし、みんなクズのままで安心した。
笑えたしめっちゃ元気出た。