catmanさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

全然笑えないし心に響かない…
もともと一作目に特別な思い入れが無いので予感はあったのだけど、それにしてもここまで凡庸だとは。エディの演技も極めて退屈。ギャグもドラマも全てが80年代の感覚のまま、何ひと
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ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

4.0

社会派ナンセンスブラックコメディSFサイコスリラー。非常に独創的でパンチが効いた作品。普段は映画を観終わって直ぐにフィルマへ感想を上げるのに、これはなかなか言葉に出来なくて暫く放置してました。特に終盤>>続きを読む

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.0

面白い。
映画センスが良い。
爽やかだ!

にしても邦題なんとかならんのかね…

レイトナイト 私の素敵なボス(2019年製作の映画)

3.5

ジャケットとタイトル+副題からは何ひとつ訴求するものが感じられずコメディとしてもギャグにキレがなく殆ど笑えないが、ショウビズ界の舞台裏を描いたお仕事映画としてそこそこ面白い。何と言ってもエマ・トンプソ>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

5.0

凄くいい… 何故これまで観ていなかったのか。ビリーが娘に逢うために元嫁夫妻宅を訪ねるシーンが良い。何の説明もないけどシチュエーションだけで色んなものが見えて来る。実話系にありがちな、過度に情緒的な演出>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.0

ヘイリー・スタインフェルド祭り継続中。彼女の役どころは、亡き父親への想いを抱きながら家族や友人との関係に悩むティーンエイジャーと言う…これバンブルビーの設定と丸かぶりやないかい!(本作の方が早い) >>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.0

トランスフォーマーに無知なのでこの世界観に戸惑う。そもそもはタカラトミーの男児向け玩具からアニメへと発展したシリーズであるから野暮なツッコミが無意味なのは分かるんだけど…。バンブルビーの顔の造形や普段>>続きを読む

ラストミッション(2014年製作の映画)

4.0

ヘイリー・スタインフェルド祭開催中。これ邦題のせいで陳腐な印象を受けるけど、かなりの良作だと思う。原題は「3days To Kill/殺しまでの3日間」。確かに家族再生の物語が些か安直で感傷的過ぎる気>>続きを読む

ベアリー・リーサル(2014年製作の映画)

4.0

パケ詐欺にご用心。スパイ(アサシン)アクション×学園ドラマ×ロマンチックコメディなやつ。ひたすらヘイリー・スタインフェルドを愛でるための映画。彼女のファンなので私は大満足です。So lovely!! >>続きを読む

デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

3.0

手ぶれ&細か過ぎるカット割りにイライラ、更に暗がりでのアクションは誰が何をやっているのかサッパリ分からん。サスペンスやクライム系に多いこの手のJB症候群にはほとほと参ってしまう。じゃあ他の部分で独創性>>続きを読む

ナイトスクール(2018年製作の映画)

3.5

割と型通りなB級コメディ。つまり王道。夜間学校を舞台に、オッサン・オバサン・ギャル・ブラック・ホワイト・メキシカンそして囚人と様々なクセ者が揃った落ちこぼれチームのドタバタ劇。青春ドラマが苦手な自分で>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

あさぁーーーーい!
何もかもが浅い。捻くれ者の自分はこういう底抜けに能天気な御伽噺が苦手だ。シングストリートと合わせてひとつ確信したのは、この監督は自分の価値観(趣味)に合わないものを遠慮なく否定する
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.0

1992年公開。当時コスナーをあんまり好きではなかった事と、本作のプロモーションを見てどうせアイドル映画でしょと思った事からスルーした作品。先日のホイットニーの命日にふと思い出して今さら鑑賞。結果は思>>続きを読む

48時間PART2 帰って来たふたり(1990年製作の映画)

4.0

1990年公開。第一作から8年振りの続編。自分は30年振りの再鑑賞。『星の王子〜』の直後に観た所為もあるけど、かなり楽しめた。やっぱりエディはこの路線が一番持ち味を発揮すると思う。賢くチョイ悪で笑いも>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.0

1988年公開。ジョン・ランディス監督。当時は楽しんで観たけど、今になってみると色々と物足りない。80年代だから仕方ないとはいえ、冒頭のアフリカ文化への配慮を欠いた描写には苦笑い。人間は内面が大切、個>>続きを読む

イーストサイド・寿司(2014年製作の映画)

4.0

どうもコンニチファナ😄 単純に”寿司”に釣られて観たところ、予想よりずっと良かった。人種、ジェンダー、家族、世代、貧困、異国文化、エトセトラ、現代の様々な社会問題を気負うことなく自然に物語に落とし込み>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

長回しって観客にそれと意識させないような映像が好ましいと思うわけです。これ見よがしの長回しは好きじゃない。ただ本作はワンカット長回し(風)の映像自体が主題なので、もはやアトラクション的な感覚に近い。そ>>続きを読む

(1960年製作の映画)

5.0

1960年公開の仏映画。実録系脱獄モノ。劇伴は一切無く、現場の音効を強調し長めのカットを繋ぐ事で臨場感と緊張感を高めるストイックな演出。そしてラストの爆発力!途中さしてドラマチックな展開も無いのに2時>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「え、観てないんですか?」シリーズ。そもそもジブリ作品はこれまでずっと意識して敬遠してきたので、超絶今更ながら一念発起して自分に相性が良さそうな本作をチョイス。1984年公開、もう37年も前なのか!>>続きを読む

あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

4.0

ネタバレ気味です

サム・クックが登場する映画って初めて観た。つい先日、彼の誕生日に馴染みのバーで彼の曲を聴きまくったなあ。サム役の俳優が背が低い事も含めて他の3人に比べてあんまり本人に似てないので些
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

5.0

ネタバレ気味です。

2013年公開。実はこれまでフォレスト・ウイテカーを良いと思ったことがあんまり無くって、更にこの安っぽい邦題のせいで観るのをずっと後回しにしていたヤツ。結果、激しく後悔。もっと早
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MID ミッション・イン・ザ・ダーク(2006年製作の映画)

3.7

2006年公開。泣く子も黙るNaughty By Natureのリードラッパー、トレッチ主演のアクションムービー。彼の俳優稼業については全然知らなかったんだけど、実に見事な役者っぷりじゃあないですか。>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

4.0

率直に言うとウィル&トミーによるオリジナル三部作に特に思い入れは無くて、私の本作のお目当てはクリヘムとテッサ・トンプソン。なので、物語や設定に深みは感じられないものの二人がしっかり活躍してくれたので概>>続きを読む

死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

3.5

ずっと昔に深夜にテレビで放送しているのを観たら面白かった記憶があったのだけど、久しぶりに観たら何だかインパクトが弱くて拍子抜けしてしまった。時代性?自分のコンディションのせい?とにかくギャグが寒いのが>>続きを読む

ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.0

きっと駄洒落を思いついた勢いで製作してしまったんだろうと思える様な、B級を超えたC級作品。何かちょっとお気楽なおバカ映画をサクっと観たいと思ってチョイスしたら、当たりでした。くだらない事を真剣にやって>>続きを読む

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

4.0

2019年公開。黒人警官(ブラック) vs 汚職警官(ブルー)のお話。Black Lives Matterに対抗してBlue Lives Matterなんていう呆れたスローガンが生まれたりして、まった>>続きを読む

グロリア(1999年製作の映画)

3.0

1999年公開。ジーナ・ローランズ&カサヴェテスに挑むその心意気や良し。だがしかし結果は惨敗… 先ず主演のシャロン・ストーンがお洒落で綺麗過ぎる。モデルの様に華やかでまるで汚れ感が無いからキャラクタ>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

5.0

”え?観てないんですか?” シリーズ。いつか観なくてはと思いながら、公開から既に30年近く経ってしまいました。で、これがもの凄く良かった。人生の尊さとか、人が持つべき慈しみとかってこういう映画から感じ>>続きを読む

ドライブ・アングリー3D(2010年製作の映画)

4.0

グラインドハウス系エログロバイオレンス盛り沢山のB級スピリットが炸裂。とは言えロドリゲスやタランティーノよりは見せ方が上品。自分みたいなビビリには助かるんだけど、やっぱり振り切って無いから物足りなく感>>続きを読む

諦めるな:新しいギャラクシー・クエスト・ドキュメンタリー(2019年製作の映画)

5.0

『ギャラクシークエスト』の公開から20年後に製作されたドキュメンタリー。何なんだこれは!めちゃくちゃ良いじゃないか。スタッフやオリジナルキャスト、熱狂的なギャラクエ信者らの言葉ひとつひとつが心に響く。>>続きを読む

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

5.0

ビル&テッド最新作のディーン・パリソット監督作。1999年公開。久しぶりに観たらラストで泣いてしまった。こんな素敵な映画って他に無い。全てが素晴らしい。大好き

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

5.0

Yes way!!
Face the music!!
最高です😄
やっぱコレだよな
ありがとうビル&テッド

Excellent!!🤟🏻

ビギナーズ(1986年製作の映画)

2.9

1986年公開。MTV全盛時、数多くのMVを手掛けたジュリアン・テンプルによるミュージカル。なんだけど、困った事にまったく面白くない(ゴメン) 自分にとってはボウイとシャーデーの出演シーンだけが見>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

うーむ。

何気ない日常のひとつひとつを大切だと感じられる心の豊かさは誰もが持ち得るものじゃあない。私は捻くれ者のジジイなので、観終わってそんな風に思ってしまう。母親や友人に愛され音楽の才能もあるジョ
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合衆国最後の日(1977年製作の映画)

5.0

出演者のオヤジ濃度★★★★★
アルドリッチの骨太性★★★★
スプリットスクリーン度★★★
ラストシーンの衝撃度★★★★

1977年公開の傑作ポリティカル・サスペンス。時代設定は1981年の近未来で、
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

星2つはガルの美貌と役者&スタッフのハードワークに。あとはもう全くダメでした。表層的で偽善的な物語にめちゃくちゃ冷めた。 

先ず前作で自らの命を捧げ観客の涙を誘った人間を、都合良く生き返らせるなと言
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