みっちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

みっち

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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

3.8

かなり好きです。かわいすぎる
個人的にシェイクスピアの仮装の世界観が好きなので、弟がボトムに変装してるあたり好感が持てる!😂

モンタナ・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

泣きたくなるほど優しい声で自分の馬に話しかける姉弟。毎回思うんです。馬にこんなに優しくなれる人が、人にも優しくないわけないだろうって。根底には静かに静かに優しい風が吹いてるのが分かるので、そのシーンを>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.9

コロンバスと同じ監督か。
そりゃ好きなはずだ。

時間は淡々と過ぎているようでも記憶があるって実はすごい。終わりは始まり。いろんなヤンの言葉に癒されました。
そして映像美と映画全体を柔らかく包んでくれ
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草原に抱かれて/へその緒(2022年製作の映画)

4.4

これはすごい。
生命を、感じる映画。


壮大なモンゴルの草原と、主人公アルスや母が奏でる音楽に涙が出る。
どんなことがあろうと母親って偉大なんだな。と感じさせてくれるし、繋がっている感覚は捨てきれな
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.8

ずっと見れてなかった作品。
やっとです。

それぞれに愛の伝え方があって、その思いが言葉でなくとも表情に表れていたりして。グッとくるシーンもあったけど、何より見終わった後に人と人との関係ってこんなふう
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オフサイド・ガールズ(2006年製作の映画)

3.7

怒って騒いで笑って忙しすぎる😂

警備隊さん
爆竹の音が怖いんかーい!w

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

3.8

人生がどこか物足りないのは皆そう、抵抗する方が間違ってるとホンネをもらすアルクホリックな義姉。

そして人生の空虚感に抵抗しそうに見えないのに、1番物足りなさを埋めようともがくミシェルウィリアムズ演じ
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白いリボン(2009年製作の映画)

3.6

大人の有無を言わせぬ抑圧から生まれる、暴力や復讐の嫌な空気が漂う村。モノクロ画面がよりいっそう不安になります。

ドクターが助産師の女性に言ったこと、かなり度が過ぎてて面食らう。ラストスパート、助産師
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

どういうことだ…っていうシーンいくつかあったので調べて2回目見たら面白い。途中からの不協和音とケイトブランシェットの人間的な破壊っぷりがサイコーだった。

マンション売却話のあとのアコーディオン演奏は
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対峙(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

4人それぞれの独立した人間性が溢れ出ている窮屈な空間が、少しずつ少しずつ混じり合っていくのが分かる。2人で抱き合って涙流して前に進む。ああ…素晴らしかった。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

村を去るか、残って闘うか。それぞれの想いが爆発しながら、赦し合いながら話が進んでいく展開はあっという間だった。

近くを見ると怖いけど、遠くを見れば真っ直ぐ前に進む、という馬車の例え話は印象的。マクド
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.6

シリアスじゃないハードボイルドでむしろ笑う。私立探偵っていうワードが魅力的に聞こえるのは気のせいでしょうか。

ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.3

妻の言動に翻弄されて試されて嫉妬深くなっていく過程が自然で面白い。ただ理解はできない…笑

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

楽しいヴァカンスかと思いきや
不穏な空気。
夜の海に吸い込まれそうな父親にイヤな予感しかしなかった。父親と同じ31歳のソフィは幸せだろうか。。

ダンスシーンがたまらなかったから後でもう1回音楽聞いた
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.9

視力が衰えて記憶も定かではない父親の求める人が、娘ではなく恋人だということを何度も突きつけられてやるせなくなる。

育児に介護にと大変なサンドラが、恋人であり友達でもあるクレマンの前ではセルフィッシュ
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シンプルメン(1992年製作の映画)

3.6

色々と振り回される男と女。
強気に見えて繊細、消極的に見えて大胆、と矛盾だらけ。ダンス独特すぎる笑

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.4

どの掛け合いも見事。
こういうのを待ってました。
17:15に電車から降りてくる鞄とパイプ持った人たちがコメディすぎて笑った。

ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

3.6

単調な感じかと思いきや
なかなかの事件が起きてる。
見終わっても抜けないモヤモヤ感。

これはあまりハマらなかった、、けど、もうちょっと監督追ってみます。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.2

暗い室内のみの撮影ながら飽きさせず、むしろ奥行きのある映像。そして皆がみんな怒っている。その感情のむき出し加減は、過度であればあるほど自分を守っているように見えてなんだか寂しい。
時折、主人公が機械的
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.2

30歳すぎでレストランの給仕係、そしてちょっと寂しそうな女性が私はピンポイントで好きなんだと思います(笑)
グレタガーウィグが描く世界のように。

コミカルな中に深刻な問題もある。そのバランスが良くて
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.4

マクマーフィもそうだけど、
大男チーフに打たれる。
暗闇の中ハタハタ遠ざかっていく走る白いズボン。
なんで早く見なかったんだろう。

ハハハ(2010年製作の映画)

3.0

どういう感情で怒ってるのかも男女がどこに惹かれあってるのかもよく分からない...笑 ただ、母親の尻に敷かれてる中年息子は面白い。

明日へのチケット(2005年製作の映画)

4.0

1作目は妄想の中にお邪魔して優しく包み込んでくれる。
2作目はフィリッポ!の声が永遠に聞こえる。通路で女の子とのんびり話してるシーンが良いです。そしてあんなに怒鳴ってたのに最後は駅でひとり取り残された
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ある子供(2005年製作の映画)

3.9

自分がお金欲しさにやったことが復讐であれ何であれすぐ近くの愛する人を傷つけ、さらに一緒に悪さをする仲間も傷つけ、やっと自分の過ちに気付けたのだろうか。若者の危うい感じがリアル。
ラストシーンはお互い言
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母という名の女(2017年製作の映画)

3.6

奔放な母に振り回される娘。
ラストは、
うんうんよくやったぞ。

小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.0

土を耕して、苗を植えて、収穫して、の繰り返しの中にある愛おしさと、怒りと悔しさと。なんて優しい映画なんだ。

大雨で泣きながら笑いこけてる2人の姿を思い出すとニヤつきます。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

みんなぞれぞれ孤独を抱えてる感じが伝わってきてグッとくるし、なにより風吹ジュンさんにやられますね。

同じ星の人間だからこそ分かる、「じゃあ、また明日。」

真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.9

色々とんでもないことが起こってるはずなのに、主人公を始めあんまり焦ってないのがいいのやら悪いのやら。個人的には好きですが。

ラストの3人には希望の虹が見えてるのかしら?🫣

めがね(2007年製作の映画)

4.0

メルシー体操と、海老をみんなで食べるシーンいいですね🦐

かもめ食堂に続き、もたいまさこが完全に私のツボです。最後のマフラーはもう2回くらい巻かなきゃ絶対に長すぎる。笑

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.6

網で焼く鮭がなんておいしそうなんだ〜。白夜のヘルシンキに行ってみたくなります。

もたいまさこの登場シーンがウケるのと、片桐はいりが予想以上にデカい。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

孤独が独り歩きしてとんでもないことをやらかしそうなロバートデニーロ。
部屋での練習シーンは見物。

7月の物語(2017年製作の映画)

4.2

監督は人の心の機微と、関係性の中で生まれる相手のちょっといや〜なところを映すのがうまいんだな。フェンシング男に出会うのも笑っちゃうし、オレンジTシャツの人と柔道したはウケる。

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.4

あ〜〜最高だ ^⁠_⁠^
旅行でハプニングが起きたときの、楽しいヴァカンスのはずがもうイヤッ!てなるあの感じは大勢の人が経験あるはず。この映画は、あまり上手くいかなかったことも振り返って見るとやっぱり
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

ボクシングもそうだけど、それ以上にケイコが会長のこと大好きなのが伝わってきてそこに一番グッときた。

難聴で、目だけでこの世界を見るって一見視野が狭そうだけど、案外耳が聞こえるよりも色んなモノが見えて
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冬の旅(1985年製作の映画)

3.8

お茶目なおばあちゃんと笑い合うシーンと、寒さに凍えて死にそうなシーンが対照的でなんだか可笑しかった。

汚い格好だけど自由なモナの存在が、誰かの心に引っかかるのはやっぱり何かがあるんだろう。毛布は引き
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