ぢるみどぅるひこさんの映画レビュー・感想・評価

ぢるみどぅるひこ

ぢるみどぅるひこ

やっぱり忘れるのでメモをばと

映画(95)
ドラマ(2)

美女と液体人間(1958年製作の映画)

4.5

完全に人間版ゴジラで、しかしこの液体人間の場合、原子力汚染によるミュータント人類であり新人類、ニュータイプであるという設定が明確に打ち出されており、『地球最後の男』というか『流血鬼』的正統SFマインド>>続きを読む

早春(1970年製作の映画)

4.0

最後あのあとあのまま水がたまって電球に達して感電死するのを期待してしまった、思春期!エレキギター!感電死!みたいなイメージがなぜだかあるので、水と電気が出てきた時点でおっ!これは!来るか?来るか?感電>>続きを読む

スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火(1989年製作の映画)

-

これよく考えたら東宝変身人間シリーズのオマージュというかあまりにもそのまんますぎてすごいな

デ・パルマ(2015年製作の映画)

3.5

デパルマってファンにとっては不遇っちゃ不遇の監督人生ってイメージを持たれてると思うけど楽しげに自慢げに自作を語るデパルマちゃんに癒された。
人生やりたいようにやって「あのときはフェミニストがめっちゃキ
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三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

4.5

まず押さえておかないといけないのは、これをシリーズにおける宇宙モノの最初だと捉えたら大変だ、ということで、ゴジラシリーズというのは後から誰かが東宝特撮映画の中のゴジラが出ている作品を集めてそういうこと>>続きを読む

リリス(1964年製作の映画)

4.5

ニューシネマが始まる数年前に120点超えてるニューシネマ出てた、みたいな愕然。
ちょっと心理学的すぎだったり象徴主義的すぎだったりな傾向があまり趣味じゃないけどそれを差し引いて愕然。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

1.5

始まって5分くらいで何このおぼっちゃんの作った映画……、となって最後まで全くぶれなかった……

(だいたい映画監督なんておぼっちゃんが多いとは思うけどここまでおめでたい映画を作ってしまうってどういうこ
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

5.0

涼宮ハルヒのシリーズにこの映画が影響を与えている説を信じるか信じないかはあなた次第として、この映画には、映画という表現の歴史が蓄積してきた色々と、この映画が同時代的に与えた(または共有した)色々と、未>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.5

生きているということ、存在するということ、生きていくということ、文化とは何か、歴史とは、世界とは何か、この世界で何をすればいいか、そういうことに対峙するということ、世界に触れるということ、永井均の言う>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

1.0

スピルバーグ史上最大のゴミやん……。
酷すぎて30分まで見続けるのが限界だった。
スピルバーグの映画途中でやめる日が来るなんて。
スピルバーグLOVEだから明日ちゃんと最後まで観るけど(たぶん……)。
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

5.0

わし、こどものころインディジョーンズになりたかったので、いちばんなりたかったのインディジョーンズなので、おとなになった今、人生しんどすぎるとき観たい映画ナンバーワンがインディジョーンズのシリーズのどれ>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.5

6年ぶりに観た。
これが1984年というのは、タランティーノなんかジャームッシュの後をヨチヨチついて行ってるだけのようなもんで、ポール・オースターの小説なんかとは同時代的って感じか。

ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年製作の映画)

5.0

異なる時空を繋ぎ合わせて一本の夢をつむぎ上げる映画(モンタージュ)の語り方そのものが、映画の魔法そのものが、物語のかたちに結晶化したかのような奇跡の映画

(冒頭からクロスカッティングそれ自体が物語の
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転校生 -さよなら あなた-(2007年製作の映画)

4.5

やべー!!!

怒涛の全編斜め構図と冒頭5分ごろのアヴァンギャルドなカットバック演出で(こんなことやっていいんだ、というのと、これでいいんだ、というので)、まずがっちり掴まれるのだけどそれ以上にこの明
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ガス人間第1号(1960年製作の映画)

5.0

神。
まず水木しげるの「サイボーグ」(ベーレンホイターの女)みたいな改造されて人間じゃなくなる(社会の外側に出てしまう)平凡な男の話があって、人間社会の法治の力を超えた力を持ってしまった個人がさて何を
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父ありき(1942年製作の映画)

4.5

小津の映画は、内容ほぼ何も覚えていないなあと思って見直すとほぼ全シーンああこれ覚えてるわとなるのにこのあとどうなるかとかは全く思い出すことはなくひたすらデジャブが続いていく。
これは何年も前にペドロコ
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

5.0

映画がエンドロールを長々流すようになったのはスターウォーズの一作目(エピソード4)の頃にスタッフの権利の主張で会社と労働組合の契約が云々かんぬんというだけの話なのでそんなものに観客が付き合わされている>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

5.0

この作品はシリーズ48作中でもリリー三部作(11、15、25)と並んで名作と言われることが多い(個人的には7作目『奮闘篇』も推し)。
これの魅力は宇野重吉や太地喜和子、それに岡田嘉子といった超伝説級役
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祇園の姉妹(1936年製作の映画)

5.0

なにこの完璧な映画……
なにこのアジア映画史上空前のウルトラ金字塔……

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

5.0

(好きな映画は好きだけど好きじゃない映画は好きじゃないし、私の好きは私の好きであって他人の好きとは関係がない。「映画が好きなの? 俺も大好きだよ、映画」とか言われると、おまえと一緒にすんじゃねえよクシ>>続きを読む

めし(1951年製作の映画)

4.0

成瀬は『浮雲』は確か2回観ていて他は『お国と五平』『稲妻』を観たことがあるだけで全部大分前だから漠然とした印象くらいしか残っていないのでほとんど白紙のような状態で今回これを観た(ので一本だけでわかった>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.0

ポエミーな台詞の歯が浮くような、バランスがうまくない感じ、そもそも全体的に表現がクサい。それら結構な欠点であるはずのものを補って余りある志の高さに感服したし、最後のほうになると直球の詩を生身の身体(と>>続きを読む

ピストルオペラ(2001年製作の映画)

4.5

映画にできる本来映画ならではの表現ってまだまだ残ってるはずだと思ってたらこの一本でわりとやりまくられてた。晩期清順すさまじ。

ばちばちに時空間を接合させられるカットとカット、場所と場所、時間と時間、
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座頭市喧嘩太鼓(1968年製作の映画)

4.0

座頭市は映画版三分の二くらいとテレビ版三分の一くらいしか見てないので、まだ見てないのが多くて(北野武は北野版の準備時に映画版26本テレビ版100本全部見たとか見ないとか)、このフィルマークスのレビュー>>続きを読む

四月物語(1998年製作の映画)

4.5

岩井俊二の映画何本かしか見たことなくて、これ誰かが好きって言ってたなー短いし、と思って見てみて、ちょっとびっくりしたというか軽くカルチャーショックというか、世代なのか時代なのか知らないけど、ちょっとび>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.5

映画館で見た当時にすごく引っ掛かったのが戦争というものの扱いで、ひどく象徴的、観念的、抽象的、記号的に扱われているように感じて、こんなんでいいのかと思った記憶があるけど、今の目で見るとこれは、あえて深>>続きを読む

悪魔の呪い/悪魔の夜(1957年製作の映画)

4.5

ペドロ・コスタてんてーが小津やブレッソンと並べて語って激推しする表現主義系B級娯楽作家ジャック・ターナー(まあ代表作『キャット・ピープル』にしても1942年でああいう表現をやっているというのはオーパー>>続きを読む

チャップリンの駈落(1915年製作の映画)

5.0

メモ。

戦後の映画で編集が一番うまいのは本多猪四郎で、二番がジャック・リヴェットで、戦前はというとチャップリンだ(チャップリンを直接的に引き継いだのはパゾリーニだが)。
映画というのはやや象徴的な言
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ロボコン(2003年製作の映画)

5.0

たまーに見たくなって見直すけど全く色褪せない金字塔。

『灼熱のドッジボール』『この窓は君のもの』に出てた監督の元カノの雰囲気をどう考えても重ねてバリバリ魅力的に演出される長澤まさみ。

「ずっと今日
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

スターウォーズシリーズとしてのあたらしみ(スターウォーズシリーズとして新しいかどうかなんてなんぼのもんでもないと言われりゃそれまでだが)というか攻めている箇所が撮影(照明)だけで、最近のロンハワードよ>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

5.0

二時間ちょいのモンタージュで人生のすべてを表現してやろうというような野心!

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

4.5

他の作品を観るとテンポとかリズムとかタイミングとかという概念を持ち合わせていないのではないかと疑いたくなってしまう、りんたろう監督作品だが(『メトロポリス』はそれによって奇跡が起きている)、ものすごい>>続きを読む

グッバイ・ファーストラブ(2010年製作の映画)

3.5

この映画、内容はちょっとした私小説的みたいな感じでそんなに感じることもなかったけど編集が狂ってるというか変で、ずっとわざと変なところでカットをつないでいて、けっこうカット割りは多いんだけどカットとカッ>>続きを読む

フランケンウィニー(2012年製作の映画)

5.0

わし昔から『ドラえもん』のキャラクターの中でスネ夫がいちばん好きで、アニメとかに出てくるスネ夫系のズルい子みたいなキャラクターをいつも好きになるのだけど、他にはパッと思いつくところで『銀河鉄道の夜』の>>続きを読む

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