木上さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

木上

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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

「東京も、いつなくなってもおかしくない町だと思うんです」
建築、町をつくることに興味を持ってその目標に近づく努力をしてる瀧くんにまず好感!
当たり前にある町が突然なくなるなんてあり得なくて、入れ替わっ
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マッド・ナース(2013年製作の映画)

3.0

これがなかなかどうして面白い!!笑

スタイル抜群、ナース、猟奇、百合
途中まで真剣に観てしまった!
というか最後まで観るつもりなかったのに観てしまった!!!!

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

懐かしい色をしたがらくたが集まったようなキューバの町で、ものすごい声量の技術のオールドたちが鼓膜を!前頭葉を!震わせるッ!!!
ムーディで、ダンディで、セクシーッ!!
かっけぇ…

カイロ・タイム 異邦人(2009年製作の映画)

4.5

なんで有名じゃないんだろ、というか、レビューも3桁なのが不思議な名作だと思う。

結婚している欧米人の女性が夫のいるエジプトへ、滞在中カイロでのロマンスの物語

ごったがえすカイロの町、現地の女性たち
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

4.0

やっぱりテーマは愛で、
マイケルは愛がほしくて、
たくさん嘘をついていた。

これはドランは監督をしていないけれど、今までのドランの作品も父親という役柄はなかったように思った。
そして必然的に、人格形
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.0

酔うわ!ってぐらいのカーチェイスのカメラワークといい、ゾンビ映画かってくらいのザックザクなキレ具合といい、ギャグとキリキリの緩急付け方といいめっちゃくちゃすごい(語彙力)
コクソン、お嬢さん、アシュラ
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.6

なんかもうめちゃくちゃわかる
なんでこんなに集中してしまうんだろ
この醸される空気が大好き、しんどくて
なんか昇華される

ひたすらにただ自分が観てよかったなと思える
20170922

追記
言葉に
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サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)

2.8

サラエボ事件から100年
2014年のとあるホテルでの祝賀会
暗殺者と同じ名前を持つ男と女性ジャーナリストが討論する場面は印象的だが、事件に関する知識がなければ追い付くことができない。
知ってるつもり
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.8

華やかなファッション界の裏側
口が動いたわけでもなく、わずかな表情筋の動きだけでニヤリとしたり、彼女(ジェシー)がただ者ではないことを演じ表していたエルファニングがすごい…
出てくるのはとびきりの美女
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

バーフバリ!バーフバリ!!

乳母が矢傷負いながらも、赤ちゃん守ってさっきまで自分に刺さってた矢で追っ手を倒すとことか、始まりから何からブッ飛んでて最高だったな!!!!

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.5

このフランシスの、半笑いで威圧してくる感じキリキリするウォー!
優しくされたら彼氏の面影感じちゃうのかい!
相手クソ野郎なのに自分が依存しはじめると離れそうになるのが寂しいんかい!!
大嫌いなのに逃げ
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.3

近親相姦、胎内回帰願望、断罪
吹き出る血しぶき
ネオン…

ツァァァァァ
なんっじゃこりゃ!

静かなのに強すぎる画面…
オシャレをやりたかったのか病んだ家族を撮したかったのか…
いやでもバンコクす
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

多分レビューを見ないで映画館に行ったほうが良いです…

感動的な映画って、どうしてもその映画を観てる自分に気づく自分がいるんですよね。レミゼラブルとかHACHIとか、周りがグスングスン言ってる中で映画
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トロン:レガシー(2010年製作の映画)

3.9

プログラムの世界で戦うSF

内容知らないで初めて観たけどさすがにクオリティ高いし、ダフトパンクだし、2010といえばテクノ!て感じの音が流行ってたな…エンターテイメントとして本当に楽しい!楽しめた!
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.2

親切な映画。真面目。
清水玲子の秘密の中のエピソードを思い出した。
弁護人と被告人に司法や娘に対する視点に共通点があるのが面白かった。
すずちゃん可愛かったし由貴さんはやっぱり母親役ハマるし色っぽい!
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.5

ウッハァ~!!!これは!!!
ドライブ・三度目の殺人と続いて1日で観た映画の三作目にして正解!!
もう大正解!!!

スパルタの名誉をかけたペルシャとの戦いって内容知らなかったけど、身内が持ってきたD
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

派手なだけが運び屋じゃない、逃げる時は隠れながら静かに。動く時はアグレッシブ。運転がこの映画そのものだった。

レフン監督の作品を観たのはドライブが初めてで、でもネオンデーモンの音楽だけは知っていた。
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.0

単純に竹内涼真とケッコンしてえなってなる映画
タミヤ顔だな~そこは最高!

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

オープニングが完璧 サントラ聴くと冒頭のセリフと音楽がセットで1トラックだった。納得の完成度!

長いセリフ 意味のない内容とは裏腹に緊張を強いられる。容赦なくぶっぱなされる銃弾、強いられた緊張が強引
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

ブラックスワン・パーフェクトブルー・ひるね姫…笑

こういう系のやつではこの終わりがめちゃくちゃ良い
このかっこよさでまとめられたら…納得!
Where is my mind...イェー!

ミニマリ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

やれロリコンだの気持ち悪いだのと言われてたけど、ようやく観て分かったのは、女の子にこういうセリフを言わせちゃう大人の意図を感じとった人がヤンヤヤンヤ言うだけで、レオン(おじさん)は純愛なんだということ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

劇中三回「サイコーじゃん!!!」って思いました。
終わった後もサイコーでした!

想像以上の気持ちよさ!!

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0

映画って漫画とか音楽とかと違って、支配できない時間だからこそそれを買う価値があるんだなと、ドラン監督の映画を観る時は特に強く感じます

つぐみ(1990年製作の映画)

4.0

体が弱くて、家族に大事にされすぎて、悪態が常習化した(美)少女つぐみが恋をする
口汚く他人を罵る、その時の勝ち誇った顔も憎たらしくて魅力的だけど、好きな人を避けたり逆に甘えたりする雰囲気・表情のギャッ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

ミュージカル大丈夫かなーって観てたけど、色が!服から傘から壁紙から口紅まで綺麗で目が離せなかった!

ダンスは無くて、ずっと歌!
だけどこのストーリーがむしろその鮮やかさに合ってて退屈しなかった
おっ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

観たあとは衝撃だったけど、今になって他の人のレビューがわかるようになってきた。
ただのラブストーリーのミュージカルなんじゃなくて、人によって感想が真逆の映画だから勧めたくなる。
考えたらこんなわかりや
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.5

自給自足生活、"普通"の子どもがおよそ読まないような難しい本が読めて、体力は一流アスリート並みの家族
いっこも"普通"なとこがない家族

あまりに反 現代社会 主義的な、まさにヒッピーみたいな言葉が子
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渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.0

とにかくみんな、特に浜崎あゆみの演技が上手いし、美しいシーンが多かった
夏休みの海と白のワンピース、蝉の声と恋と愛

吉田くんは、相手が男だからという理由で拒絶することは残酷だとちゃんと気づいてる
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

好きって何なのか
恋愛って何なのか
性って何なのか

恋人が性同一障害だったら?
今までの気持ちのまま一緒にすごせる人が、果たして何人いるのか

応援してあげたくてもどうしてもできなかった、愛だけじゃ
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おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.0

世界で二番の国際商品のコーヒー
需要があっても、働けど働けど貧しいままの農家
子供たちは靴も履けなくて、青年は学校を諦めた
「父さんが苦労してるのも、家族が惨めな思いをしてるのも、ぜんぶコーヒーのせい
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

3000年後という途方もない未来(彼らにとっては未来は時間の限りではないが)、いったい想像できるだろうか?
果たして、実際に私たちは3000年後も持続可能な星に生きているのだろうか?
地球をも滅ぼせる
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パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

3.5

地獄の季節とはよく言ったもので、
青春は 若さと自由さゆえに時として暴走してしまう自己を押さえたり押さえなかったり押さえられなかったり…取り返しのつかないことをしでかしかねない、まさに地獄なんだと
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8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

実にカッコいい!!

ビートボックス、ボイスパーカッションは元々黒人たちのもので、ラップというものはブルースのような、下から見上げる者たちの音楽
そこに白人が這い上がろうとすると、そら叩かれる
これっ
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

血と汗が混じる怒涛の音楽映画!

そもそも音楽と映画って座って視聴するこっちは血どころか汗なんてほとんど出ないような静の対象なのに、
特に今作の画面に映ってるのは魔物になるわけでも世界を救うわけでもな
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

母子物に弱いのか!?
ドランに弱いのか!??
涙が溢れてしまった
まさに
あれ?俺も映画で泣くんだって状態
こんなに感情揺さぶられる映画ってない

愛してるんだなぁて思うよ
つらいことも悲しいことも痛
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

4.0

「この瞬間が続けばいいのに」
なんて言葉は陳腐だけどベンは本当に止めてしまう

好きな映画、好きなPV
私たちが一時停止ボタンを押してスクショをするように時を止めて女性を描く

ベンの行為は変質的かも
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