MTGSZKさんの映画レビュー・感想・評価

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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

ネタバレなしで。

自分の様なひねくれ者でも素直に面白かったしか言葉がない。前評判通り「何も言えない」作品。狐につままれたような前半から「あれこれ笑っていいやつか?」と徐々に劇場内に笑いのクレッシェン
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ルーム(2015年製作の映画)

3.7

7年間密室に監禁された女性ジョイ(ブリー・ラーソン)。誘拐犯との間に生まれた5歳の息子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)と共に脱出を試みる。

無事脱出してめでたしめでたしではなく、むしろ「脱出して
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あさがくるまえに(2016年製作の映画)

3.8

早朝友人とサーフィンに出掛けた帰りに交通事故に遭うシモン(ギャバン・ヴェルデ)。脳死判定されたシモンと心臓移植をめぐり葛藤、交錯する人々の1日。
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必要以上に感動作に仕上げることなく、ある意味ドライ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

アートギャラリーの経営者スーザン(エイミー・アダムス)に元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から届けられた一遍の小説。徐々に侵食されるスーザン。

ヒッチコックの重厚感にデヴィッド・リンチの倒錯感
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ポルト(2016年製作の映画)

3.4

ポルトガル北部の港湾都市ポルト。アメリカ人のジェイクとフランス人留学生マティの出会いと別れをシンプルに描くストーリーながら時間軸を複雑に交錯させ、突如乱気流に巻き込まれるような恋愛を見事に表現。スーパ>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.3

7歳の姪っ子メアリーを他界した姉に代わり男手ひとつで育てるフランク。メアリーが小学生になると並外れた知能の持ち主である事が判明。英才教育を受けさせようとする祖母との確執が。

メアリー役をやるために産
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

ミズーリ州の田舎町。娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は進展しない捜査に苛立ち警察を批判する3枚の大きな広告看板を設置する。

想像以上にヘヴィーだったし笑えたし泣けたしといいよう
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汚れた血(1986年製作の映画)

4.0

有名すぎて後回しにしていたレオス・カラックス作品。衝撃的。1カット1カットが鮮烈すぎて「愛なきセックスによって伝染する“STBO”という奇病が蔓延するパリで、ある製薬会社が開発した特効薬を盗み出す計画>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

4.1

1930年代スウェーデン北部。山間部に暮らす中学生エレ・マリャは少数民族のサーミ人であることから受ける差別と偏見に晒される日々から抜け出そうとある行動に出る。

強烈に突き付けられ問いかけられる作品。
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

ニュージャージー州パターソンで路線バスの運転手しながら趣味の詩作に没頭する、街と同じ名を持つ主人公パターソン(アダム・ドライバー)の一週間。

エキセントリックな愛妻とブルドッグ。仕事を終え妻と晩御飯
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.2

クストリッツァ監督が「イタリアの宝石」ことモニカ・ベルッチとイチャイチャしたいが為に撮った職権乱用作品(個人の感想です)。

戦時下の架空の国で出会う男女の逃避行。のどかでありつつ強烈なブラックユーモ
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.6

前半実写、中盤からアニメーションになるという斬新な構成。落ち目の女優(役)のロビン・ライトが全身スキャンされ「デジタルデータ」に。それを映画会社が好き勝手に使用し、20年間主演映画を撮れるという契約を>>続きを読む

ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.4

型破りで生徒に人気のある歴史教師でありながらプライベートでは薬物に溺れるダンと、薬物売買に手を染める女子生徒ドレイの不思議な交流。

クールなイケメンから癖の強い役柄まで自在にこなすゴズリングさんです
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.7

以前から注目はしていたグザヴィエ・ドランだが「若くて才能があってしかもイケメン」という三拍子揃ってる感から来る僻みからかなかなか腰が重く初鑑賞作品。結果「若くて天才でしかもイケメン」すぎてひれ伏した。>>続きを読む

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

4.4

(大物監督)製作総指揮なんて謳ってる作品はほとんどが駄作なんですけれども(暴言)、リドリー・スコット製作総指揮のこれはとんでもない傑作だった。陸地のほとんどが破壊された近未来世界で暮らす遺伝子操作によ>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

3.0

イランの天才アスガー・ファルハディ監督新作。ある夫婦間に起こるひとつの事件をきっかけに諸々の歯車が狂っていく様を手持ちカメラの不安定な映像でドキュメンタリー的に仕上げた作品。少ない登場人物の物語であり>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.2

すごく予想外の作品だった。セレブの代わりに洋服やアクセサリーを買い付けする“パーソナル・ショッパー”のモウリーンにはもうひとつの顔があった。これが普通に考えれば結構突拍子もないサスペンスホラーな展開な>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

4.2

恋愛トラウマ映画の名作「ブルーバレンタイン」のデレク・シアンフランス監督新作。第一次世界大戦で心に大きな傷を負った元軍人のトムは人と接さずに済む孤島の灯台守という仕事に就く。しかし土地の名士の娘イザベ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

黒人少年シャロンが大人になるまでの3つの時期を三人の俳優で描く。いじめ、育児放棄、LGBT、貧困、麻薬とシリアスなテーマが並ぶが、青を基調とした美しい映像と登場人物達の印象的な会話によりとても詩的。胸>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

有人火星探査ミッション中、砂嵐によりひとり火星に取り残されることとなったマーク・ワトニー。そんな極限状態に置かれ、孤独と絶望に苛まれる日々を描く、、、のかと思いきや底抜けに明るく前向き。そう、賢者は「>>続きを読む

アスファルト(2015年製作の映画)

4.0

完全に好き系の作品。フランス郊外の寂れた団地を舞台に年齢も境遇も異なる3組の男女の出会いを描く。いわゆる「恋愛」よりももっと大きくて不確かで温かな愛。6人それぞれの心にぽっかりと開いた心の穴を埋めるか>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.9

吹奏楽部でフルートとオーボエを担当する高3女子二人の心の機微を丁寧すぎるぐらい丁寧かつ繊細に描く。大仰な音楽や派手な展開に頼らず、心の奥底から揺さぶりをかけられるような深い感動を与えてくれる。ぶれない>>続きを読む

オトトキ(2017年製作の映画)

4.0

THE YELLOW MONKEY再結成ドキュメンタリー。最初に心を撃ち抜かれたのがYOSHII LOVINSON名義の1stソロアルバム「at the BLACK HOLE」で、そこからもっと「吉井>>続きを読む

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.5

アル中の母と不倫父の間で裕福ながら退屈な日々を送る14歳のマイクと風変わりな転校生チックを中心としたロードムービー。「青春」と冠すにはあまりにも犯罪度が高すぎてあれですが、同時代それなりに親に迷惑をか>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.3

前評判からインド版マッドマックス的な作品かと予想しつつ鑑賞したが軽々超えてきた。大体ダイジェスト版か早送りかという展開の早さにも関わらず141 分もあるのがだいぶおかしい。しかし体感30分だからもっと>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

3.4

途中からもしやとは思わされるのだけど最後まで失速せず。終始漂う不穏な空気感はさすがの手腕。スティーヴン・キングの某大作を想起する意外なラストもあのがっかり感はなく悪夢の中に置き去りにされるようで秀逸。

マザー!(2017年製作の映画)

3.0

全く予備知識を得ずに鑑賞したのであまりの展開に呆気に取られつつ、途中モチーフに気付くも最後まで呆気に取られてた感。昨今の配給会社なら若本規夫さんあたりをナレーションに起用して「フロム・ダスク・ティル・>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.8

やはりドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は裏切らなかった。続編として完璧な仕上がり。前作の世界観を少しも損なうことなく現代版へとアップデート。ワンシーンごとこんなにもわくわくさせてくれる作品は久しぶり。特にウォ>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

2049を見る前に復習として何十年ぶりに鑑賞。若かりし頃に観た時は、近未来都市の世界観には深く魅了されたものの、物語的にはいまいち盛り上がりに欠ける印象だった。ところがどうでしょう、今回はとても楽しめ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

ロマンティックで残酷で美しいデル・トロ流ラブストーリーでありミュージカル。物語も映像も音楽も、どこを切っても美しく目を奪われるが、それ以上に何者にも媚びることなく己の世界を描ききり、アカデミー賞まで獲>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

5.0

冒頭マルコ・ベルトラミ氏の屋外ピアノから心を鷲掴みにされる。以降なかなか観ることの出来ない映画音楽制作の舞台裏を垣間見る事が出来る至高の一作。金言の宝庫。多数の作曲家が登場するのでやや駆け足な印象では>>続きを読む

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