MTGSZKさんの映画レビュー・感想・評価

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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.4

型破りで生徒に人気のある歴史教師でありながらプライベートでは薬物に溺れるダンと、薬物売買に手を染める女子生徒ドレイの不思議な交流。

クールなイケメンから癖の強い役柄まで自在にこなすゴズリングさんです
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.7

以前から注目はしていたグザヴィエ・ドランだが「若くて才能があってしかもイケメン」という三拍子揃ってる感から来る僻みからかなかなか腰が重く初鑑賞作品。結果「若くて天才でしかもイケメン」すぎてひれ伏した。>>続きを読む

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

4.4

(大物監督)製作総指揮なんて謳ってる作品はほとんどが駄作なんですけれども(暴言)、リドリー・スコット製作総指揮のこれはとんでもない傑作だった。陸地のほとんどが破壊された近未来世界で暮らす遺伝子操作によ>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

3.0

イランの天才アスガー・ファルハディ監督新作。ある夫婦間に起こるひとつの事件をきっかけに諸々の歯車が狂っていく様を手持ちカメラの不安定な映像でドキュメンタリー的に仕上げた作品。少ない登場人物の物語であり>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.2

すごく予想外の作品だった。セレブの代わりに洋服やアクセサリーを買い付けする“パーソナル・ショッパー”のモウリーンにはもうひとつの顔があった。これが普通に考えれば結構突拍子もないサスペンスホラーな展開な>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

4.2

恋愛トラウマ映画の名作「ブルーバレンタイン」のデレク・シアンフランス監督新作。第一次世界大戦で心に大きな傷を負った元軍人のトムは人と接さずに済む孤島の灯台守という仕事に就く。しかし土地の名士の娘イザベ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

黒人少年シャロンが大人になるまでの3つの時期を三人の俳優で描く。いじめ、育児放棄、LGBT、貧困、麻薬とシリアスなテーマが並ぶが、青を基調とした美しい映像と登場人物達の印象的な会話によりとても詩的。胸>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

有人火星探査ミッション中、砂嵐によりひとり火星に取り残されることとなったマーク・ワトニー。そんな極限状態に置かれ、孤独と絶望に苛まれる日々を描く、、、のかと思いきや底抜けに明るく前向き。そう、賢者は「>>続きを読む

アスファルト(2015年製作の映画)

4.0

完全に好き系の作品。フランス郊外の寂れた団地を舞台に年齢も境遇も異なる3組の男女の出会いを描く。いわゆる「恋愛」よりももっと大きくて不確かで温かな愛。6人それぞれの心にぽっかりと開いた心の穴を埋めるか>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.9

吹奏楽部でフルートとオーボエを担当する高3女子二人の心の機微を丁寧すぎるぐらい丁寧かつ繊細に描く。大仰な音楽や派手な展開に頼らず、心の奥底から揺さぶりをかけられるような深い感動を与えてくれる。ぶれない>>続きを読む

オトトキ(2017年製作の映画)

4.0

THE YELLOW MONKEY再結成ドキュメンタリー。最初に心を撃ち抜かれたのがYOSHII LOVINSON名義の1stソロアルバム「at the BLACK HOLE」で、そこからもっと「吉井>>続きを読む

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.5

アル中の母と不倫父の間で裕福ながら退屈な日々を送る14歳のマイクと風変わりな転校生チックを中心としたロードムービー。「青春」と冠すにはあまりにも犯罪度が高すぎてあれですが、同時代それなりに親に迷惑をか>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.3

前評判からインド版マッドマックス的な作品かと予想しつつ鑑賞したが軽々超えてきた。大体ダイジェスト版か早送りかという展開の早さにも関わらず141 分もあるのがだいぶおかしい。しかし体感30分だからもっと>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

3.4

途中からもしやとは思わされるのだけど最後まで失速せず。終始漂う不穏な空気感はさすがの手腕。スティーヴン・キングの某大作を想起する意外なラストもあのがっかり感はなく悪夢の中に置き去りにされるようで秀逸。

マザー!(2017年製作の映画)

3.0

全く予備知識を得ずに鑑賞したのであまりの展開に呆気に取られつつ、途中モチーフに気付くも最後まで呆気に取られてた感。昨今の配給会社なら若本規夫さんあたりをナレーションに起用して「フロム・ダスク・ティル・>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.8

やはりドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は裏切らなかった。続編として完璧な仕上がり。前作の世界観を少しも損なうことなく現代版へとアップデート。ワンシーンごとこんなにもわくわくさせてくれる作品は久しぶり。特にウォ>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

2049を見る前に復習として何十年ぶりに鑑賞。若かりし頃に観た時は、近未来都市の世界観には深く魅了されたものの、物語的にはいまいち盛り上がりに欠ける印象だった。ところがどうでしょう、今回はとても楽しめ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

ロマンティックで残酷で美しいデル・トロ流ラブストーリーでありミュージカル。物語も映像も音楽も、どこを切っても美しく目を奪われるが、それ以上に何者にも媚びることなく己の世界を描ききり、アカデミー賞まで獲>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

5.0

冒頭マルコ・ベルトラミ氏の屋外ピアノから心を鷲掴みにされる。以降なかなか観ることの出来ない映画音楽制作の舞台裏を垣間見る事が出来る至高の一作。金言の宝庫。多数の作曲家が登場するのでやや駆け足な印象では>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.6

いたずら好きの父と堅物娘の心の交流を描く物語かと思いきやかなりひねりが効いた一作。父の行動がエキセントリック過ぎて、感情移入する方向ではなかなか難しいのだけど、次第に娘も父の遺伝子を逞しく受け継いでい>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.8

身につまされ過ぎて辛い。舞台はイギリスだがここ日本でも何らかの給付を受ける場合はとにかく面倒な手続きが必要だし(払う方はとても簡単なのにな)、いわゆるワーキングプア等抗えない貧困に陥る可能性は身近にあ>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

人は生きれば生きるほど何かしらを背負っていくわけで、必ずしもそれを忘れられたり乗り越えられるとは限らない。それでも人生は続く。ひとりの男の人生の機微を丁寧に描いた傑作。ケイシー・アフレックの繊細な演技>>続きを読む

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.8

ポップなパッケージにキャッチーなタイトル「日本のアニメ「魔法少女ユキコ」に憧れる白血病で余命わずかな少女アリシアの物語」と来ればおおよその内容は想像してしまうがこれがもうまるっきり裏切られる。本当にま>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.2

壮絶。イニャリトゥは裏切らない。「ギルバート・グレイプ」からディカプリオを知る身としては、こんなにも凄まじい俳優に成長して、と親戚のおじさん目線になったり。基本復讐劇でありエグい場面も多々あるが、まる>>続きを読む

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

4.0

同監督の「アナザープラネット」がとても好みだったので鑑賞。負けず劣らずの傑作。瞳が同じであれば前世、輪廻といった何らかの繋がりがあるのでは、というSFファンタジー。辛い場面もあるがとても美しい物語。音>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.4

脚本演出映像音楽(ジェフ・バーロウ!)徹頭徹尾好みの作品に出会ってしまった。人工知能をテーマとしたSFながら派手なアクションなど一切なく、女性型ロボット「エヴァ」と検索エンジン世界最大手のブルーブック>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

4.0

自分は元々もしも「神様」が存在するのなら余程性格が悪いかろくでなしかなのだろうなと考えているのでこの作品に登場するブリュッセルのアパートの一室で酒を呑みながらPCでいたずらに意地の悪い法則を作り出して>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.4

まったく予備知識なく鑑賞。魔女がテーマのファンタジーかなーなんて呑気に観ていたら重い暗い辛いのどホラーな展開に驚愕。しかし素晴らしい子供達の演技、効果的な音楽、重厚な色調によりこの悪夢的世界に引きずり>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

戦争映画は積極的に観るタイプではないが、あのノーラン監督が普通の戦争映画など撮るはずがないと前のめりで鑑賞。案の定「戦闘」ではなく「救出」で表現する、これまでの戦争映画とは一線を画す後味を残してくれる>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.8

「ベイビー・ドライバー」鑑賞。最高以外の言葉がない。子供の頃の交通事故が原因の耳鳴りを消すために絶えずヘッドホンで音楽を聴くベイビー。同時にドライビング・テクニックも覚醒、という設定だけでも派手な映画>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.4

大好きな「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督作品であり、大好きすぎる「パンズ・ラビリンス」の製作スタッフとあっては観に行かないわけにはいかず。母と息子を中心に描く成長物語。人生は複雑でときに残酷。>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.8

予想を超える傑作。SFの体をなした人生哲学。とはいえ決して小難しくはなく、基本的には地球外生命体との「言語による」コミュニケーションの物語(のふりをしつつ相当な含蓄あり)。ちょっと想定外の方向から涙腺>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.8

ティム・バートンは大好きな監督のひとりながら劇場で観たい!とまで思ったのは正直「 チャーリーとチョコレート工場 」以来。画的にも物語的にもスケールがとても大きく、劇場鑑賞して大正解。タイムループという>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

良かったけども期待値は超えず。元々ミュージシャン志望であったというチャゼル監督、音楽愛だだ漏れのジョン・カーニー監督と違い、音楽に対して愛憎入り交じる複雑な思いがあるのかなと勘ぐってしまうのは「セッシ>>続きを読む

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