cezaimarさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

七人の侍(1954年製作の映画)

4.8

名作とはいえ60年以上も前で、しかも上映時間3時間以上は耐えられないだろうと思いながら見始めたのですが、

しっかり最後まで見てしまいました。

1.プロットが分かりやすい
2.村人にしっかり感情移入
>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

前作はすずさんを軸としつつも戦時下の日常を垣間見る映画という印象だった。

 今作は元々備わっていた緻密な時代考証にリンさんのシーンが加えられたことで、すずさんという実在の人物のドキュメンタリーを見て
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

この世界の片隅にのナチス少年兵版といったところでしょうか。

社会がそうだからナチス親衛隊を夢見るし、可哀想だからユダヤ人の女の子を匿うし、最初に女の子を匿った母のことも大好き。
「お前の忠誠心はごっ
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.4

目を覚まして、草原を抜け、キャンプを抜けたら、狭い塹壕を何度も曲って、ようやく地上に顔を出したら空と土。
これが開始10分。
そんなシーンの数々が背後でシームレスに流れ続けるのでリアリティがとんでもな
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.3

さり気なく田無、八王子をディスるところが一番好き

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

2.0

Netflixオリジナルはいつも煽りだけ巧くてオチがワンパターン。宗教要素が強くて日本人には分かりにくい。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.6

良くも悪くもテレビシリーズそのままのクオリティでした。

悪くもというのは、作画もBGMもテレビから既にこのクオリティだったので今更驚かない、という贅沢な反応。
そして外伝であるが故にストーリー進展は
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

現実に起きたシャロンテート殺害事件をWikipediaで予習しておいた方が良いです。
それ抜きでも見所、笑いどころありで楽しめるのですが、中盤以降をより楽しむには必修科目です。
音楽、背景など意味あり
>>続きを読む

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

ネタバレなしで感想箇条書き

・テンポ良い
・オーケストラ最高
・ビアンカかわいい
・山寺宏一の無駄遣い
・名台詞はだいたい出てきてくれた
・サンタローズはプレイヤーなら誰もが地形を覚えてる街なんだか
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

細部まで覚えてない中での考察。
廃ビルの鳥居の前で何かを祈ると、その力を得る代わりに、そうでない状態がデフォルトになる。
ひなは晴れて一緒に散歩したいと願った→普段は雨で散歩できなくなった
帆高はひな
>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

3まで玩具は持ち主ありきで語られてきたが、4では玩具自身の生き方にスポットを当てている。

言いたいことはわかる。
持ち主の玩具としてウッディは最高に愛されてきた。だからもういいだろう?次は恵まれない
>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(2019年製作の映画)

3.9

河嶋と知波単が大好きになる映画。

第1話とBC自由は微妙だったけど、第2話は熱かった。がんばれ知波単。

第3話気になるのでペース上げてお願いします。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.4

シン・ゴジラの静かな威圧感とは対照的にパワー全開で暴れまくり。
終盤は胃もたれしそうなくらい破壊シーンの連続でした。
あとエンディング後無性に伊福部版の音楽を聴きたくなりました。

ザ・サイレンス 闇のハンター(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

BIRD BOXと同じ。
あっちが見猿でこっちは言わ猿。
緊迫感の出し方は巧いけど、盛り上がりが薄いのも同じ。
中盤で狂信者が出るのも同じ。
ラストの尻切れトンボ感も同じ。

スティーブンキングのミス
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.1

難解。
それにしても書き込みの細かさは異常。「君の名は」も大概細かくて、一枚絵としてみたときのお洒落さでは勝るが、アキラの細い描写の中身は人間臭さに溢れていて、それ以上に動いた時の面白さがハンパじゃな
>>続きを読む