Cezanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Cezan

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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

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構造主義、自然回帰、ウルトラマン、すべてのカギを握る初老のアジア人(なんていうんだっけ?)

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.4

いやー泣いた。。
彦摩呂さん、食べ過ぎだよ。。

272キロの巨体を4:3画角で見ると閉塞感と圧迫感がすごい。

ただこれは太ってるとか太ってないとか関係なく、死んでも娘のための金を残すという彼の生き
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蟹から生まれたピスコの恋(2023年製作の映画)

4.4

豪華なMV
めちゃかわいい
蟹にいろいろ代入して楽しむ物語

プー金もトゲトゲも大好きだから嬉しいな。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

あみ子みたいな子たち、一学年に1人はいたけど、いまは何やってるんだろう。

逃げれば逃げるほど追いかけてくるんだよね、あみ子。

演技バケモンだし友達の坊主の演技もバケモン。ARATAが広島弁喋るのに
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.9

あーーー面白かった。
ミッドサマーをもう一回観させてくれた感覚。
魂を光で表現するのチープでベタだけどよかったな。
宗教カッコいい。
エンドロールで文字が継承されてるの笑った。

ホラー映画の何が良い
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

古巣の女性監督たちの葛藤と混乱と歪んだ自意識を思い出してしまってぐちゃぐちゃな気持ちになった。

忙しい人は忙しい時期に銭湯でほっこり雑談せえへんねん。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

一旦予算度外視してフルフルマックスで脚本書いてきましたっていうのをプロデューサーが全てGOだして全部撮れちゃった感。
あの登場シーンは本当に最高最高。
why big??? why dildo?? と
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9

またまた救いのない話を。。
ラストシーンのためにある映画。

あーークソ天気いいなー
ムロツヨシ最高傑作

別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

演出過多な部分は多いけどそれがパクチャヌク。
シーンとシーンの変わり目のトランジションに命かけてるそれがパクチャヌク。
電気のチカチカのとことかもはや笑っちゃった。
内容は火サス。お嬢さんよりはだいぶ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.3

前半、ニーチェの馬みを帯びたイレイザーヘッドかと思って観てたら、後半からアダが桃太郎に見えてきた。

桃太郎も鬼の子供側の視点に立てば最低の侵略者なわけで、アダの父親側からしたら人間腹立つねん、母親殺
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泣き濡れた春の女よ(1933年製作の映画)

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「それで?」と「いい天気ですね」の反復。
はちみつ二郎もいい感じ。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

ストイックすぎる、映像もケイコも。
荒川区ってちょっと独特な空気流れてるよね。
CHARAの息子の演技大好物。

[窓] MADO(2022年製作の映画)

3.4

あの手記を実際に発見したときの衝撃は凄かっただろうけど、映像にするとそこまで広がらないのかなぁーと思ってしまった。
ましてや回想もなければ、弁護士、検察の話し合いシーン、裁判所のシーンもなく、部屋と部
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ある男(2022年製作の映画)

4.2

柄本明は日本の宝。
でんでんはボクシングジムのオーナーばっかり。
真木よう子のラストなにかありまっせ〜〜〜な大根演技きつかった。。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.3

アングルがあまりにも変わらなすぎてその空間にいるかのような錯覚に陥り、夫婦の奥にあるトイレ借りそうになった。

バイク二ケツシーン良かった。
玉城さんのオーディブル。着想得てるのかな?

今泉さん半径
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百花(2022年製作の映画)

3.5

物語としてのカタルシスがないのか、1シーン1カットと聞いてアキ・カウリスマキみたいなストイックな世界を想像してしまったからなのか、とにかく表現しずらい物足りなさを感じてしまった。

退屈な長回しとか、
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.1

社会のしがらみから完全に解放された2人の目はとてもよく似ていた。

それが例え普通じゃなく映ろうとも、不審者に仕立て上げられようとも、好きというパワーには誰も太刀打ちできない。
これが本当のモンテッソ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.6

竹原ピストルと尾野真千子の夫婦最高かよ。
映画ってこれでいいんだよな。
坂が日本一多い長崎は絵になるロケ地ありすぎ。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

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明け方まで飲んだ若者が歩く描写がみんな千鳥足かチンピラ歩き

大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

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お尻の演出。
シンウルトラマンの長澤まさみのシーンより良かった。

お引越し(1993年製作の映画)

4.5

動的な子供から静的な大人になるまでの転換点に祭りと初潮が入っている構成が分かりやすくて好み。

構図もうまかったな。長回し気味。
智子さんが一番うまかった。

離婚ってことがまだセンセーションだった時
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愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

4.4

愛のコリーダが阿部定の話だって観てから知った。恥ずかしい。

愛が溢れてしまってその行方がどうしようも無くなってゆく様が物凄く切なかった。

視野狭窄にならざるを得ない時代背景と物語が、ほぼヨリの世界
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

5.0

玉音放送前夜にこんな大事件があったのか、
こんな映画があったのか、
いろいろ衝撃。

キャストがみんな本物にしか見えない。

世界一決断が遅い民族。今も変わらず。

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

3.9

エロ教授役の伊丹十三さんが見れてよかった。

僕が監督だったら大先輩にあんな演出つけられないや。

でも洞口さんと加藤くんも黒沢清も一年後にたんぽぽ出てるから、持ちつ持たれつか。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

サブカル固有名詞のチョイスにあれこれ言うのはわかるが、日本映画に足りないのはこういった細かな固有名詞なんだと気付かされる。

カウリスマキからゼルダ、アサヒビールまですべてを本物にすることで、リアルな
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.1

日本て国家、経済、変態文化的にも憧れの対象だったんだな。
海外のアニオタが日本語学ぶような感じで、戦前の春画マニアの韓国人が辿々しく日本語喋ってるの感心してしまった。

ちゃんと物語になっているツィゴ
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