茶色さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

生きる(1952年製作の映画)

3.5

リメイク版を観たので満を持してオリジナル版を。
リメイク版は凛とした主人公でゾンビというあだ名に違和感を感じだけど、こちらは立ち振る舞いがもうゾンビ。一点を見つめて置物のように動かない姿が怖くて爆笑し
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.2

死を前に生を感じる何と皮肉な事か。
誰かの生は他の誰かの生に関わる。
みんながみんな彼のように!と活き活きしないのが良かった。メメントモリ、わかっちゃいるけど、そうもいかないよね。
ビル・ナイ素晴らし
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ナショナル・シアター・ライブ 2023 「るつぼ」(2023年製作の映画)

4.0

実際にあったセイラム魔女裁判。アーサー・ミラーによる戯曲とナショナルシアターライブで現代の舞台で観せてくれる。
いやー凄かった!悪夢を見ているような恐ろしさ。役者陣の迫力の演技!削がれたー!(笑)
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。まだ感情が咀嚼できない。放心状態でパンフ買うのも忘れてた。
早く二回目観たい。
エリーの事を考えている

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.5

優しい世界。チビライル登場シーンから目尻下がりっぱなし。でっかくなってからの後ろ姿なんてガタイのいいおじさんみたいでそれすらチャーミングだった(笑)
ライルとニャンコが可愛いのは勿論なんだけど、ハビエ
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.8

やっぱりシャザム好きだな。ホラー出身の監督が描くヒーロー映画らしからぬ暗さや重さが好み。先生の描写なんてすごく怖い。
ギャグが多いから見落としがちだけど、結構シビアな台詞もあるし。

強いヘレン・ミレ
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ゲット・デュークト !(2019年製作の映画)

3.0

あほすぎて途中から集中力欠けちゃったよw
公爵たちどこから現れたんだろか。
クレジットの曲がブラパン予告で使われてたのと同じだったけど、作品でこんなにも受ける印象違うのね

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

映像の美しさに引き込まれた…。流石のサム・メンデス。
映写室や鳩の部屋、潮風、新緑の香りがスクリーンを通して鼻を抜けていった気がした。花粉症で鼻詰まってるんですけど(笑)
オリヴィア・コールマンが出演
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

なにこの脚本…?決して品のいい映画じゃないこの作品がアカデミー賞に?すごい時代になったもんだ!!
終始明るい流れで笑いもあるのにぶち込まれるメッセージに号泣。

おやすみ オポチュニティ(2022年製作の映画)

3.5

ルーカスフィルムが作る映像がドラマティック。ピコピコ言うから生きてるみたいで。
ウェイクアップミュージックがユーモアあって最高だった。
OPPYを通して人間の面白さも知れた。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

スピルバーグやっぱすごいや。
巨匠が見てきた世界はどれだけ光り輝いていたのか…半自伝的だから全てが事実ではないけど、思っていたより普遍的な子供時代だった。カメラのファインダーを覗くとそこはもう彼の世界
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.0

アート映画とも捉えられるけど、時代と尼さんで性癖濃いめ。
人間のエグさをストレートに出したショーガールのが好きかな。

パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー(2023年製作の映画)

3.0

パメラ可愛いな〜主演かなり前に映画観たよ!
盗まれたテープを流出されて責められるのがパメラなの納得いかない。パパラッチはいつの時代もクソ。
今だったらアウトなセクハラ質問が罷り通る時代。周りが思うキャ
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恋するモテない小説家(2017年製作の映画)

3.0

邦題よ…
一見捻くれキャラに見えるサイモン、あがり症で不安症なだけで嫌味でなく本音で話してるとこが魅力的だった。
実写化するに当たってペリーがなぜあんなに人気なのかわからないけど、秘密をバラす展開には
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ナショナル・シアター・ライブ 2023 「かもめ」(2022年製作の映画)

3.2

シンプルな舞台設定と静な演技。私の想像力ついていかず…!
三方が塞がっている舞台なので登場人物は出番が終わると椅子を手に壁沿いに移動し着席しているのが斬新だった。役者息つく暇なし。椅子に着席した状態の
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少女バーディ ~大人への階段~(2022年製作の映画)

3.6

ラスアスのエリーが可愛かったので鑑賞。
ベラ・ラムジー、イギリスの方だったのですね。少女時代の一頁を描く成長物語かと思ったらバーディの周りの大人たちが成長すべき映画だった。
女の子はなんだってできる。
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迷子の警察音楽隊(2007年製作の映画)

4.0

迷子の警察音楽隊 どの角度から観ても良いシーンしかなかった。哀愁にやられた。。
たまに観返したくなるんだろうなぁ。
構図が良い。絵葉書にしたい。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

何この共依存。
昨日まで仲良くしてた友達を中年の危機的絶望感で傷つけ指まで切り落とすのに、それが原因で殺してしまったドンキーの件には罪悪感を抱く。人間て面白い。仲良く本土に行ったらどうかしら

私には
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

被害者にサインをさせるのに加害側がルールを決めるクソシステム。
冒頭、NYの道行く女性たちを映し出すカメラに普通に生活をしている女性が性被害者になりうる事を突きつけられたようで涙が出た。

名前を出す
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僕が大人になる前に/ビッグな僕の青春(2019年製作の映画)

3.0

Big Time Adolescence略してビッグタイム思春期。
お姉ちゃんの彼氏(元カレ)で悪そうな年上のお兄さんに憧れる16歳の少年の話。
楽しかった思い出も苦い思い出に変わっていくのかな。
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キング・オブ・スタテンアイランド(2020年製作の映画)

3.8

幼少期に消防士の父を亡くして以来悩みを抱え自堕落に生きる青年の話
ゆるっとしたコメディだけど、自伝的要素も入ってる。ピート・デイヴィッドソンどんな気持ちで脚本書いたのTT
開始早々の車での演技良かった
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

ギャー!怖い〜!臆病な代弁おじさんうぜ〜って他人事で観てたら日本出てきた途端めちゃくちゃ複雑。出ました遺憾!居心地悪かった〜。
韓国すごい映画作るわ〜。
ソン・ガンホは雨が似合う。

多分だけど宇多丸
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

必要以上に説明をしない映画は時として「?」ではあるが、ケイコは染み入る作品だった。
下町の風景とケイコの真っ直ぐさ、人情味溢れるジムの人たち、良かったなぁ。
撮影地が地元過ぎてびっくりした。川が臭いの
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.8

これは〜劇場で観るべき作品だった。
どなたかがクリスチャン・ベールの出演作に外れなし的な事を仰ってましたが、賛同しかありません。個人的にはハリー・メリングの出演作も同様だと思ってる。面白かったー。
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ナショナル・シアター・ライブ 2022 「レオポルトシュタット」(2022年製作の映画)

4.5

ポスターのあやとりの意味。
見えないあやとりを指にかける。
手の表情一つさえ繊細。
パンフ買ったので相関図を叩き込んでもう一度観たい。

チャタレイ夫人の恋人(2022年製作の映画)

2.9

オコンネルくん目当てで鑑賞。2人の営みが奔放すぎて笑ってしまうくらい。
早送りしたよごめんね。

泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

3.8

サラッとした名言が多い作品だった。
踊る文化日本にも欲しい。
ホロっと泣けて良い作品だった。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.5

モナリザ燃やしちまえって思ったの初めてだよ。
あの中指立ては真似したい。

ブラック企業のくだりがよくわからなかったのだけどsweatshops=労働搾取工場の意味だそうでなるほどなー!
てかおヒュー
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スタッツ:人生を好転させるツール(2022年製作の映画)

3.5

なるほどな〜がある。悩む時って視野や思考が狭くなるからこういう方法もあるのかと。 
ジョナ・ヒルがスタッツを尊敬していて彼に物凄く救われたのが伝わるだけに彼が居なくなった時ジョナは大丈夫か心配にもなっ
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

4.3

マチルダのように特殊なパワーを持っていなくても一人一人が奇跡で特別な存在って事なのかな。
エマ・トンプソン演じる校長が怖くて最低で、マチルダの親も最悪。
あんな環境で育ったら闇堕ちするのも簡単だと思う
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