鮭さんの映画レビュー・感想・評価

鮭

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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.6

長久監督の才能とセンスはめちゃくちゃ認める。
認めざるを得ないってぐらい突き抜けてるし、意識してそうしてるとも思う。

ただ…全体的にちょっとくどかった。
大オチも好きだけど、観てる途中何回もここで終
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

長澤まさみが好きなので、ちょっと点数上がってます。
いやー、ダー子ほんと最高。あんな振り切った演技できるのねってドラマ版から心奪われておりましたが、映画もさすがの振り切り方!
好きすぎる。

ただ、内
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食べる女(2018年製作の映画)

3.2

嫌いじゃないんだけど、良い映画か?と聞かれると、うーんと答えに悩んじゃう。
なんでうーんなのかと考えたら、ありがちだからというのが一番の理由かもしれません。
すーちゃんまいちゃんさわこさんとか、食堂か
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シャレード(1963年製作の映画)

4.0

全く古さを感じさせない面白さ!!
こんなに裏切られる?!ってぐらい展開がどんどん変わっていき、え、最後どう着地すんの?てかオードリーの肝の座り方ハンパなくない?あれ、あの人の名前今なんだっけ?とかグル
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キングダム(2019年製作の映画)

3.8

GWらしくエンタメ大作観てきました。原作の再現度高くて予想以上に満足まんぞく〜
でも物語のまだまだ序章部分だから、こりゃ続編3作品ぐらい出来そうですね〜

山崎賢人は予告で見るよりずっと自然でかなりハ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

いやぁよかった。。
チグハグな2人がかけがえのない関係になっていく感じと、ロードムービー的な要素もある感じ、たまりません。

それにしても当時の黒人差別は理不尽すぎて本当に胸が苦しくなる。
グリーンブ
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

2.5

雰囲気推し、、全体的に大げさで設定にも無理があり飽きてしまう、、映像は写真のようで綺麗です、、

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.4

DVDで鑑賞。
キャスト全員がとにかくハマっていました。
見た目の再現度だけでなく、岡崎京子が描く空気感もそのままに、、、気合いと熱が伝わってきました。

良くも悪くも単館系邦画感が強いので、万人ウケ
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ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

3.4

途中寺島しのぶの面倒くさい女っぷりにうんざりしてきましたが、演技力があってこそ。
この2人のロードムービーってだけでやっぱり見応えあります。
かなり昔に観たので曖昧な記憶ですが、コンビニでワインを買う
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アメリカの夜(1961年製作の映画)

3.5

映画制作現場のあっちゃこっちゃでトラブルだらけでしっちゃかめっちゃかでもう大変っていう映画。
面白い試みがたくさんなのと、トリュフォーがストレスフルだったことを心底感じられます。
1961年製作の映画
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シュガー&スパイス 風味絶佳(2006年製作の映画)

3.0

柳楽優弥ブームが自分の中できていたころに観ましたが、内容的にはイマイチ。
沢尻エリカと、うぶな柳楽優弥の姿が可愛いです。

包帯クラブ(2007年製作の映画)

3.4

思春期の頃に観たからか、すごくぐっときた記憶があります。
石原さとみは今やドラマの女王になってきたからもうこの頃の方向に戻るのは難しいかもしれないけど、暗い役柄のほうが好きだなぁ。
柳楽優弥、とてもよ
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.7

原作となったエッセイがとにかく素晴らしかったのだけど、忠実に再現されていました。納得いく映画で、涙もほろり。
静かな世界が淡々と進み、でもしっかり人間ドラマ。
着実に年を重ねて魅力的になっていく主人公
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

観た。観たぞ。素晴らしい。
前評判良すぎて、ハードル上がりすぎだけど大丈夫か?それにクイーンそこまで詳しくないぞ?と心配しつつ鑑賞しましたが、それでも軽くハードル越えてきました。

まず、大して詳しく
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

監督の演出が独特でした。
ボソボソと早口で喋る人たち、ところどころ不気味に踊る人たち、身体の関係後に真反対に重なる男女、タロットカードetc.
そんなわけで冒頭は台詞を聞き取るのに必死であんまり内容入
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ハード・コア(2018年製作の映画)

3.1

笑いどころ満載の映画かと思いきや、現代社会の闇要素が濃くて結構病みモード。
もちろんシュールな笑いはところどころに散りばめられていますが、終始頬がじっとりするような湿度の高い感覚。
気味の悪さはもはや
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.3

豪華なコスプレ大会2。
でも三浦春馬と窪田正孝、とても良かった〜。
吉沢亮は相変わらず最高。
柳楽優弥の人格乗っ取られの自然さよ。すごいな、役者。
ただ小栗旬の大声ツッコミ箇所はもう少しどうにかならん
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.7

DVDを父と鑑賞するときは、父好みのものをと思い。
池井戸潤原作ということはハズレはないな、と思わせるのって改めてすごいですよね。
そしてやはりハズレない。父向けにと思ったけど真剣に観ていました。
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.0

なんかのっぺり予想どおり。
もちろん皆んなで観られるポップさ、安定感はありました。ハズレではない。
でもリーガルハイの古沢良太さんが脚本とのことだったので、ど定番大衆向け邦画が一味ふた味違うのだろうか
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男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年製作の映画)

3.8

若き日の桃井かおりが色っぽくて美しい〜。
今までも寅さんのせいでワケありヒロインにめちゃくちゃな巻き込まれ方してきたとらや一行だけど、今回はその比じゃないほど迷惑かけられてるなぁと思ったり。笑
でも布
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.6

淡々と進む、美しくて哀しいストーカー気質おじさんのお話…いえ、違う。これはまぎれもない純愛物語ですね。純度100%。ピュアすぎる変人。
観ているうちにおじさんに感情移入したり、無性に愛おしくなって抱き
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

もうもうもう、面白くて面白くて面白くて…最高でした。
映画愛が詰まっている。タイトルも秀逸。
1人で声あげて笑いました。

ネタバレかもですが、最初の、第1章のワンカット撮影部分というべきか、そこだけ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

いやー最高。極上。ずっとうっすら泣いてました。
これぞ、映画館で観るべき映画。エンターテイメント。

しょっぱなからめちゃくちゃかっこいい音楽とショーで胸を掴まれたかと思ったら、急に主人公の幼少期へ。
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.6

尊敬する方からオススメされてみたのですが、寝ました。
このままじゃいかん!ともう一度挑戦して、また寝ました。

とても美しく繊細な物語なのですが、めちゃくちゃスローペースで全てが抑えたトーンで、つい。
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

ずいぶん前に観た映画、、映画というのか会話ののぞき見というのか。。

こういう作品を観ると、シュールな会話の中にある、そこに住む人たちしかわからない独特のニュアンスみたいなのが多いから、細かいところま
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.3

最高にウザ面白かったです。
演出が邦画らしからぬ洒落っ気たっぷり。
おかげで、クソほどにウザい男女のラブコメでも、観ていて爽快でした。愛おしくすらおもう。

そして観るほうをシラケさせがちな説明台詞を
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

周りに好きという人が多い映画だけど、観るタイミングを逃しに逃して今になってやっと鑑賞。
サマーと出会ってからの500日(と1日)を描いた話。
たまに入るイラストや登場人物たちの台詞が絶妙に洒落ていて、
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団地(2015年製作の映画)

3.5

パッケージの印象と異なる映画でした。ほんのりSF風味。と言っても、藤子・F・不二雄先生的な、少し不思議、なほうのSF。
そこを踏まえて観たらもっと違和感なく観れたかも。
岸部一徳と藤山直美の夫婦の会話
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.4

文句なくかっこいい。
まず出だしのカット割りから痺れる。車に乗る4人を、一人ひとり横向きで撮って、BGMは『ベルボトム』。
くるりの岸田さんが好きって言ってたあの曲だ!と、心奪われて。
そこからは音楽
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.4

若手実力派の池松くんと門脇麦ちゃんが体当たりで演じたことで話題になった作品ですが、題材がロコツすぎるもので、レンタルに躊躇してしまっていてようやく観れました。。笑
本編開始10分もあれば、みーんな裸で
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

4.1

なーんにも考えずにケラケラ笑えます。これぞ娯楽映画。
バカを笑う会を開く悪趣味な男と本物のバカ・ピニョンの掛け合いが最高!
ワンシチュエーションの最高峰。
ちゃんと飼い犬に手を噛まれる的なシーンもあっ
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

4.2

地元で撮られた映画なので、特別上映されており、思いがけず先駆けて観ることができました。

ドラマ性のある映画というよりはドキュメンタリーと演技の間な、そんな映画です。
実際主人公の子の自然な動きを汲み
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.6

ど名作。近代の邦画を語る上では欠かせない存在だと思います。
円都・イェンタウンという街も、グリコやフェイホンという人物もぜんぶ作り物なんだけども、美術の作り込みが緻密すぎて、実在するその街でロケしてき
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.7

綺麗で、雪景色が印象的な映画です。
かなり前に観たのでうろ覚えな部分も多いですが、図書館のシーンが好きでした。
そして岩井監督にしてはすごく身近な題材だからか、とても観やすいです。
鈴木蘭々、とてもよ
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PicNic(1996年製作の映画)

3.7

高校の頃に観ました。
岩井監督ファンの友人たちの中ではこの映画がナンバー1という声もよく聞きますが、わたしはちょっと違いました。
正直少し不気味でニガテです。

3人が塀の上をてくてく歩く姿はやっぱり
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

蒼井優ちゃんの小悪魔的な可憐さが見所ですが、鈴木杏ちゃんのべったりとした自意識過剰な学生っぷりも素晴らしいです。
シュールな雰囲気と、映像の綺麗さに、いつ観ても心洗われるような映画です。

最初に観た
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