ちゃたろうさんの映画レビュー・感想・評価

ちゃたろう

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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.7

良作なミュージカル。エンターテイメントはアメリカ!という実力をまざまざと見せつける、そんな単純明快に楽しい映画でした。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

あるアメリカの田舎町。娘を殺された母親は、警察の怠慢に業を煮やし、広告看板に警察を批判するメッセージを出すことを決意する。
その三枚の看板をめぐり母親と警察、周りの人が対立していく。それは日頃の蓄積し
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.4

世界で初めて性転換手術をした女性とそれを支えた妻のお話。

エディレッドメインがとにかく綺麗な映画。
そしてとにかく彼の名前が覚えられない。

コンドル(1975年製作の映画)

3.0

CIAの図書分析官のコンドルがある日突然仲間を皆殺しにされ、助けを求めるが、黒幕は身内であらCIAだった。

スケールの大きい陰謀と人質との少し無理矢理感のある恋愛要素を入れた映画。何だかんだ事情がよ
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カヴァルケード(1933年製作の映画)

3.5

1900年から1932年までを大英帝国に住むある一家の目線を通してCavalcade(乗馬隊)のように時代を駆け抜ける。

幸せな夫婦が時代に翻弄され、悲しみと喜びを分かち合う。時代に浮き立つ世の中を
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.6

メキシコの麻薬カルテルを殲滅するために、FBIの女性捜査官がチームに立候補する。しかし、そこで見た現実は、法も正義も秩序も逸脱した世界だった。

主人公がただひたすらに弱い傍観者という変わった設定。世
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

教会の児童虐待。タブー視されていた闇をボストン・グローブ紙のスポットライトチームが徹底して暴く。そんな事実に基づいたお話。

ドキュメンタリーは物語のような派手な展開やドラマはない。しかし圧倒的な重み
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巨星ジーグフェルド(1936年製作の映画)

4.0

興行王ジーグフェルドの半生を描いた伝記映画。
次々と予算度外視の豪華絢爛な舞台をフィルムを通して表現した映画。

白黒だろうが、フィルムが古かろうが、豪華絢爛、舞台の素晴らしさ、演者のレベルの高さはし
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

2.8

お馴染みブリジットジョーンズの最後の日記。
一作品目を若い頃みたが、歳をとってから観ると非常に共感できる。男だとしても。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.0

第二次世界大戦、ドイツ軍の完璧な暗号機、エニグマを解読するために全てを捧げたアランチューリングの半生を描いた作品。

テーマは彼の孤独だ。戦争の英雄はこうも救われないものか。

パットン大戦車軍団(1970年製作の映画)

3.2

第二次世界大戦中に実在した生きる戦神パットン将軍の快進撃のお話。

演技に感心することは個人的な趣味趣向もあり感心することもあまりないが、パットン演じるジョージCスコットの怪演はお見事。純粋ゆえに上層
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ダークシティ(1998年製作の映画)

3.8

宇宙人に街を支配された街。人間はそれに気づいてはない。ただ一人を除いて。

久々にしょーもない面白い映画を観た。特に感想はない。馬鹿話を真剣に語るとこうも面白い。こんな映画の存在を知ることが映画を知る
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逆転裁判(2011年製作の映画)

1.5

ゲーム逆転裁判を映画化したもの。コスプレした俳優達が学芸会ばりのチープな設定とストーリーでゲームの世界を才能がないなりに頑張って再現しましたよ。というそんな映画。

とにかく桐谷美玲が可愛い。それだけ
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スモールタウン マーダー ソングズ(2010年製作の映画)

2.5

ある小さな町で殺人事件が起きた。捜査にあたる警察官ウォルターは自身に湧き上がる暴力的な衝動、過去におこした暴力事件への罪悪感に苛まれていた。小さな町は彼の起こした罪を決して忘れない。

誰かが時速8キ
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

4.0

26年間も四肢の麻痺で寝たきりの男が尊厳死を求めるお話。

ストーリーも重く、死について改めて考えさせられる物語。何が不幸で何が幸せか。それは本人が決めること。死でさえも。
ハビエルバルデム、やっぱり
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.2

貧しい人達を必死で診る赤ひげとそこへ不本意に着任した新人医師がその診療所で起こる様々な人間ドラマを通じて成長していく物語。

最高に面白い映画だった。一つ一つのサイドストーリーが濃厚で鮮明な印象を残す
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

4.0

基本的に邦題は好きじゃないが、この邦題は嫌いじゃない。暖かく、本質をとらえている。

ハリウッドならこれを壮大に仕立て上げるだろう。国をあげた陰謀、暗殺、金、権力。
だがこのドラマはひっそりと静かにリ
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.3

冷戦時代に実在したアメリカと中南米を股にかけて銃と麻薬を運び続けた男のお話。

短絡的で太く短くを地でいく男の悲しいお話というのが感想。
やっぱりトムクルーズはスターだなあとしみじみ思ってしまう映画だ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.0

ヤクザ満開、北野映画の暴力は観てて痛いねー

とにかく大友が仲間のために戦略も打算もなく、ただ大暴れする。

我が家の楽園(1938年製作の映画)

4.0

好きなことをやるには勇気がいる。

今の人は恐怖に駆られてる。食べ物、飲み物、仕事、将来、健康。お金さえも恐れてる。彼が嫌いなのは、周囲に惑わされて不要なものを買うこと。

映画はその時代にないものを
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

ゲイのカップルがダウン症の子供を引き取り育てる。だが、それを世の中の偏見が邪魔をする。とても悲しいお話。
久しぶりに素晴らしいと言える映画に会えた気がする。

ブロードウェイ・メロディー(1929年製作の映画)

3.0

トーキー初のミュージカル映画。
ストーリーもダンスの質もツッコミどころの多い映画ではあるが、歴史的に重要な映画として観るべき映画ではある。

何故あの姉妹のクオリティで売れっ子と言えるのか、いつから妹
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愛、アムール(2012年製作の映画)

3.4

老老介護の悲しいお話。それでもやはり美しい映画であった。

未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

3.7

それぞれ傷と罪を抱えた二つの家族のお話。

子供の危うさは見ていてハラハラするが、終わり方が救いがあって良かった。

原題は復讐らしい。邦題の根拠が全くわからん。
テーマは復讐と赦し。重たいけど観て良
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

1組の夫婦の終わりを愛の始まりを挟みながら描いた作品。

2人に何があったかは語られない。しかし、人生最高の時と最悪の時を重ね合わせるとより切なくなる。新しい物語の形を、みた気がする。

ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

2.5

たまーにこういう芸術的に評価が高い映画を見るが得てして波がない映画が多い。たくさんの映画を見たけれど、やはり理解が難しい。つまらんと言えない自分に乾杯。

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