迷子さんの映画レビュー・感想・評価

迷子

迷子

映画(63)
ドラマ(0)
アニメ(0)

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

『貫く信念、受け継いでいく信念』
騙されるのを見てられないくらい良い子すぎて、ぎゅーっと心潰されるシーンが何度もあったからこそ、突き進む姿も這い上がる姿も映えてくるんだなぁと。

ずっとスパイダーマン
>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

『トムホは沼』
原作ゲームをプレイしてから鑑賞。
素敵なプチ仕掛けもあったりとくすくすシーンもあり、笑うのを堪えるのに必死。
トレジャーハント系のお話は知識でごりすすむ姿が本当にかっこよくて、つい見て
>>続きを読む

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.5

『不誠実』
ここよ!ここなのよ!恋に落ちるポイントは!って箇所がわかりやすく好みだった。会話のテンポがよく、その人と一緒だと飾らず力抜いていられるのが一番だよなぁと。

gleeのマイクが出てきたびっ
>>続きを読む

キミとボクの距離(2016年製作の映画)

3.5

『彼のイケ散らかしに屈服』

とにかく、まだ幼さ残るエイサくんがもうもう。背中に添える手がどのシーンも素晴らしく、その度に目と心を奪われた。

宇宙がちょっと苦手なため、想像力がついて行かなかったけど
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

『知ろうとしないといつまでも分からない』

話してみないと分からないことが多いから、卒業前に知り合えてよかったね、それがどんな結果に繋がったとしても。

気の合う先生がいる青春も、好きな世界を語り合え
>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

『筋肉の正しい使い方』
岡田くんあれどこからどこまで自前なんだろ。アクションが早くて、堂上教官を思い出してしまった…!

お食事のシーンがとっても好き。

あそこまで極端ではないけど、普通って誰しも探
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

『じわじわくる恐怖の勉強』
きっと見逃したことが沢山あるんじゃないかってくらいテンポが良くて、ポスターの印象とのギャップが凄かった。

深読みしたら戻って来れなさそうな考察要素の数々。さらっと見ること
>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

『とにかく全部、セリフが良い』
言葉や思考は色んなもののごちゃまぜで成り立っている、そんなことをぐるぐる考えてしまう時間だった。とにかくセリフが終始秀逸で、ひと言も逃したくないくらい素敵が詰め込まれて
>>続きを読む

思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.0

『あと一歩の勇気』
知らないことを教えてくれるひと、まっすぐ自分と向き合ってくれるひととの出会いはいつも尊い。初めての食べもの、初めての女の子、初めての場所に初めての体験。「はじめて」ってどうして特別
>>続きを読む

クルーレス(1995年製作の映画)

3.5

『素直がいちばん』
出てくる人達がみんな素直で、真っ直ぐで、だからこそ戸惑うし、悩むし、ぶつかる。かわいいなぁ、とってもかわいいし、どこが大切なところがぎゅーっとなる。スクールカースト上位であるにおご
>>続きを読む

隠された時間(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『八の字眉毛が似合う俳優No.1』
身終わったあとの悶絶がとてつもなかった。八の字眉毛にしたら右に出る者はいない俳優こと、カン・ドンウォンさん。最高のキャラクター設定、最高の八の字眉毛、勇気の出しどこ
>>続きを読む

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.5

『親友という枠組みはいつからはじまる?』
とってもとっても可愛くきゅーっとなるお話。かわいいを各所に散りばめた、映画でした。親友の座を奪われた女の子の憤りから寄り添う姿まで、ほっんとうにほっんとうに
>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

4.5

『自信を持って胸をはる姿はいつもかっこいい』
自己肯定力が強く、ひとりひとり自分のやりたいこと、夢を真っ直ぐ持ちながら日々過ごしている。そんな人達が歌でつながって、同じステージにたって、個性の集まりが
>>続きを読む

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

2.5

『どこまでも信じてくれる人と一緒に』
自分の中のルールがあって、人が踏み込んでくるのを許せない人も、ある日突然一緒にいても息をするのが楽な人と出会う。
楽しいことも驚くことも悲しいことだって経験して誰
>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

2.0

「知るための儀式」
全部分解して並べてみる。気持ちも1個1個取り出して並べられたらいいのに。
男の子と男性の友情に似た何か、にとても惹き付けられた。目線を合わせて話してくれる彼に男の子はどれだけ楽しか
>>続きを読む

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.0

「誰にでも支えは必要」
ポスターのイメージをいい意味で裏切られた作品。誰しも自分の本質を見抜いて欲しいし、そういった人に惹かれてしまうよなと。病気に惑わされることもあるけれど、一貫して対等に向き合って
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

「突然歌いだしてもビックリしないストーリー」
初めてのインド映画で大成功。たくさんたくさん問題はあるけれど、まっすぐ好きな方に突き進めばいいんだなと改めて教えてもらった。

いつまでたってもクソガキな
>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.5

『自然に委ねるのも抗うのも美しい』
加齢について考え込んでしまった。美しい絶頂で固定された日々はいかに楽しくも苦しいのだろう。歳を重ねることを納得し始めると、日々は少しずつ楽しくなっていくものだと。
>>続きを読む

モティの目覚め(2018年製作の映画)

3.0

『切なく懐かしい痛み』

とにもかくにもモティには幸せに笑ってて欲しい。目覚めたからにはどんどこどんどこ前に突き進んで欲しい。

宗教でもなんでも、両親の過干渉から生まれるものはあまり受け入れ難いなぁ
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

【誰もが主人公】
学生時代のいざこざも、見向きもしてもらえないという勘違いも、大人になったらきっとちっぽけになることに向かい合って一生懸命もがいて、泣いて笑ってしてる彼らが可愛くて愛おしくて、こまめに
>>続きを読む

ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.5

『とんでもなくパワフルな成長ストーリー』
成り上がり、シンデレラ・ストーリー、ハッピーエンドを貪りたくて視聴。
思いがけずちょっと前に見たピッチパーフェクトのキャストも出てきて、終始くすくす。
時折は
>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.5

「文化の勉強をしながら踊り狂う」
ハイスクールのロッカーの文化にひたすらに憧れてここまで来たから、海外の学生はやっぱり眩しくて。
知らない曲のオンパレードだとしても、彼女たちに引っ張られて思わずリズム
>>続きを読む

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.0

『今日も彼らが大好きだった』
誰が演じても、やっぱりホームズとワトソンくんの2人は変わらなくて、一瞬で小学校の図書館に引き戻される。必死にホームズの推理を読みあさっていた図書館に。

とことん振り回さ
>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.0

『愛すべき人達に囲まれて』
困った時、すぐに相談して、解決に向けて話し合える人がいる。日々、元気がないと察知して向き合ってくれるおちゃらけ者がいる。どこの世界でも天然人たらしのヒューグラントに惹かれち
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

『頭ん中ちぎれそうな思考量』
そっか、そっか、うん。とむりくり自分を納得させないと飲み込めない、噛みかけのイカみたいな感じだった。

AIにお世話になってる分、なんだか身体の真ん中がひゅんってなる映画
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

『懐かしい景色と再会』
ダンブルドアはとんでもなくイケメンになってるし、お互い拗らせまくった結果に雁字搦めだったけど、知りたかった真実が少しずつ見え始めて先を思って苦しくなる。始まってしまったものは必
>>続きを読む

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

2.0

『帰ってきてくれてありがとう』
いろいろとぽろぽろ落としてきた気になる点は沢山あるにしろ、1から見てきて一番のお気に入りくんが最後笑ってくれてたから良しとした。

「ランナー」はしっかり貫き抜いた映画
>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

『もっと知りたいというまっさらな欲求』
こういったタイムリープ系はとことん上手くいかなくて、結果何かを諦めなきゃ終わらない、そんなイメージがあったのだけれど、欲求を掴み取ってくれて本当によかった。
>>続きを読む

私の愛、私の花嫁(2014年製作の映画)

3.0

『いつまでも見ていたい日常』
きれいごとなんかじゃなくって、生活は泥臭く暑苦しい。それでも少し笑えるのであれば、幸せだ。誰かを毎日思いやることなんてきっと不可能だけど努力してもいいんじゃないか、と思わ
>>続きを読む

きみといた2日間(2014年製作の映画)

2.5

『素敵な恋人は親友であることが多い』
何でも話せてなんだかんだ分かり合える関係性は永遠の憧れだ。決してイケメンじゃないのにモテモテで、かつ最後には心をかっさらう男性と、顔に似合わず純粋を貫く女の子のお
>>続きを読む

ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.0

『若さの中の魅力』
毎度のこと、若き日のヒュージャックマンに心の大事なところごっそり持っていかれる作品。あんなにも理想的な公爵はいるだろうか、いやいない。

仕事と恋、悩まないってことはなかったと思う
>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

3.5

『すべての知識のコラージュ』
飛び出てくるネタを理解するのもスピードについて行くのもままならないくらいのテンポで去っていったお笑い。
剛くんの色気もまさみちゃんの迫真の演技も全部全部美味しいメインディ
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

『どこをどう切っても彼らは両親だった』
何が悪いのではなく、何が良いを突き詰めていきたいとひたすらに思う。少数派だからなんなのだ。とにかくまっすぐ目の前の母親を信頼していたあの子と一緒に、目に入るすべ
>>続きを読む

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

2.0

【演技分けに引き込まれる】
コリン・ファース祭りの一環で鑑賞。
キングスマンからのこちらだったからこそ、不器用さが笑いを誘う。

大きな口で笑うキャメロン・ディアスがいるだけで、こんなにも安心感がある
>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.5

【それぞれ、個人個人】
そこら中に愛はある、が信じられない時もあったけれど、毎回毎回これを見る度にそうかもしれないと引き戻される。
バッドエンドもあることで、現実味も増す。

ヒューグラントは相変わら
>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『端から端までイギリス紳士』
ハリポタ、ファンタビのようにイギリス文化からアメリカ文化への流れは流行なのか。どこまでもスマートなキングスマンに溜息。

人をきれちゃう縄をすり抜ける技のシーンが頭から離
>>続きを読む

>|