信念の仕事論
ノンフィクションだったら続編に続く匂わせで終わるようなところ、ノンフィクションなのに、次なる実話と繋がる終わり方…
さすがスピルバーグ監督、最後に痺れた
ある種のテロリズムと、その暴力性を面白おかしく鑑賞する視聴者、その視聴者数に価値が発生するライブストリーミングの構造…
これらは現実にに十分起こり得る(すでに起こっている)ことであって、設定は社会派>>続きを読む
『バービー』劇中の、アメリカフェレーラの2分半のスピーチ(女性が社会から求められている役割や立ち回りがいかに矛盾に満ちているか)は、現代女性の心の声を表象してエンパワーメントしたと評価されていたけれど>>続きを読む
「守ってやる」という言葉がいかに無力で信用できないか
彼女は身をもって1番わかっている
どんなに同情されようとも憐れまれようとも、誰も彼女の代わりになることはできないし、ならば彼女は自分で自分の居場>>続きを読む
私は熱心なファンとはとても言えないのだけど、海外からの評価とか見ていると、
「過去作品ほどではない」 みたいな評価も多いようで
確かに、期待とは裏腹に
すごく主張が抑制されていたなと思った
監督と>>続きを読む
「共産主義国で生まれたものを、資本主義国に持ち込もうとした時にどんな思想的軋轢が生じたか」がリアルに知れる。
開発者に対して「君に最大の利益が還元されるようにするから」という交渉文言が通用せず、この国>>続きを読む
子供に「癒される」じゃなくて
「救われる」っていうのが
わかる年齢に達してしまった
あとこの映画で評価されるべきは、エモさじゃなくて、父親の苦悩の原因を描かなかったことだと思う
もし描いていれば、「>>続きを読む
群像劇難易度たかっ
映画館で観たら絶対ついていけてない笑
コメディ要素もウィットに富んでてテンポも良くて面白かった〜
メタ的な技法差し込むのは相変わらずで、
ツッコミどころ満載なのも相変わらずで。
でも1番驚いたのは、展開のあるストーリーでプロットされてたこと。
しっかりと起承転結あるの珍しく感じてしまった
ホーム>>続きを読む
モンスターが何であるかを探そうとするのはきっと不毛で、自分の中の「怒り」にけりをつける、そんなふうに観てしまった
「あなたはそういう子よ、この先も楽じゃない」母のこの言葉が、彼女自身の経験と人生先を>>続きを読む
形骸化した気候変動対策、不毛なフェミニズム議論、慈善家ぶってる上流階級…
そうなってしまってる意識高い系をを痛烈に批判したいのはわかるんだけど、私はこれをコメディとは呼べないと思った。あまりに正面から>>続きを読む
全然面白くなかった…
というか、茶番の応酬に耐えられなかった
「ブラックフェイス」は差別表現だし
通りすがる女性のお尻触るのも無理
もうそういうことの方が気になってしまって、2023年に観るには痛く>>続きを読む
そもそも私立探偵がどういうふうに仕事請け負ってるかをよく知らぬまま観始めてしまい
全部観たあとに、「あれは関連事件情報じゃなくて新規依頼案件だったんだ…」ってなった笑
誰から情報もらったかは明かされず>>続きを読む
誰だってこんなに奔放で自由な少女を見たら嫉妬するし羨む
この作家に限らず、誰もの内にある、責務や責任から解放されたいという渇望
それを、鮮やかに清々しいカラーパレットで描いているのが印象的
自立し>>続きを読む
セルフブランディングのうまさよ
みんなが彼を放っておけないように、仕向けるのが上手い。
アート界ってドレスコードが強いし、"界隈"みたいなのが一層強い世界だと思うけれど、彼は「いまの自分がいいと思う>>続きを読む
フェスの悲劇?として話には聞いていたWoodstock99。
でも実際の映像観ると話に聞くとかじゃないレベルで、50万人規模の人だかりだったり、カオスさだったり、不衛生さだったり、暴徒化のひどさだっ>>続きを読む
かなり下半身ドリブン
希望なき大人の実話だけど、
成熟ということばが最も似合わなくて
かなり多くの部分でこどもじみている
実話っていうのが恐ろしくて
人の中にこんな狂気が秘められてることはまさに映>>続きを読む
諜報員・殺し屋って、
指示通りに動くのが絶対だけど
指示通りに動けば命がなくなることもあるから
自分の判断が必要で、そういう調整能力とな生き抜くチカラみたいなものが1番大事
リューベン・オストルンド監督は
価値観のズレとか衝突を会話と空気で描くのがうますぎる
人がそう言葉を発する心の底に意識的だからこそ、明言やキラーフレーズを丁重に避けるし、その結果ドラマチックにしない>>続きを読む
全てを拒み、全てを諦めてしまうのか?
桜桃の味を忘れてしまうのか
だめだ 友達として頼む 諦めないでくれ
「自殺したい男」っていう設定があるのは大前提だけど、
①車を1人で運転する定点
②男が車を降>>続きを読む
武装過激派組織
愛されることと愛することを忘れた男たちの末路
マスキュリンな自分を守るための孤独な闘い
原題の「CALVAIRE」は、イエス・キリストが十字架にかけられた丘、カルバリのこと。
歌手の>>続きを読む
ホラーっていうジャンルの境界線がどんどんぼやけて曖昧になる
ホラーの時代きてる
コメディって括りで語ってしまうのはもったいない、「トゥルーマン・ショー」みたいな映画
身体という器をおもちゃにされるジョン・マルコヴィッチ。
「ここは何を売る会社ですか?」
「200ドルで変身願望を>>続きを読む
もう一回観たい
モノクロ映画からカラー映画に移り変わった時代の、カラーに対する監督の喜びが滲み出てた
書くの忘れてた。感想ではなく、ほぼメモ。
今どきっぽい、繊細な男子のイメージを軽々超えて、逞しくマスキュリンなティモシーをみた。
フランス語訛りの英語話すロバートもまた最近見なかった配役でいい味。>>続きを読む
「自分が相手に所有されることを望んでいるという、互いの"前提"のもとに成り立つのが恋愛関係だ」って、わたしの大好きな教授が言ってた。
相手に所有されたい、そして相手を自分だけのものにしたい。なのに、他>>続きを読む
2回観れば、
最初のバイク盗聴女が誰だったのか
監視男に誰からどういう指示出てたのか
ようやく伏線がわかる笑
元カレになにがあったのかとか
姉妹の関係性とか
お父さんがどんな人だったかとか
もっと奥>>続きを読む
「継承」のストーリー。
前作で「儀式」が丁寧に描写されてたけど、今作で気になったのは、ただ「死」を悲しむのではなくてしっかり弔うこと。つまり葬式を描くこと。家族の個人的な悲しみだけじゃなくて、葬式を通>>続きを読む
アデル・エネルに託された最後の3分半。
わざとらしさはないんだけど、プロットもカメラワークも、画の配色も時間の流れ(間)も、全てが緻密に計算されている、繊細な映画
エロイーズの顔を初めて見るマリア>>続きを読む
編集・構成力がすごい笑
役のオファーがあったときに、多くの俳優たちが、「1番喜んだのは(身近な)子どもだった」って言ってたことと、
自分の計り知れないスケールで人気を得つつあるシリーズと自分の人生が>>続きを読む