ちびまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ちびまる

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悲しみよさようなら(1990年製作の映画)

3.8

風変わりで町の皆んなからのけ者にされている少女ディンキー。実の親を知らないで育った彼女が、町から生まれたスター、ロキシーを母と信じ、想いを募らせていく。。。

まだ見ぬ愛に賭けるよりも、近くにある愛情
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家族にサルーテ!イスキア島は大騒動(2018年製作の映画)

3.5

家族ならではの建前と本音(笑)家族だからこその面倒くさいところ、嫌なところを切り取って集めたようなストーリー。金婚式やって、お食事会して解散くらいの長さが丁度良い。それ以上一緒にいて良いことないね。>>続きを読む

事故物件 歪んだ家(2022年製作の映画)

2.8

怖いと言うより終始不気味な雰囲気漂うホラー。精神を病んだ母のために一家で郊外に越して来た家族を襲う恐怖。いや、住人が次々と亡くなっているのに知らんぷりで家を売りつける不動産屋のおばさんの方が気味悪くな>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.2

ラテン系移民が暮らすNYの街、ワシントンハイツ。彼らが自由の国で夢を追うことの現実をラテンのリズムに乗せて送るミュージカル。

観て良かった〜っっ(๑>◡<๑)音楽もダンスもストーリーも好き。決して楽
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母性(2022年製作の映画)

3.5

愛されるばかりだと愛し方が分からなくなる人もいるってこと?
愛能う限り。。。か。母にとってのできる限りの愛し方。愛せなくて、愛されなくてすれ違う母娘。何とも形容し難い関係性。

母性て何でしょう。

5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.5

良妻賢母が女性のあるべき姿や美徳であるかのような時代の終わり。自由に目覚め輝き出す女性たちの姿がキラキラしていて良い。

ジュリエット・ビノシュを始めとする花嫁学校の職員トリオが素敵。これまでの価値観
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.5

ホラー版タイムリープ。

最後のパーツでもたつく明日香にめちゃくちゃイライラしましたけどーーっっ!!
そしてAdo x 椎名林檎の主題歌にゾクゾクした後のラストはゾワっとしましたよ。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

これ作った人たちってセンスの塊だと思った!!映像と笑いとシルヴェスター・スタローンの使い方が最高っっ(笑)

例の如くおっかないおばさんに、あの手この手で集められるスーサイド・スクワッド。ある国家に隠
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

偽札事件と一家失踪事件と元直木賞作家。彼の紡ぐストーリーはフィクションかノンフィクションか。。。

現実と小説の中を行きつ戻りつしながら繰り広げられる物語は事実のように思えて全てが小説家の推測だったり
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦直後を舞台に描く哀しいホラー。ニコール・キッドマンがお美しい。

戦争に出て帰らぬ夫を案じながら子供ふたりと寂しい洋館に暮らす妻。神経質で厳格すぎる教育方針は女手ひとりで子どもたちを育て
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

不幸の連鎖のような人生の中で2人には本当に幸せになってほしいと祈るような気持ちで観ていた。フィクションだから仕方ないにしても「運命」という言葉で片付けられないであろう最悪の偶然が起きていて、この2人に>>続きを読む

4人の食卓(2003年製作の映画)

3.2

気になってはいたものの、どこかであらすじ読んで気味悪そうだから敬遠してた作品。結論から言うと、そんなに怖くもなくて、どこか不思議な作品。

霊が視える男と過去が視える女。2人の出会いにより動き出すサス
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.5

大手出版社を舞台にした権力闘争。サラリーマン&大泉洋ファンの私にとっては、かなりおもしろ作品。

鑑賞直後の感想は「いゃ〜、痛快っっ!!」

キャストもストーリーも良くて、かなり好き。

こんな風に仕
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私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.8

結局のところ「若さ」への嫉妬、執着にしか思えなかった。若い男にのめり込むのも、若い女のふりをしたのも、自分の人生のうまくいっていない部分を「老い」のせいにして逃げているから?

恋をして魅力的になる中
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魍魎の匣(2007年製作の映画)

3.2

連続少女誘拐バラバラ事件。京極堂シリーズの第2作目。前作から監督が変わって個人的に2作目の方が好み。ハコにみっちり詰められるアレは描かれるのか!?

原作と描かれ方がちょっと違う気がして、これは原作を
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姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)

3.0

原作ファンです。初めて観た時は気にならなかった演出が、何だかチープに感じてしまう。時の流れのせいかしら。

憑物筋の家系の女たちの苦悩とか、2時間にまとめると意外とあっさりしてしまうのは仕方ないのか。
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.8

アメリカでは死刑囚が10人いると9人が執行され、1人が冤罪で釈放される。。。って怖くない!?冤罪で死刑言い渡される率高すぎるでしょ。

力なき者に罪を押し付けて嘘の平穏を手に入れたって何になるんだろう
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.5

障害をもちながらも、抜群の記憶力と捜査力でニューヨークを影であやつる権力に立ち向かう探偵にエドワード・ノートン。主演のみならず監督・脚本・制作までこなしたそうな。きっと、この役柄を演じたかったんだろう>>続きを読む

名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005年製作の映画)

3.5

タイタニック号の潜水艦事故、映画『タイタニック』テレビ放映のこのタイミングでたまたま観てしまった本作は豪華客船という密室で繰り広げられる連続殺人。

ラストの「助かったのは、あいつらの相手を思いやる気
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.5

水位が上がるたびに、上へ上へと積み上げたつみきのいえ。最上階で暮らすおじいさんが下へ下へ潜りながら家族の思い出をなぞる。

少し切なくて、寂しくて、そして温かいお話。

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

スタートから涙が止まらず、何だか辛くて一気には観れなかった。難病のため後10年生きられるか分からない女の子のお話。余命10年て長いと思いますか?短いと思いますか?

RADの主題歌も良い。実際こんな気
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.0

七月と安生、親友同士のふたりの友情の軌跡。仲違いを匂わせる始まりから、ふたりの間に何があったのかを『七月と安生』というネット小説を読み進める形で追うミステリー。

たった2人の普通の女の子の友情が、ド
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そこにいた男(2020年製作の映画)

2.8

クズと頭の悪い女。どっちもどっちで、どうでもいい話(´Д` )ジャケットの趣味の悪さが何とも言えないww

女性刑事、インパクトありすぎ。

少年の君(2019年製作の映画)

4.2

いじめられっ子と守護天使。

ここで描かれる「いじめ」は、もはや「いじめ」なんて言葉で誤魔化していいレベルじゃなくて憤りを感じる。受験戦争もそう。こんな風に大人になっていく子どもたちの未来はどんなもの
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銀のエンゼル(2004年製作の映画)

3.2

TEAM NACSを世に送り出した鈴井さんの監督作品ということで、ずっとアマプラのウォッチリストにあって手付かずだった作品。

ミスターどうでしょうが贈る、北海道の広大な大地にポツンと存在するローソン
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.2

貧困と暴力、そんな日常が当たり前の風景の中で自らも継父の暴力に晒されたビンが、自分と2人の友人にスポットを当てたドキュメンタリー作品。

友人のキアーが何かにつけて笑う。面白いことなんて話してないのに
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.2

こちらが元祖ゴーストバスターズの世界線。マッケンナちゃんの丸メガネと活躍が可愛いっっ。クリクリヘアーであの人の孫なんだな、ってちゃんと分かる。

変わり者の祖父の住んでいた家と街で巻き起こるゴースト騒
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.0

ゴーストバスターズ再来!!今度の4人組は愛すべき女性たち+超おバカなケヴィン(笑)つなぎに身を包み、クールにパワーアップしたお馴染みの曲にのせて躍動する彼女たちの姿にワクワクと笑いが止まりません。>>続きを読む

左様なら今晩は(2022年製作の映画)

3.2

乃木坂46の久保ちゃん見たくて鑑賞。地縛霊の久保ちゃんとその部屋に住む男の子の恋物語。演じる2人がフレッシュなのか、何だか観てて小っ恥ずかしい気持ちに(笑)

話せて、触れて、そこにいるのに、生きてい
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.2

ウタの歌にグッときて、ルフィとの友情にグッときて、シャンクスの想いにグッときた!!

コビーの指揮のもと麦わらの一味とロー、ビッグマム海賊団、海軍、CP0の共闘もお祭りみたいで楽しい。シャンクスたち赤
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

漫画家による不倫夫への復讐劇は漫画で。。。新連載のネームのていで夫へ「あなたの不倫バレてますよ?」みたいなメッセージて超怖くない?(笑)

不倫している以外は良い夫と、不倫されている以外は勝手な妻の構
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

コンフィデンスマン史上、最大のピンチ!!と、ワクワクしながら楽しめました。

ダー子、ボクちゃん、リチャードの三つ巴の騙し合いと、4代目ツチノコを自称する誰かと、ツチノコを追う警察と。。。みんながワチ
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

4.5

親・親戚の宗教対立と自分のアイデンティティに悩む少年エイブが両文化のフュージョン料理で家族を繋げようとする姿がいじらしいっっ。

料理人チコとの出会い、彼のキッチンでの日々はエイブにとって宝物の日々。
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オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.2

鏡に憑いたよくないモノに両親を殺された姉弟の復讐劇。。。?

鏡が強すぎて、人さまじゃ太刀打ちできそうもなくて、何度もお姉ちゃんに「もう、放っときなよ」と思った。

弟が不憫。

世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.5

邦題はありがちだけど、Finland meets China が珍しいほっこりドラマ。

フィンランドの片田舎の食堂で、人探しにやってきた父子が、妻/母を失った喪失感を癒していく。

自分の都合で息子
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

信の初陣、蛇甘平原の戦いを描く。これから共に闘う仲間たちとの出会いに、戦場に現れた王騎に、ひょう公、呉慶の一騎打ちにしびれたっ!

キャスティングが面白くて(いい意味で)、この役をこの人が!?って楽し
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