ちびまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ちびまる

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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.5

ピノッキオってキャラクターは思い浮かぶのにストーリーをほとんど忘れていた。ディズニーアニメを想像しているとパンズラビリンスを彷彿とさせるようなグロかわ美術に衝撃を受ける。

ピノッキオのクソガキっぷり
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モンテーニュ通りのカフェ(2006年製作の映画)

3.8

この作品に映るパリの街並みこそが、わたしが憧れたパリでありフランス🇫🇷フランス映画にはまっていた10代の頃に出会って、その後の進路にも影響した懐かしの作品。

大人になって見返してみると、当時は分から
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マザー!(2017年製作の映画)

3.5

自分の家に他人がズカズカと入り込んで傍若無人に振る舞う恐怖。。。そうかキリスト教の世界観ではそういうことなんだ、と鑑賞後の考察で合点がいった。

創造主ハビエル様の手のうちで何度同じことを繰り返せば済
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

行方不明の娘を探して全編PCモニター上で進行するストーリー。鮮やかなお手並みで娘のSNSのログイン突破するあたり、そんな簡単に。。。と唖然としたけどね。

事件か家出か、娘の知られざる想いを辿りながら
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.0

謎のウィルス感染により都市壊滅を予感させる世界観。義父所有の森林に逃げ込みウィルス感染の恐怖に怯えて暮らす家族。そこへもうひと家族合流して。。。

ひとたび感染すれば助からない。
普通の暮らしは出来な
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.0

オープニングから可愛くてテンションあがるっ(*´꒳`*)♪ ガスパールと人魚のルラの出会いから始まる物語。人魚に恋すると死んでしまうというデスルール付き。

人間嫌いのルラはガスパールを殺そうとするが
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.8

1945年ポーランド。ソ連兵によって凌辱され彼らの子を身籠ったシスターたちがいたという実話に基づいた作品。

こんなひどい目にあったのに、被害を訴えることも、医者にみてもらうこともせず、耐える日々。も
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

物語の発端となる神隠し事件の回想部分は怖くて怖くてドキドキ((((;゚Д゚))))))) その後のJK奪還作戦!!からの〜、衝撃の結末にゾクゾクしたっっ。

元となった2chのスレッドまとめ読んだけど
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カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

3.5

鈴木由美子原作の同名漫画を舞台を韓国芸能界に移して実写化した作品。全身整形で生まれ変わった女の子のお話という点以外は原作との共通点は少なそう。

整形することで美貌は手に入れても、家族や友人、自分自身
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

お嬢さんと侍女と詐欺師と変態の騙し合い。ストーリー展開は秀逸でどんどん引き込まれる。俳優さんたちの体当たりな艶演技。個人的には刺激が強すぎと感じた。

抑圧や、そこからの解放を性を通じて描いたって感じ
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.5

アナベル人形の誕生秘話。ラストまで観ることで死霊館ユニバースの壮大さに浸れる。

幼い娘を亡くした夫妻の弱った心につけこんだ悪魔。いったんは退けられたものの夫妻宅に身を寄せた孤児によって再び封印が解か
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.5

アマプラで見かけてあまりの懐かしさに再見。VHSビデオの時代にレンタルして観たなぁ。コロナ禍で注目されたときにはスルーしてしまったけど(。-_-。) ウィルスってやっぱり怖いなと思わされる。人間の歴史>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.5

ムンバイの近影がこんなにも都会的だなんて!?と驚かされると同時に、階級社会が今もなお健在だなんて。。。

未亡人は女ではないのでしょうか。嫁は家の所有物なのでしょうか。自由に生きられない人たちがいて、
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Mirror 鏡の中(2003年製作の映画)

3.2

鏡に写る私が自我を持ったもう1人の私だったら。。。鏡を見るのが少しだけ怖くなってしまうようなお話。

それでもやっぱり1番悪いのは生きてる人間だったなぁ(*´ー`*)

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

3.5

洋楽に疎すぎてメラニー・マルティネスの存在をこの作品で初めて知った。風変わりな世界観の映画だなぁ。。。なんて思いながら見ていたら、彼女のアルバム作品を映像化しだのと聞いて納得。

パステルカラーで描か
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.0

CUBE日本版リメイク。CUBE内の理屈ってこんなにシンプルだったっけ?

岡田将生に歪んだ人間を演じさせると、本当っに歪みきってて上手いなぁといつも思う。そこ見所。

オリジナル版も個人的に余り刺さ
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東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

3.2

1作目に続いて鑑賞。山本舞香のトーコちゃんも中々いいね。

松田翔太演じる月島が「変態」過ぎて笑うw グールの中にもいい奴と悪い奴がいるのは普通の人間と一緒。前作で友人に危害を加えたニシキを助けようと
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.2

敬遠してたけど意外と観れた(´∀`)

ヒトしか食べれない人間と、彼らを悪と断じて一方的に排除する人間。相容れない価値観、相容れない者同士、何が正義で何が悪か。。。簡単じゃないのよっっ

個々のキャラ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.8

連続少年誘拐事件の被害者となった少年フィニーが、断線されたはずの黒電話の声に導かれて監禁場所からの脱出をはかる。ホラーの怖さというより誘拐犯グラバーの狂気が怖い。

予知夢で兄を助けようとする霊感体質
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.5

うだつの上がらないおじさんたちがシンクロに夢中になって世界選手権まで出ちゃうお話。

中年が元気で夢を見れる世の中は希望をもてる。うつ病でも、別居中でも、会社が倒産しても、ローンが組めなくても。

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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.8

老後の心配は他人事ではない。老後資金として4000万円必要だなんて。。。そんなに貯められるかーい!!

とはいえ貯金がないと心配だということで、せっせと節約に励む後藤家の主婦篤子。そんな彼女に降りかか
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.8

夫を交通事故で亡くしたシングルマザー。加害者からの賠償金も受け取らず、義理の父親の老人ホームの施設代や、夫の愛人の子の養育費まで支払いホームセンターと風俗をかけもちで働く日々。

この世の中には一本目
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

ロンドンに上京してきた霊感少女が過去の幻影に取り憑かれて。。。60年代ファッションがかわいい。夢と希望をもって都会に出て来た娘が、同じように夢と希望をもちながらも他者に食いものにされた娘の過去を追体験>>続きを読む

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.7

病で余命わずかな娘の初恋。

親の視点でみるといたたまれない。我が子を見送らなければならないかもしれない恐怖、悲しさ。何としても命を繋ぎ止めたいという希望。

そんな中で娘が恋した相手はジャンキーの不
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紅い服の少女 第二章 真実(2017年製作の映画)

3.5

まさか1作目の後日譚がこんなことになっていたなんて。。。Σ(゚д゚lll)

第二章は1作目の続きのお話であり、怪異の発端を描いた作品。紅い服の少女がいかにして誕生したか。。。そこには哀しい母娘の物語
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

小説の読み聞かせを聞いているようなセリフの連続。村上春樹の世界。喪失を抱えながらも生きていくしかない人たち、それが劇中劇の『ワーニャ伯父さん』に重なる。

しずるの雰囲気映画のコントが頭にチラついてし
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.8

『スノーマン』の絵本作家が自分の両親を題材に描いた名作絵本の映画化。ものすごくプライベートな内容だけど、エセルとアーネストの生きた激動の時代を背景に、名もない普通の人の暮らしを丁寧に描いたドラマティッ>>続きを読む

紅い服の少女 第一章 神隠し(2015年製作の映画)

3.5

台湾の「魔神仔」という子供の姿をした妖怪と、紅い服の少女の都市伝説を基にしたホラー。こわっっ((((;゚Д゚)))))))これは面白い!

特に人々が次々と謎の失踪を遂げる前半は、見えそうで見えない、
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.8

のっけから派手なスカイアクション!!お宝探しの冒険なんて夢がある〜^_^楽しいの一言に尽きるし、続編をぜひ観たい!次作を思わせる作品の終わり方も良き。

しかしアントニオ・バンデラスがあんなあっさり退
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.5

久しぶりにクラシカルな作品を鑑賞。この映画と言えばオードリー・ヘップバーン演じるサブリナのファッションでしょうっっ!パリ留学から帰ってきた後のサブリナのファッションはどれをとっても当時の女性たちが真似>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

ダンブルドアとグリンデルバルトの関係がどストレートに語られていて、ハリーポッターのダンブルドアをイメージすると面食らうわ。これなら何事もなくジョニデがグリンデルバルトを演じ続けられていればねぇ。。。残>>続きを読む

ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

3.8

ボス・ベビーもボス・レディもめちゃくちゃ可愛い(*´꒳`*)

前作ラストでティムの手紙に涙した私としては、今作でまさかの兄弟2人の距離感に心がザワザワ。。。そして再び同じ手紙に泣かされた。

安定の
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ザ・マミー(2017年製作の映画)

3.2

怖いのはオバケじゃなくてヒトじゃんっ!オバケ全然怖くない。平気で女子供に銃を向ける世界が怖い。警察が犯罪を取り締まらない社会が怖い。

親を失った子供達に差し伸べられる手もなく、犯罪に手を染めながら綱
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.5

映画ドラえもんの令和版はジャイアンのみならずスネ夫までがいい奴だった(前からそんなだったっけ??)

宝島での冒険を夢想して笑われたのび太は案の定ドラえもんに泣きつく。大人になって改めて見るとのび太っ
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大いなる沈黙へ ーグランド・シャルトルーズ修道院(2005年製作の映画)

3.2

厳かな静寂に包まれたドキュメンタリー。その聖なる沈黙にむらがる睡魔に襲われつつ、どんなに貴重な資料映像かと自分に言い聞かせて何とか最後まで。

ほとんどを祈りと瞑想に捧げる彼らに許される僅かな憩いの時
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

時間の進み方が異常なビーチでの脱出ゲーム。あのリゾートホテルめちゃくちゃ素敵に見えたのに。。。絶対行きたくない!

失われた時間と命に怒りが沸々と湧いて止まらない。ビーチでのシチュエーションに恐怖した
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