ちびまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ちびまる

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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.8

グレーのスーツに裸足でシュールに踊り、歌う。マーチングバンドのごとき生演奏に私も裸足で踊り出したくなる。なんだこのグルーブは!?なんなんだこの一体感は!?決して若くない観客たちもノリノリで身体を揺らす>>続きを読む

あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.2

もしもあの時。。。なアナザーストーリー。
本編で退場したあの人も、この人も再登場っっ

マンションの住人集めてクルーズで結婚式という非現実感も、事件のための設定と割り切って楽しむ。

ただ管理人さんだ
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イテウォン殺人事件(2009年製作の映画)

3.0

1つの殺人事件、1人の被害者に2人の容疑者。容疑者は2人とも犯行を否認、互いに互いが犯人だとし食い違う主張。一体嘘をついているのはどっち?

自白を引き出すことがメインの捜査なんて杜撰すぎる。これじゃ
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アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.0

奇跡を起こして治癒をもたらす悪魔に、初めは「それの何が悪いの??」と思いながら観てたけど。。。
はっはーん、そういうことね。
油断させておいて「ガブリ」とやるやつね。

「神が教会を建てた隣に、悪魔が
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

こんな風に愛し愛されたら何て素敵なんでしょう。初恋は実らないなんて、よく言うけれど、一生ものの恋って打算も何もない、若い頃のピュアな想いを言うのかもしれないね。

ふたりの交際に反対していた母が実は。
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

結ばれないと分かっているが故に、この恋は儚く強く美しい。

女性だというだけで制約があった時代。男性が作る社会の中で、いかに女性が生きていたかがよく分かる。望まない結婚、望まない妊娠などなど。

焚き
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

シロさんとケンジと優しくて美味しい時間を共に堪能させてもらいました。

ゲイカップルの何気ない日常だけど、お互いへの愛情に溢れたいいストーリー。西島秀俊好きだけど、ケンジ相手じゃ人柄も女子力も負けるわ
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.8

タイトルB級すぎ(笑)ちゃんと王道のエンタメ大作でした(^_^)

調査と銘打って島にバンバン爆弾打ち込んで、島の生き物たちを傷つけることにも無頓着。。。そりゃコング様もお怒りになりますよね。

巨大
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目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)

3.5

9年前の交通事故をめぐるミステリー。パンドラの箱は開けないのが1番と悟る。それぞれの身勝手な思惑が事件に蓋をする。誰ひとり清廉潔白な人間がいない。かと言って、全員がめちゃくちゃ悪いやつってわけでもない>>続きを読む

時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

3.0

ホラーだと期待したけど、あまり怖くない。25年周期で起きる怪異。繰り返される失踪事件と、ある殺人事件。

種明かしで「なるほどね」となったのも束の間、42年と67年の人たちはどの時間軸で暮らしてらっし
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.5

何だかすごい刺さっちゃって泣きました。

奥さまが榮倉奈々なら毎日死んだふりしたって許されるけど、私がやったら旦那はどうするだろう。。。その前に毎日コスプレする体力も気力もないわ(笑)

夫婦はがんば
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

1回目鑑賞。難解過ぎて面白さを感じる前にお話が終わるという。。。(笑)

未来人vs現代人
タイムスリップではなく逆行

鑑賞後のネタバレ解説見て、2回目以降が面白いとオススメされたけど、すぐには観れ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

乙骨先輩覚醒の物語。

はぁ(´Д` )呪術廻戦の新シリーズがはよ観たい。原作漫画も読んでるけどアニメの戦闘シーンがかっこよすぎて。

今作もKing Gnuの楽曲と共にかっこよいバトル。百鬼夜行の現
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

2.0

これは。。。原作漫画も好きだし、蜷川実花作品も好きだけど、これはダメだ。侑子さんとの出会いと別れを2時間にまとめちゃダメだ(涙)

美術も衣装もメイクも音楽も何だかチープで、色彩だけ蜷川実花風にそれら
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

驚くべき結末。残酷な物語。この母親の語る真実は伝わるべき人たちに伝わって愛へと昇華されるのか。そもそも伝える必要があったのか。。。なんてことまで考えてしまう。

レバノン内戦を背景にナワルやナワルの息
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

こわい、こわい、こわい、こわい((((;゚Д゚)))))))過保護?異常な愛情?

自分の幸せを他人の幸せだと勘違いする人間にロクなのはいない。「あなたのため」なんて言ってる人ほど自己愛が強いのかも。
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

誘拐した相手を「餓死させる」というショッキングな連続殺人事件。事件の根底にあったのは余りに哀しい現実。貧困とは、社会福祉とは。。。色々考えてしまって辛い。

寄り添う3人に束の間でも家族のように過ごし
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

涙なしには観れない感動作!!泣けた〜っっ

耳の聴こえない家族を支えてきた唯一耳の聞こえる女の子が音楽に夢を見出す。

彼女が音楽の道に進みたいと家族に主張できるようになるまでの葛藤が苦しい。そして、
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

オールスターキャストで贈るむねあつドラマ。

第二次世界大戦、フランスのダンケルクに取り残された英軍救出のために民間の船まで駆り出されたとは初めて聞く話。

ノーランぽい時間軸の巻き戻しなんかもあった
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.8

恥ずかしながらハイドリヒというナチスNo.3の大悪党をこれまで知らずにいました。そして恥ずかしながらチェコにおけるナチスの所業についても初めて知りました。

ハイドリヒ暗殺と、ドイツによる報復。

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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.8

幼なじみのマティアスとマキシム。罰ゲームのはずの男同士のキス。マティアスはマキシムを意識するようになり2人の関係はギクシャク。

気づかないフリをしてきた気持ちが溢れて戸惑うマティアス。彼への密かな想
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

ひどい母親だと、悪い人間だと言ってしまえばそれまで。ただ、普通にお母さんしてた人にこんな事が出来るのかと怖くもあり、悲しくもある。

あのインターホンが鳴ったとき、幸が受話器に届いていれば。。。救いの
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

ダニエル・クレイグ版ボンド、最後の作品。まさかの幕引きに私は涙した。

007を引退したボンドに、スペクターとの闘いが続くと思いきや、また新たな敵が現れて。。。新旧007の共闘が楽しい。老いて尚現役の
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

ダニエル・クレイグ版007一挙見!!

Qの登場で俄然はまってきたこのシリーズ。今回ボンドはついに悪の組織の正体をつかむ。お馴染みの00部門の面々の活躍もあり楽しい。Mの官僚然とした態度に最初小物感を
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.8

Q登場!!とある殺人鬼にしか見えなかった(笑)いや、いいじゃない、いいキャラクターじゃない(*´꒳`*)

今回はM回。彼女を狙う敵にハビエル・バルデム。何見ても怪演。

回を追うごとに007シリーズ
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.8

ヴェスパーへの愛と復讐に燃えるボンドと、家族の復讐に燃えるカミーユ。果たして2人の復讐は成るのか!?

今回もボンド絡みで人死にすぎ、カミーユの過去は壮絶すぎ。アクションシーンはド派手っ!!巻き込まれ
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.5

新ボンドの肉体美にばかり目がいってしまう(〃ω〃) 何か昔観たピアース・ブロスナンのボンドと印象がかなり違う気が。。。これはこれでかっこよいけど。

拷問のシーンとか、すごい。

007称号をもらった
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.5

「老い」×「孤独」いい意味で開き直ったら新しい明日がやって来る、というところでしょうか。

旧友の死の知らせ。目の見えない老人エルネストと死んだ友の妻との文通を助ける女の子ビア。根はいい子だけど手癖の
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めがね(2007年製作の映画)

4.0

癒された。

春の風の吹いてる感じとか、気のおけない沈黙、浜辺のビール、メルシー体操、もたいまさこ。。。全てが心地よい(´∀`*)そして皆サクラさん好きになっちゃうねー。

わたしも、どこかで、黄昏た
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地獄の花園(2021年製作の映画)

4.0

バカリズムのOLに対する愛と偏見が詰まった作品。完全にバカにしてるよね(笑)

OLの中身のない会話、好き。仕事の休憩時間にするにはあれくらい軽すぎてスッカスカの会話が逆にいいんです。

「あんた何者
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

ギャスパー・ウリエルのハンニバル観てからのこれなので、ちょっとワープし過ぎた感。ギャスパーからアンソニーの間に何があったか気になりつつ、羊たちの沈黙へ繋がる物語にワクワク。

このとき既にカリスマだっ
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牛首村(2022年製作の映画)

3.0

自分にそっくりな女の子の恐怖体験動画に端を発する村ホラー。双子ばかりが生まれる村の恐ろしい風習。

Koki観てるとキムタクがどーしてもオーバーラップしてくるー。似てるなぁ。

冒頭の動画配信はイジメ
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水を抱く女(2020年製作の映画)

3.2

水の精ウンディーネの神話をモチーフにした作品。「愛する男に裏切られたとき、その男を殺して水に戻る」という物騒な神話らしい。

冒頭付き合っている男に別れを切り出されるウンディーネ。仕事に顔を出さなきゃ
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.5

愛という名の狂気。怖すぎる。

奇病の謎、タイトルの意味が分かったとき鳥肌たつくらいぞーっとした。結末は想像の斜め上を行った。(そんな無茶な〜という想いがないわけでもない)

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

スーサイド・スクワッドが楽しすぎて、この作品へ流れてきました。。。結果、楽しすぎた(*´꒳`*)

プリンちゃんに捨てられたハーレイが、これまで恨みを買ったみんなに命を狙われるわけですが、とあるダイヤ
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

ハンニバルに同情してしまった(>_<)ハンニバルは最初からモンスターだったわけではなく、彼をモンスターに変えてしまった罪深いものたちがいたわけで。。。

ハンニバル・レクターのルーツをギャスパー・ウリ
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