ちどりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

トキメキ☆成均館スキャンダル 劇場編集版(2010年製作の映画)

3.8

まぁうまく編集はされているがやはりドラマをしっかり見たほうが良い。
最後にほんの少し楽しい声入りのメイキング映像が流れる。

スパルタンX(1984年製作の映画)

3.9

80年代を代表するゴールデントリオのジャッキー、サモハン、ユンピョウとくれば、カーアクションからスケボー、フェンシングと期待を裏切らないアクション多めに仕上がった作品となってくる。
舞台はスペイン。
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

容姿を気にする女子が頭を打って自分が綺麗になったと勘違いする。
その結果、卑屈になっていた頃の自分より自信を持って行動する方が綺麗だと気づく。
でもデリカシーもないし、下品で極端過ぎるのではとも思うが
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

続けてグラインドハウスシリーズを鑑賞。
でも逆の方が順序的には良かったかも。

ゲスト出演が豪華!
もちろんどちらにもお馴染みタランティーノ監督は出てくる。
毒ガスでゾンビになり街中ゾンビだらけになる
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.2

いやぁ、もうスッキリ爽快どころか笑いが出るようなラストにオマケまでついてお腹いっぱいである。

クエンティン・タランティーノらしい古めかしい映像に、オシャレなエンディング。

まずどうしようもないバカ
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恋人たち(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

普段目を伏せたくなるようなことを内容にしているので演出もカメラワークもドロ臭い雰囲気の映画。

大切な妻を殺され3年間そのことだけで生きている橋梁検査技師と家での尊厳もない冴えないパート働きの女、ゲイ
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インポッシブル(2012年製作の映画)

4.3

冒頭にも出てくるが2004年のスマトラ沖地震の津波の実体験に基づいて作られた映画。
日本でも地震や津波の記憶はまだ新しい。
見て辛い人もいるだろう。
本物と見間違うようなリアルな津波とその後の離れ離れ
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活きる(1994年製作の映画)

3.9

賭け事で全財産、家ごと無くした男が一からやり直し生きていく話。

時代は日中戦争頃から始まり内戦の世へと十年ごとに主人公の生活と共に中国の移り変わりもよくわかる構成になっている。
賞をたくさんとってい
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.8

お喋りピーターの吹き替えに千葉雄大くんがよくあっていた。

リアルな動物たちのCGに初めはオシャレや可愛いなどという感情が生まれなかったが、徐々に慣れてきてラスト付近ではビアの前では喋らないピーターが
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.5

妻として母親としてのみの生活となってしまった女性がある日暑い青春時代を共にした女性と再開する。
80年代を振り返りながら、熱い気持ちを取り戻すといった内容。

シム・ウンギョンが若い。
80年代に流行
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ダーク・スター(1974年製作の映画)

3.3

「遊星からの物体X」を昔見て面白かったので視聴。
ラストとエイリアンの場面が同じ路線で面白かったがやや間延びしていて早送りで見てしまった。

ふざけた宇宙飛行士たちとイカれたAI爆弾の話。

不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

3.4

超ハードボイルドな中国マフィアの話。
マフィアの中のことは中国人の名前がややこしくて半ばぐらいまでは詳しいことは把握できなかった。

個人的には昔、金城武が日本で一世風靡した頃によく耳にした映画で一度
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わたしたち(2016年製作の映画)

3.9

いじめられっ子が夏休みに引っ越ししてきた子と仲良くなるが、塾でいじめっ子と一緒になったことから休み明けにはいじめる側にまわってしまった。
子供たちの演技がとても上手でお互いの内面の心がよく描かれている
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.1

映像が明るくカラフルでとても美しい。
お金がかかってそうな豪華さである。
CGを使ったファンタジー映画だが重要な猫のアップが漫画っぽい。
空海というか目を食べる化け猫騒動といった内容。
阿部ちゃんが阿
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.5

わざわざ難しく作ってあるかのように感じる内容といろんなことを表現したかのような絵画のような映像。

ひとつひとつに何か意味が込められているようである。
例えば、ミルクが溢れてたりする映像は覆水盆に返ら
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.8

1960年代コペンハーゲンの児童養護施設であった実話を元にして作られた作品。

施設の職員による暴行やハラスメントに日々怯える子供たちとその中での兄弟の戦いが描かれている。

タイトルを見て感動する物
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チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

3.5

ドラマよりもこちらの方が簡潔にまとめられているし、キャストも好きだ。
ドラマではデコボココンビを売りにしていたがこちらではそれぞれのキャラが立っている。
阿部ちゃんにこういう役をやらせたら天下一品であ
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.9

ゴジラ、モスラ、キングギドラ、ラドンと子供の頃に見た懐かしい怪獣がたくさん出てきて久々ワクワクした。
同時に昔、弟の持っていたフィギュアたちが当時飼っていた犬に食いちぎられた記憶なども蘇って嬉しくなっ
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ジグザグキッドの不思議な旅(2012年製作の映画)

3.8

父からのミッションと称して旅に出たノノ。
顔も知らない母の謎、そして同行している男、ずっと聴かされていたレコードの女、それぞれが一本の線となって明らかになっていく。
秘書のジグザグ大作戦!

目の前で
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王になった男(2012年製作の映画)

4.2

ある道化師の男に光海君の影武者として白羽の矢が立つ。
実際には光海君の日記に空白の15日間があったことから作られたフィクション。

ドラマ版はまだ見ていないが、1人の影武者が王として家臣から命をかける
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あの日のオルガン(2019年製作の映画)

4.0

戦争のときの保育園児を疎開させた保母さんの実話。
自分のことでさえいっぱいいっぱいの戦乱の中、よそ様の子供を預かっているという自覚をしっかりと持って保母さんたちを束ねたカエデさんがとても立派だった。
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.9

ヨーロッパ企画の映画。

タイムトラベルものはたくさんあるが、こちらはタイムトラベルの矛盾をお話にした映画。
オチもあって地味に楽しめる。

初めはスローテンポだがタイムマシンが出てきた辺りからトント
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ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)

3.5

韓国は堺雅人の映画のリメイクが多い。
このポスターも堺雅人かと思うぐらい似ている。

お人好しのごく普通な人間が国家組織が起こす大統領暗殺の犯人に仕立てられ逃げまくるというストーリー。
ハリウッド映画
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.1

エストニアとグルジアの合作というのが感慨深い。
グルジアでのアブハジア紛争を描いた作品。

紛争の起こる土地に残るエストニア人のおじいさんが目の前で銃撃戦となって怪我をする敵同士の兵士2人を助ける。
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.9

3年後のアブノーマルクライシスを先に見ていたがこちらの方が先とあって面白い。
元々福田監督作品が好きなのでこちらもやはり面白かった。
何故か脚本協力に小栗旬が関わっている。

とにかく鈴木亮平の見事な
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王の運命 歴史を変えた八日間(2015年製作の映画)

3.4

有名なドラマ『イ・サン』の父親である思悼世子の物語。
いろんなドラマや映画で扱われている朝鮮王朝の実話。
知らない人にはいろんな人物が2時間の間でたくさん出てくるのでわかりにくいかもしれない。
ただで
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.3

スコアが良かったので知らずに見たらBLの映画だった。
17歳の童貞の少年の家にアメリカ人男性が夏の間だけ研究のため居候することになった。
初めは嫌っていたがそれが気になる存在だと気づく。
思春期の少年
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

いじめられっ子が大きくなって自分の本質を見つけるというストーリー。
このポスターからもわかるように子供、青年、大人と3部で構成されている。
黒人問題、いじめ問題、薬物問題、貧富問題、ジェンダーレス問題
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.6

貧しいインドの村で育ったサルーがある日お兄さんについて来て、列車に1人で誤って乗ってしまい遠くの街へ。
住所も母の名前もわからない小さな子供が行方不明者扱いとなりオーストラリア夫婦に引き取られる。
2
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.9

誰もが一度は聞いたことのある『コーリング ユー』はこの映画だったのかと今更知った。

始めのカメラアングルが独特。

さびれたガソリンスタンドのカフェの女亭主とドイツからの旅行者である2人がそれぞれ夫
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エール!(2014年製作の映画)

3.5

聾唖者の家族の中、1人だけ健常者に育った娘の旅立ちを描いた作品。
家族愛が溢れていた。
どんなハンディキャップがあろうとなかろうとたくさんの愛情を持って子供を育てると子供にも必ず通じるものだ。

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

4.0

日本版「鍵泥棒のメソッド」も既に視聴済み。
こちらはその韓国版。
脚本自体面白いのでこちらも面白い。
韓国でよくありそうな内容だ。

日本版は堺雅人の貧乏な役者が主人公だったがこちらは殺し屋が主役。
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.9

山の中で父親から体力、音楽、生きる術、一流の学力をスパルタで教え込まれて育つ子供たち。
でも文明社会で生きている私たちからするとどこかのカルト教団のようである。
小さな子供に危ないことをさせて覚えさせ
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.2

感受性の強い人にはかなり心臓に悪くキツい映画。
私は辛くて何度も目を背け、何度も休憩しながら見た。
史実かと思うと初っ端から泣けてくる。

戦後デンマークでドイツ軍が埋めた150万もの地雷を捕虜となっ
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ノーザン・リミット・ライン 南北海戦(2015年製作の映画)

4.1

2002年ワールドカップの裏でこんな激しい戦いがあったとは知らなかった。

黄海にある北と南の海の境界線をノーザンリミットライン(NLL)という。
W杯で韓国中が沸き立っているの隙を狙って北朝鮮の戦艦
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

3.8

まだ2作品しか見てないがフェリーニって人間の性欲を描いているのが多いのかな?
そしてカサノバでも出てきたがセロファンの海。

この作品はフェリーニの昔の思い出を切り取って映像にしたもの。
初めは登場人
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