ちはさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

1970年代の後半アメリカ、黒人警官が白人至上主義団体KKKに入団するために、潜入捜査をするお話。実話をベースにしていて、人種差別を扱った映画ですが、コミカルなシーンもあり、とても観やすい。
黒人警官
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

『ROMA』、アカデミー賞に入った理由がわかる。トランプの国境の壁 問題でメキシコ人は何か感じることがあるんだろうな。
デモや暴動があった波乱の1970年代初頭のメキシコ。家政婦クレオと雇い主家族の愛
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

電話からの音声だけを頼りに誘拐事件を解決する新感覚サスペンス。
音声だけで状況を想像するしかなく、こんな見せ方があるのかという驚きと、緊迫感や先入観があって面白い。

音声だけで何が起きているのかを
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

のくあるシンデレラストーリーかなとは思いながらも最後は悲しく。レディガガの美声と迫力素晴らしかった。

運び屋(2018年製作の映画)

4.4

犯罪映画でありながら、人生で失ってはいけないもの がテーマとして語られていた。主人公アールが後悔した時間を取り戻すべく、娘役に実の娘を起用しているところも、イーストウッド自身に重ねているのだろう。にし>>続きを読む

家族のレシピ(2017年製作の映画)

3.8

日本とシンガポールの外交関係樹立50周年として企画された映画だと、キネマ旬報の斎藤工と監督のインタビュー記事に記載されていた。
シンガポールと高崎を舞台に、家族3世帯を描いている。シンガポールの料理
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ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.8

過疎化が進む離島、穏やかな時間が流れ、お年寄りたちがお互いに声をかけあい、寄り添い、助け合いながら生活している姿に、微笑ましくあり羨ましかった。

動物写真家の岩合光昭さんの初監督作品、春夏秋冬の折々
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

不穏な音楽と独特な緊張感とサラとアビゲイルの地位争いに、どっと疲れてしまったが、見応えがある映画だ。深いで不安で少し不気味な映像、宮廷内も魅力的でいつの間にか18世紀の世界に引き込まれていた。アンが当>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

人種差別がテーマであるのに、観終わった後はすっきり。心が浄化された感じになるのは、学があって洗練されたドクターとガサツで教養が欠けてるトニー。見た目も性格も真逆のトニーとドクターの程よい距離感と友情が>>続きを読む

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.8

It's wonderful to see you again,Mary Poppins!!
楽しい、可愛い、美しい、嬉しい…気分が上がる形容詞が浮かび上がってくる内容。幸せな気持ちで胸がいっぱいにな
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.5

グレングロースの小さい眼だけど綺麗で青緑の眼。 夫の行動と言動、感情の展開すべてを見透かしていたような気がした。
書いてこその作家。読まれてこその小説。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

やれやれ……、なんというエモーショナルで文学的な映画を観てしまったのだろう。

村上春樹『バーニング 劇場版』 いろいろと妄想掻き立てられるから、真相の解釈はいろいろあるだろうな。
鳥が飛んでいく不
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.0

デイアンドナイト
善と悪はどこからやってくるのだろう。
今自分は、表と裏どっちに立っているのか、とふと考えてしまった。
人の善悪の本質がわかる作品だった。

主題歌を歌っている女性の声が心地よいなーと
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.5

サリンジャーの青春期から『ライ麦畑を捕まえて』がヒットした後を描いた映画。才能ある作家は人として何かが欠けてるんだけど、この欠点があるから、素晴らしい作品を生み出せるのだろう。サリンジャーを見てて思う>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.8

今まで観てきたインド映画の中では、
人の心の温かさに気づける愛と優しさがあるお話だった。

ビザもパスポートを発券できず、不法侵入でインドからパキスタンへ向かう勇気と度胸がある反面、ハヌマーン教で嘘を
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.0

『止められるか、俺たちを』
亡き映画監督の若松孝二さんと若松プロダクション史実をベースに、ピンク映画の助監督として門を叩く21歳めぐみの喜怒哀楽を描く。
監督になりたいけど何を撮りたいのか分からず、何
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マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!(2017年製作の映画)

3.0

イギリスの60年代を映し出したドキュメンタリー映画。ミニスカ、ボブヘアー、ロック…と当時の若者たちよって未来が作られた60年代。

人口の半分を25歳が占めていて、ユースカフルチャーが生まれ、若者た
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.3

コメディで、「見た目より中身だよね★自分らしく行こうぜっ!」っていうテーマがしっかり描けていたと思う。
個人的には良作でした。
肯定的な考え方をすると、人生180度変わるんだ!!って超ポジティブに
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7

東野圭吾の原作を映像化した『マスカレードホテル』観てきた!
HEROに出てたキャストが勢ぞろい。HEROファンであれば絶対に楽しめる。
殺人犯探しの内容になるから、多くのことは語れないけれども、ゴリゴ
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

これ実話だったんですね。介護なしでは生きられない筋ジストロフィーという病気にもかかわらず、鹿野さんは病院や施設ではなく、自立して生きることを諦めない覚悟に涙した。

大泉洋さん、どの役をしても笑ってし
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.1

またまた素晴らしいインド映画に出会えた。

地位も名誉も学位もない男性が愛する妻のために、ナプキンを作る奮闘物語。愛する人のために何かをする意思って強い。
インドではナン1枚が23円くらいだとしたら、
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

頑張って自分を変えようとしているけど、うまくいかなくて、自分から離れられないというか。人と付き合っていくだけでも大変で難しいのに、自分自信と向き合って付き合うってそい以上に難しい…。
共感はできないけ
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.6

声に出してお腹を抱えるくらい笑うって素晴らしいと思えた日曜日の午後。映画『ジョニーイングリッシュ』を観てきた。主人公はMr.ビーンのローワンアトキンソン。なんだろうなこの憎めないキャラクター。館内は笑>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

生まれて最初に耳にした洋楽はなんだろう…と思い浮かべる。ズンズンチャ、ズンズンチャ、ズンズンチャ、ズンズンチャ…足踏みと手拍子が自然についてくる、Queenのwe will rock you じゃない>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

『#バッドジーニアス 』初タイ映画!!テンポよくて、巧みなカンニングの術について行くので必死だった。

貧乏で超天才少女が裕福でバカな生徒にお金を引き換えにカンニングを手伝うお話。カンニングの手口が斬
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

スクリーンがずっとパソコンの画面で表示される映画悪くないし、斬新だった!
想像していた展開に裏切られた。

ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

3.8

映画『#ライ麦畑で出会ったら 』
”学生生活に戻りたい”と思わせてくれる映画はたくさんあるけど、
”学生生活に魂を揺さぶられるくらいに何かに出会いたかった、挑戦したかった”と思わせてくれたのはこの作品
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.8

中国の原作を実写化。うまく日本版に描かれていたと思う。
高校3年〜大学時代の淡い青春時代を2時間でちゃんとまとまって見応えあった。 ここのレビューで、「秒速五センチメートル」に雰囲気が似てる?と書いて
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.8

ミュージカル映画!
ダンシングクイーンはいつ聴いてもいい!
イタリアの離島に行ってみたい。
透き通る海の水の綺麗さ。

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.8

ドイツ映画、笑えるところは笑えて面白い。難民問題、宗教のテーマとか入ってて見応えあった。