Rossoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

悪い男(2001年製作の映画)

3.1

嘆きのピエタ、メビウスに次ぐキム・ギドグ作品3作目の視聴。
特定の人物への憎悪憎悪憎悪憎悪&憎悪な感情が強すぎると、ある意味四六時中その人物のことを思っていることに繋がりますからね。
対象人物が自分の
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.3

予備知識全く入れず“猫”を拝めそうなのと濱田岳が出演してるという理由で鑑賞。

なるほどこれ系ね、原田美枝子の子を想う親シーンは反則や...
全体を通して伝えたいことは、空気感や心情描写でじわじわ伝わ
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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

4.0

くっっっそ面白えwww
ホラーの棚にありますけど、例によってコメディ全振りです。

人食べる植物の話なんだが、
毎分毎レベルにツッコミどころやら笑いどころがエンドレスで押しかけてくるから最高よw

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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.4

初っ端の設定の時点でなんか面白そう、まあでも最終的な着地点はこうやろな。まで見通せるんですけど、それでもそこそこ見入っちゃいましたね。
魅せ方というかカメラワークというかがなかなか良き。
外見か内面か
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

2.8

新海誠展で1番カット集にてときめいたやつ。かたわれどきね。
なんたって2004年やで、まだボビーバレンタインが甲子園で胴上げされてない世界線やで。
そんな時代にこのクオリティよ、すげえなあ。雲だけは他
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マギー(2015年製作の映画)

3.7

これはヒューマンドラマ、ホラーちゃいますわ。
そして僕はこれ系すこぶる弱いんやって...(涙)

ゾンビ映画とはいえ圧倒的静けさ、落ち着きさえ感じる美しき荒廃した街並み、じわじわと進行するゾンビ化..
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共犯(2013年製作の映画)

3.8

お〜面白い、なかなか引き込まれたな前中盤。
それだけに後半の失速が勿体無い、骨組みはいいんやが内装が甘い的な
これ120分で作って欲しかったな〜って感じです。

もう序盤からカメラワークが主観じゃなく
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ザ・フライ2/二世誕生(1988年製作の映画)

2.9

前作が気持ち悪い100%だったのでもういいやと思ってたんですけどね、脚本にフランク・ダラボン...
ん〜観るか〜(ショーシャンク信者)

からの開幕出産シーンでライフ0でした。
とことんダメ、本当に鳥
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彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

2.8

ほしのこえを借りたら特典にあったので。
白黒なのに色や音やらが伝わる感覚と映像を観ているのに小説を読んでいるような感覚ね。
なお雌猫のミミ、地雷女説唱えていいすか?

ほしのこえ(2002年製作の映画)

2.8

新海誠展に行ってきて純粋に観たいなと思ったので鑑賞へ
(新海誠展サイドの思惑にまんまと嵌る勢)

秒速5センチメートル以前の新海誠作品を敬遠していた理由の一つである人物の作画はやっぱり苦しくはあるんだ
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.2

初代にて動く人形への恐怖耐性がついたからか、コントかな?ってくらい怖いを飛び越えて面白かったな。笑
得体の知れない怖さが皆無なのとチャッキーがスキだらけなのがいけないですよ。
工場追いかけっこシーンは
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猫の集会(2007年製作の映画)

3.0

新海誠展控えてるんでつられて視聴。
1分ってこれ映画カウントしていいんやろか...笑
短くても“らしさ”はありますね。
自然と口角上がる感じに面白し。

暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)

1.0

ちーがーうーだーろーーっ!!(怒)
僕のこの世の中での生き方及び他者理解のバイブルである暗殺教室の良さを100%見事に殺しておるよこれ。
原作そのままにの展開は尺的に難しいのは重々承知ですけど、大いに
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.9

うおおお...
途中までは叩く気満々でいたんですけどね、ラストはこれ本当リアルな心情の機微を表現してますよ。くう〜

妻夫木と池脇はURですから語るまでもなく素晴らしいけど、びっくりしたのがいてまうぞ
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.6

これもフォロワー様のレビュー拝見して、封印していた恐怖の記憶が呼び起こされ20年ぶりの鑑賞。

ろそ(4)時に比べりゃ酸いも甘いも経験してグロ耐性もホラー耐性も結構つけて、万全でしたけどね、
いやごめ
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.2

う〜ん、クズw
大人と子供、親と子とかはあくまでその家族構成の中でのカテゴリ分けでしかねえ、つまり今作の親というカテゴリの大人は、その肩書きに全くもって見合ってねえなと思いますよ。
お子ちゃまがそのま
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

3.8

これは秀逸なスピンオフや。
散歩する侵略者もなかなか面白かったが今ひとつ掴みきれなかった、しかし今作はアナザーストーリーとして同じ設定を元に決して本編とはリンクしない話を展開していることの良さが見て取
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人狼ゲーム マッドランド(2017年製作の映画)

4.0

どうやら僕だけがどハマりしてるこのシリーズ、
ここまで1作目から 3.2→2.8→2.9→3.6→3.6と
4作目のプリズンブレイク以降まさかの昇華で面白いんですけど、
いやはや今作、これ系にこのスコ
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猫なんかよんでもこない。(2016年製作の映画)

3.3

ここのところ悍ましかったり気持ち悪かったりするものばかり観ていたので、バランスを取るために絶対らぶりーおねこさまを視聴。
はあ〜〜〜きゃわいいい(ろそ、猫派)

おねこさまにも人生的なアレはやっぱりあ
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.6

まだチャイルドプレイ戻ってきてねえなあ〜くそ〜と思いつつ昨日みたいに衝動的に借りてまうのも嫌だしとFilmarks漁ったところ、フォロワーさまのレビューにて見つけましたよ、幼少期に一部分見て超トラウマ>>続きを読む

ゾンビ・ストリッパーズ(2008年製作の映画)

1.1

チャイルドプレイを借りにTSUTAYA訪れたらチャイルドプレイが貸出中で発狂し、なにを血迷ったか近くにあったノーマークの地雷臭溢れ出す本作を補給。

苦行の如き90分超を経た先に私が達した境地は、「こ
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.8

劇場で観せられてしまう予告以外一切の情報をシャットアウトしての視聴。
う〜ん、これはSAW。(褒め)
序盤から一つ目の山場くらいまでは、これはアカン泣く泣く2点台レビュー不可避と思ったんすけどねえ。
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.6

冒頭オルガン紡ぎ歌とエンドロール開幕紡ぎ歌の演出、好き。
紡ぎ歌に不穏さを覚える経験とかこれ観ない限り得られねえわな。

そんでもって描写や台詞が本当に綿密ですね〜
各々の行動に対して主観的には何でそ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.2

舐めてた、クソ面白い笑
前半はグイグイテンポぶっ飛び設定散らかしまくりお遊戯パレードで大丈夫かこれ〜wwwって感じでそれでも楽しくニコニコ見てたんすけど、いやあよく作り込まれてんなあすげえわ。面白い。
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エコール(2004年製作の映画)

3.2

まずね、僕は断じて女性は産む機械だとか思ってません、本当に。女性蔑視勢じゃないんだ、それを踏まえた上でですけど、いや〜なかなか皮肉めいてませんかこれ...

正直申し上げるとこの映画の言わんとしている
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ピラミッド 5000年の嘘(2010年製作の映画)

2.3

つい最近クフ王のピラミッドに空間がどうこうってニュースやってましたからね、そもそもどんな説が飛び交ってるのか及び概念理解するために視聴。

視聴してみて
何が辻褄合わなくて不思議且つ神秘的なのかは分か
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

まず冒頭の音楽。不穏さ絶妙なコーラスがそそりますよね〜
そしてタイトルの“ゲットアウト”は秀逸ですわ。
誰からのどんな意図を持ったゲットアウトなのか、なるほどなあ。

登場人物全員の不気味さも表現が上
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.3

あかん...110デシベルで「気持ち悪い!」と叫びたいが声すら出ないこの感覚...

初めから色々怪しすぎるんだわ、絶対おかしいと早々に思いながら視聴進むわけだが、この世にはマタニティブルーとかいう常
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.1

悪名高い評判は常々聞きつつも敬遠していたが意を決して視聴。
これ博士は純粋な好奇心からセンチピードヒューマン創り上げてますよね、だからなんか一周回って博士が愛おしくさえあったわ。
博士のわくわく創作に
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.4

徹底的に振り切れんばかりの悪。悪。悪。闇。闇。闇。闇!!

コクソンとお嬢さんと、あとこれも劇場で!と思ったら公開終わっちゃったんで已む無くDVD視聴しましたが、いや〜ぞくぞく。

世間への良イメージ
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

3.3

これ普通に安藤サクラの各エピソードでの初動はオヤジ狩りならぬお爺ちゃん狩りでしかない、タチ悪いだけなのになんでかなあ、ジャスティスすぎるんだよね。
不思議な感覚、人との適切な距離感は対話から生み出され
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.6

ぼほぉぉ〜開いた口が塞がらねえや、そして無意識に乾いた笑いが溢れでる。
フォロワーさまのレビューで興味が湧き視聴を決め、なるほど理解。使い方よく分からなくてもエモいって言いたくなる。

女子中学生だっ
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ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

2.7

トチ狂ってるのは誰だ?の視点で行くと見事に視聴者の疑心が移り変わりますわね、その辺秀逸。

だがしかし面白かったかと言われると個人的にはあんまりでしたねえ。
子役は天才的な金切り声とうざったらしさでし
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.6

震えた、前後編通して素晴らしかったと言いざるを得ませんね。

サブエピソードを回収しきらない感は大いにあるんだが、なぜだろうそれがマイナスポイントにならない。
それはこの新宿を舞台にしたあゝ荒野ってタ
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劇場版 暗殺教室 365日の時間(2016年製作の映画)

3.5

まず自分原作厨です。本当に誇張なしに生き方や在り方について学べるんですよ殺せんせーからは。
希望が湧くんです、とても好きな作品。
だからこそ楽しめたかな、これ暗殺教室知らない人が観ては絶対行けない系の
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.7

この引き込まれ方、間違いなく今期一番レベル。
僕が無意識に映画に求めたいものが備わり過ぎてたな、菅田&イクチュンも抜群や...
んでもって優れた人物描写に特化してボクシングに打ち込む個を描くのみではな
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