ノア・バームバック監督は、世間と少しズレれてる人間を描写するのがうまいな〜
40歳のロジャー(ベン・スティラー)と25歳のフローレンス(グレタ・ガーウィグ)、人生ちゅうぶらりんな男女の恋模様。
精>>続きを読む
市川雷蔵の最高の殺陣が観れると聞いて鑑賞。スマートな殺陣の姿を想像していたら、負傷してボロボロになりながら左手だけで闘っていました。雪の上に寝転び、着物をはだけながら愛する女性のために闘う雷蔵が格好よ>>続きを読む
前情報をあまり入れずに観たら想像と全然違った。淡々としていて等身大な作品だなぁと思ったら、監督自らが主演、母も器用しているそう。アマリア・ウルマン監督ってアーティストなんですね。ご本人たちが女優並にキ>>続きを読む
登場人物がみんなどこかおかしい。
冒頭10分ほど、ほぼセリフもなく不穏な雰囲気に引き込まれながら、エリザベス・テーラーのドカ食いとゲップに出くわす驚き。最後にはリズ様がロバート・ミッチャムに“牛”と>>続きを読む
ダンス・マラソン大会を主題に描いた作品というだけで興味本位で借りてみたけど、観終わってみたら虚無感に満ちたアメリカン・ニューシネマだった。なんじゃこれ〜!とことん鬱で斬新。当時、実際にダンス・マラソン>>続きを読む
なんか好き。この“なんか”が青春時代の言葉にできないモヤモヤにもちょっと似ている。すごくよかったじゃねーか、バカ!
バカ、バカと言い合う高校生の会話に最初はイラつきながらも、どんどん主人公いづみに惹>>続きを読む
アメリカン・ニューシネマのフランス版という感じで、刹那的に生きている男2人のロードムービー。どこに向かっているのか見当がつかない自由さがこの作品の魅力に思う。
『バルスーズ』とはワルツを踊る女たち、>>続きを読む
田中絹代の演技をひたすら見つめる作品だった。
戦後の銀座で女給として働く主人公(田中絹代)。かつての愛人との子が1人いるシングルマザーで、頼まれると断れないお人好しなエピソードが綴られる。ある出来事>>続きを読む
ポランスキー監督の長編デビュー作で唯一ポーランドで撮った作品。当時はソ連の検閲が入ったといいます。
登場人物は3人、車と船のみで撮ったミニマムなつくり。狭い船上なのにカメラワークが際立っていて、どう>>続きを読む
頭の中が高校生か!っていう企画を強引に作品にしてしてる感じ。ほっんとにくだらなくて下品だけど嫌いになれないケヴィン・スミス監督作品。全くおすすめできませんけど。笑
ルームシェアする幼なじみの男女。ジ>>続きを読む
芸術に心動かされ、大切なことに目覚めるドイツ人の話でした。
皆さん高スコアの今作、勝手に戦争の話だと思い込んでいたらベルリンの壁が崩壊する少し前だった。ナチスドイスの流れを汲むような秘密警察が、80>>続きを読む
過去鑑賞記録
スルーしてください
90年代にロックシーンを席巻した“クリエイション・レコーズ”の創始者アラン・マッギーを描いた作品。
『トレインスポッティング』の原作者やスタッフ、スパッド役だった>>続きを読む
吹雪の中で立ち寄った1軒の店で巻き起こる騒動。生き残るのは8人のうち誰か⁈
後半のカタルシスのための長い長い前振りの会話劇。この手法は飽きつつあるけど、わかっていても楽しめる。とはいえ、こちらが慣れ>>続きを読む
夏目漱石の原作『夢十夜』を、そうそうたる監督が豪華キャストで描く。「こんな夢を見た」から始まる10の夢。
最初の実相寺監督の第一夜で、チゴイネルワイゼンが流れるし、鈴木清順みたいなのを連想して期待し>>続きを読む
不安、恐怖、孤独を与えるフランシス・ベーコンの絵画。あの歪んだ世界を再現したような映像が差し込まれる。不穏な音楽は坂本龍一によるもの。
フランシス・ベーコンが55歳の時に出会った恋人ジョージ・ダイア>>続きを読む
アメリカは進んでるし、大人な国だなぁと思い知らされる作品でした。1社の企業の製品をモチーフに、フェミニズム問題をコメディにするという発想と実行力がすごい。あちらで物議が交わされているのも納得です。一見>>続きを読む
ラムネみたいな空の色と黄色い列車、冒頭からワクワクするセンス溢れる色彩。オモチャみたいなポップな街並のセットを観るだけでも満足なウェス・ワールド。
50年代のアメリカ、テレビと舞台が入れ子になったつ>>続きを読む
前情報なしで観た方がいいので何も書けないヤツ。良くも悪くもアメリカ的なサスペンスでした。不穏な冒頭から引き込まれてあっという間。よく出来たラスト。ジェフ・ブリッジスの慌てる演技がうまいな〜。慌てる姿に>>続きを読む
1回じゃ細かいところまではわからないので2回観ました。正しいのか正しくないのか。現代社会における様々な問題を孕んでいて、善悪について、TARという人間についてを悶々と考えてしまう158分だった。でも結>>続きを読む
ジャック・オーディアール監督作品を観るのは5作目だけど今のところハズレなし。
難聴のカルラ(エマニュエル・ドゥヴォス)が、ムショ帰りの男ポール(ヴァンサン・カッセル)を自分の仕事のアシスタントとして>>続きを読む
こんな銭湯の有効活用の方法があったのか!アイデアが面白い。インディーズのアットホーム感に好感が持てます。
東大を卒業して働かず、家にいるモラトリアム人間な和彦が同級生の女性との出会いを通して、銭湯で>>続きを読む
新作で湧いている中、50年以上前のゴジラを鑑賞。シュールでカルトで面白い。かなりメッセージ性がダイレクトな内容で、公害が顕著化した時代の作品。
サイケなお姉さんが歌う曲が頭から離れない。
♪水銀 >>続きを読む
過去鑑賞記録
ザ・ピーナッツ見たさに。
モスラは可愛いし、哀愁がある。
面白い設定だったな。
“読書会”というワードに惹かれて鑑賞。イメージと違う内容だったけどいい話でした。
ナチスドイツに占領された島の話、読書によって人と人が繋がる話、ある女性の秘密を探る話、主人公の成長と恋の話…と、いく>>続きを読む
未レビューの作品を再鑑賞。小津作品は大好きなので長文です、スルーしてください。
今作は家族というよりは夫婦の話。若い頃に観た時は不倫モノという印象が強かったけれど、今観ると敗戦後に生きる男たちの悲哀>>続きを読む
戦争の悲劇は銃や爆弾だけではないとばかりに、女性が犠牲になる悲劇を描くヴィットリオ・デ・シーカ監督作品。第二次大戦中、ローマから故郷へ疎開する母と娘を描く。
『ひまわり』より若い20代後半のソフィア>>続きを読む
トゲが刺さらない程度の波風が心地いい〜♡ソフィア・コッポラ監督が自身を投影してそうな作品。子育てと夫の浮気とチャーミングな父に振り回されるファザコン娘のお話。
NY在住のローラ(ラシダ・ジョーンズ)>>続きを読む
世界のクロサワ!シェイクスピアの『マクベス』を戦国時代になぞらえた傑作。聞きづらいのがもったいない。
50年以上前にこの映像と演出!三船の演技は大袈裟だし、最初はもう少し繊細さのあるマクベスがいいと>>続きを読む
コーエン兄弟の作品と思って観ると肩透かしを食らうような正統派シェイクスピア作品。今作は兄のジョエルが単独で撮り、A24とAppleの製作。弟イーサンはもう映画製作に戻らないかもって噂は本当かな。
シ>>続きを読む
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを紐解くドキュメンタリーで、監督はトッド・ヘインズ。ファン以外は面白くないかも。
バンドの成り立ちから解散まで、生存しているジョン・ケイルとモーリン・タッカーをはじ>>続きを読む
これが観たくてAppleTV+に入りました。
ダブリンでシングルマザーをしているフローラと息子のマックス。ダメな母と反抗期の息子が音楽を通じて繋がっていく。
ジョン・カーニーらしく音楽のパワーを感>>続きを読む
温泉場を按摩をしながら渡り歩く盲目の徳市と福市。温泉場で起こる騒動と恋模様を描く清水宏監督作品。
冒頭の掛け合いが漫才師のようにテンポよく楽しい。“目くら”が“目あき”を山道で追い越して勝ち誇るなど>>続きを読む
さっぱり理解できないけど最後まで観入ってしまう黒沢マジック。映像と音によってグイグイ吸引されてしまう。いろいろ考えさせられる要素があるのだけれど、考えても無駄な気がして理解するのを放棄しながら観ました>>続きを読む
ベティ・デイヴィスの怪演!面白かったです。
姉妹同士のドロドロの嫉妬心が描かれた監禁サイコスリラー。
人気子役の妹とその舞台を嫉妬しながら見つめる姉。いつしか立場が逆転し、恐ろしい顛末に…
白塗>>続きを読む
クストリッツァ監督の長編デビュー作。40年以上前の作品が日本初公開。
旧ユーゴスラビアのサラエヴォで暮らす少年ディーノの恋と童貞喪失や、共産主義の父のこと、バンドを組んだり、うさぎに催眠術をかけたり>>続きを読む