leylaさんの映画レビュー・感想・評価

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暗い日曜日(1999年製作の映画)

4.2

意外性と見応えのある作品だった!
最初は三角関係のラブロマンスと思って観ていたら、次に『暗い日曜日』という曲のことが描かれ、後半はナチスのユダヤ人迫害と裏切りのストーリーとなる。

オープニングにつな
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今宵、フィッツジェラルド劇場で(2006年製作の映画)

3.7

アルトマンの遺作。群像劇で、音楽がメインなのもアルトマンらしい。人生のフィナーレにふさわしい作品でした。

30年以上続いてきたミネソタ州の地元ラジオ局「プレーリー・ホーム・コンパニオン」をベースに、
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遥かな町へ(2010年製作の映画)

3.8

『孤独のグルメ』で知られる漫画家の谷口ジロー原作ということでずっと気になってました。
タイムスリップものではあるけど、大袈裟なファンタジーではなく、静かな流れの中で描かれる郷愁を誘う作品。

👇以下、
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エヴァの匂い(1962年製作の映画)

3.8

ジャンヌ・モローのファム・ファタールっぷりを堪能。ひとりの男を翻弄し、転落させてしまう。SMっぽさを感じるほど冷淡なエヴァがカッコいい。

ベネチアの風景とミシェル・ルグランのジャジーなサウンドから始
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.8

やっぱり殺陣アクションは見応えある。
キャラ強めの敵に慣れてしまったから今回はやや物足りないけど、剣心の過去の話が中心なので仕方ないかな。

剣心の十字傷の理由と、縁(えにし/真剣佑)の復讐の物語。
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ザッハトルテ(2022年製作の映画)

3.8

ベタだけど、この季節にピッタリのラブコメ。好感度高いです。

ウィーンの街はどこも絵になるので観ていて飽きなかった。老舗カフェで食べるザッハトルテには憧れが詰まってる。そこに恋愛を絡めるなんて、いいと
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アニマル・ファクトリー(2000年製作の映画)

3.7

メンツが魅力的!
監督はスティーブ・ブシェミで2作目の監督作(チョイ役で出演も)。音楽はジョン・ルーリー(かっこいい!)。主演はウィレム・レフォー、エドワード・ファーロング。

エドワード・バンカーが
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ハイウェイの彼方に(2019年製作の映画)

4.0

イーサン・ホーク見たさに。
なんて言うか、そよ風のように優しい作品だったなぁ。刑務所から出所した男の再生の物語です。

地味な小品だけど、イーサン・ホークの静かな演技をじっくりと観て、しみじみと余韻に
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.4

カメ止めのタイムループ版のような低予算のアイデアもの。ワンカット(に見える)の長回しで演じているそうです。
2分で過去と未来を繋ぐという複雑な展開をうまくまとめたなぁと感心しました。
劇団ということで
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第十七捕虜収容所(1953年製作の映画)

3.9

ドイツのアメリカ兵の捕虜がいる収容所を舞台に繰り広げられる会話劇。

脱走やスパイ探しというストーリーだけど、ビリー・ワイルダーならではのコメディタッチの脚本と演出が冴えてて楽しめた。

戦争作品をこ
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ルキノ・ヴィスコンティの世界(2008年製作の映画)

3.5

ビスコンティの生涯と作品についてを追うドキュメンタリー。60分と短いのでかなり駆け足。本人をはじめ、バート・ランカスター、マストロヤンニなど、彼の作品の常連俳優やスタッフたちがインタビューに答えている>>続きを読む

マーラー(1974年製作の映画)

3.8

鬼才ケン・ラッセルが手掛けるマーラー。ケン・ラッセルなのでまともな自伝ではなく、奇想天外でカルトチック。映画でないとできない表現で、伝記として面白かった。

1911年、NYからウィーンに戻る列車の中
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

70歳のオーディアール監督だからこそ、若い人の感情を大胆に描けたのかもしれない。リアルなのにみずみずしい作品だった。脚本はセリーヌ・シアマとレア・ミシウス。シアマが監督だったらこうはならないだろうな。>>続きを読む

続・飢える魂(1956年製作の映画)

3.7

『飢える魂』と繋がっている続編。
レビューは1作目に。

飢える魂(1956年製作の映画)

3.7

コテコテの不倫メロドラマ!
川島雄三監督、こういうのも撮るのか。『幕末太陽傳』の前年の作品。新聞連載小説でラジオドラマにもなっているとのことで、音楽が昭和歌謡なのが時代を感じさせる。

男尊女卑が当た
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ザ・レッスン 授業の代償/ザ・レッスン 女教師の返済(2014年製作の映画)

4.0

昨日観た『グローリー消えた腕時計』がよかったのでこちらも。AVみたいな邦題だな。笑

期日までに家賃を支払わないと家が競売に出されてしまう。でもお金がない!それだけのことなのに追い込まれっぷりが面白い
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グローリー 消えた腕時計(2016年製作の映画)

4.1

最後までずっと見入ってしまう面白さだった!
主人公のツァンコが頭にこびりついてしまった。キャラも演技もよいな〜
ブルガリア作品て初めて観たけど、イメージを覆してきた。

ウサギを可愛がり、慎ましく暮ら
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.8

『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督作品。

10歳の少年T・S・スピヴェットは天才的な頭脳をもつ。ある日、科学賞を授与され、スピーチをするためモンタナの田舎から親に内緒でワシントンDCへ向かうこ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

大人と子供、人間と人間が向き合うことの理想を描いていて、とても美しい作品だったし、子供のいる親なら共感できる内容だと思う。でも、私は捻くれ者だからか、すごく優等生な作品な気がして心に響かなかったな〜以>>続きを読む

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.8

少年アレックスの子供の頃の夢、それはミスコンで優勝すること。そして大人になったアレックスは、無謀にも男性であることを隠してミス・フランスを目指す…。

トランスジェンダーものではあるけど、主人公が自分
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パフォーマンス(1970年製作の映画)

3.6

イギリス人が選ぶイギリス映画7位。1位の『赤い影』に続きニコラス・ローグの初監督作品を。ドナルド・キャメルと共同監督で撮影も担当しています。
これはミック・ジャガーが目的。ということでアイコンをミック
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赤い影(1973年製作の映画)

3.9

なんで?どうして?とわからないまま面白かった!2回続けて観ました。
ずっと不穏なニコラス・ローグ監督のオカルト・サスペンス。原作はヒッチコックの「レベッカ」「鳥」で知られる作家だそう。

イギリス人が
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

再鑑賞。前に観たときは途中でウトウトしてしまったので。

愛犬がゴミだらけの“犬ヶ島”に隔離されたため探しに行く少年と犬たちの冒険を描いたストップモーション・アニメ。

ストーリーや雰囲気はあまり好き
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.6

カウリスマキ兄の方の作品。兄弟で作風は違うけど、人を見つめる温かなまなざしは共通しているのかも。

フィンランドの小さな村の食堂に中国人が人を訪ねてやってくる。
フィンランド人と中国人が料理を通じて文
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狂気の行方(2009年製作の映画)

3.8

サンディエゴで起きた母殺しの実話をモチーフにした作品。デヴィッド・リンチ製作総指揮×ヘルツォーク監督。2人のmix感があって新鮮でした。

宗教チックな会話やギリシャ悲劇の劇中劇やらが絡んできて不可解
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猫、かえる Cat’s Home(2019年製作の映画)

2.8

スルーしてください。

今日は1本も観れなかったから寝る前になんか観たい。(もう昨日だけど)
夜中の2時だからサクッと短編でも。

猫が出てれば、まいっか。
内容がイマイチでも諦めもつく。
茶白のマン
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10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス(2002年製作の映画)

3.8

“時”をテーマに7人の監督が約10分で描くオムニバス作品。好きな監督が目白押し。それぞれの個性が出ていて、大喜利みたいで楽しい。

🔸はお気に入り作品。

●アキ・カウリスマキ『結婚は10分で決める』
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

橋口亮輔監督作品、観るのは3作目。つくづく感情の機微を描くのがうまい監督。

リアリティがありすぎる演技にビビった。観ていて不快なほど生々しい。行き過ぎた演出もあるけど、人って人が思うより理解できない
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.8

美味しい料理が出てくるのかとワクワク。
NYの人気レストランで巻き起こる一夜の群像劇。多忙な厨房、ごったがえす客、いわゆるディナーラッシュの時間を描き、マフィアの展開もある。

テンポのいい会話に気を
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マイ・ファミリー/遠い絆(2006年製作の映画)

3.7

双子の兄が失踪したことで精神を病み拒食症となる妹リリ(メラニー・ロラン)。兄が何故いなくなったのか、家族は隠そうとするのだった…。

しっくりとは腑に落ちないストーリーだけど、この監督の醸す雰囲気はや
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アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

4.2

断崖絶壁の山道を歩き、アマゾン川の急流を筏でくだり、泥水の中で過ごす、このロケがどれだけ大変だったろうかと考えただけでゾッとする。絵のヤバさだけでも満足してしまう。これを撮ったヘルツォークの狂人ぶりを>>続きを読む

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.0

未婚の妊婦サミアと夫に先立たれシングルマザーでパン屋を営むアブラ、2人の女性が出会い、打ち解け、互いに心の棘を癒やしていく様子を描く実話ベースの物語。

モロッコの女性の立場や厳しい現実を女性監督なら
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不思議の世界絵図(1997年製作の映画)

3.9

古い絵地図を頼りに母を捜す旅に出る16歳の少女を描く、スロヴァキア版「不思議の国のアリス」。

途中さまざまな奇妙な人と出会い不思議な経験をする。ちょっとシュールで程よくファンタジー。

服を燃やすオ
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ボルサリーノ(1970年製作の映画)

3.7

超絶イケメンのアラン・ドロンと童顔がチャーミングなジャン=ポール・ベルモンドが競演したギャングもの。アラン・ドロン製作なんですね。

2人が身につけるボルサリーノ製の帽子やオシャレなファッション、レト
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ゲバラ!(1969年製作の映画)

3.5

チェ・ゲバラの伝記映画ということになるんだろうけど、あれれ?ゲバラがあまりにも悪党として描かれている。なんだろこれと思ったら、今作はゲバラが死んで2年後にすでに公開されている。さすがはアメリカ。リチャ>>続きを読む

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