竹輪貫ちくわとおるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ソワレ(2020年製作の映画)

3.6

Filmarksオンライン試写にて

人は何にでも染まれる「無」であるべきか。

主人公の翔太が役者であることでテーマは分かりやすく、映像も美しいので引き込まれました。

ただ、所
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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.7

久しぶりの映画はドラえもん‼️

映像が進化しても、声優さんが変わっても根っこの部分は変わらない✨

今回は、過去作の引用もありちょっと大人向けだったでしょうか。

おかげで楽しめまし
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復活の日(1980年製作の映画)

3.6

今こそ観るべき感染パニック映画

コロナウイルス危機の前に観ていたらちょっと大袈裟なんじゃないの?と思っていたかもしれません。

何一つ大袈裟じゃない…
一歩間違えればこうなっていた…
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

 展開をあーでもないこーでもないと予想して、驚くとこちゃんと驚いて、怖がるとこちゃんと怖がって、笑うとこちゃんと笑って、ちょっと感動するとこもちゃんとちょっと感動して(笑) 
  
 今まで観たホラー
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

 これぞ戦争映画の異端児!愛に命をかけた者達の物語。

 作品自体ももちろん抜群に面白いのですが、この作品を観て、特にリルケという詩人に惹かれたのでそれと絡めつつレビューを。

 『誰かを愛すること
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.1

 「『ナイヴズ・アウト』のライアン・ジョンソン監督が送る…」
 
 今後しばらくはこの文句がみれるのでは。

 面白かったなぁ

 監督といえば、『最後のジェダイ』でスター・ウォーズシリーズに謎解きの
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 『ターミネーター』をベースに、アクションでは『ダイ・ハード』を彷彿とさせるシーン。子供が超能力を持っているという設定は『シャイニング』や『シックス・センス』にもありましたが、ここまでの思い切りは初め>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

 とにかく観よう!


 ROMAでダメならしばらくないなとか何の根拠もなく思ってましたが……

 外国語映画初の作品賞受賞、アジア初の作品賞、韓国初のオスカー受賞etc...

 主張を貫き通してき
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失くした体(2019年製作の映画)

3.7

 吐息を感じる…


 温かみのない色、表情、声。

 それらが、生きていくことや生きているものをより際立たせます。

 言葉も発しない、表情もない手にフォーカスするという斬新な手法が取られているため
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.9

 公開当時、新たな物語が始まったこと、そして注目すべきポイントが溢れ出していたこと、全てに興奮しました。

・STAR WARSシリーズ初めての主人公の素性が知れない。
誰か分からない人が主人公という
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クロース(2019年製作の映画)

4.2

 クリスマスムービーではない?

 サンタクロースの誕生秘話を新しい伝説として描いたアニメーション作品。
 クリスマス映画といえば、恋愛や子どもというイメージが強いですが、この作品は大人の未熟さや友情
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.7

 STAR WARSはジェダイだけの物語ではない、だがジェダイなしでは語れない


 ディズニーはまた夢を叶えてくれるかと期待していましたが、残念でした…

 単体で観れば非常に素晴らしい作品ですが、
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.8

今年のラスト映画館はSTAR WARSでと、数ヶ月前から決めてたけど……

気が変わりました(笑)

令和元年はこの作品をラスト映画館にします。

それにしても長かったです…
お尻
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.8

人生とは…

私は結局この問題に何の答えも出せず死んでいくのでしょうか。

何か問題に直面したとき、"壁にぶつかる","壁が立ちはだかる"というような表現をします。私は「人生とは…」問題の
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アイ・アム・ロヒンギャ(2018年製作の映画)

4.0

あらすじ:
ミャンマーから命がけでバングラデシュに避難した14人の若きロヒンギャ難民。その後カナダのオンタリオ州へ定住し、拷問、殺人、レイプ、焼き討ちといった壮絶な経験に苦しみながらも、自身の
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日本以外全部沈没(2006年製作の映画)

3.3

あんまり言いたくないけど、結構好きです。

ゴリゴリに外人差別するし(外人予報って何やねん笑笑)、すぐ下に話題は逸れるし、、

最低だけど、人間の、そして日本人の醜い部分を多少捉えているの
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日本沈没(2006年製作の映画)

3.1

リメイク版日本沈没

自己犠牲の精神が強すぎる💦
途方もない話だけれどリアルを追求した1973年版とは違い、かなりドラマチックな展開になっています。

ところどころオマージュがあり前作
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日本沈没(1973年製作の映画)

3.6

感想を求められたのでほぼメモのような形になります。

・当時 プレートテクトニクス理論はまだ皆が知っているものではない。
・実際の科学者である竹内均先生が出演している。
・草なぎ剛とは
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

リック・ダルトン
アーサー・フレック
宮本 浩
トニー・スターク
アデレード 等々

2019年の映画界を盛り上げた主人公達の名前です。

今年も残すところあと1ヶ月とち
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

これが堪らないっていうのは私でも解る

堪らない😭

私なんてここ数年前に映画を観始めて、「ゴッドファーザー」「タクシードライバー」とか、まだ誰もが知ってるような作品しか観てないですが、こ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

私のなかではコメディ映画(笑)

最初は劇場で字幕版を、2回目は自宅で吹き替え版を、3回目は友人と漫画喫茶で吹き替え版を。

字幕でも吹き替えでも面白い。ホラーというより、コメディまたはテ
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.7

この作品のようなクオリティの高い作品はポンポン出る韓国は凄い⤴️

邦画も独自の素晴らしさがあるけれど、世界へ向けた作品をより発信していって欲しいです。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.6

アリ・アスターよ、私たちをどうしたい…

感情の持っていき方に困る💦

ジョーダン・ピール監督が、何かの記事で「ホラー(恐怖)とコメディ(笑い)は非常に近い関係にある。」「ホラーは伝えたい
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

デラべっぴん

この内容とデラべっぴんの組み合わせは最強笑笑

家族をつなぎとめたのは1つのエロ本でした。
また、家族はそんなアホらしい出来事も共有できる存在なのだと感じました。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

「人生は山あり谷あり」なはずじゃなかったでしたっけ?

彼の人生の行く先は、長く続く急な下り坂。
奈落まで続くかのように見えるその坂の、奥深くにある小さな光。
その光に向かって転げ落ち
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

宮本浩から、
新井英樹から、
真利子哲也から、
池松壮亮から、
蒼井優から、
携わったスタッフから、
出演者から、
最後は宮本浩次と横山健から…


画面越しなのに
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

ジョーカーの恐ろしさを改めて認識。


他のどの悪党とも違い、彼だけは違うものを見ている……



依然観たときからしばらく経ちましたが、記憶していたよりも恐ろしく、激しい内容でした。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.9

いまや中学生もスマホを持つ時代。

そんな時代を過ごすケイラ。
無口で内向的で不器用で…

パソコンやスマホをいじっているときのケイラは、俯瞰でみると、物凄く狭い世界で生きているように
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アス(2019年製作の映画)

4.2

やっぱりジョーダン・ピールは頭おかしい!!笑笑

でも、「物事に対する感情をむき出しにするうえで、ホラーとコメディは最適な手法だ。」という彼のコメントには、異常な説得力があります。

『ゲ
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.5

欲望と色に押し潰される💦

押し潰されないようにするのが精一杯で、もっと作品に入り込めなかったのが残念

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.5

超実写?の意味は未だによく分かりませんが、言わずと知れたライオンキングという名作をフルCG(どうやら実写も混ざっているらしい…)でリメイクする挑戦には感心するしかありません。


ただ…挑戦
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