ちくわぶさんの映画レビュー・感想・評価

ちくわぶ

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晴れ、ときどき殺人(1984年製作の映画)

2.9

日常に溶け込むホラーや狂気を感じさせるタイトルが完璧です。
誰かに狙われている恐怖心の描き方がこちらの映画にピッタリの独特な表現で面白かったです。
ストーリー展開やトリック、設定などはハチャメチャです
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.5

前作よりもアクション重視ではなく、会話劇やキャラクターの魅力に迫った映画でした。
カンフー映画の師匠と弟子の関係性を描いていたりとやはり監督の映画愛が感じられて非常に面白かったです。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.7

監督の趣味や日本映画愛が存分に詰め込まれている面白い作品でした。
海外の人たちが思い描く日本らしさが描かれており、日本人には懐かしく新鮮でもあると感じます。
アクションシーンはド派手で至る所で血しぶき
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.8

とても疾走感のあるストーリー展開でパワフルな映画でした。
コメディ要素が主体の映画ですが、主人公達の心情や登場人物の魅力もしっかりと描かれていました。
セットや途中のアニメーション、映像表現がカッコよ
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

4.7

本当に最高の映画でした。
登場人物全員が大きく良い感じにズレていており、そのズレが交差して魅力的なストーリー展開になっていました。
主人公や脇役以外の生徒たちの心に残るというか引っ掛かる台詞やクセにな
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.6

冒頭の音楽と地球の歴史の壮大なオープニングアニメが非常に迫力があり、映画の始まりとして最高でした。
これまでのひみつ道具と新たなひみつ道具の設定を活かしていてエンディングまで楽しめました。
ドラえもん
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

カメラワークやキャストが着用している服などにも遊び心や物語のポイントが入っていたりと非常に面白い映画でした。
時系列をバラバラにすることで不思議な印象を受けました。
聖書の壮大さとアメリカンな陽気とい
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小さき勇者たち 〜ガメラ〜(2006年製作の映画)

2.8

迫力のある特撮の凄さとガメラの可愛さとかっこよさが良い具合にマッチしていました。
ストーリーに関しては展開が早く、終盤にかけてごちゃごちゃになった印象です。

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.5

最初からカーチェイスや爆破が凄く、ダイハードの集大成を感じました。
映画の大部分がアクションや爆破シーンで構成されていて非常にパワフルで迫力ある映画でした。

ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.9

ストーリー展開、テンポが良くて非常に面白い映画でした。
主人公の強さを表すド派手なアクションシーンを映像技術が際立たせていて映画の魅力を底上げしていました。
登場人物の個性もしっかり作り込まれていて良
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

3.0

最初の爆破シーンが迫力が凄く、映画のスタートから釘付けになる作品でした。
敵のキャラクター性や背景の設定を生かしきれていない様に感じました。
最後のあっけない終わり方にはあまり好みではなく、ド派手に敵
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.6

前作よりもスケールの大きいセットや撮影でとても満足した映画でした。
スケールが大きい分、主人公の銃撃戦や密室に近い戦闘シーンなどはあまりありませんでしたが、とても面白かったです。

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.2

一人の漢の泥臭さと熱血さが溢れている最高でした。
冷静にクールに事態を解決する映画に対し、汗と血でパワフルに立ち向かう主人公がカッコよくて非常に面白い映画でした。

ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

3.0

前作品と比べると生物学や細胞生物学などよりも神話や説話の要素が強い作品でした。
物語の重要な説話の解釈や道具があまり必要性を感じず、ラストはもう少し先の所まで描いてほしいです。

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

3.8

衝撃的な描写がレギオンの恐ろしさを強調させていました。
ストーリー展開もテンポが良く、生物の防衛本能や生殖本能を見事に特撮に組み込んでいて面白かったです。
警察と自衛隊の口論など細かい描写にもこだわり
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.5

ガメラとギャオスの戦闘シーンは勿論のこと、ガメラが生まれた理由と文明の発達の因果関係が描かれていて非常に面白かったです。
ギャオス目線で街中を駆け巡るシーンや昭和のテレビショーを感じさせる新聞の見出し
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.3

スタイリッシュなアクションというよりは泥臭いアクションに感じました。
戦闘シーンのカッコ良さだけでなく、序盤の演説のシーンからも大統領の誠実さやカッコ良さが伝わりました。

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.7

映画に対する監督の想いや昔の撮影所の風景、空気感を感じることができる作品でした。
沢田研二が演じる主人公のコミカルさが志村けんを思わせて、とても面白く楽しい映画になったと思います。

劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)-A wakening of the Trailblazer-(2010年製作の映画)

2.9

キャラクター達の成長やそれまで敵対関係だった人達の共闘はとてもカッコよかったです。
最後のとても重要な部分が描ききれておらず、唐突にエンディングを迎えた印象です。

京都太秦物語(2010年製作の映画)

2.5

京都の町の風景と心地よい音楽が良く、間に挟まれる撮影所の周りの人たちのインタビューが面白かったです。
ストーリーに関しては登場人物それぞれの魅力が一ミリも感じず、加えて行動の動機や気持ちが全く分からな
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ミスト(2007年製作の映画)

4.8

得体の知れない恐怖や集団心理、暴徒化などが密室と合わさってとても面白い映画でした。
カメラワークが人間の心理を観客に伝えるような動きをしているよう感じ、こちらの映画の魅力だと思います。

母と暮せば(2015年製作の映画)

3.7

戦争の恐ろしさと共に戦争によって心を壊された人の悲しみや嘆きがとても心に残る作品でした。
劇中のとても悲しい台詞の一つ一つが強烈というか衝撃的で山田洋次監督の作品の中でも印象的な映画でした。

おとうと(2009年製作の映画)

3.7

男はつらいよを彷彿とさせる演出やセットが面白く、とても面白かったです。
吉永小百合さんの台詞ではなく、目で観客に想いを伝えるのがこちらの映画の大きな魅力になっていると思います。
エンディング近くの家族
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母べえ(2007年製作の映画)

4.3

登場人物それぞれの性格や魅力が非常に良く伝わり、台詞やその人が持つ仕草からも伝わりました。
とても重たく辛い時代の中でもほんの些細な事で笑ったり、ユーモアで周りを明るくしたりなど非常に楽しめた作品です
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.3

主人公の精神的な弱さを全面に描いている印象を受け、それに反して周りの人の信念や強さを感じました。
戦闘シーンは背景が暗いので見えづらく、戦闘スピードも速いのでガンダムの顔が分かりづらかったです。

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.7

侘しさと寂しさを人物の台詞や表情だけでなく、落ち葉や鳥のさえずりなどの自然の風景でも表現していて魅力的な作品でした。
ストーリーは思っていたよりも驚きが大きい作品でした。

隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

4.0

難しい立場の葛藤や静かな怒りなどが描かれており非常にカッコいい映画でした。
主人公の隠された剣技というか暗殺剣が非常に良く、こちらの映画の大きい魅力になっていると思います。

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.0

江戸時代の武士のカッコよさと生き様を描いた映画でした。
武士としての佇まいや清潔さを所作の一つ一つから感じ、こちらの映画の魅力になっていると思います。
それらだけでなく、温かな家族の愛情や優しさがとて
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

非常にゴジラの恐怖が凄く迫力たっぷりの映画でした。
ゴジラの怖さ、残忍さと同様に戦争に対する人々の怒りや悲しさが描かれていると感じました。
こちらの映画を観ると今までのゴジラ映画は違った視点から観れる
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十五才 学校IV(2000年製作の映画)

4.1

それまでの山田洋次監督に無かった画角などが新鮮で内容もとても良かったです。
少年少女の繊細な心内を台詞や映像で表現されており、心に響く映画でした。

機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)

3.3

作画の細かさと機械のビジュアルが凄く良かったです。
ガンダムを知らない人でも楽しめる内容になっていて誰にでもオススメの映画です。
ガンダムとしてのSF部分も感じましたが、ファンタジー要素を個人的に凄く
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学校III(1998年製作の映画)

3.8

社会の冷たさや厳しさを描く中で人の温かい触れ合いや優しさが凄く心に残る映画でした。
不器用な優しさが上手に描かれていてこちらの映画の良さになっていると思います。

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

4.7

とても温かみのある映画で全編を通してクスッと笑える台詞や動きがこちらの映画の良さだと思います。
家族の前だから素直になれる主人公とそれを包み込む母の温かい優しさが伝わってくる面白い映画でした。

虹をつかむ男 南国奮斗篇(1997年製作の映画)

3.4

前作と比べると大きくコメディ色が強まった印象です。
山田洋次監督が描く温かい家族というテーマに映画愛や恋の切なさとやるせなさがあったりなど面白い映画でした。

学校II(1996年製作の映画)

4.0

社会の厳しさや生きづらさを表現した台詞や演出が凄く心に刺さりました。
登場人物の個性が上手に伝わるように描いていて丁寧に作られた映画だと思います。

学校(1993年製作の映画)

3.4

職業も生きてきた境遇も違う人たちの人生観や想いに触れられた良い映画でした。
山田洋次監督の細かい演出や台詞一つ一つが素晴らしくてとても面白かったです。

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