普通のおじいちゃんなら、「こんな老いぼれは…。」とか「いつまでも若くいられない…」云々となりそうなものだが、イーストウッドは100歳になっても腰を曲げず、仁王立ちしていそうな勢いだ。
主人公のアール>>続きを読む
ガラスは自分を含め特殊な能力を持つマイノリティな人間を世界に認知させ、異端な存在から崇拝される存在まで押し上げてやろうとするプロデューサーであり、脚本家だ。コミックならここでこうするだとか、そうはしな>>続きを読む
まさかこのシリーズで楽しかったという感想になるとは思わなかった。
今回は「リスベット・サランデル」にフォーカスしつつ、新たな人物像を構築するという非常にチャレンジングな仕上がりだ。リスベット役には、>>続きを読む
記録
時空操る系のアクションってやっぱりかっこいい。マーベルのヒーローになれるとしたらストレンジ一択。
何でこんなにおもしろいんですか?寒いギャグがひとつもない。マーベルのシリーズの中で一番好き。
本年度のアカデミー賞作品賞を獲得した、ピーター・ファレリーの監督作品。しかし、この結果に対して賛辞する声ばかりではない。
アカデミー賞の会場でも密かにひと悶着あったようで、この結果を目の当たりにした>>続きを読む
記録
第1回 ガキの使いやあらへんで! チキチキ ジェームズ・マカヴォイ 七変化~!!
サスペンス要素とヒーローもの要素のハイブリッド。クレイジーな描写や抽象的な描写に逃げないのがえらい。素朴だけど、記憶に残るシーンが多い。
記録
人、建物、カメラ、それぞれの構図と動線が計算しつくされていて、キューブリックらしく美しい。体を鍛え戦地に赴き、血を流す。そこに残された虚無が全ての答えな気がした。戦争映画が担うべき役割をしっかり>>続きを読む
クスッとするようなセリフのやりとりが微笑ましく、チャーミングな作品だと思う。そして主人公のキャラクター設定が魅力的だった。
主人公が歴史の証人、語り部としての役割を担いながら、旅をするロードムービー>>続きを読む
漫画を実写化する際の新しい可能性を感じた。
まずビジュアル面で言うと主人公が、より漫画的にCGで再現されている。これが潔い。実写化はキャスティングで苦労するところだが、文句を言う奴いるだろうから、徹>>続きを読む
記録
ボクサーのモブキャラがリスベットの兄に殴られるアクション下手すぎて笑った。
本当は、何も言いたくない。観てから3日経った今でも余韻が続いている。
最初はそこまで期待していなく、なんなら王室とかを舞台にした作品は苦手意識があった。アカデミー賞作品賞の本命+ヨルゴス・ランティモ>>続きを読む
なんだかんだDC映画だなという感想で終わってしまった。
序盤、ワクワクする展開で幕を開けてアタリだ!と胸踊らせていたら、中盤あたりからのペースダウンとダラダラ感にテンション転落。その後もしまりのない>>続きを読む
記録
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』よりも観やすい画づくりと展開の仕方がされていて、テンポもいい。締め方も大好き。そしてなによりルーニー・マーラの造形美。ただ、全体を通して見ると本国版の方が好>>続きを読む
今回も『ラ・ラ・ランド』に引き続きチャゼル節炸裂してます。
この監督の一番の特徴であり、優れている点として成功と幸せを描くときに、ふたつを同じベクトルでひと括りにしないところがすばらしいと思う。解り>>続きを読む
もう大好きです。幸せな気分になれます。迷ってたら観てください。
まずエミリー・ブラント。2代目メリー・ポピンズにこの人以外ありえないだろうというキャスティング。何がぴったりかと言えばやはり、顔立ちで>>続きを読む
うーん、微妙な作品でした。
タイ人のセリフに字幕を出さないで、主人公と同じアウェイ目線を体感してほしいという演出なのは理解できるが、そこを通り越してただただ解りにくい。タイ人が突拍子もないところで何>>続きを読む
この作品を楽しむために、ロッキーシリーズ全6作品とクリード1作品の計7作品を観た。結果、全作品を観てからクリードシリーズに突入した方が10倍アツくなれる。
ロッキーシリーズは1作品ごとに完結するスト>>続きを読む
正統派なホラー、スリラー映画という解りやすいパッケージでありながら、家族や宗教など、普段なら深く考えを巡らせないような場所に潜む恐怖を見いだしている。何かに属することから生まれる呪縛、血縁関係の呪縛、>>続きを読む
何度目かの。
こんなにもアートフィルムだったのかと驚愕した。照明とプロダクションデザイン、カメラワークの総合芸術感がすごい。ホラーが高尚だった時代が羨ましい。
このレビューはネタバレを含みます
去年観ていたら、年間トップ10に入っていたと思う作品。
序盤から、スーパーマーケットに男たちが入って行くあのシーン。思わず、おい、マジかよ...と声を出してしまいそうな描写に、あっ、手加減してくれな>>続きを読む
これまた泣ける。
やっぱりのちにブラックパンサーでアカデミー賞にノミされるだけの仕事をしてる監督だ。映画に一貫したアイデンティティを感じるし、過去のロッキーシリーズの美学をしっかり傾倒している。>>続きを読む
やっと、ロッキーシリーズ制覇。
開始から哀愁漂う物悲しい雰囲気で始まり、時の流れを感じさせる。
ミッキー、アポロ、エイドリアンと、ロッキーの人生の指針だった人たちとの出会いと別れが、ロッキーという人>>続きを読む
・急なおしゃべりロボット登場で、
度肝抜かれる。
・急なJB登場で、度肝抜かれる。
・アポロのトレーナー「デューク」が、
そのままロッキーのセコンドに就いて
るのがアツい>>続きを読む
ジョグ中にどこから湧いてきたのかわからない子どもの大群引き連れて雄叫びするシーン、良い意味でバカみたいで笑った。
映画における「時代劇」というジャンルの概念に有効な一石を投じたことに大きな意味を感じた。
時代劇の要素として何があるかと考えたときに、歴史の動きや戦、社会や政治などその上での人間の活劇が多い。いや、>>続きを読む
「スター誕生」と銘打っているように、人気者、マジョリティ、音楽界におけるアイコン的なカップルの物語。そこが個人的に、はまらなかった。スターであるが故の苦悩や葛藤を描く作品として、とても完成度の高いこと>>続きを読む