チラシの裏さんの映画レビュー・感想・評価

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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

平凡な男性が、職場の先輩から好きな女性との間を取り持つことを頼まれたことがきっかけで、命を狙われることになる話。

岡田君の平凡で幸せな日常と、森田君の凄惨で血濡れた日常を
交互にみせる演出や、過去の
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.5

怪しい病院の怪しい委員長が怪しいことをしているのを
主人公と病院で出会った少女が頑張ってなんとかする話

映画の内容とは全然関係ないのですが
統合失調症の妄想ってこういう感覚なんだろうなあという
疑似
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隣人13号(2004年製作の映画)

2.5

虐めによって歪んでしまった主人公が復讐をする映画

もはや主人公は虐めをしていた男のほうなのでは…という後半の形勢逆転、圧倒的に強い中村獅童さんをみて
人一人の人生を歪ませてしまうなんて虐めはよくない
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友罪(2017年製作の映画)

3.5

法律で裁かれる過ちだけではなく、人間は誰しも大小さまざまな過ちを犯す生き物である。
その罪の大きさは、抱える人間によって大小さまざまな枷となり
後の人生に大きな影響を与える。

少年時にセンセーショナ
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老人Z(1991年製作の映画)

5.0

現代の日本の少子高齢化や福祉問題のリアルを大友克洋得意のシリアスSF×ナンセンスコメディを映像化した作品

チートおじいちゃんにマッドメカニック、
ハイテクロボットも出てくるのに90年代初期丸出しな大
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眠れぬ夜のカルテ(2014年製作の映画)

3.0

見えるのが問題ではなく、なぜ見えるのかが問題。

シックスセンスのようなどんでん返しの
ネタばらしまであって、ストーリーよりも間違い探しの答え合わせを見ているような感じでした。

エネルギーを消耗しな
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

2.0

鬱病になった人の頭の中ではなく
うつになった旦那を嫁が小学生の夏休みの宿題よろしく観察日記を淡々と綴っていく内容で、映画と言うよりは主婦のブログを読んでいる感覚に近い。

うつ病というものは誰にでもか
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

4.0

主人公の女性がサーチスキルカンスト変態ドSサイコロリコンストーカー神父から自分の娘を守る話

最初は謎だらけだが、主人公の生い立ちが徐々に明らかになっていく
主人公の周囲の大切な人が次々と死んでしまう
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カリスマ(1999年製作の映画)

3.0

カリスマという1本の木を巡って様々な人間が争うストーリー

刑事の藪池は、とある立て籠もり事件で犯人と人質の両方を死なせてしまい
すべてから逃げるために森に入り、お金を稼ぐために森へ来ている人、植物研
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SING/シング(2016年製作の映画)

5.0

キッズ向けのアニメ映画なんて子供だましだと思って
嘗めてました。目頭が熱くなるストーリーに拍車をかける楽曲

あなたは子供のころの自分の夢をかなえられましたか?
世の中には才能のある人が五万といて、自
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PicNic(1996年製作の映画)

4.0

とある精神病関係の施設…
ツムジは幻覚に自身の行いを責め立てられていた、彼は過去に理由はどうあれ人を殺したことがあったのだ。

ある日施設に新しくココという少女が収容された。
患者たちが着る白い服を真
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

5.0

岩井俊二監督の最高傑作
まさに日本に九龍城塞があったなら…
という架空の日本を舞台にしたお話

全員血縁者でもないし人種も違うが、家族のように暮らしていたフェイホンとグリコたち。
詐欺めいた手口で売り
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

5.0

くそったれな現実に救いが欲しくてエーテルを求めた
あの頃僕らはリリィ・シュシュが総てだった。そんな映画です。

こんなレビューなんか読んでないで観て
大人と子供の間だったころを思い出しながら観て

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

この映画を死因から犯人を特定するミステリーだと思って
観た私は後悔しました。がくがくぶるぶる

ホラーは苦手なので、スコアを付けたくはないのですが
映画の内容と私の気持ちを分けてレビューをしなければい
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ヘヴンズ ストーリー(2010年製作の映画)

1.0

主人公の女の子が失禁するシーンがクライマックスであとは後日譚の構成です。
人を殺すのは誰も幸せになれないし、復讐は復讐しか生まないよ
という内容をこれでもかというくどい演出で説教される長い映画
在り来
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分の夢をかなえるためには、なんだって利用してやる!
そんなハングリー精神の塊のような女性「イブ」と
40になっても「女の子」の役を周りの期待に無理して答えるためにやっているマーゴ

果たしてイブは幸
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ミザリー(1990年製作の映画)

5.0

どうしても新作を一番最初に見たい熱狂的なファンに拉致監禁される小説家が、どうしてもそこから脱出したいがために奮闘するサイコホラー

まるでデスノートのLと月がするような言葉の駆け引きをしてみたり
時に
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.7

この映画はこれまでに出ている関連映画を見たうえ
なぜ彼は人を殺さずにはいられないのか
という部分を掘り下げたい人用の映画なので、悪魔のいけにえのような殺人鬼にムカつくリア充が殺される爽快感(?)のある
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マッド・ナース(2013年製作の映画)

5.0

浮気男にお仕置きする映画…ではなく一人のサイコパスが起こした一連の事件を描いた作品

自分のお気に入りを手に入れるためには手段を択ばない、なんでも利用するし、誰でも殺す。
自分を裏切る人間にはキツいお
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TAMALA 2010 a punk cat in space(2002年製作の映画)

3.0

OH!スーパーミルクちゃんのような口の悪い棒読みの可愛い猫ちゃんが冒険する映画

イルミナティ風だとか陰謀論風だとかサンジェルマン伯爵風ヒロインだとかオカルト要素濃厚の壮大な設定が尺内で収まってないせ
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キョンシー/リゴル・モルティス 死後硬直(2013年製作の映画)

3.0

80年代の香港映画の幻が走馬灯のように駆け巡るアクションホラー

かつて賑わいを見せていたが今は廃墟となってしまった場所を散歩しているかのような懐かしさと寂しさが混在する哀愁が視聴後に残ります

個人
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.5

人間の醜さをポップでコミカルに表現した映画
集団虐めにあってる当事者よりも自分の保身を優先し強い者にしたがって生きている普通の人間の本当の醜さが虐待対象が怪物となることで視聴者の心を抉る尖った内容。
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

男だらけのFBIで 顔だけ で事件の担当になる女捜査官の主人公が凶悪な殺人鬼ハンニバル・レクターに導かれながら事件を解決するミステリー

後のサスペンス作品に多大な影響を与えた
生きている間に一度は観
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