ホワイトボールさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ホワイトボール

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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

5.0

アフリカの人々の命を軽視し、彼らを使って違法な実験を繰り返していた先進国の大手製薬会社という内容は重く、また悲しいことに現実にあり得る話です。その上その真相を知った自国の人間を殺すなど、非道そのもの。>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.8

いつも真面目で一生懸命なシズクと、自分に自信があって少し意地悪なセイジの青春にほっこりします。街並みの風景や選曲が素晴らしいジブリ映画です。

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

タイムスリップという非現実的設定の中に、典型的な日本の高校生の青春が盛り込まれていてなかなか面白かった。

キック・アス(2010年製作の映画)

3.6

かなりくだらないアメコミですが、クロエモレッツが可愛いし意外に父親との絆に感動するし、何より可愛いクロエモレッツが戦闘シーンで汚い言葉を発しながらものすごい残酷な殺戮を繰り広げるのでシュールで楽しかっ>>続きを読む

バーレスク(2010年製作の映画)

3.6

なんだか恋愛模様はよくあるアメリカンラブストーリーとあまり変わらない浅い感じでしたが、とにかくショーのシーンはアギレラの生声を使ってるのもあり見応えはありました。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

人の潜在能力も大事ですが、努力は必ず報われると思うので、こういうテーマの映画があると元気が出ます。ジュードロウが演じた役には切ない気持ちになり、SFの中でもかなり現実的で深い話だと思います。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.2

内容はよくありそうなSFでしたが、登場人物が個性的で会話がなかなかユーモアいる面白いセリフが飛び交っていて笑ってしまうシーンは何度もありました。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.4

最後の宮崎駿の作品ということで期待しすぎてしまったのか、思ったよりはって感じの内容でしたが、それでもやっぱりジブリ独特の純愛の様子や主人公の奮闘に多少は感動しました。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

2.5

確かに歌が頭に残るのは理解しましたが、いわゆる普通のディズニー映画だったという感想でした。王子役が実は性悪だったという設定だけはディズニーの中では斬新だったかもしれません笑

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.8

原作の漫画も読んでいましたが、とにかく発想が面白いと思いました。原作に劣らず、俳優陣が適役だったし気軽に楽しく観れる映画でした。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

孤独なおじさんと孤独な少女の奇妙な絆に感動しました。ゲイリーオールドマンの悪役の演技が光る作品でもあります。

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.1

最終的な目標であったビルへの復讐が案外アッサリしてて拍子抜けでしたが全体を通したら爽快な映画だったと思います。

ダイバージェント(2013年製作の映画)

3.1

人類を4つの特性に属させる社会という設定は斬新でしたが、どれにも属さないダイバージェントが何故社会の秩序を乱すと考えられているかという説明がもっと詳しくあった方が良かった気がします。フォー役のテオ・ジ>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

今日まで誰にも知られることがなかった、第二次世界大戦中にイギリス政府のためにナチスの通信を解読し終戦を早めた男の人の実話です。天才すぎたが故に普通ではありえない苦悩を味わう主人公に切ない気持ちを感じず>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.6

続編は失敗が多いイメージがあったけど、話は割と凝っていて面白かった。エドワードノートンはもう少し個性的な役をしたほうが味が出るけれど、やはり最後おばあさんになりきるところの演技はとても良かった。

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.8

アメリカに亡命したことで収容所に送還されずに済んだユダヤ人哲学者女性が、逃亡中だったがついに捕まった元ナチスの戦犯者の裁判を傍聴し、彼女の目に映ったのは悪魔ではなくただ上の命令に従った男の姿であったこ>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.7

実話をもとにしたフィクションということでしたが、信じられないくらい凶悪な犯罪が描かれていてどこまでが実話なのか知りたくないほど。介護問題は現代人がみんな経験することであり、どんなに今までお世話になった>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

元海兵隊で心に傷を負った男が、ドラッグ、売春、強盗など、ニューヨークで一番治安の悪い地域でタクシードライバーをすることで汚れた街に憎しみを抱くようになり、狂っていく話。主演のロバートデニーロとジョディ>>続きを読む

レイルウェイ 運命の旅路(2013年製作の映画)

4.3

第二次世界大戦中に日本兵に捕虜にされ、拷問された元イギリス兵がそのトラウマと決別するために自分を拷問した日本兵に会いに行くという実話の映画。あの狂気に満ちた時代で誰もが間違いを犯したにも関わらず、今の>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.7

田舎で肥満の母、知的障害の弟などの家族と何も刺激のない退屈な生活をして鬱憤の溜まってる青年が主人公。誰もが皆つまらない平凡でストレスフルな生活をしているので、映画の中に隠れてる日々の小さな幸せと家族の>>続きを読む

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.9

ハワイの景色や音楽に癒される映画。いつも男前なジョージクルーニーが、妻が事故で植物人間になったことをきっかけに、家族をないがしろにしてきたことを反省してバラバラになりそうだった家族と向き合う役なのです>>続きを読む

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

5.0

ルワンダ大虐殺の中で、必死に人々の命を助けるために戦ったホテルマンの話。そんなに今から遠くない時代にこんなにも恐ろしいことが起きていたなんて信じ難く、見たときは衝撃を感じずにはいられませんでした。実話>>続きを読む

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.5

鉄の女と言われたイギリス初の女性総理大臣の話。国を治める他で、妻として、母としての仕事に葛藤する様子が描かれていて、国中の人から忘れ去られた頃には呆けた老人になっていた様子には切ない気持ちにさせられた>>続きを読む

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.0

歌が好きな人は見ていて楽しいはずな映画。キャストが全員本当に歌がうまい。ジェニファーハドソンのAnd I am telling you Im not goingを歌うシーンが迫真の演技すぎて、フラれる>>続きを読む

キリング・ミー・ソフトリー(2002年製作の映画)

3.3

ただの官能映画かと思って何も期待しないで見たら、意外にも話が凝ってるサスペンスで何気に見入ってしまった映画。主演のヘザーグラハムが人形みたいでとにかくかわいいです。

ロレンツォのオイル/命の詩(1992年製作の映画)

3.9

息子が死の病に倒れるというストーリーからお涙頂戴な映画を想像しましたが、映画に描かれていたのは病気の現実、そして絶対に諦めないで息子のために戦い抜いた両親の勇敢な姿でした。一言で表すなら、奇跡の感動の>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.3

タランティーノの映画なだけあって、BGMや映像の色使いなどが個性的で見応えのある映画でした。外人の話す片言な日本語がちょっとおかしかったけれど最後は2部作目がとても気になる終わり方で次回作も必ず見たく>>続きを読む

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.9

実話に基づいた船の強奪事件を描いた作品。常に緊迫感が漂う映画で、最後まで安心できませんでしたが、犯人グループの人間関係も描かれていてなかなかいい映画でした。

フライト(2012年製作の映画)

3.5

飛行機墜落事故から生き抜くためにパイロットがとった行動に仰天で、しかも実話です。主人公が普段が結構なダメ人間なので、人間らしくていいと思います。

アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.7

暴走列車を止めるために戦ういわゆるアクションなのですが、これが実話だと思って見るとアクション映画に現実味が加わって見応えのある映画でした。臨場感は結構ありました。

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

4.4

HIVに発症した主人公が、病気の苦しみと共に、ゲイとHIV患者の差別にも苦しまされ、それに立ち向かって戦う実話の映画です。トムハンクスとデンゼルワシントンの演技が素晴らしく、差別の惨さを痛感しながらも>>続きを読む

ザ・ハリケーン(1999年製作の映画)

4.3

実際にあった黒人差別による冤罪逮捕の悲しい現実を描いた作品。黒人差別をテーマにした映画は多く、どれもいい作品がたくさんありますが、この作品はその中でもかなりお勧めです。肌の色だけで無実の罪により投獄さ>>続きを読む

フィフス・エステート 世界から狙われた男(2013年製作の映画)

3.5

実際にあった出来事で、アメリカを始めに力を持った先進国がひた隠しにしていた悪業や、スイスの大手銀行の不正融資など、世界の劇的なニュースを暴いていく様子は社会勉強にもなったし面白かったですが、終わり方が>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.2

ジブリ作品で一番好きな映画。自然と共に生きる動物と、開発のために自然破壊をする人間の対立という現代の環境問題にも当てはまるようなテーマです。アニメとは思えないほど壮大な映像です。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

とても難しいテーマだと思いました。親と子が暮らす以上は親としての責任は必ず必要だけど、愛だけでは足りないのか、など、こういうケースがもしあったら判断が大変難しいと思いました。どんなに引き裂かれそうにな>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.3

可愛らしいピンクと白の装飾に美味しそうなスイーツがたくさん出てきて女の子らしい人にとっては視的に楽しめる映画だと思います。マリーアントワネットといえば悲劇的な話になりがちですがそうなる前の彼女の華やか>>続きを読む