chiyoさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(46)
ドラマ(1)

セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

2020/5/29
高校2年生の内海と瀬戸、二人が河原でただ喋るだけの映画。が、絶妙な間の取り方と切り返しの巧さで、ほとんどが無駄話なのに面白くて癖になる。それもこれも、内海を演じる池松壮亮、瀬戸を演
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愛に囚われて(1994年製作の映画)

3.0

2020/5/28
刑務所の診療所で歯科医として働くレイチェルと、治療のため診療所を訪れた囚人フィリップ。若かりし頃のティム・ロスは格好良さの中にも老成感があり、ジュリア・オーモンドはアップにした髪型
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もしお許し願えれば女について話しましょう(1964年製作の映画)

3.0

2020/5/27
全9話が収録されたオムニバス映画。各話に登場する女性は変わるけれど、主人公の男性を演じるのは全てヴィットリオ・ガスマン。見事なまでの七変化で、その演じ分けっぷりに驚かされるばかり。
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.5

2020/5/26
序盤こそ、鹿野ななのキャラクターに眉を顰めたけれど、気付けば小坂れいと同じように彼女のことが気になっていた。何だかんだとじゃれ合う二人が微笑ましく、笑えるシーンもちらほらと。が、中
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紅いコーリャン(1987年製作の映画)

3.5

2020/5/24
チャン・イーモウの監督デビュー作で、コン・リーの映画デビュー作。九児の花嫁衣裳、コーリャン酒、流れる血、灼熱の太陽、その全てがとにかく赤い。そして赤は情熱でもあり、久児と余の関係、
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秋立ちぬ(1960年製作の映画)

4.0

2020/5/24
小学6年生の秀男と小学4年生の順子。遊び盛りの二人を主人公に描かれるけれど、その内容はなかなか辛辣。特に後者は、あっけらかんと「お父さんは本宅にいるの」「中年の女性は怖いのよ」と言
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イタリア式離婚狂想曲(1961年製作の映画)

4.0

2020/5/17
何と言っても、マルチェロ・マストロヤンニ演じるチェチェのキャラクターが面白い。17歳の従妹アンジェラに懸想することも、妻ロザリア(眉毛と口髭が気になる!)の殺害を夢想することも、事
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.5

2020/5/16
相変わらず、登場人物が無表情で会話も少なく、誰も彼もが不愛想に見える。が、その見た目とは裏腹に、レストランに集まる人たちは優しい人ばかり。そして、従業員がオーナーに給料を前借りする
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ゲームの規則(1939年製作の映画)

4.0

2020/5/15
退屈な日々を吹き飛ばすかのように、狩猟やパーティーではっちゃける貴族たち。社交界での不倫は当たり前で、誰も彼もがゲームのようにそれを楽しむ。と思いきや、関係が周知の事実であっても、
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画家とモデル(1955年製作の映画)

3.0

2020/5/11
ストーリーも各々のキャラクターも、突拍子がなく見事にはちゃめちゃ。何よりも、ユージーン演じるジェリー・ルイスがあまりに濃くて、序盤から食傷してしまうことに。申し訳ないけれど、何をや
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

2020/5/9
インテリアとファッション、その全てがとにかく可愛い!設定が大好きな1960年代なこともあり、特にスージーのレトロなファッションが何から何まで好みだった。そして、12歳の少年少女による
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ポネット(1996年製作の映画)

3.5

2020/5/6
再見。本作を初めて観た時は、ポネットの気持ちにほとんど寄り添えなかったけれど、今回は悲しみを湛えたポネットが可哀相でしょうがなかった。むしろ、4歳の子どもに死者の復活を安易に説くこと
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タンゴ・レッスン(1997年製作の映画)

3.5

2020/5/6
監督自身の体験とフィクションを融合し、監督自身がタンゴに魅せられる主人公を演じる。彼女は勿論、登場する主要ダンサー3人が実名役で、どこまでが真実なのかは分からない。が、真実であれフィ
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.0

2020/5/5
ウェディングプランナーのマックスがプロデュースする、17世紀の古城を使った豪華絢爛な結婚式。が、スタッフたちが見事なまでのポンコツ揃い!個々のあまりの身勝手さに、苛々するどころか呆れ
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銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

4.0

2020/5/4
大好きな高峰秀子と笠置シヅ子、陽気な二人が見られただけでも観た価値があった1本。お秋演じる前者はオーバーオールとベレー帽が可愛らしく、お春演じる後者は流石の歌唱力と小気味良いセリフ回
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

2020/5/3
クイーンに関する知識がなく、映画自体を楽しめるか心配だったけれど、それは全くの杞憂に。意識的に聴いていなくても、いつかどこかで耳にした曲がたくさん。そして、これだけでクイーンと分かる
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.5

2020/5/2
言葉使いが悪く、アルコール依存症の嫌いがあるリー・イスラエル。作家として書きたいものは評価されない、でも、プライドが高く他人の意見を聞き入れることも出来ない、なかなか厄介な人である。
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

2020/5/1
原作コミックは未読。「愛がなんだ」に近い作品かと思ったけれど、完全に似て非なるものだった。何よりも、ツチダの“せいいちのため”を前面に出しすぎるところが少し苦手。確かに、二人の生活を
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バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

3.5

2020/4/30
幼いマリーとジャックに名付けられた、生まれたばかりのロバ、バルタザール。子どもの頃のバルタザールの、毛のふさふさ具合がとても可愛い。が、月日と共に様々な人の手を渡り歩き、彼の人生は
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.5

2020/4/29
両親が離婚してから疎遠な父親が余命僅かと知らされた、姉・葉月と妹・呼春。もはや母子家庭・父子家庭は珍しくなく、離れた片親と対面するのは死に直面した時のみ、というケースも多いと思う。
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女王フアナ(2001年製作の映画)

3.5

2020/4/29
政略結婚でハプスブルク家に嫁いだ、16歳のスペインの王女フアナ。後に狂女と呼ばれ、“FANATIC”の語源にもなるけれど、嫁ぐ前の彼女からは狂女の兆しは感じられない。むしろ、気にな
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少女ムシェット(1967年製作の映画)

3.5

2020/4/28
貧しい家庭に暮らす、14歳の少女ムシェット。全てを諾々と受け入れるのではなく、彼女の目は常に反抗的で、同級生には泥を投げ付ける。そんな自分で自分を守りそうな強さはあるものの、それで
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

2020/4/26
豪華絢爛な宮廷で繰り広げられる、女たちの駆け引きと愛憎劇。病弱で孤独な心を持つアン王女、公私ともに彼女を支えるサラ、そして、上流階級への返り咲きを目論むアビゲイル。何よりも、アビゲ
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

4.0

2020/4/25
痛烈な皮肉に満ち満ちた、ハリウッドの内幕あれこれ。脚本家からの逆恨みは流石に可哀相だけれど、ティム・ロビンス演じるグリフィン・ミルがなかなかのクズっぷり。誰も彼もが煌びやかな世界に
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

3.5

2020/4/24
鉄道運転士の定年を描く、寂しくもほっこりと温かい映画。と思いきや、予想外にぶっ飛んだブラック・コメディ映画だった!鉄道と切っても切り離せないのが轢死で、運転士を定年まで勤めれば死者
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山口組外伝 九州進攻作戦(1974年製作の映画)

3.0

2020/4/23
全身に夜桜の刺青を入れた実在のやくざ、夜桜銀次演じる菅原文太がすこぶる格好良い。性格的に融通が効かないところはあるものの、兄貴大好き!兄貴と喋りたい!なところが妙に可愛らしい。が、
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カジノ(1995年製作の映画)

3.5

2020/4/19
約3時間の長尺映画で、序盤は前提となる説明が多め。が、それを乗り切ると、俄然面白くなってくる。煌びやかなラスベガスのカジノ、その裏で暗躍する男たちと夥しい暴力。ロバート・デ・ニーロ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

2020/4/19
最初から最後まで、ジョーカー演じるホアキン・ファニックスに魅せられっぱなし。と同時に、様々な人から受ける仕打ちがあまりに酷くて、ただただ辛かった。そして、彼が真っ当に生きようと思え
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恐怖の岬/ケープ・フィアー(1962年製作の映画)

3.5

2020/4/18
ロバート・ミッチャム演じるマックスの執拗さに、冤罪の可能性をチラッと考えたほど。が、どうやら正真正銘の逆恨みだったようで、こんな人に絡まれたら本当にどうしようもない。ただ、善側であ
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或る終焉(2015年製作の映画)

3.5

2020/4/12
淡々と映し出されるのは、ティム・ロス演じるデヴィッドが終末期患者を看護する姿。相手を過剰に労わることなく、必要な仕事を的確にこなし、ただただ静かに患者と寄り添う。その姿勢に患者は心
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

2020/4/11
始めのうちは、思い描いた時に好きなように戻れるなんて良いな、と思っていたけれど、徐々に1日の重み、1日のかけがえのなさを思い知る。それが顕著に表れているのが、ティムが同じ1日を繰り
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間諜(1937年製作の映画)

3.0

2020/4/11
82分という短さにも関わらず、ドイツにイギリスにフランスと様々な国が入り乱れる。ヴィヴィアン・リー演じるマドレーヌも、表の顔は衣装店のマダム、裏の顔は間諜という危なっかしくも魅力的
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ヒトラーを殺す42の方法(2015年製作の映画)

3.5

2020/4/5
実映像と再現映像を織り交ぜて描かれる、42件ものヒトラー暗殺計画。頓挫した計画も多々あるけれど、計画が実行されたにも関わらず、偶然に偶然が重なって命拾いするヒトラー。彼自身が吹いてい
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凡ては夜に始まる(1960年製作の映画)

3.0

2020/4/4
バスタオル1枚で逃げ回ったり、酔っ払って大声で歌ったり、社長の葬儀で号泣してみたり、ケイティ演じるシャーリー・マクレーンがとにかく可愛い!彼女が醸し出す天然っぷりは、全くもって文句な
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

2020/3/29
目が眩むほどの美形ではないけれど、カルリートスのぽってりとした唇が艶めかしく、何とも言えない色気がある。そして、童顔の可愛らしさの中に得体の知れない狂気が潜む。が、特別な殺人願望が
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.5

2020/3/29
カーストが根強く残っていることもあり、本作のような身分違いの恋は皆無に等しいのだと思う。が、アシュヴィンがとにかく優しく、ラトナの笑顔がとびきりに可愛い!そんな二人が微笑ましく、二
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