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遠く昔、「コンクラーベは根比べ」と世界史の教師がニヤニヤしながらのたまってたけど、まさか本当のことだったとは。。。
作品の形態としてはドキュメンタリーではなくミステリーなので、カトリック独特の考え方>>続きを読む
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言葉としての表現が無い中で、これだけ豊かに心の機微を描くのは凄いと思いました。
飲もうとしたストローが逃げたり、溢したシリアルを拾って器に戻したり、冷蔵庫に霜が降りていたりと、妙にリアルな描写へのこだ>>続きを読む
2025年の今でこそ、『線画と一線を画す3Dアニメ』ってのを違和感無く観れるようになってきたけど、2014年の公開当時にしてはかなり攻めた作品だったんじゃないかな…と思いました。そして、ようやく時代が>>続きを読む
最寄りのレンタル屋が閉まるらしいので今のうちに借りとこと思いレンタル。
短編だけどすっきりとした起承転結があり、見終えての満足感もしっかり感じられた。
「何事も必ず終わりが来る」ってのはケースバイケー>>続きを読む
「松たか子と松村北斗のプロモーション映画」と言っても過言ではないほど、とにかくこの2人のやり取りが話の中心にあるストロングスタイルでありながら、笑えて泣けてあったかい気持ちになれるって相当凄いことだと>>続きを読む
ひっさびさに映画観てきて、リハビリにこれ観れたの正解すぎました。
個人的には「水星」からの加入組なので、ガンダム正史の方はお勉強の身ではありましたが、ファーストの本筋をなぞりながら、それでいて明らか>>続きを読む
どこをベストアクトとするか悩む、まさに極上のセットリスト!これは満点つけたくなるのも分かる!でもライブ映像なので敢えて点付けないでおきます。5.0MAXじゃ収まんないです、実際。
音楽だけでお腹一杯>>続きを読む
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過去2作はまひろの成長のようなものが軸に据えられてた気がする。で、今作もまひろが「20歳」という大台に乗ることで一つの節目となる話だと思うけど、これまでに比べてちさとが凄くいい味を出してたように感じた>>続きを読む
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バレエ、女子高、ミッションスクール、お菓子、古本屋、猫、海辺の街、離島、そして音楽。
なんだ…
この庇護欲をくすぐられるような、愛おしさを凝縮したような世界は…
舞台設定から題材、場面のひとつひとつ>>続きを読む
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前回の劇場版は30分しかなかったので、劇場まで観に行くのはちょっと…と思ったけど、配信で見た時になかなか良い出来だったので、尺が倍以上ある今回はチャンスがあれば観に行ってみるか!と思っていた矢先に、上>>続きを読む
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ピクサー見てみようの会その3。
『種族を超えた愛』という本筋のテーマの裏で、『家業と自分の夢に揺れる娘』という立場を描き、その両方をドラマチックに帰結させる手腕は流石。個人的には育ててくれた親への最>>続きを読む
ピクサー見てみようの会その2。
『レミー』と打って変わってジェンダーレスが叫ばれる時代のど真ん中に作られた作品ということで、世界と戦うママ、家事に奮闘するパパの姿が色濃く出た作品だと感じました。>>続きを読む
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ピクサー見てみようの会その1。
公開自体は結構昔なんだけど、既にCGのクオリティは違和感を感じさせないレベルに達しているうえに、フランスの女性コックの地位が低いというジェンダー差別にも切り込んでるあ>>続きを読む
あ〜これぞ娯楽系邦画!という感じの1本。個人的にはめっちゃ好物でした。
歴史方面にも、近年のカルチャーパロディ方面にも、国内でしか通じないようなネタが続々と並ぶものの、予備知識無しでギリギリ分かるラ>>続きを読む
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タクシーを運転する寅ちゃん。新鮮。
エンドロールのクリープハイプの余韻。甘くて優しい。
言葉が足りず離れていく2人から先に描くことで、出会いのロマンチックさが際立つという描き方、とても好きでした。>>続きを読む
昔、自分も藤野と同じように校内新聞に漫画を描いてチヤホヤされていた時代があった。
自慢げにイラストを描いて友人に配っていた時代があった。
今でもずっと絵は好きだけど、いつの間にか絵を描かなくなったの>>続きを読む
180分の上映時間のうち、
最初の60分:オッペンハイマー博士の人となり
次の60分:原子爆弾を生み出すまで
最後の60分:英雄から一転、科学者としての罪を問われるさま
の3部作といった感じの作品>>続きを読む
長いことスクリーンで観たいなぁとは思っていたけど機会がなかなか合わなくてようやく今回観れました。
淡々と、でも静かに前に進んでいっている2人の様子をうまーく切り出したような作品でした。
お互いにお>>続きを読む
アマプラのF先生作品傑作選に来てたので久々に見てみた。
この本編前の映画で大人はガチ泣きしてたのがぼんやり記憶にあったけど、ついにそちら側の人間になったんだなぁと感じてしまった。
ジャイアンがサラ>>続きを読む
音楽聴いてる中で『名前だけ知ってるアーティスト』は数多くいて、ボブ・マーリーもその内の1人だったけど、この映画でいい出会いがあったと感じるくらいには惹き込まれました。現に今サントラを聴きながらこの感想>>続きを読む
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作画はほぼほぼ100点満点。引き絵でも感じる丁寧な画面作りや、細かいSEと動画の絡みなんかも良く、今地上波でやってるアニメのクオリティとは一線を画す仕上がり。とても素晴らしかった。
テーマとしても『>>続きを読む
こういう映画が刺さる時ってあるよなぁと思いつつ、身近で見れる機会があったことに感謝。
何も成し得てないと感じる時間があっても、そんな時間がすごく愛おしく大事だった感じる瞬間があるから人生は面白い。
生>>続きを読む
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これだけ苦しくてどうしようもない葛藤の上に『笑い』がある。
一心不乱にネタを生み出し続けることだけに生きがいを感じていた男が、外の世界に出て周りの人とぶつかりながら『誰にも邪魔されず面白いものを世に>>続きを読む
複数の人からのオススメを喰らっていたものの、消化しきれてなかったのでこれを機に見てみることに。
食のありがたみと偉大さが分かる映画だよなぁ…というのが第一印象。後になって、その食によって繋がれた命で>>続きを読む
迷路のようなシャッター街や雑多なビルの佇まい、シャッタースピードの遅いモサッとした動きの感じ、主張強めの挿入歌・メインテーマの存在感などなど、最近の邦画ではなかなか出会えない味のある映画でした。
『>>続きを読む
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(下書き整理)
久しぶりに『怖い作品を見た』って気持ちになった。後半直接的な死を見せておいて、最後卓球のラリーの音だけが響く死の暗示が怖すぎる。
リハビリに通う患者を指して『本人が生きようと努力する>>続きを読む
和山やま漫画原作。
邦画らしい『カラオケ』というテーマ。
ヤクザと中学生のコンビ。
これだけで行く理由としては十分です。
とても好きなテイストの話でした。
ギャグで押し切る流れもありつつ、狂児と聡実>>続きを読む
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バチ流行りしてるので見に行ってみた。
…中身、結構ダークで怖い。でも常時ダレない絵・動きに加え、見せ場は鳥肌立つくらいの迫力で作画力を爆発させる感じが流石天下の東映アニメーションさん。原作のおどろお>>続きを読む
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大型連休でオススメ作品視聴計画その5。
映画好きなら見ないとと言われた一本だけど、鬱エンドというざっくりしたネタバレは食らってたのでいつ見ようかな〜と思って連休の締め括りに見た。
うん、これは鬱です>>続きを読む
大型連休でオススメ作品視聴計画その4。
ヒッチコック作品はこれが初めて。
両側の登場人物を取り上げてその思惑同士がぶつかり合うといった流れではなく、一方的に見てるだけの立場でいながら、徐々に事件に首を>>続きを読む
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大型連休でオススメ作品視聴計画その3。ちょっと雰囲気を変えて邦画にトライしてみたけど、これもなかなかの当たり!やはり人には色々聞いてみるモンだなと思いました。
ざっくり言うと「売れない役者と裏稼業の>>続きを読む
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大型連休でオススメ作品視聴計画その2。 SFの体を取っているけど、人間の本質を問うようなよく出来た話でした。
生まれた瞬間から寿命や適性が決まる近未来を舞台に、『宇宙飛行士になりたい』という思いを胸>>続きを読む
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小さいスクリーンだったのもあってかほぼ満員!期待の高さが始まる前から感じられたけど、その通りの中身になってて満足しました。でも、見終えた後の何とも言えない感情を数週間ほど反芻し、今感想をまとめるまでに>>続きを読む
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金曜ロードショーにて。
作品としては知ってたけど、ちゃんと見たのは初めてで「こんな渋い話がディズニーにあんのか…」と見終わって思いました。
ディズニーの人気作品と言えば、
『主人公はプリンセス』
『>>続きを読む
泣いた。泣きました。
良かったところ5つ。
①「絶望的な状況の中でも命を大切にする」ということを大きなテーマとして置いていて良かった。
②①を描くために戦後という時代を舞台として選んでいて良かった>>続きを読む
アプローチの仕方は様々でしたが、インタビューのパートからは『あなたにとってアントニオ猪木とは?』という切り口から『アントニオ猪木はどういう人間だったのか?』というところを、「巌流島の戦い」や「猪木問答>>続きを読む