希菜まなさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.6

コメディってあるけど、そこまでコメディに振り切ってないし、わりと静かなトーンで進んでいく

だからこそ笑いが映える

第9地区(2009年製作の映画)

3.3

こういうタイプの映画滅多に観ないけど、なんとなく鑑賞。
力技タイプかと思えば、ちゃんと社会風刺していた。
主人公クズすぎる。クリストファー良いやつすぎる。息子優秀すぎる。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

ありえないでしょ!って思ったんですが、これ実話なんですよね。すごい。天才だ。
フランクとカールが追い追われるうちに妙な絆が生まれ、最後ああなったのはフランクにとって救いだなと思った。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.8

薬物中毒者ホームレス男と野良猫のお話。
誰にでもセカンドチャンスはあるし、支えてくれる存在はいる。
本当に素敵な話でした。
最後に実話であることを知り、すごい驚きました。猫ってこんなに尽くしてくれるの
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.8

幼い頃逆らった故に悲惨な思いをし、白人に逆らわず、安定した仕事と家族を守る道を選んだセシル。
ホワイトハウスの執事だから時代の流れに直接触れていたが、彼はあくまで客観的な立場だからそれが淡々と描かれて
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.7

どれも美味しそうで、お腹が空きます。
特に盛り上がるとかはないんだけど、嫌な気分にもならないし、心がほっこりした。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.6

元々ミュージカル作品だから仕方がないが、突然のタイミングの歌には最初戸惑った。
だが、歌は本当に最高に良い。音楽チームが『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』を手がけたチームだけある。

スト
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

北アイルランド問題、そこまで詳しくなかったから良いきっかけになった。
一部を除いて始終モノクロなのは、ケネス・ブラナーの半自伝ということから幼い頃彼の見ていた景色がモノクロだったのかなと思った。
調べ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.7

まさかFacebookの成り立ちにこういう経緯があったとは…訴訟問題と絡めて過去を遡っていく演出が面白かった。
見終わったあと、思わずFacebookのWikiにとんで調べまくってしまった。

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.4

鯨って勝手に大人しいイメージを抱いていたけど、鯨も生き物だから攻撃されたら反撃するよなって当たり前のことを思った。しかも相手は自分より何倍も大きい生物。

昔の捕鯨は本当に命懸けだったんだ。
人間欲を
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.8

催眠術というよりもはや魔術。
世にも奇妙な物語を長くしてみましたって感じ。

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.2

私は野球に関して無知なので、黒人初のメジャーリーガーである永久欠番42の持ち主ジャッキー・ロビンソンを知らなかった。
人種差別が激しい時代、それまで白人しかいなかったメジャーリーグに黒人が入ることは、
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.6

天使のくれた時間ってそのまんまなのか!って最初驚いた。

最初の分岐点で自分が選ばなかった方のifの世界に迷い込む話。
金も地位もあるが、愛や家族はな買った男が真逆の世界に行って、どちらが幸福なのかを
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.9

群像劇で物語は進んでいくのだが、正直どの立場にも共感してしまうからこそ辛い。

自分が母親なら、子供なら、兄弟なら…etc救世主兄弟はやりすぎだと思うけど、母親ならどうしても娘を救いたい気持ちもわから
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.4

ディザスターパニックって初めて観たけど、思ったよりおもしろかった。
軽く観られるから、あまり頭を働かせたくない時に観るといいかも。
地球でのカーチェイスの後、大統領が言った一言に思わず笑った。

魔法にかけられて2(2022年製作の映画)

3.4

前作とキャスト続投っていうのが嬉しかった。

やっぱりディズニー音楽って耳に残るし、街並みの色使いとか好き。
ファンタジーあるあるの12時の鐘が鳴り終わるまでのお約束があるけど、それに対する男性陣のあ
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ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.5

当時の作家が書いたドイツ文学を読んだことあるから、ルディのナチス参加の経緯が当時のドイツ人あるあるだー!ってなんとなく感心してしまった。

隠し場所はわかりやすかったけど、最後のあの構図は痛快だった。

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

10代から過度な食事制限、栄養剤でほぼ過ごさせ、スケジュール管理を徹底し、弱音を吐いたら脅迫する…って健全な精神が育たないのは仕方がなかったと思う。

右葉曲折あっても、彼女が心から歌うことが好きで自
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.3

群像劇?的な感じかと思ってたら、水曜日目線で進むお話だった。
最後そっちを選ぶのは予想外で私的に良かった。
あとエンドロールの付箋での会話かわいかった。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

衣食住のほとんどが万引き。そしてこの家族も万引き。
万引きでできた家族だけど、確かに家族だったんだなって。
世の中の言う常識的状況に戻った方が孤独という。どちらが幸せなのか。

個人的には女性警察官の
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.7

おしゃれスパイ映画要素詰め込みました!って感じ。
私的には好みでした。
最初のカーチェイスのシーンが特に好き。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

話題作なので、だいぶハードル上げて観たけど、それでも面白かった。

そもそも、韓国の映像作品初めて観た。
匂いや、場所、カメラワーク、演出など様々なもので社会格差が表現されていて、スッと頭に入ってきた
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.6

何も考えたくなく、ただ笑いたいなと思い鑑賞。

ヤンキーOLがバトルを繰り広げる中、途中挟まる堅気OLのギャップに笑ってしまう。
しかも、ヤンキーOLもオラつくのは基本ヤンキーOLに対してで、ちゃんと
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

認知症の方を支える側の作品は観たことあるけど、認知症の人視点の作品は初めて観た。

認知症怖すぎる。
それと同時に、私の祖母も晩年は認知症でホームに1ヶ月ぶりに会いに行った時に忘れられてたのはだいぶシ
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余命10年(2022年製作の映画)

4.0

あ、これ泣くやつだ。って分かってても観て、泣いた。

余命10年という、長いようで短い時間の中で茉莉が賢明に生き、思い出を全て持っていく姿が素敵だった。

茉莉の人生であり、原作者である小坂流加さんの
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.0

表現したいことは分かる。けど、私には刺さらなかった。

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.7

アレックスが美しすぎる。
アレックスは別に女性になりたいわけではなく、ただ何者かになりたくて参加した。
色んな困難が待ち受けているが、そんなアレックスを支えてくれる家族、仲間、先生の存在にもほっこりし
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.3

俳優さんたちの演技は本当に良かった!そこで逆に成立してた感はある。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.1

イヤホンデートがエモすぎる。今まで色んな作品のデートシーンを観てきたけど、1番かもしれない。

時代はワイヤレスだけど、このエモさはケーブル付きじゃないと絶対出ない。
多くの人が同じ道を歩いているのに
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.7

主人公が全部自分のせいにしてしまうの辛い…だからこそ2人に出会えてよかったと思う。
ただキラキラしているだけの青春ではなく、痛く苦しく切ないこともあるけど、最後未来に向かっていく感じが良かった。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

授業で習ったことが、この映画を観ながら同時にぶわっと思い起こされた。
ノスタルジーと東を表すオストを合成したオスタルギーがすごくよく表現されていたと思う。
東ドイツの政治体制が戻ってきてほしいわけでは
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

面白すぎて時間が経つのがあっという間だだった。

本来なら出会うことのなかった2人が出会い、共に過ごすうちにお互いのことを尊敬し合い、支え合うそんな友情関係が素敵だった。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

スラム系の映画はやっぱり衝撃が大きい。子供たちが安全に過ごせる確率って本当に低い。
彼が全問正解したのは、辛い経験故というのがまたね…どちらが幸せだったのかというところ。

インド映画は『ライオン』や
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

実話。
スカッとしつつも、どこかモヤっとして終わるそんな作品。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

実話なことに驚いた。
すごい面白かったです。

本来なら出会うはずのなかった2人の永遠の友情に乾杯。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.7

ロビー活動という概念に馴染みがなく、今回の映画でロビイストという職業を学ぶことができた。
自身がどんな目にあおうとも、それすら折り込む彼女の勝利への執念が凄まじかった。
人としてどうなの?って手も使う
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