序盤、二人の顔がどうやっても見分けがつかなくて覚悟したんだけど、数年飛んでから急にヤン側の顔が大きく変わったので助かった。潜入の都合で整形したんか? 対比の構図が生かされまくって描き出されるスリリング>>続きを読む
今の私は週末にジョニー・トー作品を観ることを楽しみに平日を一生懸命に過ごしているのだ。始まりの方は結構かなり退屈でBGMも単調でイライラするし、やっぱこの時代の雰囲気が私には合わないやと思ったんだけど>>続きを読む
邦題がとても美しい。ネタバレっぽくはあるんだけど、ストーリーの一部と言えるほど良いタイトル。後半のあるシーンで、はっとする表情を見せる瞬間があった。ずっと心に残っている。テーマは重いけどタイトル通りの>>続きを読む
20分のショートムービー。これはきつい。他の方のレビューで「個人的に持つ恐怖の根源」という表現があったけど、それなんだかよく分かる。そういうふうに極められた作品。
ボーイズたちの演技が徹頭徹尾見事なの>>続きを読む
星の数に迷った。様式美をやりきってくれたというか、結構笑った。色々と好き。同監督の別の作品と違ってそう何度も観かえすことはないと思うけど。
それぞれの動きが交錯したところから走り出すストーリー。この冒頭からして鮮やかでテンションあがる。たいして立派でもない刑事が自業自得でチンピラのガキに銃をとられちゃって職場にバレないうちに今夜中にとりか>>続きを読む
戦争は人間性を奪う。でもこの映画では「戦争の顔」をしたふたりの男が小さな家の中で人間性を取り戻す。
「異端の島」のような寓話なのか「ノー・マンズ・ランド」的やるせない人間劇場なのかどっちかだろうと思っ>>続きを読む
タコ、こんな高度な知性を持っていたのか。
森達也の『ドキュメンタリーは嘘をつく』のタイトルがチラチラ頭をよぎったりしたけど、でもそれにしても神秘的な海の森の映像、知らなかったタコの生態、能力だとか、感>>続きを読む
墜落直後の弱りメンズたちがよかった。特攻野郎Aチームの監督と主演。観た事ねえけどふーむ墜落シーンもよかったぞ。これがアニパニ映画だとすぐに「でも結局人間の敵は人間」「一番怖い(悪い)のは人間」要素を入>>続きを読む
途中でさすがにもうダメかなと。これ以上観るのムリとなったのはこの映画がはじめてかも…なんだけど色々諦めて最後まで観た。同じように途中でムリとなった人にはどうせだったら最後まで観ておくことをおすすめしま>>続きを読む
岡崎京子の「エンド・オブ・ザ・ワールド」はこの映画にインスパイアされたんじゃないかなと思ってる。「冷たいミントソーダが飲みたい」とか言ってるシーンが描きたくてあのお話をつくったんじゃないかと勝手に思っ>>続きを読む
観ている最中から原題が気になって、鑑賞後にググったらそのまんまの「Angst」。これしかないよねというタイトルだと思う。
殺人描写もアレだけど、それよりもこの、映画全体を覆う心象としてのAngstが怖>>続きを読む
ポップな感じにスカッとしてやろうと思ったわたしがごめんなさいでした。
ちょっと生真面目な余韻を残してエンドロール。しかられた気分。
衣装がチャーミングだった
やっぱノワールってかっこつけてなんぼで、やり過ぎかってくらいかっこつけて欲しいんだけど、みんな言動が学力偏差値30っぽいの。時代のせいだなうん。80年代っていう浮かれた時代の。没入しきれなかったのは、>>続きを読む
ある日、神が降りてきて「香港…」「ノワール映画…」って脳に語りかけるじゃん・・・ググったらあるじゃん『香港ノワール』ってジャンルが。タイトル「レクイエム」の多すぎさにわろた。
私の初めての香港ノワール>>続きを読む
これはサスペンス・・・ではなくフランス映画だ。それもかなり。
Filmarksのあらすじやポスターの煽り文の『犯人よりも危険なのは彼女だった』ってそういう話だったっけ??? 文字に起こすとそうなんだけ>>続きを読む
すべてが並列に置かれた箱の中、カメラがずーーーーと回ってゆく81分間のコロンバイン。
通り過ぎたちょっと素敵な彼、を見つめる女の子3人組、が噂話するあの子、と隣り合った彼、と廊下で立ち話した男の子、が>>続きを読む
良さそうなクマコロ映画発見、アマプラ飛んでポチ。字幕がない。中盤ダルいってことなんで終盤から観た。そうしたらアレヨアレヨ主演?が拘束されスキンヘッドキチGUYに掘られヤク中ビッチBBA(のちにボウガン>>続きを読む
クズのデパートみたいな映画でしたが、テンポよし音楽よし演技よし。そう全員の演技が最高で面白かった。
彼女を取り巻く貧困やら毒親やら自尊心の低さが生み出す生きづらさ問題は重たいリアルだけども、歯切れのよ>>続きを読む
しんどかった。そういえば2000年頃って映画だけでなくマンガや小説にもこういうふうなの多かった気がする。『どこにでもいる等身大の彼あるいは彼女の、ありふれた日常の隣にある破滅あるいは喪失』といったふう>>続きを読む
雑だな〜っ。と開始1分で。キャッチーだけど雑。ちょっと面白い文化祭映画。90年代育ちとしては決して嫌いじゃないノリで楽しめるんだけど、この作品ではやらないで欲しかった。
原作のベースが固茹で卵系なので>>続きを読む
アーサーがのっけからただならない存在感を放っていて、胸がヒリヒリした。この映画、色々な解釈があるようだけど、途中まではバットマンのアナザーストーリー、いわゆるスーパーヴィラン・ジョーカーが誕生するまで>>続きを読む
結果から見せられていくというスタイルと10分だけの記憶という設定が活かしに活かされまくって、よくこんなシナリオ書けたな!とお口あんぐりしながら、記憶のあやふやさを一緒に体験。
出来事や人物の印象が物語>>続きを読む
怖いワニ映画というきわめて貴重なアニパニ、ということで、観た。
途中から「そうじゃないッ! ○○ッ○○にッ」と何度も声がでて、最後は「ホラーッだから言ったじゃん〜!」と叫んだ。
映像チープじゃないし>>続きを読む
アマプラのあらすじ以上の情報は目に入れずに観るのがおすすめ。
残酷描写はそんなでもないけど、精神的残酷描写はある。痛い暴力描写もある。エロ・グロ・猟奇・後味の悪さはあまりない。※当社基準
このけっこ>>続きを読む
コメディから始まり後半はサスペンス、自虐と逃避と冷めた客観視、なんともいえない哀愁にアイロニー。むちゃくちゃ面白かった。
あらすじも結末も知っていたので、きっついな〜と思いつつもわりと淡々と観ていたら、最後の最後にずったずたにされた。すごいなんてもんじゃないよ。震えた。で、観終わって震えたままネットのネタバレ考察を徘徊し>>続きを読む
少しだけネタバレ。
ミザリーの原型みたいなもんかと思って観たけど全然違う。
あまりに印象的な終わり方だったので、すぐにかけあしで2回目観た。
これは2回観た方が絶対に面白い!
子供時代、ブランチがジェ>>続きを読む
サクサクっと進んでちょっとヒエッと思うところがあってさっと終わった感じ。でもそれでいい、悪くない。
女の子が健気で可愛かった。がんばれと応援しました。
ちゃんとベーシックなアニパニっぽさは押さえておきつつ、悪人はいないけどいい人もいないところがけっこう好き。この監督はきっと皮肉屋の善人に違いない。
サメもワニも恐竜もプリミティブな存在だから怖いのであ>>続きを読む
こういうジャンルの映画の感想としてはどうかなと思うのですが、いい映画だった!
このジャンルって制作年代が古いほどつまらないという思い込みがあって、それはあながち間違っていなくて、映画史的な価値だとかを>>続きを読む
この時代の空気がこのファンタジーの世界にギュッと濃縮されている。リアルタイムに観なかったままずっと気になったまま今になってしまった。ああ十代の当時に観ておけばよかったなという思いと、この歳になって観て>>続きを読む
Witness Me… イモータン・ジョーが出撃する時のヒャッハーな狂ったアゲアゲ感が最高。世界観から音響からたたみかけるように最高で血湧き肉踊りすぎて全肉筋肉痛になりそう。実際はじっとして観てたけど>>続きを読む