あさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.1

政治のことはあまり分からないからと観るのを躊躇っていたが
ただただ真っ直ぐな人間の戦いだった。
正直であること、正しくあることだけじゃ勝てない苦しさが描かれていた。
試練やなぁ、と呟いた少し後の小川さ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.8

割と誰もが共感できる、青春時代の踠き
みんな自分の信念で生きてた、素敵

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

妙にリアルで面白かった。
SFでも大袈裟な物語でもなんでもなくて、この世界の風刺だった。
目を逸らすことの恐ろしさ。タイトルも秀逸。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

観終わった後にもう一度冒頭を見返すとたまらない。

誰よりも悲惨な目に遭ってるな。
その必要ないだろ?

最後のレイの言葉が良すぎる。

色んなものに影響を受けて、良くも悪くも成長してきたであろう自分
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.9

分かる。

何かが欲しいという思いをキープするのは、その何かが今の自分には無いという無力感をキープすることで、それはとても難しい。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.7

過去の記憶や思い出を糧に生きれる大人でありたい

たぶん人間なんてみんな普通だし、みんな普通じゃない

原作も好きだけれど映像でも気怠さと憎めない人間たちの美しさがちゃんと観れた

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.3

自然体のようでいて究極のかっこつけ
誠実ってなんだろう


コンビニのシーンとか映画の約束のシーンとかめっちゃ分かる
夏の終わりに観てよかった

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.5

一夏の快楽と代償

シュールでちょいダサとおしゃれ紙一重な編集がよくて観れた

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.9

人と出会うことということは自分とも出会うこと

大切なのは、新しい物語を創ること

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

短編集の小説の気持ちいいところを映像にした感じ
色んな伏線とか、思わずふふっとして幸せな気持ちになる
今泉監督らしいちょっとシュールでゆるっとした映画

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

苦しい過去の記憶と向き合い乗り越える話

細田守ワールド全開と思いきやUの世界は謎のディズニー感があった

声優がめっちゃいい

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ただ恋愛こじらせてるだけ女の人の話だと思ってたけど、思っていたよりも根深くて、さらっとみれるけどストーリーがちゃんとしてて良かった。

過去のトラウマを忘れられるわけではないけれど、自分と親との抗えな
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.2

一人の人間の人生が淡々と進むストーリーでこれほど感動するとは思わなかった。

死は生の一部
運命
という割と重めのキーワードによって、ただの楽しい話じゃなく、ちゃんと考えさせられる。

生きるというこ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.2

心の苦しみについて。
苦しみは循環し蔓延する。人に苦しみをぶつけることは連鎖と心の傷しか生まない。

狭い世界で生きていた彼らの全ては残酷すぎた。人は本当に脆い生き物だと感じる。
強い弱いなど存在しな
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.4

暴力、責任、償い、正義
について深く考えさせられる2時間だった。
とてつもない衝撃作。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

陸海空それぞれの脱出劇。
緊迫感、臨場感、没入感がすごい。
音が良すぎる。ヘッドホンでよかった。

戦うだけが戦争じゃない。
生き残ったという勝利。
ノーランの作品はいつも語彙力がなくなるけれど、また
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

ひかりに感情移入して、苦しかった
子供を授かることができない人、子供を育てることができない人
両者にとって好都合のことだと思っていたけれど、そういうわけでもなくて
人によってはそうするしかなかった現実
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その街のこども 劇場版(2010年製作の映画)

3.7

フィクションと現実が入り混じっている構造がとても面白かった。

AGANAI 地下鉄サリン事件と私(2020年製作の映画)

4.0

A.A2、そしてAGANAIを見て
この地下鉄サリン事件、オウム真理教について、自分の中で考えというか、答えみたいなものがでると思っていたけれど
なにもでなかった。だから未だに当事者は苦しんでいるのだ
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.4

田舎出身じゃないからこの手の作品はあまり共感できない、
けれど少女時代の憂鬱、脆さ、危うさのようなものがうまくおしゃれに描かれていたと思う。
主演の女優さんの演技がめっちゃ好き。

A2(2001年製作の映画)

3.9

人間の葛藤、矛盾を見た。
昔同じ部活だった仲間がマスコミになっていて信者が取材される場面で、お互いになんでそんなことをしてるんだと言い合うところが一番印象に残っている。
信じているだけで、どこに行って
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「A」(1998年製作の映画)

3.9

正しさとはなにか考えさせられる。

世間で悪とされている人たちを、そちら側から見るとなぜか完全に悪だと思えない。
葛藤を抱えて生きているところを見ると、どこか同情してしまう。

ドキュメンタリー映画の
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