Rees348さんの映画レビュー・感想・評価

Rees348

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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

暗さを排除し後味の良さを残してくれた良作。次の日からやたらファミチキを食べた。

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.8

トレイン・ミッション 『フライト・ゲーム』の心の続編と位置付けられた本作。個人的には断然こちらが好き。謎解きのスリルはもちろんのこと、
"THE COMMUTER"すなわち日々同じ列車で目にする通勤者
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.9

今最も輝くハリウッド女優の1人であろうジェシカ・チャスティンの美しさ、色気、チャーミングさが見事に表現された作品でした。ディカプリオやB.アフレック、T.マグワイアらきら星の如くセレブを集めポーカール>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.9

お恥ずかしながら未観だったアイアンマン。テンポのよさ、切っても切れない金と戦争の繋がりから来る悪と対峙するヒーローのカッコよさ、そしてキャストのよさを備えた良作にあっぱれでした。敵がもうちょい歯ごたえ>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

前半のスローで気だるい展開と後半の核心に迫るスリリングな展開との緩急の差に引き込まれた。北欧の寒々しさ、残忍な事件を描写するに適したキャストを配されていると感じた。ダニエル・クレイグ祭りではなくルーニ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

シリーズ最高の疾走感全開のアクション。要所要所で十八番のマスクオフがあり、期待を裏切らない作品でした。イーサンの無双する強さやキレではなく、ヒューマニズムやチームワークを強めに押し出したことで歳を重ね>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.1

世の中の好評価や良いレビューは出尽くしてるのでサクッと、違うことメインで。成功者だからと言って高いご飯をリッチに食べたりせずササッと安飯で済ます一方、エスコートクラブで人間らしく生理的な欲望を満たすと>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

4.0

月並みな表現しかできないけど、衝撃的なドキュメンタリー映画。ロシアのドーピング自体もあらためてサプライズだが、大臣&プーチンの黒さとソチで行われたKGB関与の尿のすり替えのくだりはまさにスパイ映画の世>>続きを読む

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.9

2時間ダレずにどうなってるの?どうなるのが持続し後半からラストへの種明かし、結末がきれいに流れる構成はなかなか見事!アメリカ映画にはない官能さと狂気?のセンスが有りなほうで良くできた作品。ネットで高い>>続きを読む

バリー(2016年製作の映画)

3.7

自らのアイデンティティ、ルーツと大都市ニューヨークとの狭間で葛藤し悩む姿を過剰な演出無く描いた点がまず良かった。順風満帆で用意されたレールの上を走ってきたわけでなく、物静かに周りをよく見て考え、誠実に>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.5

これまでのベスト、bridge of spiesを同じスピルバーグ&トムハンクスが越えてきました!心震わすプロの魂と正義で行動を起こしたチームに涙してきました。二人はもちろん、脇役も海外ドラマや映画好>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

裏切りのサーカスと本作でコリン・ファースの役者力を理解した。
(個人的にキングスマンは苦手でごめんなさい)ダンケルクやチャーチルもこの流れで観たくなった。テイラーオブパナマに次いでジェフリー・ラッシュ
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複製された男(2013年製作の映画)

3.5

難しいというよりは、メッセージを個々に委ねる系なのか好みがわかれる感じ。日常から脱したい欲求からアクションを起こすと大きく運命がかわることもあるということか。
男の欲望をうまく描いてるとは思う。ザ・ア
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.9

まずは良い映画でした。レビューを色々みると黒人差別を主眼にした解釈が目立つが、会社や日常にも当てはまるヒントがちりばめられていたように感じた。執事としての要件、相手が何を望んでいるか目を見て察しろ、ま>>続きを読む

テイラー・オブ・パナマ(2001年製作の映画)

4.0

ルカレ作品の中では観やすいのが差別化ポイント。パナマの中米独特の景観や雰囲気をバックに人間の欲やもろさをうまく伝える。tailorの意味に隠されたルカレならではのセンスはさすが。ださい邦題がついていな>>続きを読む

潜入者(2015年製作の映画)

3.8

見せ方がうまい。えげつないはずの麻薬抗争も目をおおうようなシーンを抑えつつ潜入捜査の極限の緊張感は伝わる出来映え。簡単にボスが出てこないあたりも好き

オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男(2016年製作の映画)

3.7

まとまりは良かったが終盤あっさり公民権法が成立していたのがもったいない。ただ役者人の演技や渋さはよく政治系が好きな方は一見の価値あり

ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)

3.8

アメリカってすげえ~って思う作品(バリーシールも似た感覚)。知識を備えたキレ者に、度胸が加われば人生変わってしまう可能性があるってことがわかる。適当なとこでやめときゃええのに、、とずっと思いながら楽し>>続きを読む

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

3.7

時間軸を行ったり来たり面白い魅せかただし分かりやすく堕ちていく人間ドラマを描いていた。P.ホフマンやイーサンホークの流石の演技もあり話自体は面白いが、悲しくなるくらい堕ちていく姿に点数を留めさせてもら>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.2

最高に渋く内容、魅せかたも良かった。モグラに近づく終盤の緊張感とスマイリーの大物感が素晴らしかった。難しいと聞いていたが内容も人物関係も理解出来た。これはまた観るだろうな~

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

話を難しくせず、要所要所でグッと来るシーンと良質な音楽を織り混ぜ評判通りの◎。タイトルは原題を使うべき。作り手の意図を反映してこそ良作の格が保たれる。宇宙開発のだいたいの背景や目的は分かるが、あらため>>続きを読む

今そこにある危機(1994年製作の映画)

3.7

本作こそパトリオットゲームがしっくりくる気がした。アメリカ対カルテルという単純なものではなく、CIAやホワイトハウスのなかでも何層構造にも裏切りや策略があり、カルテルはカルテルで虎視眈々と出し抜けを図>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.9

新年1本目。デトロイトとL.Aのまちの対比が良かった。最近海外ドラマ Mr.ロボットで復活を遂げているクリスチャン・スレーターの魅力が上手く引き出されていた。アラバマ役のパトリシア・アークエットとの相>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

最後は温かいところへオトしていくのはベン・アフレック出演作品の真骨頂。特別なスキルを持ち、愛を知るクリスチャン・ウルフ、続編にも期待

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.7

すぐ2時間が経過するので退屈な作品ではないが、前作が良かっただけに皆さんが書いてるようにおっかけっこアクションの印象が強い。ただヴァンサン・カッセルはスナイパーらしい空気をちゃんと出していたし、ラスト>>続きを読む

シークレット・アイズ(2015年製作の映画)

3.7

キウェテルの英国的な男臭さとニコール・キッドマンの色気、自白のさせ方が良かった。またサスペンスとしてのオチも予想外で悪い作品ではなかったが一回観ればまあ良いかなという感じ。大都市のテロ対策を基軸とした>>続きを読む

クライム・ヒート(2014年製作の映画)

3.7

オチを予測しながら持続する緊張感とトムハーディーの服装と犬の愛らしさを楽しませてもらった。いくつか理解しきれていないとこもあるが、ブルックリンの裏世界をベースに善と悪の110分程度を飽きずにみられたの>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

男の気高さと馬の駆ける姿がシンプルに良かった。デンゼルのイコライザーを彷彿とさせる無双ぶり、イーサン・ホークの疲れた英雄ぶり、ラストのダイナマイトの使い方などポイントポイントで楽しめた

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.9

オープニングからマシュー・マコノヒーのクールさと音楽の使い方が絶妙ですんなり作品に入り込める。話が進むごとに様々な伏線やサスペンス要素が絡み合い脳をしっかり回転させないといけない奥深さもあり、良く練ら>>続きを読む

キック・オーバー(2011年製作の映画)

3.6

ペイバックin Mexicoといった感じ。ラテンのBGMと生命力の強い渋オヤジのメル・ギブソンが好相性。どんでん返しがあるわけではないが、テイストは自分好みで楽しめた。終わり方も好きで、無駄に長くない>>続きを読む

ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.7

この映画版より先にNetflixのドラマ版を観ての鑑賞。どちらも終始スリリングで間延びしない。またドラマ版にはない終盤の司法長官?を前にした証言のシーンが、まさに本物のスナイパーらしくよかった。数百メ>>続きを読む

ボーダー(2008年製作の映画)

3.5

まずオープニングがカッコよい。中身は対照的に派手さを抑えてタイトルにもある通り善と悪のボーダー、すなわち抑圧された刑事の内面を描いている。時間が2時間以内にまとまっている点は自分の好きな部分。デニーロ>>続きを読む

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.8

骨太なサスペンスアクション。軍の中東との闇の関わりを暴いていくストーリーが基軸。他の方がレビューで書かれている通り、ラストがぐっと来るし、1を越えるまでは行かないがよくまとまっている。脇を固めるロバー>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.9

ネットフリックスのドラマナルコススピンオフとしてみれば面白さが増すと思う。これが実話というアメリカのスケール感と80年代の空気感がやはりポイント。運び屋は優秀なやつでないと無理とよく分かりました。。

ウォー・マシーン:戦争は話術だ!(2017年製作の映画)

3.8

大方の戦争映画は中身が良くても、やはり重さが勝ち、張り詰めたシーンで体力を奪われる。一方本作を高評価できる点は、戦争の裏側をシニカルな視点とブラピのコメディまでいかないギリギリの役作りを交えて、重くな>>続きを読む

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