bさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ジェシーが好きだからどうでもいいけど、四億ドルかけてこれなのか?っていう感じの強化人間っぷり
最後アニメになって終わるの珍しい

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

リック・ダルトンのキャラが可愛い

追記2020/4/30
2回目観たらなんか不思議とどのシーンも最高で多幸感多幸感言われてる理由が分かった
1回目はマンソンやブルース・リーの扱いなど先入観込みで観て
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五億円のじんせい(2019年製作の映画)

3.6

意外と脚本が良かった
人間の価値の話は難しい。
善意を与えられたから善意のリターンをしなければならない、という呪縛に苦しむ主人公。最初から善意の報酬を目的とした善意を与えられていたから苦しかったわけで
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.4

戦争体験者がどんどん没してることに危機感を覚えるし、戦争の手記とか正しい歴史を語ってないものも多いんだろうなと思った。そしてそれはとても罪深い事だと思う。

金田一耕助の冒険(1979年製作の映画)

3.0

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ケンタッキーフライドムービーに倣って前編パロディで出来てるらしいけど、当時の流行ってたものやCMのパロディなのでパロディ元が2、3個しか分からん

Miss ZOMBIE(2013年製作の映画)

3.7

まずが設定が面白い。ゾンビ映画だけどパニック映画ではない。ゾンビがおよそ「普通の人間」として人間社会に混じって生活を送る系ゾンビ映画。昨今同時多発的に作られているゾンビを被差別者のメタファーとする新解>>続きを読む

TOKYO!(2008年製作の映画)

3.7

ポン・ジュノ監督作が一番優しいという異常事態。
外国から見た日本人のイメージって変態か病的な奴らの集まりって感じだ。
中から見てもその通りだと思う。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

4.0

合理的人間が初めて合理的でない選択をしたことで何もかも瓦解していく。
合理性って突き詰めると非人間的な冷酷なロボットのようなものなわけで、合理的ではない選択こそ人間的には正しいものだと思うけどな。そも
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Munchausen(原題)(2013年製作の映画)

4.0

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タイトルにミュンヒハウゼンとあるが、代理ミュンヒハウゼン症候群が題材の作品らしい。軽くググったところ代理ミュンヒハウゼン症候群とは、自分の子供に偽の病気の症状があると捏造したり、存在しない病気を実際に>>続きを読む

四谷怪談(1965年製作の映画)

3.9

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 暗い画面に青々しとた草(造花?)が映える
四谷怪談原作では中川信夫とこれが一番映像的に好き

怪談お岩の亡霊(1961年製作の映画)

3.9

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四谷怪談原作
伊右衛門が顔が崩れる毒薬をお岩に飲ませるまでの流れが他より丁寧
最後も殺陣で終わるのが珍しい

大殺陣 雄呂血(1966年製作の映画)

4.8

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大殺陣(だいさつじん)雄呂血
己の身と携えた刀のみで地獄を這いずり回る
あまりにも神々しい高潔な人間の姿

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

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いい意味でこんな嘘っぽい絵面ジョン・カーニー映画で見るとは
ロックの衰退によりロックと青春という題材の賞味期限もそんなに無いのかもとも思うけど、音楽青春映画はやっぱりロックだよなぁ

カルロス(1991年製作の映画)

4.2

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カルロスのキャラのおかげかヤクザ映画だけど軽さがあって見やすい。
日本刀VSショットガンのシーンがたまらん😂ここだけでも100回は見れる面白さ

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

1.7

TVシリーズのラスト、いきなりかくれんぼ初めて良く分からんかったのが、劇場版では少しだけ過去のかくれんぼのエピソードを足してるので微妙だが改善されている。個々の過去のわだかまりの清算はTVシリーズ同様>>続きを読む

心中天網島(1969年製作の映画)

4.4

黒子が出てきたり、登場人物が突然数秒停止したり、床や壁は書や浮世絵で装飾されている
それらの浄瑠璃や歌舞伎を意識した美術や演出が無類にかっこいい
否が応でも物語を俯瞰する視点を持たされる構造で、予め決
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股旅(1973年製作の映画)

4.0

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間の抜けた画面と野暮ったい演出がテレビみたいだが面白い
渡世人というのはヤクザの下っ端みたいに捨て駒感があって、時代劇でヤクザ映画をやったような手触り
武士道だの侍の美学などには全く興味が無いが、渡世
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ウディ作品は理想と現実という2つの選択肢で理想を選択することで「ひどい目」に遭うって流れは毎回同じだし(現状4作しか見ていないが)、ある程度の展開は読めるけど、それでもちゃんと楽しめるのは凄い。という>>続きを読む

越前竹人形(1963年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

後半は怪奇映画テイスト。怖い。
話はシンプルだけど、だからこそどうとでも捉えられそうな余白を感じる。竹人形の扱い方が呪いの人形っぽいというか、完成に近づくにつれ魂を吸い取っていくように感じて戦慄。