チィさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.0

グロいだとかヤバイだとか覚悟しとけとか散々言われていた作品で、正直今年一番の覚悟作品だと思っていたんだけど、観終わってスッと心が清くなってる自分が居て怖くて怖くて震えてる。ヤバイし、ええ?って感じだけ>>続きを読む

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.6

ホラーチックなのかと思ったらそうでもなく、オダギリジョー=転々とかゆるゆる系を想像した方は行くべきのゆるさ、ひさびさに心がお風呂にちゃぷちゃぷ浸かるようなのほほんとした気持ちになった。ミコちゃんのオバ>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

公開前から何度も「ハンソロって評価わるいよね?」と聞かれて。じゃあ貴女はその悪い評価をつけたアメリカ人なんですか!と返したかったけど、「日本はそんなことないよ!」って言い続けて。本当にそんなことないよ>>続きを読む

クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.3

三上兄弟のブレッブレの忠誠心の間に垣間見えるトキオリスペクト、兎に角トキオの体調を心配して尊敬してるセメダインブラザーズのファンになった。セメダイン、やるじゃないか!!

クローズZERO(2007年製作の映画)

3.5

全く良さがわからず、小栗旬のANNというどえらい青春の1ページだけ刻んでた公開当時。以後ひたすら男友達にクローズはすごいクローズが映画で一番好き格好良いを聞かされ続け、5年前に見るも記憶があまり残らず>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.0

瀬々監督作品はやっぱり長編が輝く、この感情が何なのかはわからないけど染み渡った。大正という時代と、女相撲という題材と思想が混ざり混沌が錯綜する。
なかでも大次郎に対して「おまえはひとりだと思ってる!」
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御法度(1999年製作の映画)

3.0

松田龍平の妖美に惑わされる山崎の「いかん…!」が誰よりも人間らしい瞬間だった。

娼年(2018年製作の映画)

3.5

作品を観終わってもなお松坂桃李は普通だと思ってしまうし、舞台化時点から普通な領に彼を起用したセンスが光ってる。大げさな演技で感情の起伏で萎えさせない、個性で色をつけない、まっすぐな領があぁ人気の秘訣な>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

良い意味でも悪い意味でも池井戸潤!間違いがない池井戸潤!でも展開が読みやすいから中弛みしがちの池井戸潤!それでも面白い池井戸潤!

めちゃめちゃ熱い諦めない赤松運送を観ると、普段の自分の生活に気が引き
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.0

ラーメン屋で、間違えて(間違えてないけど)指をスッパリ切らないでください。驚愕してそれ以外の記憶が抜け落ちました。バイオレンスアウトレイジ…。

ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション(2006年製作の映画)

3.5

友達と見に行って80円のハンバーガーを食べた春。ダヴィンチコードお姉さん=オドレイトゥトゥ=アメリを知らなかった春。ダンブラウンが好きだったちょっと背伸びして大人ぶった映画。

ルーヴル美術館で撮影を
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

ちびっことお母さんの怒涛の親子連れの中で鑑賞してきたんだけど、ファーストシーンの「この映画は教育的じゃない」って可愛らしいピーターラビットが宣言した時に、あの空間の何割の親が「マジかよ」と思ったことか>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

ワシントンポストとニューヨークタイムズは遠い海の向こう日本でも有名な新聞だけど、昨今の日本における文春やら録音音声丸写しのネットニュースやらの"自分が目立ちたい"は共通事項ながらも、報道するべきもの、>>続きを読む

死刑台のエレベーター(2010年製作の映画)

2.9

エレベーターに閉じ込められダラっと冷や汗をかく阿部寛。焦ってソワソワドンドンする阿部寛。公開当時に見た記憶といま残る記憶は不思議と異なるもので。映画の内容よりも、この阿部寛が如何に良い俳優かを当時AN>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

家族じゃないけど、誰よりも家族で。その家族をみて、自分の家族を想い起こすと、家にいるはずなのに、一緒にご飯食べてるはずなのに、暫く家族をしていない現実に打ちのめされて。先行上映で早々とみたはずなのに、>>続きを読む

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.2

2つの物語の世界が繋がったストーリー。ツナグに少しオムニバス的な展開は似ているなと思いつつ、前半後半に構成されたストーリー展開は映像という本を読んでいるようで。ラストに向けた伏線の回収回収回収は流石東>>続きを読む

映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!(2016年製作の映画)

2.9

世にも奇妙な半分実写化、丁寧に実写化するとこうなるんだよ!って説明してくれるあたりが斬新で。すべて妖怪のせいだからなんでもありな世界が新たな映画史の1ページを刻んだ!すごい!ただ、アニメを一度も見たこ>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.3

はじまってから瀬々監督の作る作品は決して逃れることのできない長い答えのない問いかけだと気づく。誰も幸せにはなれない罪とはなにか?何が罪か?罪を犯した人間は幸せになれないのか?なっても追いかけられるのか>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.2

絶対予習じゃハードル上がってダメ!復習!ということで、日本版を観てから。「絶対正統派ラブストーリーでしょ全然違うんだろうな」って思ったら、最初から最後まで設定は違えどめちゃめちゃ忠実で。こんなギャグ映>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.2

ラブストーリー説や完全に福田ギャグ映画説とか様々な説が錯綜してたけど、思っていたよりずっとずっと真面目に作られていた作品だった。あの佐藤二朗が福田組で真面目な芝居で泣いてたから、間違いなく。となると、>>続きを読む

OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.1

洋画ではラッシュとか何本かカーレースを題材とした作品を観たことがあるけど、日本のカーレースが未知の世界で、どんなものなのか気になって思わず。まっけんファンの女子とカップルに囲まれることを覚悟して映画館>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

なぜお主が出演してしまったのだジョシュ・ブローリン…。顔がアボカドだしクールだから覆面を被るデッドプールと、まああっちは?真っ青だし?特殊メイクだし?こっちは、ややメイクだし?ほぼ素顔だし?誰も気づか>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

止まらない汗と暑苦しい髭、「あっちぃ〜〜なばかやろ〜〜」と文句たれながらボッコボッコ人を殴り、悪い顔しながらまあまあとおさめつつ捜査をする姿がこんなに似合う俳優は役所広司だけではないか。むっっさと思い>>続きを読む

氷菓(2017年製作の映画)

3.0

エネルギー消費の大きい活動に敬礼する折木奉太郎の語り部は、古典部に相応しく淡々と言葉を紡いでいく。感情の起伏を見せない山崎賢人の喋りは、黒髪のルックスと相俟って畳の香りのような独特な世界観が存在する。>>続きを読む

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.4

「もう終わったんだハタナカ」
第二次世界大戦における日本のいちばん長い日は、上層部の閣議決定もだけど終わったと聞かされた戦ってきた人々の受け止める心情だと近年の作品を観て気づいた。御上に命を捧げて生き
>>続きを読む

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

2.6

CG技術のクオリティは高くて、アサシンクリード的なイタリアの地はゲームのよう。原作世代だけど、かすって通った程度なので新鮮な眼で体感できたけども、正直なところ自然さを感じられない作品だなって思った。髪>>続きを読む

トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.4

プールに飛び込む杉咲花の純さに何故こんなにも触れてはいけないと思うのだろうか。宏の最期の夏に出会う未来ある陰鬱な刺々しい少女は、触れたくないけど守りたくなる細やかさ繊細さ瑞々しさに溢れていて。暗く先の>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

劇場で鑑賞した際に殺人事件が起こった際に被害者と共に息を引き取ってしまった為(エンドロールまで劇場の暖かさにより記憶が飛んだ)DVDにてリベンジ。が、また息を引き取ってしまったので三度目の正直にて。な>>続きを読む

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.7

1ミリもジョジョを知らない不届き者から観るこの作品は、よっくわかんねぇ!!話についていけずに、ケータイでめっちゃググりながら観てるのに節々のワードがよっくわかんねぇ!!しかも一番分かりやすいネタバレが>>続きを読む

デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」(2018年製作の映画)

3.0

せっかくの満を辞した最終回!なのに、隣の人のポップコーンの音が人生最大級にうるさい!とイライラが募ったOP。その方が猛スピードで食べきって、進化シーンのたびに前のめりになって真剣に見てて、モラル的には>>続きを読む

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.3

完成披露試写会にて。
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」以外の情報を知らずに、開映前にぽろっと「この作品って…どんな話?」とダイイングメッセージ的な疑問をつぶやいて世界に突入した、けど。妻
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

3.4

コバニの明るい声とは裏腹に、伝えられる現地の皆さんの現状はつらく、掘り起こされる土砂に紛れる人間の手を見てしまった瞬間に血の気がサーっと引いた。ドキュメンタリーを鑑賞し出したのが最近だから本当に慣れな>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.2

予告をみたときに感じた昭和という時代にあったちょっとドロッとしたおうちのお話…という印象が綺麗さっぱり忘れさられるような、終始第三者からみたおうちのお話を、さらに股をかけて聞くという不思議な体験をする>>続きを読む

悪夢探偵2(2008年製作の映画)

2.8

悪夢探偵、と言われているけど影沼さんは探偵なのか?探偵というよりは才能を知った人に頼まれて嫌だよぉ嫌だよぉ死にたいよぉって言いながら気になって引き受けちゃうめちゃめちゃ性格の良いお兄さんなのでは?>>続きを読む

悪夢探偵(2006年製作の映画)

2.8

塚本晋也の監督としても俳優としても異質な才能が恐怖だよ!再生中にバグっていきなりスローになった瞬間が恐怖だよ!

いぬやしき(2018年製作の映画)

3.0

世界でいちばん反抗期が似合う黒髪美人・三吉彩花のお父さんが底では好きだけど嫌い!無理!くさい!ぶっ叩きと、お父さんのパンツは別に洗ってるよ〜〜(なよなよ)感が最高!そんな反抗期なかったから、フィクショ>>続きを読む