クラーウィスさんの映画レビュー・感想・評価

クラーウィス

クラーウィス

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レインマン(1988年製作の映画)

3.8

ロードムービーの中でも傑作の一つ。正反対な性格の兄弟が徐々に絆を深めていく過程が素晴らしい。二人で旅をしていくうちに信頼関係が生まれていくシーンにはリアリティがあり、これが感情を揺さぶる。大人になって>>続きを読む

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.6

ハリソン・フォードが大統領役で、戦闘力はかなり高め。全部一人で解決できるくらいの強さだった。SPがいらないくらいの活躍だったので、完全に一人舞台。この映画がもし実話だったら大統領は再選どころか歴史の教>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

アルバートとライオネルローグの絆に感動。身分を超えた友情と信頼を築き、ローグの吃音治療は言語的な訓練だけでなく、精神療法も兼ねていた。
こういう作品には、いつも二人の間に『壁』があり、今作では王族と平
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

映画館で拍手をしたくなる作品でした。これまでのスパイダーマンシリーズを観てきた人にはたまらない作品ですね。とてつもない感情移入ができて、やっぱ映画館で観るのが一番だと感じました。

シリーズを越えたキ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

アクションシーンは前作以上の迫力。現実と虚構の境界線がわからなくなるような不思議な世界観も楽しく観れる。敵役の攻撃を表現したCGが凄く、VRゲームの様な感じ。アニメ版のスパイダーバースに近いかも。 >>続きを読む

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

3.5

簡単に言えば、BLEACHの作者によるドラゴン討伐ファンタジー。イギリスのロンドンを舞台にドラゴンと魔女、魔法使いの戦いを描いた作品。事前知識としては、「BLEACH」の作者の久保帯人の漫画が原作で、>>続きを読む

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.7

定番のクリスマスムービー。やはりクリスマスは平和でハートフルな映画が楽しめる。
本作が特筆すべきなのは、離れ離れになった親子がお互いの存在の重要性に気付いていくこと。家族ドラマに大部分の時間を使い、泥
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.1

公開当時に観たときは、全然感情移入できなくて逆に驚いた記憶があった。というのも、ストーリー、キャラ、演出、作画含めて本家(ジブリ)より劣るからで、この影響が予想以上に大きかった。

宮崎駿が描くファン
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

擬人化された動物達を通していろいろと考えさせられました。現実世界にも蔓延る偏見や差別、そして多様性の大切さや共存することの難しさを動物たちの世界に落とし込んで分かりやすく表現した作品です。考えたらなか>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

公開当時、映画館で夢中になって観た日を思い出して久々に鑑賞。TVで観たのは今回が初めてだったけど、面白さは全く変わらず楽しめた。

怪獣映画としての本作は、尋常ではないリアリティと映像、迫力で観客に絶
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

カーアクションからついに宇宙へ。あまりのぶっ飛び展開にNASAもびっくりですよ。非現実的な世界観だからこそ楽しめた。
ドミニクの過去がテーマで、弟の登場や亡くなった父のエピソードが展開されていきます。
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

3.7

一度観ただけでは分からないと思っていました。実際、その予感は的中しましたが、その理由は詩的リアリズムとかエスプリについて詳しくなかったからです。今後もう一度観る機会があればチャレンジしたい。

ジャン
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.6

最愛の妻を亡くした78歳のカールじいさん。妻との約束を果たすため、家に無数の風船を結びつけ、偶然出会った少年ラッセルと共に滝を目指して大空へ。

想像以上にスリル満点なアドベンチャーで驚きました。ベタ
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.4

子ども向けの映画でした。 内容は忘れたけど、そこまで気にならない。悪い意味で期待を裏切られた形となってしまった。
シリーズで見てみたいってちょっと思いましたね。

ルパン三世 グッバイ・パートナー(2018年製作の映画)

3.5

毎年やってるイメージがあったルパンのスペシャルだけど、「イタリアン・ゲーム」からは3年、「隠された空中都市」から6年もの歳月が経っていたらしい。

扱っているテーマはAIなので極めて近未来的です。本作
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

邦画とは思えないスケール感の映像が2時間ずっと続く。なんでも製作費は普通の邦画7本分らしい。

信の力強さには戦場で生き残れるタフさを感じる。相変わらずの突撃型で無鉄砲だったけど、大将軍になるために周
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

3.5

収容所からの脱獄と、国の威信をかけたサッカーの試合が描かれた、史実をモチーフにした作品。ドイツ軍と捕虜の連合軍とのサッカー試合。そして、水面下の脱走計画が本作の主軸。

シルベスタースタローンやマイケ
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ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

3.7

古き良きアメリカンアクションという印象でした。当時63歳のイーストウッドのカッコ良さには驚きます。どの作品でも彼の色気が表現されていて、今作もそのカッコ良さを拝見できました。

大統領暗殺を予告する犯
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.0

ジュダ・ベン・ハーの半生を本筋に、イエス・キリストの生涯を交差させて描くスペクタクル超大作。アカデミー賞では史上最多記録11部門を受賞した。

歴史的な価値でいえば星5つ。CG技術がなかった時代に作ら
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.8

大げさに世界展開する一大アクションムービー。決して悪口ではないですよ。このシリーズはストーリーの謎に迫りつつ、アクションもテンポ良く展開していくのですんなり観れます。

アクションは全体的に意味不明。
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.6

地球に向けて彗星が接近。人類は存亡の時を迎える。その時、あなたはどう生きるか?を問うディザスターパニック映画。
アルマゲドンと上映年同じだったらしい。面白さでいうと、アルマゲドン>ディープ・インパクト
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ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.5

カルト的人気を誇っているB級モンスターパニック作品。日本ではDVDレンタル版、配信がなく視聴が困難。今回テレ東が6年ぶりに放送するということで事前に話題となっていた。
実際観てみると、B級らしい薄っぺ
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パリは燃えているか(1966年製作の映画)

3.8

フランスの名匠ルネ・クレマンが豪華キャストで送る戦争映画。結果を知っていても、ラストまでの過程に見ごたえがあって集中して観れる。作品のトーンに影響されてどちらかというと勉強という意識で観ました。学校の>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.6

最初に意識したのはトミー・リー・ジョーンズは宇宙人ではないということ。
ストーリーは時間内に地球滅亡を阻止するという内容で、最後までコメディ全振りでした。

虫の要素は正直ゲテモノだったけど、ウィル・
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.5

明石家さんまプロデュースの作品。

学校での人間関係、恋愛、家族、愛の在り方、人生観を柔らかい絵とコメディタッチで表現。感動系の話が多いけどビジュアルで損してると感じた。大衆には受けにくいところもあり
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

公開当時、映画館の上映スケジュールで見た記憶があるけど、結局映画館で観ることは叶わず、頭の片隅に残っていた。やっと観れて一安心。

現金輸送車 VS 強盗というシンプルな構図のクライムサスペンス復讐劇
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.8

本作はある意味ブルース・ウィリスのための映画。男の中の漢であり、超カッケー。
ご都合主義、アメリカ万歳、どこかB級チックな設定で物語の深みが足りない、といった批判が出るかもしれない。しかし、エアロスミ
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さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

3.7

前作で地球に帰還し、その後、機械人間との戦いを送っていた星野鉄郎は、メーテルからのメッセージを受け取り、999号に乗り込む。そして、メーテルと再会を果たし、999号での旅をしながら、謎の終着駅に向かっ>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.0

とんでもないモノを観た。

ストーリーはカオス。大戦、冷戦、解体後と時代に翻弄されてきたユーゴスラビアという地域。文章にすると悲しい物語だけど、本編にあったのは悲劇と喜劇だった。

情報量が多くて狂騒
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

ドイツのサイバークライム映画。ジャンルは、どんでん返し系。
以前から気になっていた作品。その理由はタイトルのインパクトさとサスペンスの面白さがあるのでは?と思っていたから。しかし、やや期待外れ。途中か
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.8

シリーズの中でも特に心に残る親子のやり取り。聖杯を掴もうとする息子にかける言葉から『家族愛』を感じる。なんとも言えない素晴らしさでした。崩れゆく神殿で、ずっと騎士が佇んでいるシーンもとても神秘的で印象>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

こういうグルメ映画好きです。一つ一つの描写がわかりやすく、特に子供との交流シーンが秀逸。心温まる場面が多かった。

調理シーン、食事シーン、料理、どれも観やすく食欲を刺激される構成が良い。ロードムービ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

フランス製作の『エール!』(2014年)のハリウッド・リメイク版。変更点は家族の職業が農業から漁業に代わっていて、ストーリー展開はほぼ同じ。オリジナル版を未見でも特に困らない。

公開当時、映画館で観
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

エマワトソンが主演というだけで画になるシーンが多い。これが主役の力なのか。音楽のリズムも心地よく、安心して観ていられます。

アニメ版の良さを潰さない原作へのリスペクトを感じられるのが良い。ディズニー
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.4

リーアム・ニーソン主演のアクション映画。

映像は綺麗で観やすく、ストーリーも分かりやすかったけど何故かテンションはそこまで上がらず。
B級作品だと割り切って観ても、印象に残ったシーンがほとんど無いの
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.8

冒険と恋愛、歌もあってまさに王道ディズニープリンセス作品。名曲の数々とディズニーらしい純愛の物語。万人受けしやすい設定が観やすい。ディズニー黄金期の90年代はやはり名作揃いなのを改めて実感。

なんと
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