へたれさんの映画レビュー・感想・評価

へたれ

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.4

良かったとこ1 過去作品の集大成
全体的には「そして父になる」の発展形のストーリー、海水浴や花火大会は「海街Diary」や「海よりもまだ深く」に通じる淡く現実から乖離したシーン、終盤は「3度目の殺人」
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ザ・ビッグハウス(2018年製作の映画)

3.4

良かったとこ1 複数カメラのスペクタクル感
複数人がカメラを持って同時に撮影したおかげで、同じアメフトの試合を複数の視点から同時に撮影できたため、大規模イベントのスペクタクル感を俯瞰と主観の両方で感じ
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.6

良かったとこ1 主演3人の掛け合い
毎度のことながら、この人たちの会話をずっと聞いていたいと思わせる自然な会話と演技はさすが。ベトナムのディズニーランドの話とか、ちゃんとリハーサルしてるんだろうけどア
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

良かったとこ1 シアーシャ・ローナン
いくら若く見えるといっても、17歳の役だし、アイルランド育ちの彼女にカリフォルニアの女子高生の役とか無理あると思いきや、「ブルックリン」に続いてこの人以外考えられ
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

良かったとこ1 クリストファー・プラマー
この爺さんが孫の身代金を払えばそもそも映画にならなかったわけで、観客からは全く理解されない金銭感覚をもった富豪という難役。ある意味「プロメテウス」のエンジニア
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デッドプール2(2018年製作の映画)

2.7

良かったとこ Xフォース出撃シーン
R指定のスラップスティックコメディとして、中盤のこのシーンだけはこの映画の中で唯一面白かった。近年稀に見る、ブラッド・ピットの効果的な使い方も良かった。

ダメだっ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.0

世界最高峰のVJ素材を見させられたような感じ

良かったとこ1 ビジュアル
日本文化を本質的に理解するつもりはないけどディテイルだけはやたら詳しいという、奇妙なバランスで成り立っている、未来日本のウソ
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.1

良かったとこ1 主役3人の演技
ちょっと頭のおかしいマイフェアレディみたいなシンプルなストーリーで、PTA映画にしては肩すかし。それを現実化させたダニエル・デイ・ルイスほか主役級3人の演技は見事。
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.7

良かったとこ1 安定のソーキン節
実話のはずだけど、モリーのキャラクターはアーロン・ソーキンが作ったとしか思えない頭の回転が速さ。アーサー・ミラーの「るつぼ」を遠回しに引用しつつ状況を似せてくるところ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

2.7

東映ヤクザ映画に韓国映画っぽい刑事コンビが乗り込んだような映画

良かったとこ 露悪的にならない残酷描写
痛そうなシーンや嫌なシーンは多く出てくるけれど、人が殺される瞬間とか人体欠損とかだけはあえて見
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.5

良かったとこ1 実在するとしか思えない演技
ムーニー役のブルックリン・プリンスは、どこまでが演技なのか分からないぐらい、本当に住んでる子のようだし、母親のブリア・ヴィネイトもいわゆる映画的な貧しいシン
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ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命(2016年製作の映画)

3.0

良かったとこ 様々なフッテージ
団地がスラム化した様など、歴史的なニュースではない分探しにくいフッテージがまとめて見られたので、50年代アメリカの都市計画の失敗事例を知るのには貴重な映像がたくさん見ら
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

2.7

観客をイラつかせることに全てを注いだような作品

良かったとこ1 居心地の悪いあれこれ
観客から共感など引き出すつもりがまるで無いシーンの数々が続く。かといって、居心地の悪さがワンパターンではないので
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

フィギュアスケート版「グッドフェローズ」という感じ。

良かったとこ1 編集
現在のインタビューと過去のシーンをテンポ良くリズミカルに切り替えていくことで、展開に推進力があるのが良かった。

良かった
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

2.5

大味なストーリーの中でソン・ガンホが孤軍奮闘した映画

良かったとこ ソン・ガンホの特に前半
改心するまでの男やもめでガサツでいいかげんなところは良かった。ソン・ガンホならこれぐらいの演技はお手の物。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

新作なのにすでに古典的な雰囲気も醸し出していた。

良かったとこ1 男俳優3人
主演のティモシー・シャラメ、アーミー・ハマーはもちろん、父親役のマイケル・スタールバーグも非常にいい役。いつも同じような
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

「チャーリーとチョコレート工場」と、「グーニーズ」を足して4で割って薄まったところに、大量の版権キャラを詰め込んだような作品

良かったとこ1 第二の鍵のシーン全体
全般的に色んなキャラの出オチが多い
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.5

良かったとこ1 整理されたストーリー
これだけの数のキャラクターを出して平等に見せ場を作りつつ、話も破綻させないってこと自体が、作り手に課されたハードル高すぎ。よくこんな難題に取り組めた。

良かった
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.3

良かったとこ 題材
シリア出身の人たちが、ISISに対抗してネットでラッカの惨状を伝え続けたという程度の知識しかなかったので、その始まりから今までを見ることができたということ自体は観た価値あった。
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港町(2018年製作の映画)

3.8

消え去ろうとしている社会を描くにあたり、仕込みでしょと言いたくなるくらいドンピシャな人々との出会いが続くのが良かった。話がループし続けるクミさん、絶妙に耳が遠いワイちゃん、チャキチャキの高祖のおばさん>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

3.9

生前葬と言えなくもないし、これ以上ないくらいの遺作

良かったとこ1 ハリー・ディーン・スタントンの存在感
そこにいるだけで独特な雰囲気が出る俳優だったのに加え、本人の自叙伝でしょと言いたくなるくらい
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

良かったとこ1 企画力
タイムリーなテーマを、偶然ではなく狙って短期間で制作して公開すること自体、なかなかできるものじゃない。おまけに、狙ったように賞レースには絡んで話題を呼んでそこそこ客が入るという
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

良かったとこ1 ゲイリー・オールドマンの演劇的な解釈
顔はチャーチルに似てないし、特殊メイクもチャーチルに似せるというより、いかにして太らずに済ませるかという超絶技巧だったので、ものまね芸として見るの
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.5

良かったとこ1 ドキュメンタリータッチの演出
淡々と描かれるミーティングや、同性愛のベッドシーンなど、盛り上げようと思えばいくらでもできそうなシーンを、あえてドキュメンタリーのように見せることで、フィ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.4

良かったとこ1 カラフルな死者の世界
ピニャータみたいな色彩の死者の世界を遠景で一望させるシーンなどは、とても手間がかかった映像で見応えがあった。

良かったとこ2 歌全般
マリアッチの曲のようなウン
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ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)

4.4

良かったとこ1 原告の人たちのしゃべり
前半は原告団の人たちが次々紹介される展開。工場労働者や工場の近隣被害者といった一般人ばかりにもかかわらず、関西弁も相まって、一人一人の話を聞いてて飽きない。ぼん
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.8

良かったとこ1 ファンティーヌ・アルドゥアン
イザベル・ユペールとか、ジャン=ルイ・トランティニャンみたいな名優が期待どおりなのはともかく、エヴ役のファンティーヌ・アルドゥアンの、ナイーブでかつ無関心
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

スーパーヒーロー映画の皮を被った、紛れも無いライアン・クーグラー作品

良かったとこ1 アフロフューチャリズム全開なデザイン
サン・ラかと言いたくなるような部族衣装や、未来都市のようなのに土壁で作った
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.6

良かったとこ1 相変わらずの作家性
映画好きの若者が書いたラノベみたいな、ごった煮のストーリーでありながら、色彩や水のモチーフなど、映画全体の統一感が全く破綻しないのはさすが。

良かったとこ2 モン
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.6

良かったとこ1 少女の変貌ぶり
表情に起伏はないものの、オープニングとエンディングでは明らかに顔つきが変わっている。この変化が無ければ、単なる変態性癖メタファーの映画になってたと思う。主演のギャランス
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.4

映像以上にボンヤリしたストーリーで退屈

良かったとこ 薄暗く狭苦しい絵作り
夜のシーンが長く、昼間も薄曇りばかり。画面もワイドじゃなく狭苦しい。ここに長居したいと思わせない屋敷づくりには成功していた
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.2

バズ・ラーマンのムーランルージュから若さや勢いを減らしたらこんな感じの映画になるかなという感じ

良かったとこ ミュージカルシーンとして良かったシーンも少しはあった
ヒュージャックマンとザックエフロン
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.4

良かったとこ1 幼少期のエピソード
おしどり夫婦の両親に育てられて近所から外に出ることもなかったという平凡な少年期と、そこにたまに挟まれる意味不明なエピソードのアンバランスさ。ブルーベルベットの雰囲気
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.4

良かったとこ ホテルの長い尋問シーン
ほぼここの再現ドラマのためにこの映画作ったでしょと言いたくなるくらい、中盤になって急に映画の密度が上がる。理不尽なスリラーでもあるし、勘違いの積み重ねによる不条理
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

良かったとこ1 期待を裏切る脚本
予告編から想像するのは、怒り、闘い、解決といった話だけど、後半は愛、理解、寛容に向けて収束していく。3枚の看板を巡ってミルドレッド、ディクソン、署長の3人の関係が徐
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

良かったとこ1 ウェルメイドに徹した脚本
パディントンを助ける人たちには必ず一つは見せ場があり、伏線として回収するための前振りもちゃんとしているので、見ていて爽快感がある。

良かったとこ2 飛び出す
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